「フィギュアスケートとジェンダー-ぼくらに寄り添うスポーツの力 」後藤 太輔著

2018年05月26日


フィギュアスケート界では男女選手の交流・協力活動が多く、引退後も、コーチ、プロスケーター、振付師、衣装デザイナーなど多ジャンルで活躍している。インストラクター協会理事にも女性が多く、他のスポーツと比べ、ジェンダーバイアスが少ない競技といえる。海外では、現役選手による同性愛カミングアウト、アラブの選手によるヒジャブ着用など、社会に対して積極的にアピールする選手も多い。本書は、フィギュアスケートとジェンダーを切り口に、スポーツと社会の繫がり、2020年東京五輪パラリンピックへの向き合い方を伝える。 現役記者ならではの豊富な取材に基づく逸話が満載!

フィギュアスケートをメインに、フィギュアスケートを取り巻く環境、日本と世界の違い、そしてスポーツやアスリートの、社会の関わり方について幅広く書かれています。
フィギュアスケートだけ、特定のスケーターだけにフォーカスした本とは全く違い、他のスポーツにも多くのページが割かれていますが、フィギュアスケートを客観的に捉えるという意味でもおもしろかったです。
記者としてたくさんの競技を見てきたからこその視点だなと思います。
たくさんの項目があるため、コンテンツの掘り下げが浅い面もありますが、興味を持てば、今の時代ネットなどで情報やその後の状況を知ることができます。それよりも、スポーツやアスリートの社会への影響力、果たすべき役割がこんなにあるのだなと知っただけでも有意義。読み応えがありました。

そうはいってもフィギュアスケート。新聞記事など一般的な報道では知ることのない裏話などもあり楽しめます。
フィギュアスケートの歴史、アダムやジェフ、ジョニーなど、性的マイノリティの選手がわりと多いこと。
美姫ちゃんを例に、日本はシングルマザーに敬意がないこと。
「日本は一つの道を極めることが美徳という考え方がある」
結果として恋愛や結婚、セカンドキャリアを考えることに批判的になってしまう。たしかに日本はアスリートにこうあるべきという型で見てしまうことが多いですよね。

なにかとギクシャクして日韓や日中関係もフィギュアスケートではオープンで、昔から友好的な関係だったらしい。
中国ペアの父ヤオピンコーチに、フィギュアスケートの基礎を教えたのは杉田秀男先生。
小学生の羽生結弦選手を指導していた都築章一郎コーチ、佐藤信夫コーチも中国で指導者育成をしていたらしい。
その都築コーチの指導を受けたのが、佐野稔コーチ、五十嵐文男さん、長久保裕コーチ。中野園子コーチは佐藤信夫コーチの教え子。
キム・ヨナ選手の韓国でのコーチ、シン・ヘスクコーチは選手時代、日本にスケート留学、樋口豊コーチから基礎を学んでいた。
都築コーチの指導のルーツは旧ソ連、つまり日本の指導のルーツはソ連なんですね…まあ、ちょっと考えてみれば納得ですが。
初めて知ることも多かったです。

戦争や民族紛争とスポーツの関わりでは、紛争地ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のサッカー監督オシム。
教育とスポーツでは、浅田真央選手や髙橋大輔、弱さや失敗を隠さない選手から学ぶこと。
ケガにより体について勉強に励み、理論的に自分をとらえ、練習を工夫することで五輪連覇を成し遂げた羽生結弦選手

貧困や虐待、難病においてもスポーツは大きな力がある。
ドッジボール、サッカー、野球、バスケ…スポーツのトップチーム、トップアスリートは社会的影響力が大きい、より社会貢献活動に取り組むべき。そこが一番進んでいるのはアメリカになるのかな。意識が違うような気がします。
日本ではボクシング坂本博之選手、Jリーグ選手の取組み。そして羽生結弦選手と東日本大震災。
スポーツの力でどこまで社会を変えることができるか?パラリンピックの意義と課題など。

摂食障害、ドーピング、暴力問題、スポーツが抱える問題についても。
ユリアやグレイシーが追い込まれた末の摂食障害。
ケガをきっかけに栄養面を見直し、体重は増えてもパフォーマンスは向上した宮原知子選手のことなど(身長2cm伸びた!)

