映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

2018年01月12日
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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』公式サイト
「スター・ウォーズ」の10年ぶりの新作として大ヒットを記録した「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に続くシリーズ作品で、伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーを探し当てた主人公レイがたどる、新たな物語が描かれる。前作で「スター・ウォーズ」の新たな主人公レイに大抜てきされ一躍注目を集めたデイジー・リドリーのほか、ストームトルーパーの脱走兵フィンを演じるジョン・ボヤーガ、ダースベイダーを受け継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバー、そしてルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、2016年12月に急逝したレイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャーらおなじみのキャストが出演。監督・脚本は「BRICK ブリック」「LOOPER ルーパー」などで頭角を現したライアン・ジョンソンが担当した。

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ようやく伝説のジェダイ、ルークにたどりついたものの、ルークは挫折を抱え隠遁している身、レイは拒絶されてしまいます。
「老兵は死なずただ去りゆくのみ」といったところか。スターウォーズの中でも、能天気でで正義感にぶれないルークが過去を悔やむ老人になっていたとは。
思えば登場人物たちは皆悩みが深い。傷つきやすく、挫折やトラウマを抱えています。

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いつ見ても、今にも泣き出しそう。暗黒面に仕えるカイロ・レンは、暗黒面の怖さや悪人っぷりより、脆さと弱さが際立っ思春期の子どものようです(中二病か?)
その弱さゆえに、人を支配し、恐怖によって秩序を作ろうとする。
レンとレイの不思議なつながりが今回の見所でしょう。2人は善と悪…というよりは光と闇、互いになくてはならない存在のよう。
ルークとダース・ベイダーの切ってもきれない交感のように(ハリポタのハリーとヴォルデモードの関係に似ているかも)、2人の間にはまだ隠された秘密があるのかもしれません。

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レイの両親の秘密が明かされますが、これが真実かどうか?スターウォーズファンなら誰でも想像すること。
なぜレイに大きなパワーが宿るのか?
父の面影を探してしまったハン・ソロが去り、師と仰ぐルークもまた…。レイの孤独が消える事はありません。
レイの旅はまだまだ続きそうです。

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レイのヘアスタイルがおもしろい。

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出番が少ないけど、ポーもBB−8も元気。

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フィンの窮地を救うローズ。天童よしみの若い頃かと思った(笑)

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戦闘シーンが多くてちと切ない。
善なる戦いもただ犠牲者を増やすだけ、それが正義なのか?善と悪もいりまじる、それが今のスターウォーズ。
レジスタンスやジェダイは生き残っていくのか?メインキャラもどんどん去っていく。
ジェダイの聖典を「カビ臭い本」と焼き払うヨーダ、古きものが去る事で新しいものが生まれる。それが時代の流れか。

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おもろい、変なキャラオンパレード。半魚人みたいな原住民。

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ポケモンに出てきそうなキャラ。うるさくてカワイイ、安易な作りが最初のスターウォーズを踏襲してるみたいだ(笑)

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キツネっぽい動物、きれい。

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ルーク(マーク・ハミル)がびっくりするくらいかっこいい。
スターウォーズ以外、代表作と言える作品は微妙…やさぐれた中年みたいだったマーク・ハミルが、渋いジイサンになっていて、何よりうれしい。

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我らの姫君レイア(キャリー・フィッシャー)。
ご冥福を祈ります。

スターウォーズを1978年のエピソード4からずっとリアルタイムで見てきた自分としては、マーク・ハミルもキャリー・フィッシャーも様々な人生を生きて、またスターウォーズに来てくれたことは、作品がどうこういう事とは別にとてもうれしいです。
映画はフィクションですが、なんとなく実生活と重ね合わせて見てしまう。それが歳月の持つ重みかなと思います。

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映画「ブレードランナー2049」

2017年11月23日
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映画『ブレードランナー2049』 オフィシャルサイト
SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編。前作から30年後の2049年を舞台に、違法レプリカント(人造人間)処分の任務に就く主人公が巨大な陰謀に巻き込まれる様子を活写する。新旧のブレードランナーを『ラ・ラ・ランド』などのライアン・ゴズリングと、前作から続投のハリソン・フォードが熱演。『メッセージ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、前作の監督を務めたリドリー・スコットが製作総指揮に名を連ねている。
<あらすじ>
2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。


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前作のファンは、設定や展開に感想が分かれているようですが、そこは百人百様、あげるとキリないです。私はとても楽しめた…というか、胸に迫るものがあり、こうして30年後を描いた映画を見られて、良かったなあと思っています。
前作の「ブレードランナー」は、マニアックな作品で、当時は人気もそれどではなく、ローカルに住む私が見たのも公開から何年か後だったと思います。
決して明るくない未来設定、刹那的に生きる人々の姿に、やるせない思いがこみあげてくるのですが、自分の心の中にある(私を含む)ある一定の人はがっつりハートをつかまれました。
私はすぐにビデオ(VHS)とサントラCD買いにいったくらいで…そんなあれこれを思い出します。

