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福島のこの頃〜2020年、マスクの夏

2020年08月29日
残暑お見舞い申し上げます。

コロナ禍が収まらないまま、長い梅雨、そして猛暑です。
我が地方は内陸特有の気候で猛暑。東北でありながら厳しい…まあ今では日本全国、夏はどこも厳しいと言っていいでしょうか(汗)
マスクをしながら熱中症にも気をつけなくてはならないという、ふぅ…皆さんお疲れさまです。

マスクの効果については、いろいろなデータがでてきていますが。ポリウレタンも布マスクもそれなりに効果あり。
一般生活で使うなら、不織布マスクを使い捨てが一番よさそうですが、私は不織布のかさかさした感じがちょっと苦手なので、今は布マスクを使用中。

春頃、夏の湿度と紫外線が、新型コロナの感染を抑えてくれるのではと期待していましたが、残念ながらそうはなりませんでしたね。
医療関係者や研究者の方たちの尽力により、死亡率や重症化率は下がってきましたが、まだまだわからないことだらけです。
わからないゆえに、1ヶ月前の説が、あっさり覆されるなんてこともありますが、それはしょうがないことかなと思います。
どんどん研究が進み、新しい説が生まれ、生まれては消え…。間違った説は潔く反省して、とにかく前に進むしかないです。
まずは、薬やワクチンができればなんですが…まあこればかりは、すぐにはできないのが辛いところです。

この状況は、いつまで続くのか?
第2波のピークを過ぎたかも?という説もありますが、地方では感染者が増え続けていて、楽観的な気分にはとうていなれません。
都市部と地方ではあらゆる状況が違うので、一律に考えることもできませんね。

いろいろありますが、経済活動は続けていくべきだと個人的には思っています。
一部の感染の温床を抑える時期は、とうに逃してしまったと思われるし、これ以上経済活動を抑えることの弊害ははかりしれません。例えですが、感染死より、経済死の方が身近なのです。

そして感染にともなう差別や誹謗中傷、日本人の嫌なところですね。感染したら「村八分」などという、久しぶりに聞くその言葉(汗)
全然良くないことですが、感染者がどんどん増えてくれば、多すぎて差別なんてなくなるのではと思っていましたが、ますますエスカレートしていくようで恐いです。
マスク警察や自粛警察、自警団気取りも困ったものです。特にネットは、安全な立場で言いたい放題。
一見正論のように見えても、私には、制限されている生活への不満や、経済不安、社会不安への「うさばらし」にしか見えません。
それって醜いと思いませんか?
誰かを批難する前に、ひと呼吸おいて考えてほしいです。

原発事故後もそうでしたが、命や子どもを持ち出せばなんでも許されると思ったら大間違い。そんなエネルギーあるなら、自分の生活が少しでも快適になる方向に向けるべきです。

夏のイベントはほとんど無くなりました。お祭りや花火大会、フェスやライブもない夏です。
ぱっと思いつくのは、ねぶたなど、1年の情熱を全てをそこに注ぎ込んでいる方もたくさんいるわけで、なんと言っていいのか。
わいわいするのが好きな人には辛い状況が続きます。
修学旅行もないらしい(当然か)
旅行は気をつければ大丈夫と思いますが、楽しめるかどうかも考えると、ちょっと引けてしまう私です。
私は旅好きというほどでもないし、人の多いところが好きなわけでもないですが、行けないと思うとなんとなく閉塞感が…(わがままです)

一方で感染リスクの少ない活動は、対策をした上で、どんどんやっていけばいいんじゃないかなと思います。
たとえば野球やテニスなら大丈夫そう。
…問題はスポーツそのものではなくて、合宿とか食事、移動など、たぶんスポーツ以外のところですよね。競技時間など一定の時間を注意しながら行動できても、24時間となるとそれはメンタル的にも難しいです。

10項目のうち、1つでも2つでも感染リスクが低い行動や娯楽、スポーツがあるならやったらいい。
換気のされた電車やパチンコ、映画館などは、大声を出すこともないので感染リスクは低いらしい。
そこで息抜き、気分転換できたり、楽しめたりする人が、1人でも2人でも増やすことが、みんな我慢してるのだからと同調圧力をかけるより、ずっと社会の安定につながるように思います。
どこにいても、完全に防ぐことはできないということは肝に命じて。

先日、福島県郡山市で大きなガス爆発事故がありました。
事故現場は何もかも吹き飛び、鉄骨はねじ曲がり、空爆を受け方のかと思う程です。周辺の建物の被害は広範囲にわたり、市は罹災証明書をだして支援しています。
たまたま近くの銀行にいた方も巻き添えで重傷。注意して防ぐこともできません。こういう事故があると、この世の中に安全なところなどどこにもないのだなと実感します。
原発事故、台風、コロナ、交通事故や熱中症もあります。