クリーンなイメージを求められているわりにそうではないのもスポーツ。
最近の大相撲、FIFA、アメフトの問題をみてもその根深さに気が滅入ることもありますよね。仲間内で占められるために自浄作用が働かないと…わかっていることなんですけどねえ。

社会問題など、本書はとにかくたくさんのことに触れています。
勝ち負けだけでなく、負けや失敗、ケガをした姿も伝え、読んだ人に共感してもらいたい。特にこれからの社会を担う子ども達へ、厳しい環境に置かれた子ども達の力になりたい。それが後藤さんの思いです。
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フィギュアスケート雑感 2018シーズンに向かって

2018年05月04日
オリンピックシーズンを終えて、引退のニュースもでてます。寂しいですが、いつかは来ることだし、人生はまだまだこれから、元気にスタートして欲しいものです。
そのような思いをだらだら書こうと思っているうちに、新シーズンの話題もどんどん出てきて、気がつけばアイスショー真っ最中。新プロの情報もぼちぼち。出来事が早くて追いつけない私なのでした(汗)

パトちゃん、マックスはセカンドキャリアばっちりですね。
パトちゃんの引退ニュースがTwitterにどんどん流れて来て、それがみんな明るくていいなと思いました。「引退」というとついしんみりしてしまいますが、新しい出発をにぎやかにお祝いしていいわけで。

デュハメル&ラドフォード組引退、カナダの筋肉が1人減りますね。
サフマソはショーに出るけど1年休養。その後はまだ未定。ショーもいいけど、コンペの神業も見たい。
ストクリが現役続行がうれしい。オリンピック出場は叶わなかったけれど、彼らのいい時がどんだけすごいか、まだまだいけそう。
モスコヴィッチさんも引退か〜、イリュチキナはどうするんですか?
ペアの解散や新結成も出てますね。
成美ちゃんもついに引退です。彼女が日本のペア向上に果たした功績を讃えたいです。相方の嶺君は続行、いいパートナーがみつかりますように。
エミューちゃん(コストナー)はゆっくり考えるとか。
アダムやアシュリーはどうするのかな?アダムはすごく有名になったことで新しい道が開けそうではありますが。
グレイシーも元気でいるだろうか?コーチをはじめそうですが、現役はないのかな。まだスケーターとして戻ってきて欲しいですが、一番は健康、そしてスケートがあってもなくても幸せになることですよね。
引退と思われるジジュンもコーチをしてるらしい。
渋谷家は1年休養なんですね。気がつけばもう長いことトップ争いでがんばっているんですよね。

真凜ちゃんと太一君がラファエルのところへ
不本意なオリンピックシーズンだっっとしても、日本大好き、食べることが大好きで、メイクやファッションを楽しむイマドキのJKであり、日本のTVでアイドルとなっていた真凜ちゃんが、日本以外に拠点を移したことにはびっくりでした。
実際、浜田コーチ以上のコーチというのそういないわけですが、環境を変えることも大事なんでしょう。真凜ちゃんのアスリートとしての本気度、覚悟が感じられます。
なんでもできてしまう器用さとアイドル並みのキャラ、あとは覚醒だけか?スケート漬けの日々になりそうですが、すぐに友だちつくってオフを楽しみそうでもあり…(笑)
太一君と一緒なので安心な部分もありますが、太一君が大化けもあるそうで楽しみです。

荒川さん殿堂入り、なんかこうおめでたいとの、現役でなくなって、ずいぶん時がたってしまったのだなと、しみじみ。
真央ちゃんやゆづもいずれ…でしょう。

ゆづの仙台が緯線パレード、ニュース見てるだけでもすごかったですねえ。
なにも大混雑に行かなくとも…などど、ふっと思ったりしますが、同じ空間で祝う幸せですよね。へたくそな写真も、もしかしてトラブルやアクシデントもあったかもしれないけれど、そんなすべてのことが楽しめる。好きな人がいるって幸せです。

