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夏の一切経山、浄土平で出会った植物

2020年08月05日
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梅雨の狭間をぬってのトレッキング。季節の花がきれいでした。
実際のところ、あの花!…と狙って出かけても早かったり遅かったりするのがあたりまえの高山植物、その時どんな花が咲いているかはご縁のようなものですね。(2020年7月24日)

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登山口、標高がまだ低い場所にはイワオトギリ。里山のオトギリソウより小振りな分、花が大きく見えて可憐です。

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赤いつぼみがアクセントでかわいい。
オトギリソウは我家の近所にもあるけれど、つぼみはこんなに赤くないと思う。

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湿原の白い花はシラネセンキュウ。
セリ科の花は似ているので毎回調べてるような気がする。

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マルバシモツケは花盛り、たくさん咲いてました。

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クロマメノキ、ブルーベリーそっくり。

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イワカガミの花の後。

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湿原には小さなリンドウ、小さくて気にもとめず通り過ぎる人が多いけれど、可憐で美しい、見入ってしまいます。
ずっとミヤマリンドウだと思っていましたが、調べてみるとタテヤマリンドウ。わかりにくいですが、花の中心にそばかすがあるのがタテヤマリンドウ。

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緑の湿原にポツポツと青いリンドウ。

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可憐ですねえ。

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ネバリノギラン
これが咲いた状態というちと地味な花。

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うれしかったのはハクサンシャクナゲの花盛りだったこと。
梅雨時に咲くこともあり、たくさん咲いている所にはなかなか遭遇しないのです。

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つぼみの濃いピンクが淡い色で開花していく様子が美しい。

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鎌沼のほとりは、コバイケイソウの群生地。
花はもう終わっているけれど、そもそも花の跡が少ない、今年は花の少ない年だっもよう。

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モミジカラマツ(紅葉唐松)。

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キタゴヨウ

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松ぼっくりがでかい。巨大魚のウロコのよう。

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オオシラビソ(アオモリトドマツ)

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新緑のグラデーションが美しい。

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アカマツ

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初夏、いちめんの綿毛がきれいだったワタスゲはアンディー・ウォホール風に変身。

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少し離れた所に遅いワタスゲの花。

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ゴゼンタチバナ

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ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
花柱(雌しべ)が象の鼻のように伸びてくるっとまるまっているのが特徴。

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トリアシショウマ、ショウマの仲間は似ているので自信がないけれど。

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クロヅル

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イタドリは我が近所にもたくさんあるのですが、種類がよくわからない。

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イタドリの赤い花のものをメイゲツソウ、あるいはベニイタドリ。このあたり検索する度にいろいろ出てきて名称が定着してない感じ。

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ニガナも特定が難しい、これはハナニガナか?

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ダケカンバの樹皮は天気がよければ輝くように白いのだけれど。

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ミネザクラ、たくさんのサクランボが実ってます。

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アキノキリンソウを1輪だけみつけました。

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ヤマハハコのつぼみ。

アキノキリンソウ、ヤマハハコ…7月下旬でも山には秋が近づいてますね。

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道路沿いで見つけたコウリンタンポポ、やっぱり秋が早い。

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夏の一切経山トレッキング

2020年08月04日
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久しぶりの一切経山トレッキングです。
登山口の浄土平は磐梯吾妻スカイラインのドライブ含めて、散策にたびたびやってきていましたが、火山活動が活発になり登山禁止の期間もあったりで、本当に久しぶりという感じです。(2020年7月24日)

コース(約5時間)
浄土平駐車場〜酸ヶ平湿原〜酸ヶ平避難小屋〜一切経山頂上〜酸ヶ平避難小屋〜酸ヶ平湿原〜鎌沼・姥ヶ原〜浄土平駐車場

浄土平ビジターセンター

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午前中は絶好の登山日和。雲もあったけれどとにかくきれいな空をたくさん見ました。

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細かなうろこ雲が美しい。
長い梅雨の合間、久しぶりの青空、登山でなくても磐梯吾妻スカイラインはドライブに最高。浄土平駐車場はほぼ満車でした。登山者向けの奥の駐車場にもかなりの車でした。
GoToキャンペーンの是非もあり、ここまで来る道筋でも、なんとなく他県ナンバーの車を探してしまいましたが、9割くらいが県内と近県、10台に1台くらいが首都圏とその近郊という感じ。

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イワオトギリがたくさん咲いています。里山のオトギリソウより小ぶりです。

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マルバシモツケも盛りです。

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登山口の湿原と灌木の林を抜けると本格的な登山道、気分も上がります。

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ぬかるんでいるかなと思った場所は、木道が新たに整備されていました。
歩くと途端に汗ばむのですが、時おり風もあり快適です。

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鎌沼に続く分岐の酸ヶ平湿原、奥に酸ヶ平避難小屋が見えてきました。
避難小屋は火山活動に対応したコンクリートのがっちりした作りです。私は素通りでしたが、中には結構人がいました。
帰り道に通った時はちょうど昼食の時間帯、三密ってほどではないけれど、小屋ではたくさん人が昼食を食べていました。こんなに快適な天気、わざわざ密な小屋に入らなくてもいいんじゃないかと思いましたが…(ま、人ごとだけどね)