そんな夏もまもなく終わる…などと、だらだら書いていると…
安倍首相辞任のニュース。
持病である難病、潰瘍性大腸炎が悪化したことから、治療に専念するとのこと。お疲れさまでした。
近頃はだいぶ疲れて見えましたね。
この病気は症状の重い活動期と寛解期を繰り返します。知り合いにいましたが、活動期はかなり辛いようで、親御さんが替わってあげられるならと泣きそうになっていたことをおぼえています(知り合いも20代で発症したので)。
ただ、寛解期は普通に生活できるのが幸い。わりと患者数が多く、治療も進歩していると思います。

安倍政権については、功罪様々、報道されています。
支持するかどうかという意味では、私は支持はしかねます。
株価や経済全般を見れば、日本国として良くなったかもしれませんが、恩恵は大企業とごく一部の方だけのように見えます。
貧富の差は広がり、私たち庶民の暮しは厳しさを増し、心にも余裕がなくなり、社会はぎすぎすしていると感じています。
日本はもっと暮しやすい国だったと思うのですが。
それは森友問題など、数々の疑惑など長期すぎる政権の弊害(のように見える)より、もっと大きな問題だと思います。

私たちの自助努力が足りないのかと思うこともありますが、そうとばかりは言えないでしょう。
特に貧困によって、若者が臆病になったと感じますし、厳しい環境の子どもが増えたと思います。

コロナ関連の対策にしてもしかり…政治家や行政は本来のやるべき仕事より、保身に走っているのではないでしょうか。
少子高齢化なども含めると、日本の抱える問題は、全て現政権のせいではないですが、もっと国民のためにやることがあるのではと、日々感じています。

余談ですが、近年マスコミ、報道がだめになったと言う方が多く、私もそう思います。
おもしろいのは…というもナンですが、
安倍政権について…
マスコミは、安倍政権の言いなりで、都合のいいことしか報道しない。
という一方で…
マスコミは安倍政権を正当に評価しないで、足を引っ張ってばかりいる。
Twitterなどをみていると、両方入り乱れてすごい(汗)
このあたり、誰かの意見を鵜呑みにするのではなく、きちんと自分で考えたいところです。

まずは、次の総理に期待したいところです。
何度も書いていますが、政治家や行政は批判されることも仕事です。
一番危険なのは無関心です。どんどん声をあげ、よりよい政治になっていけば、いいのです。
立派な人(政治家)を選んだら、あとはおまかせ、そういう時代ではないと思っています。

夏が終わると台風シーズン、福島に甚大な被害をもたらした昨年10月の台風は、まだ記憶に新しい。
災害の規模は年々大きくなり、ダムや堤防などの防災でなんとかなるレベルは越えているように感じています。
皆さんもどうかお気をつけ下さい。

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線路にて〜2020年の夏

2020年08月08日
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龍の馬も今も得てしかあをによし奈良の都に行きて来む為
大伴旅人 万葉集

空を飛ぶという龍の馬が欲しいものです。奈良の都に飛んで行ってまた帰ってくるために。
やはり相手は恋人でしょうか。
今すぐ会いたい…そんな気持ちがあふれていますね。

自由に旅をしたり、遠距離の恋人に会いに行ったり、帰省したり、ごく普通のことを慎重に考えなくてはならない。
新型コロナウイルスのために、そんな困った夏になってしまいました。

制約はごく一時的なものだろうと、GWの頃には考えていましたが、想像を超えて長く続き、夏休みや夏期休暇も事実上の自粛と受け止めるしかない状況にあります。
我が福島県でも、首都圏からの帰省はご遠慮下さいというムードです。
感染拡大の地域では、辛い状況の方がたくさんいて、なぐさめの言葉もありません。

行政には失望することが多いですが、どこをどうすればという答えは、地域、人や職業によって違います。ひとりひとりもそれぞれ考えて行動しなくてはならない問題です。
厳しい制限を課すこともあれば、妥協とバランスで乗り切ることができるかもしれません。

少なくとも、度を越す程他人の言動を非難したり、よくわからない感染予防の話に乗ってしまうする前に、落ち着いて考えて欲しいものです。
そのためには、個々ができるだけ普通の暮らし、生活の中にメリハリやリズムをつくる事が大事なんじゃないかと思っています。

まだまだ暑い日が続きます。
マスクは適宜に、どうぞご自愛下さい。

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福島のこの頃、熊のこの頃

2020年07月31日


集落や市街地に出没する野生の熊が問題なることが多くなりました。
7月初め、ついに我家の近くにも熊が出没して騒ぎに。
休日の買い出しから帰宅すると自宅近くでパトカーを見かけ、何かあったのかと思いましたが、熊でした。
田舎とはいっても熊の生息域の山々からは離れているので、困ったことになりました。