KOZUKA BLADES - 小塚崇彦プロデュース 世界初のスケートブレード
数えるほどのブランドしかないブレードの世界、こづがスケート界を変えてしまうかも、そんな思いも感じられるました。
引退後の関わり方は様々あれど、ブレード開発に乗り出すってすごいです。まだどうなっていくかはわからないですが、うまく行くことを願っています。

真央ちゃんはアイスショーに情熱を傾けているよう。
高額なアイスショーが多い中、この価格でできるのは、(真央ちゃんだからこその)スポンサーあってのこととは思いますが、アイスショーの世界に風穴を開けてほしいものです。

新プロ情報もぼちぼちですが、ルール改正がどうなるかが先ですかね。
頭打ちになってるPCSをなんとかしないと…とか、シングルのジャンプ後半固めうち、ペアの4回転に多少規制かけた方が…とか、いろいろ思う所はありますが、どうなるか。
あと、改正が誰に有利かどうかは、始まってみるとあまり関係なくて、ルールに対応するのみなんですよね。
女子では4回転や3Aが見られるようになってくるのかな?ロシア女子の攻めっぷりすごいですね(汗)
ゆづの4Aも気になるところですが、まずはケガなどに注意して、身も心も健康で過ごしほしいと願っています。

日本スケート連盟の2018〜19シーズンの強化選手が発表。
⼭下真瑚ちゃんが特別強化に、おおすごい。
ダイスや草太君の名前もありますね。

ISU World standings for Single & Pair Skating and Ice Dance / ISU Season’s World Ranking
ワールドスタンディングが更新されました。
なるほど〜。
みんな来季もがんばって下さい!
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世界フィギュア2018 アイスダンス パパシゼ完全優勝

2018年04月24日
リザルト

●SD
スマート&ディアス
ディアスさんの濃さ、好きです。

スポルディエフ
いい演技がでしたがそれほど伸びない、ダンス難しいのう。

ザゴルスキー&ゲレーロ
正統美青年とイカれた感じの美女って組み合わせだけでもワクワクする。ビュンビュン、かっこいいですねえ!
おお〜72点!

パイパー&ポール
ツイズルの入りがジャンブでかっこいい。くるくる変わる表情、くるくる変わる衣装、個性的な演技、どれも彼ららしくてとにかく楽しい。すてきでした。

ステブキ
しなやかでちょっと野性味あるんですよね。サバンナをかけるピューマかチーターかって感じ。
かっこいい〜。

ホワイエク&ベイカー
あちゃ〜まさかの転倒、これは厳しい。ホワイエク嬢がいつにも増して無表情でつらい(汗)

ギニャール&ファブリ
すごく情熱的で、ぐいぐいくるなあ。パターンダンスでぶっ飛ばす感じが新鮮。

かなクリ
この位置でSDで滑るって、それだけですごいと思うよ。ねちっこく健康的なお色気たっぷり。勢いもあって良かったですよねえ。
SB65点!

女豹マジソンとベイツ君
鯉のぼりみたいな衣装がOKなのはさすがです。カーブリフトのおろし方が色っぽくてたまらん。おお〜SB75点

ハブル姉ちゃん
指先にもフリーレッグにも、とにかくパワーに満ちてますよね〜ぐいぐいっとエレメンツに入る感じ、そしてキレ、すばらしかった。でました80点!

アンナちゃん
歌いだしそうなアンナちゃんが明るくてとってもキュート。ビュンビュンとばしてかっこいい。

ウィーバー&ポジェ
ケイトリンの衣装アップで見ると、金目鯛みたい。
うひゃ〜セクシーでかっこいいな。そしてスケールが大きい。あの赤い腰巻に巻かれてみたい…。後半の激しさもいいなあ。PB78点!

パパシゼ
凄まじいディープエッジ、ここまでいい演技が続いているけれど、やはりパパシゼは違うなあ。誰とも違うラテンもおもしろい。
SB83点(歴代最高だって!)

パパシゼがやっぱ違うなあ。ハブル姉ちゃんのパワーもすごかった。
上位は皆すばらしくて順位の差がよくわからない(汗)
そしてかなクリ10位!世界の10位だよ!