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高層と低層の雲のコラボレーション。

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酸ヶ平避難小屋をすぎてからが傾斜がきつくなり、このルートで一番の難所。石もごろごろしてすべりやすいのです。
登山客も多かったこの日、早い下山と遅い登山(私)がここで重なり、人を最も多く感じました。

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見下ろせば、登山道の分岐と避難小屋。

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酸ヶ平湿原の先に鎌沼が見えます。この開けた景色はとても好きです。
帰りは鎌沼を通ります。

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頂上です。おお〜人がけっこういますね。
頂上はたいてい風が強いのですが、この日も強かったなあ。

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そして最大の目的、魔女の瞳こと五色沼を見下ろすビューポイントへ。

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少し薄曇りでしたが雲がぐんぐん動きます。時々太陽が顔をだすと、湖面がとたんに鮮やかな色になり、登山客から歓声があがります。

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濃い青からエメラルドグリーン、神秘的な美しさです。

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西吾妻方面、濃い緑の山々を雲の陰が通り過ぎていきます。

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いつまで見ていても飽きませんが、風はやっぱり強いので、昼食は当初の予定通り鎌沼まで行ってからにすることに。

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頂上近くからは磐梯山も見えるポイントですが、この日は雲がかかっていました。

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頂上から少し下ると、吾妻小富士の噴火口がとても近くに感じられます。
ちょっとゴマでも擂りましょうか?ってくらい、きれいなすり鉢状の火口です。

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吾妻小富士の麓、遠くにスカイラインが見えますが、なんと渋滞?
浄土平駐車場に入る車で、一時的に渋滞になっていたらしい。

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登りもキツいが、下りは滑りやすいので危険箇所、慎重に。

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鎌沼に到着は12:30くらい、すでに人出のピークは過ぎて、人もまばらです。
ここは頂上のような強風はなく穏やか、静かな湖面を眺めながら昼食です。

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目の前に小さなリンドウ。この日たくさん目にしたタテヤマリンドウです。

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リュックの中身をお腹に入れ替えたところで、鎌沼をめぐり下山です。
鎌沼周辺は湿原に木道、平坦なので散歩気分です。

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わかった、わかった、クマ鈴も持ってるし。

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曇ってきたけれど、とても静かで落ち着く風景。

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シャクナゲが満開でした。
山を歩いているとシャクナゲの木はたくさん見るけれど、咲いているところに遭遇するのは珍しいのでとてもうれしい。

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花も大きくて見事。

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ナナンカマド、早い紅葉が始まっています。

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だいぶ下ってきました。

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前日までの雨で小川なっている箇所もあるけれど、思った程ひどくはないです。

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白い噴気が…火山活動がわかりますね。

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吾妻小富士に登っていく人たち。軽く登れるけれど、スニーカー以上で、あと日陰がないので炎天下は要注意。

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さあ、ゴールの浄土平湿原です。少し陰ってきたからでしょうか、湿原が秋色になってきたように見えました。

午後2時半、もう少し散策しようか、吾妻小富士まで登ってみようか考えていると、空からボツリ…夕方から雨の予報でした。
引き上げた方が良さそうと車に戻ったとたん、本格的に降り始めました。
まだ山にいる人は大丈夫だろうか?やっぱり登山に雨具は必要ですね。



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浄土平のワタスゲ

2020年06月30日
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久しぶりやってきた浄土平の湿原は一面のワタスゲでした(2020年6月21日)
イワカガミの時期を逃してしまった、残念と思っていましたが、一面のワタスゲがも見事です。

浄土平ビジターセンター

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国道から木道の林を抜けて湿原に出ると別世界、一面のワタスゲが咲いています。
実はこの湿原、国道や駐車場など人工物も近いのですが、この日は濃い霧がかかっていて見事に隠され、幻想的な風景が広がりました。

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時おり風が吹くとふるふると揺れるさまが一段とかわいらしい。
時々すれ違う人も、口々にかわいい〜、かわいい〜と写真を撮ってました(笑)

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カヤツリグサ科 わたすげ(綿菅)
花と言っても綿毛、綿毛の前の花は地味で気がつかないくらいです。


人も霞んでいます。

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池塘を彩るワタスゲ
美しい…いつまで見ていても飽きません。

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湿原のあちこちにイソツツジ。ちいさなシャクナゲという感じ。
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浄土平、桶沼から吾妻小舎

2020年06月30日
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浄土平まできて、時間があれば桶沼まで行ってみます。

浄土平ビジターセンター

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磐梯吾妻スカイラインをドライブし、浄土平まできてもすぐ近くの桶沼まで来る人はあまりいません。
というのも、歩いて10分くらいと短いけれど、深い森の急な山道を歩かなくてはならないからでしょう。

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この日は曇り、浄土平一帯は濃い霧がかかっています。

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風によって時おり現れる沼が神秘的です。

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桶沼からは、別の道を下って下りることに。
同じ自然のはずですが、すぐ近くの浄土平とも一切経山の森の雰囲気とも違う。常緑の木々が茂り、枝がうねっていたり、亜熱帯の森のような雰囲気があります。