実は2年程前の夏にも熊が出没しています。
早起きの近所の方が、起きて窓を開けると庭に熊…目が合ったそうで(汗)すぐ通報し、朝から町の広報車が注意を呼びかけていました。その後、目撃情報はなく、ほっとしたところです。

山菜採りや登山で熊に遭遇することは、それは我々が熊の生息地に入ったからであって、驚くことではありません。
私の生活圏ですと、奥羽山脈の吾妻山〜安達太良山〜磐梯山にかけて熊がいますから、その山の麓では普通に熊が出ます。
熊は脅かしたり、パニックにならないかぎり人を襲うことはほぼなく、山に隠れてしまうといわれています。
トレッキングや山菜採りに…どっちかいうアウトドアの私ですが、これまで熊に遭遇したことはありません。ただ熊に遭遇することは想定内と思っています。

夏は春の山菜が終わりエサが少なくなるので里の方に下りてきてしまう傾向があるそうです。
この夏、近所に出没した熊は体長1mくらい、子熊ではないかとのこと。その後も住宅地などでたびたび目撃されることに。
時間帯も日中です。熊の活動時間は一般的に早朝と夕方、もし定住している熊ならばそのような時間になるはずですが…
そして我家は田舎とはいえ、熊の生息域からはかなり外れ…いろいろ考えると、本来住んでいた山から離れ、迷走しているとしか思えないんですよね。
学校も近い、これはちょっとまずい…山に帰ってほしいけれど…

そんなこんなの次の週末、近所の散歩はまずいかも?
というわけで、散策に出かけたのは福島市の民家園、そして時間があったので、民家園からも近い「四季の里」へ。
「四季の里」は芝生や水場が整備され、飲食店もある都市公園ですが、公園の奥には「水林自然林」として静かな森の遊歩道があるので、時々やってきます。

週末の公園は普段から家族連れでにぎやかですが、おりからのコロナ対策で、出入り口では検温、緊急時の連絡先の記入、サーモカメラでチェックまで…やれやれ、面倒な時代になったなあとつくづく。
手続きをすませ、にぎやかな公園はさっさと素通りし、森の中を歩きはじめました。写真はその「水林自然林」、緑の陰がとても気持ちのいい場所なのです。

歩き出してしばらくすると、あれ?…スタッフの方が追いかけてきました。
「実は今日の午前中、ここに熊が出まして…」
驚かないのですが…自宅付近の熊を避けて、ここでも熊とは…。
そういえば「熊注意」の立て札はあったな…
公園は吾妻山の麓なので、熊が出ることはこれまでもたびたび…。注意看板も至る所にありますが、すっかり慣れてしまっています。
スタッフは、禁止とはいわないけど、あきらかに「お願い、行かないで…」の表情。
まあ無理強いするわけにもいかず、公園に戻ることにしました。
開けた人の多い所に熊はわざわざやってきません。猛暑日の公園にはたくさんの家族連れ、三密ってほどではないけれど。
ふと…

日曜日、三密避けて熊に会う

という言葉が浮かび…。
いやいや、熊にはまだ会ってないし(汗)

帰宅するとお知らせがきていました。
我が近所に出没した熊が駆除されたとのこと。
先ほどまでいた「水林自然林」なら、熊は吾妻山の方へ帰ることもできそうですが、ここは熊の生息域から離れてしまっている。学校や住宅地あるところ、被害が出る前にとなったらしい。
かわいそうだけれども、人が暮らす上ではやむを得ません。

熊の出没が問題になってきた背景には、昔は熊の住む山と人家の間には畑があり、緩衝地になっていたけれど、農業が廃れ畑が荒れてしまったことで、熊は山の延長で人の近くまで来るようになったとか、山が荒れて熊の食料が少なくなったからなど、いろいろな説があります。
人と野生動物は、本来住み分けできていたはずですが…。
ソーシャルディスタンスは、人と人の間だけでなくて、人と野生動物、人と熊の間にも必要。
そうやってうまくつきあっていけたらいいのですが…。

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余談
最近知ったのですが、朝ドラ「エール」のオープニングで登場する森は、この水林自然林だとか。言われてみれば、大きな石がごろごろしていて見覚えのある風景でした。

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風の通り道

2020年06月07日


日は長くなり、夏のような日も多くなってきました。
涼しくなる夕方を待って散歩に出かけると、川沿いはさわやかな風が吹き、なんだか生き返るようです。

大きなラブラドールを散歩させている方に会いました。ここは人けも少ないので、川で水遊びさせていたらしい。
私を見て、慌ててマスクをしたりして、いやいや外でそんなに気をつかわなくてもいいんですが…第一私もマスクしてないし(汗)