●FD
ホワイエク&ベイカー
まさかのSD15位から。しかしやっぱり来た〜〜〜。
「愛の夢」は本当にすばらしい、音楽と共にあり、音楽を体現するってこういうこと。流れもなんと美しいことか。

かなクリ
すてきなプログラムです。かなちゃんの色気やしっとりした美しさはどくとくなんですよね。かなちゃんの花がクリスの支えで咲く。後半の戦メリのあたりでは桜が舞うよう。
スケーティングや流れもいい、本当に良かったなあ。

ギニャール&ファブリ
様々な思いが伝わってきます。ぐっと胸に迫る…ああジーンとするなあ。会場もあったかい盛り上がり。

ステブキ
身体能力、スピードやアクロバティックな動作が印象的なので、若い若いと思ってると、もう24歳と22歳か〜大人の愛がしっくりくる年頃。おお〜という動きもエレガントですてきです。

パイパー&ポール
パイパーの目線が妖しくていいな。
クラシックな雰囲気の007、アデルとかは出てこない時代の007。二人の衣装もクラシカルな美しさ。緊迫感やサスペンス演じることにかけてこの二人は最高だと思う。
パイパーが舞い踊りながらどんどん凄みのある美女になっていく〜。

ザゴルスキー&ゲレーロ
優男っぽかったゲレーロがすっかり大人。どんどん実力を増している二人。良かったです。

アンナちゃんち
生成りっぽい衣装があたたかい雰囲気に。
キビキビした足元にこのドラマ性、細やかな感情の表現がすごいなあ。
生きる喜びも悲しみも全て昇華されていくよう。すばらしかった。

女豹&ベイツ君
この二人が「イマジン」、それがオリンピックシーズン。
悪女っぽいマジソンが愛を歌う女神になる。気持ちのこもったいい演技でした。
ああ〜チューした!
故障がある中がんばりました。

パパシゼ
「月光」どこをとっても美しい。絵画のようでもあり、絵画では絶対表現できない動的な美しさでもあり。
ディープエッジでスピードがあるのだけれど、スピードを意識させないで会場を支配する。技術やコントロールのすごさを感じさせないすごさですよね。お互いを意識さえしてないでそこに存在するような感覚。
音のはまり方もすばらしくて、ゾクゾクします。

ポジェ君
前のプロに戻したんですね。
そうか…今の二人には神々の戯れみたいなプログラムより、恋愛の悲喜こもごもの方が似合うのかもなあ。
愛は美しくて、そして悲しい。後半の感情の盛り上がりがすばらしかった。
亀さん・ケイトリン・ポジェ君・ニコライって並びだけで胸が詰まりそうな私(涙)

ハブル姉ちゃん
かっこいいステージが始まるよ。
迫力がとにかくすごいなあ。リフトのどうよ!な感じもいいよえ。
完璧ですと実況、ここまでやり切れれば…お〜SB更新で銀メダルです!おめでとう。

すばらしい演技が続く中、やはりパパシゼが抜きん出ていたかな。
上位はハイレベルで拮抗、みなすばらしくて順位がなんだかもうわからないです。
そして、かなクリは最終11位、立派です。
とにかく見応えのあるFDでした。
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世界フィギュア2018 ペア サフマソ完全優勝

2018年04月18日
リザルト

SP
リョキム
キレのある動作、いいですよね。振付もすてきで北米効果かなと思う。

木原&須崎
ワールド初出場…ああそうだった。
ルッツの入りが二人で違うのでマイナスになるのかな。ツイストはキャッチがちょっと。スロー3Sはステップアウト。
スケーティングや二人の醸し出すしなやかな雰囲気とか、いいところはあるのですが、ミスが多かった。フリーに進むハードルがどんどん高くなっているしで、辛いところ。

アスタホワ&ロゴノフ
ロシア4番でもむちゃ強い。
重厚な音楽もロシア王道のペアにぴったり。さすがです。

ペンジン
ペンちゃんがすごくおしゃれな雰囲気になりました。衣装もすてきです。ジャンプもツイストもキレがいいねえ。このプログラムは当たりですよね。
パーフェクト!やればできるんです。SB71点