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まだ咲いていたヤシオツツジ。

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深い森を抜けると、吾妻小舎の前にでました。
1934年開業の歴史ある山小屋、風格がありますね。
人も多く訪れるメジャーな観光地浄土平が近くにあるのに、ここはひっそり、別世界の雰囲気でした。

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5月の日山トレッキング

2020年05月12日
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天候も良かったGW、ハイキング気分でやってきたのは阿武隈山地の日山です(2020年5月3日)。
東西に長い二本松市(旧岩代町)の東の端、有名な合戦場の桜から、車でさらに30分くらいかかります。
日山は基本静かな山、ここは葛尾村、浪江町に接しています。
トレッキングとしてより「富士山が見える山」としての方が有名で、冬場でも空気が澄む日は、富士山狙うカメラマンが結構訪れているらしい。

日山 ひやま ( 天王山 てんのうざん ) - 福島の山々
日山 | 二本松市公式ウェブサイト
県立自然公園の日山は、阿武隈山系第二の高峰として知られ、山頂からの視界も広く、条件が良ければはるか太平洋を望むことができます。標高1057メートルの山頂付近には三つの社が祭られ、古くから信仰の山として崇められてきました。
また、「日山から富士山が見える」と昔から言い伝えられていましたが、平成12年に撮影された写真で、はじめてその言い伝えが正しいことが証明されました。以来、富士山が見える北限(北遠)の山として、その名が知られつつあります。


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ルートはいろいろありますが、今回は最も簡単そうな田沢登山口から。山頂まで1時間とあります。
阿武隈山系の山は荒れているところも多いのですが、ここは登山口、登山道共にきれいに整備されています。
駐車場の手前では地元の方が道路を掃除していました。近くにはキャンプ場やバンガロー、頂上には社、手をかけ整備していることがよくわかります。

登山口にある大きな桜は「日山の桜」。二本松市で一番遅く咲くとされ、ガイドブックなどにも掲載されています。一度満開の時に来てみたいと思っているのですが、開花情報がイマイチわからず、来てみて見頃を外すのもなあ…と思っていた桜。SNSなどにもひっかかってこない、ちょっとマイナーな桜です。
この日は散ってまもないくらい?やはり開花はかなり遅いですね。

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すぐ近くには大きな養鶏場、そして牧場。歩きはじめると、早くも傾斜がきつくて、あれれ、ハイキングコースじゃないんだっけ?
この日は晴天の真夏日、二本松市は全国1、2位を争う30度越えでした。早くも汗だくです。

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日当りのいい牧場の端にはキジムシロ

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日陰にはセントウソウ

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標高が上がってくると、木々が芽吹いていた登山口と違って冬山みたいな風景です。
それにしても登りがきつい……暑い、この日は真夏日(汗)

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早春の花ムシカリ

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この新芽はなんでしょう?

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エンレイソウ

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少し傾斜が緩やかになってきたあたりで巨木群、ここは参道でもあることを思い出させます。

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続いて現れたのは巨石群、霊峰という雰囲気になってきました。

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切り出したみたいな形ですが、自然石です。


ようやく頂上です!
実際ルートは短いのですが、思った以上に登りがキツくてバテたってことです。
頂上は広場のように開けていて、社、大きな展望台があります。ここから富士山狙うわけか〜富士山は望めなくても、太平洋が見えたらいいなと思っていましたが、高気温もあり空気がもやっていて、見晴らしは今ひとつでした。晴天なのにちょっと残念。

頂上には7〜8人いたでしょうか。これが多いのか少ないのかはわかりません。登山口の駐車場には車が2台ありましたが、ルートがいろいろあるので違うルートの人が多そう。

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日山神社

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帰りは茂原登山口へ下ります。
距離はずっと長いのですが、なだらかでとても歩きやすい。

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あちこち巨石だらけ、「胎内岩」なんてのもあります。

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妖怪の白い指!…もうそれしか想像できない(妄想)

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エイザンスミレ、とても優雅な雰囲気で見つけるとうれしくなります。

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あまり見た記憶がない白い花、足首程の草丈です。
調べてみると、ナデシコ科ワチガイソウ属であるのは間違いなさそうで、ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草)かなと思いますが、ワチガイソウ(輪違草)、ワダソウ(和田草) かもしれない。

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雑木林を下りるとカラマツ林。

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カラマツの新緑が美しい。

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里が見えてきました。ここはおおきく視界が開け、東屋あり眺めを楽しみながら休憩できます。

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特徴のある尖った山は羽山(麓山)

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さっきまでいた日山が遠くに見えます。ふもとの白っぽい建物は、登山口近くにあった養鶏場、かなり大きい施設です。

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ポツンと一軒家的風景。

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ハルリンドウ

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ここまでがなだらかでしたが、カラマツ林を下っていくと、長い階段状の道に。膝弱い人は大変かもしれません。登ってくるのも大変そうです。

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茂原登山口まで降りてきました。ここから車を停めた田沢登山口まで戻ります。

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まだ遅い桜が咲いていました。

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