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前作から30年後、その間に地球規模の危機があり、貧富の差は更に広がっていると思われる設定…もはや天然の植物、食料資源もないのかもしれない。前作以上に暗い未来。
見る前にほっとしたのは3Dではないこと。今ならどんな作り込みも派手な映像演出もできますが、それはブレードランナーとは違う。SFという設定の人間ドラマですからね。
とはいえ、私にとって映像美のないSFは問題外。今回、旧作の小道具や町並みの再現もすごいし、新たな舞台、砂漠の廃墟もリアルでぞくぞくするほど美しい。(廃墟の美ってやつですね)

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レプリカントも普通の人のようにくらしている世界。
VRの彼女がとてもかわいい。彼女との関係は、今現在のVRがこのまま進めば想像に難くないです。

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捜査官Kはある出来事をきっかけに、元捜査官デッカードを探し始める。
従順なレプリカントが従わなくなる瞬間、それは奇跡なのか、生命への冒瀆なのか?

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ストーリーや結末も大事なんですが、もっと大事なのは全体に流れる空気感。
多かれ少なかれ、誰でも持っているだろう夢やあこがれと、相反する現実の厳しさや挫折の入り交じった感情、そこに寄り添ってくる空気感…そこは前作のままで、胸が熱くなります。

人はどこかで「奇跡」を信じたいし、自分には特別な事が起きるかもしれない、特別なミッションがあるのかもしれない…そんな期待もあったりします。
そしてそれ以上に、自分の人生には意味があったと思いたい。
ラスト、その思いが、どこまでも甘くせつないです。

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プジョーとコカコーラの看板があって、そうかこれは未来に生き残るのかと(笑)
ブレードランナーファンで車好きの友人は、車がプジョーですごくうれしかったと言ってました。


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映画「メアリと魔女の花」

2017年08月04日
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『メアリと魔女の花』公式サイト
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後に初めて手がけた作品で、同じくジブリ出身の西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックの長編第1作となるファンタジーアニメ。イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」を原作に、魔女の花を見つけたことから魔法世界に迷い込んだ少女メアリの冒険を描く。田舎町の赤い館村に引っ越してきた11歳の少女メアリは、7年に1度しか咲かない不思議な花「夜間飛行」を森の中で発見する。それは、かつて魔女の国から盗み出された禁断の花だった。一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは、魔法世界の最高学府・エンドア大学への入学を許されるが、メアリがついたある嘘が大きな事件を引き起こしてしまう。声優は、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や映画「湯を沸かすほど熱い愛」で注目される杉咲花がメアリ役で主演を務めたほか、メアリによって事件に巻き込まれてしまう少年ピーター役で、「借りぐらしのアリエッティ」でも米林監督と組んだ神木隆之介が出演。そのほか、エンドア大学の校長役を天海祐希、魔女の国から禁断の花を盗んだ赤毛の魔女役を満島ひかり、メアリの大叔母役を大竹しのぶがそれぞれ演じる。

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田舎暮らしに退屈した少女メアリ、偶然見つけた魔法の花によって、メアリが迷い込んだのは魔法世界。理想的に見えた魔法大学ですが…なんかおかしい。
少女の知恵と勇気の冒険物語。

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霧に包まれた森は、いつも知っているはずの森と違う、そして夜、異世界へ誘う不思議な花咲きます。
メアリがすばらしいと感じた魔法世界には掟があり、とんでもない世界でした。意味なく独裁的な校長先生、暴走する科学者。
なぜか番人はいい人(笑)カギを握るのメアリの祖母。
ただ、いずれのキャラクターも多くを説明していません。
特にメアリ、赤毛のくせ毛が自分でも気に入らないちょっと生意気な少女メアリには、苦労や過去は感じません、どこにでもいる好奇心旺盛で退屈な少女。メアリを訳ありにしない所が物語のポイントかもしれませんが、そこを物足りないと感じると…。
むしろ説明しすぎない…不完全かもしれない。
そこで見ようによってはいろいろな見方が出来る…というように、想像力を膨らませることができるか?がおもしろさの秘訣かもです(笑)

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師匠宮崎駿監督の面影を探そうとすると、アレもコレも足りないとなりそうですが、あるいは隙なく完璧に描くディズニーと比べてしまうと…大人の鑑賞者は楽しめないかもしれません。
(私は原作を読んでいませんが)一編の児童書をアニメ化という意味では十分満足できるものではないだろうか。
キャラクターの複雑な内面や大人の事情までさりげなく描き、万人と言ってもいいほど、あちこちに共感のポイントがある宮崎作品はやはり別格にすごいのですが(汗)