クニエリム
すばらしい3ツイスト、リフトの下すところでミスか。ここ決まれば70点代でしたね。

ムアタワーズちゃん
パワー、存在感のある滑りがかっこいい。全体がとてもスムーズですねえ。
やった〜良かった!泣きそう。SB70点代来た。

マルホタ
マルケイはミラノ出身なのか。
このプロは二人の役者っぷり全開、楽しい〜最高ですね〜。
上位陣はエレメンツの前後も工夫されていて楽しい。

ユウジャン
シャオユーが故障中。
ジャンがロッドバルトに見えても、オデットは美しい姫であり、「白鳥の湖」の王道の魅力がいっぱいで好きなプログラムです。
オデットが空を舞う、ステップがとてもドラマチック。ちょっとミスはあったけれど、まずまず。

デラモニカ&グアリゼ
細部まで気持ちがこもっていて…熱い人間の生き様。伝わってくるものがとても大きいですね。おお〜72点すごい。

タラモロ
冒頭モロゾフが相方の足を持ってぐいぐい引っ張るところ好きです。
3ツイスト高い、ソロジャンプもスロージャンプも高い。
全く危ないところがありません。お〜81点すごい。

サフマソ
眼福のひととき。マッソの小芝居も含めて、これだけ密度の濃いプロでも、エレメンツのクオリティもすばらしい。
表情が余裕の笑み、足元が軽快でまたいいんだなあ。
SB更新82点。

ザビアコ&エンベルト
ロマチックなひとときをど〜ぞ〜〜〜な感じ。こちらもすばらしんなあ〜74点。

バネッサ&モーガン
かっこいい〜そしてセクシー。
ちょっとした間や呼吸がぴたっとはまって気持ちいい。リフトが変幻自在。
ソロジャンプのステップアウトがもったいないけれど、いい演技でした。
75点。SP3位、ほっとしたキスクラ。

サフマソとタラモロが80点代。3位バネッサたちが75点で、10位ムアタワーズちゃんまで70点代、点差ないといってもいいですが、5位と10位は大違いなわけで、こうなると滑走順が影響しそう。
成長著しい木原君たちはノーミスでもフリー進出は厳しいかも。フリー進出16位が63点、61点でSP落ちってすごい時代になりました(汗)

フリー
クニエリム夫妻
「ゴースト」別れがあっても引き寄せ合う二人の愛、絆みたいなものが感じられ、ぐっときますね。
ミスはあったけどもすてきな二人です。

ユウジャン
スロージャンプのスケールもすごいけど、シャオユーの着氷が羽ばたくみたいに大きくていいなと思うのですよ。
故障もあったりで練習できなかったと。良かったけれどベストなキレは足りなかったかな。

ムアタワーズ&マリナロ
今大会のムアタワーズちゃんは、あちこち乱れはあるのですが、心に迫るというか、引き付ける、吸引力のある演技。
後半どんどん乗ってきて、ああ本当にいい演技でした!

アスタホワ&ロゴノフ
「ラ・ラ・ランド」ロゴノフの明るくてちょっと軽い感じが、今にもうたいだしそうで、このプログラムにぴったり。
表彰台近辺に行くにはちょっと粗さはあるけれど、元気いっぱいで良かった。
スタート遅れてディダクションが。

マルホタ
ミスがポロポロ出て、得点がやや伸び悩み。
でも楽しいし、マルケイ地元で大盛り上がりでいいか?(笑)

ペンジン
美しいプログラムです。ペンちゃんが女性らしい、エレガントなラインが印象的。大人のすてきな女性になろうと必死にがんばってたところから、ほんとにすてきなレディになったなあ。
ソロジャンプがやはり鬼門、ここが決まればねえ。

デラモニカ&グアリゼ
個性的な衣装だが若干…半魚人夫婦みたいな(汗)
パワーにあふれ、二人の呼吸か感じられる。一本の太い流れが感じられて、二人の実力がわかりますね。
会場も盛り上がってます。
おお〜PB更新206点、おめでとう。