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新型コロナウイルスの状況は日々変わり続けています。
まだまだ安心はできないけれど、昨日よりは今日、先週よりは今週というように、少しずつ物事は動き始めているように感じられます。

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福島のこの頃〜2020年春から夏へ

2020年05月25日
皆さんお元気ですか?
寝ても覚めても、新型コロナウィルスからは逃れられない。これからどうなるのだろう…という日常から、少しずつ感染がおさまり、緊急事態宣言も解除されるところまでになりました。
まだ安心はできませんが、対策などが、具体的でわかりやすくなってきたことで、多くの人に落ち着きが戻ってきたような気がします。
専門家会議についてあれこれ言う人も多いけれど、国に押し切られることなく、冷静にきちんと仕事をしたことも大きいと思います。

「ウィルスは動かない、人が運ぶもの」その通り。
ここまで、私たちはがんばってきなあとつくづく。我家は田舎なので、そもそも人が少なく、その点は楽ですが、首都圏の方はGWも自粛、人との接触を80%減らすのは大変です。お疲れさまでした。

それにしても、一時は日本はもうおしまいか?というくらい追いつめられましたが、感染爆発もせず医療崩壊もせずここまで来たのは未だに謎らしい。
少し落ち着いたこともあり、私は科学的好奇心からとても気になっています。
ライフスタイルや衛生観念、BCGとかいろいろ…、でもよくわからないらしい。何か一つが要因ではなく、複合的な結果でしょうけれど。

ウィルスの仮説の一つに、太陽光(紫外線)と湿度でウィルスは不活性化するというのがありましたが、であれば夏に収まるかもしれません。
田舎暮らしで、最近はアウトドアの私にとってはこれがほんとならうれしい(笑)農業林業、屋外スポーツも安心です。
秋にまた2波、3波が来るかもしれませんが、夏の小康状態で一息ついて、また仕切り直しもできそうな気持ちにもなります。

移動や観客の多いスポーツやイベントは、これからもいろいろ大変そうです。
夏の高校野球中止は大きなニュースになりましたが、我が福島県は合唱王国、全国のコンクールがほぼ全て中止になってしまったことが残念でなりません。しょうがないでしょうか。

これが国際大会、国際コンクール、そしてオリンピックともなるともっと難しい。開催国だけの問題ではないので。
航空業界の見通しでは、国際線の需要がコロナ前まで戻るには、4年くらいかかるとか。国内を自由に行き来、世界を行き来、イベントや国際大会が開催されるのは?うーん道のりは長い。

経済活動の再開も順調にいけばいいですが、今回のダメージはあまりに大きすぎて…
ここからまた普通に仕事をして、暮していけるのか、正直私は自信がありません。
たとえば、サービス業に求められる「新しい生活様式」は人数を制限したり、このまままでは実質、人を減らす=売上減少となってしまうわけで、そこでうまくやっていけるのか?…等々。

これからは、経済、社会の問題、そして心の問題です。
経済的不安、人間関係の不安定さは、人を簡単に追いつめてしまう。心が折れてしまう。何となくやり過ごしてきてた問題が、大きな災害によって露になってしまうこともあります。
あるいは人の別の面が見えてくる。差別や誹謗中傷。これは震災と原発事故後の時と全く同じです。
絆が生まれることもあるでしょうが…そんなきれいなことばかりではないんですよね。

それは、国や政治にも言えることです。
(今のところ)結果として感染をここまで抑えられたにもかかわらず、内閣の支持率は低い。ドイツや台湾とはかなり違っています。
それは、国が私たちのことを見ているのか?考えてくれているのかな?ということではないでしょうか。様々な考え方はあっても、今回は不安ばかりが大きくなっていったように思います。
こんな時こそ、私たちを守ってくれるのが政治ですが、世論によってようやく動いたという印象。野党ももっとしっかりしてほしいのですが。

政治は国民のためにあるわけですから、批判や不満の声をあげるのは、私たちの当然の権利だと思います。批判されるということは、期待されていることでもあり、批判されてこその役目だし、存在意味のある立場、仕事だと思います。
震災と原発事故以降、ずっとそのように私は考えています。こういう時だからこそです。

これからですよね。この長くなりそうなウィルスとの付き合いをどうしていくか。
私たちはどんどん声をあげるべきだし、政治を見つめ、批判し、要求し、期待するべきだと思います。そして選挙に行くことです。
今回のウィルスが収まっても、また新たな感染や災害がおきることを想定しながら暮していかなくてはならない。政治の果たす役割は、これからも大きいと思います。

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