ザビアコ&エンベルト
シーズン終わりに言うのもナンですが、モダンな曲調から急にメロドラマ風になるのが不思議。そして突然「眠れる森の美女」が始まるのがもっと不思議。
それでも上位陣は皆個性的なので、あっさり目に感じてしまう。おお〜この時点で1位なのか、そうかいい内容だったもんね。

バネッサ&モーガン
3連続ビシッと決まった!スローでああ転倒。しかしミスしても全く引きずらない、とてもいい雰囲気ですすんでます。
エレメンツでミスしないことが大事ですが、密度の濃いつなぎがとてもスムーズで、作品としてとても見ごたえあります。
218点やった〜!表彰台確定でキスクラ大興奮!

サフマソ
終始余裕の演技。あとは楽しむだけ!やる方も見る方も(笑)
ツイスト、スローの浮遊感がたまらん。3連続も決まった。マッソの片手上げリフトも余裕。コンボスピンも完璧にあってる。
知恵の輪外すみたいなコレオもいい。
うわ〜〜すばらしい。生で見た人うらやましい。
162点ってフリーだけだよね〜すごい。

タラモロ
4ツイスト軽々決まった!
ミスはありましたが、ハイレベルな内容はさすがです。
あとは、ワシャワシャプロがどうもねえ(汗)

いい演技がたくさんありましたが、サフマソがずば抜けてましたね。普通にできれば優勝だろうと思ってましたが、とにかくすばらしかった。GPF、オリンピック、ワールド、3冠ってどんだけすごいか〜。
タラモロは失意のオリンピックからがんばりました。
とてもうれしかったのはバネッサたちの銅メダル。魅力的でそれだけの実力あると思ってましたが。
SPもフリーも得点差があまりない団子状態、ここで僅差で順位が変わってしまう。大変です。
オリンピック疲れ、故障も多い中、みんないい演技ありがとう!
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世界フィギュア2018 男子フリー ネイサン初優勝・ショーマ2位〜春のディダクション祭り!

2018年03月29日
リザルト

マックス
4Sお手つき。4回転は1本のみ。構成的にも上位陣の高得点にはおよばない。
ただマックスらしい演技、気持ちのこもった演技はすてきでした。

刑事君
4Sお手つき、4S+2T、3A、いい感じにきてましたが、後半4Tは3Tに、3A+2T、3Fステップアウト、3Lo、3S。
靴のトラブルもあったり、難しい状況でよくがんばりました。
ただこらえるジャンプが多く、全体に余裕がなくてプログラムの良さが伝えきれずに終わってしまったのが残念。
また気をとし直してがんばりましょう。

アリエフ
4Lzこらえ、4T<+3T、4T…滑りもジャンプもいい感じでしたが、後半3Aが1A、3Aこらえ。コンボが2本しか入らなかった。
全体はとても美しいだけに残念。難しい構成ということもあり、なかなかSP、フリーとそろえられない。できるのがわかっているのですが。

ミハル
4S+3T決まった!後半に2Sになったけれど、4回転コンボを決めて、他のジャンプもバシバシ決めて、ノリのいい演技。こんなミハルはいつぶり?
165点はPB更新だって!

マヨロフ
つくづくオリンピック出場が叶わなかったことが残念です。SB更新、すてきな演技でした。

友野君
4S+(ターン)2T、4S美、3A+3T、ステップは元気いっぱい、いい表情。3A+2T+2T。後半のキレもいい。コレオもノリノリ、エンターテナー友野君の独壇場。
すばらしい!あの怖いと言っていた友野君のどこからこんな堂々とした演技が生まれてくるのでしょうか。
ほぼノーミスということが大きいけれど、元気いっぱい、生命力あふれる演技にこちらも元気になります。
PB大幅更新256点!わ〜わ〜わ〜すごいぞ〜〜〜。

ラトデニ
3Aきれい、3A+2Tおっけー。面倒なのは片付けた、さあもう安心だ!(笑)
ステップは美しく色っぽく、後半になる連れ動きもいい、女子キャーキャー。
すばらしい〜!ランビコーチも大喜び。
PB更新254点!

ミーシャ
3A2本決まりました。ちょっと減点はあったかもですが、とても美しい演技でした。
進退は現時点で未定。

ビチェンコさん
4t+3T美、4T美。3Aちょっとミスがありましたが、気迫に満ちたいい演技。かっこよかったです。

ここから最終グループ、大荒れにオリンピック後の難しさがひしひしと(滝汗)

キーガン
キーガンがワールド最終グループで滑る日がくるとは(涙)
果敢に攻めるもミスが少なからず、ちょっと悔しい演技になってしまいました。
独特の個性というかアクがいいんです。

ショーマ
オリンピックと同じ構成で。
4Lo転倒、4F転倒、後半3A両足、4T転倒。すでにディダクション4。このあたりで、もうどんな結果になっても…ただ滑りきってくれ!…と、祈るような気持ちで見ていました。
春のディダクション祭り!(汗)
しかし、ここからショーマ様のすさまじい意地が…。4T+2T、3A+1Lo+3F、3S+3T。なんと最後の3つのジャンプをコンボにするという荒技!胸が熱くなりました。会場も熱い。
ジャンプはなんとか…という場面も多いのですが、本当にすごい演技でした。
美穂子先生泣きそう。フリー179点はPBにはほど遠いですが、立派です。
この時点で日本男子の来季3枠確定です。

ボーヤン
4Lz転倒、4Sは2Sに、3Aからの3連続、4T転倒、4T転倒(リピート)、3A、3Lzコンボで転倒、3Lo転倒。
春のディダクション祭り!(2回目)
いったい何が起きたのか、故障でもあるのかと思いました。
ディダクション9って(汗)フリー20位、総合16位。
大会後の話ではオリンピック後リラックスしすぎたからとかなんとか(汗)まあそういうことなら…いや、しかしね…。

コリャダ君
体が絞れてますねえ。
4Lz転倒、4Tこらえ、3A+2T、後半4T転倒(リピート)、3A、3z+1LO+3S、2Lo。2A。
春のディダクション祭り!(3回目)
うむむむむ…転倒と抜け…コリャダ君までまさかの自滅(汗)なんとショーマの下に。
今季のフリーはカジュアルすぎて、今のコリャダ君の気品のある王道スケーティングにイマイチ合わないんだよね。

ヴィンス
4Lz転倒、4F、4S転倒扱い、コレオのイーグルが美しい。
後半4Lz<、4T、4S転倒(リピート)、3A転倒、ステップは疲れてきた。3Lz+1Lo+3Fなんとか決めた。
春のディダクション祭り!(4回目)
大技が決まらない辛さもあるけれど、ただひたすらジャンプにこだわっていて、プログラムとしてはどうかと思う。
ジュニアの頃の清潔感のある色気やムードのあるスケーティングが好きだったんですが。

ネイサン
最終滑走、ショーマの表彰台はうれしいけれど、最後はビシッと決めて欲しい!
4Lz美、4F+2T、4F、後半4T、4T+3Tこらえ、4Sなんとか、3A、3F1Lo+3S。
!!!!!!!4回転6本と3Aと3Fからの3連続!(驚)
いや〜すごかったですねえ。
フリー219点(TES127点)+SP101点=321点!は歴代2位。
ネイサン、ワールド初優勝おめでとう!

ショーマ2位、最後まであきらめない、そこに尽きますね、立派です。
故障をおして出場、ほぼあきらめていた表彰台はうれしさもあるけれど、優勝候補として改めて思えば、やはり悔しい。複雑です。

ネイサンのTESは行き着くところに行き着いた感じ、来季のルール改正でどうなりますか。ネイサンについては、ジャンプに気をとられてますが、もともとのスケーティングもいいので、あまり心配はしてないです。

コリャダ君3位(びっくり)
ビチェンコさん4位…功労賞あげたい。
初出場友野君、なんと5位!…新人賞あげたい。
最終グループの大荒れと、ネイサンの驚異の構成。いやはやなんつうワールド。
勝つ時勝たないと…そして勝つって難しい。
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