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イマイチ身勝手で、かわいくない猫が、なんか後を引く(笑)

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冒頭の魔女のシーンに引き込まれます。ここをもう少し長く見たかったな。

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映画「メッセージ」

2017年06月05日
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映画『メッセージ』オフィシャルサイト
「プリズナーズ」「ボーダーライン」などを手がけ、2017年公開の「ブレードランナー 2049」の監督にも抜擢されたカナダの鬼才ドゥニ・ビルヌーブが、異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSFドラマ。ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。主人公ルイーズ役は「アメリカン・ハッスル」「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。その他、「アベンジャーズ」「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、「ラストキング・オブ・スコットランド」でオスカー受賞のフォレスト・ウィテカーが共演。

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原作の評価は高く、私は出版された頃に読んでいました。ある意味革新的、SFといってもエンターテイメント系ではないです。どう映像化するのか…想像つかなかったですが、短編と映画のボリューム考えると、原作にないものが増えているのかなと。まあ、細かい所は忘れてしまってますが。

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未知の宇宙船、知的生命体、言語、これらを視覚化できるのが映画の醍醐味。日本の書のような文字(?)がでてきたり。
ルイーズの暮らす家、周囲の自然環境ががひっそりとして癒される感じがいい。ルイーズの心模様を映し出すようですてきでした。宇宙船が飛来したモンタナの雄大な自然も美しいです。
知的生命体のビジュアルについては、つっこんでいる人もいるけれど、これもありかと思います。

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SFのジャンルの一つ、知的生命体とのファーストコンタクト。
けれど映画の最大のテーマは、ルイーズが新たな知的生命体の言語を学ぶことによって、物事の認識が変わっていく、時間の概念も変わっていってしまうことです。
宇宙人との邂逅というマクロなできごとも、ミクロである個人の思考に内包されていく。
未来は今を内包し、今は未来を内包する…みたいな。
原作にはない大戦争が始まってしまうかも?…な部分は、映画的展開ですが、個人の内面(ミクロ)と世界の奔流(マクロ)のリンクを際立たせる意味で悪くないかもしれません。
原作の邦題は「あなたの人生の物語」、ここにヒントがあるかもしれませんね。

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ルイーズの変化は内面的なもので、何か答えがあるわけではなく、映画のラストも全て謎めいたまま残される。SFを好きでない人には、わかりにくいかもしれません。
謎めいたまま終わることが必要なので、なんだかよくわからないとか、それ言語学者の仕事か?と言ってしまうとつまらない映画になってしまいます(汗)
異なる言語を学ぶ事によって、考え方も変わると言いますが、あの延長と言ってもいいかも。
謎があるから、その先の大きな世界(宇宙)を想像できる。

SF的には、量子力学をつきつめていくと「あるか、ないか」みたいな白黒つかない話なりますよね。現時点で、宇宙も物質も、私たちにはわからない事が山ほどあるわけで、そういう意味でこのSFはありじゃないかな。
私は、般若心経の「色不異空 空不異色」などににある、この世のものは実体がないみたいな部分に共通するような気がしています。
女性向けというレビューも読みました。運命を受け入れること、共感的な意味合いでみると、そうかもしれません。

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主演のエイミー・アダムスが、誠実でひたむき、すてきでした。


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映画化が20年前なら、主演はジョディ・フォスターかもなあ…と思ったら、つまりこれを思い出したってことでした。

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映画『パッセンジャー』

2017年04月14日
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映画『パッセンジャー』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。

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宇宙もの、大きなスクリーンで見たい映画にしようと選んだ映画。
画像は今の技術ならナンボでもできるとわかっていても、根拠とセンスがなければどうしようもないわけで…その意味ではなかなか良かったです。
ゆっくり自転する巨大宇宙船アヴァロン号がとても美しい。こんな風に稼働しているのかなというリアリティがあります。
船内や冷凍睡眠カプセルも洗練されたデザインです。
ただあれだよね、睡眠カプセルの誰でも眠ってる人の顔が見えるってどうなのかな?(笑)

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目的地到着4ヶ月前に目覚めるはずが、なぜか90年も早く目覚めてしまったジム。
誰かに聞こうにも誰も起きてない!(汗)一般客のジムは当然ながらクルーのエリアには入れない。それでもエンジニアのジムは様々な事を試みるのですが…どうにもならない。ジムは宇宙船で孤独に死ぬのを待つしかないのか?
予備知識なしで見ていたのですが、これは巨大陰謀か?「2001年宇宙の旅」か?とか思ってしまう。
そして、2人目が目覚めます…作家のオーロラです。

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閉塞感に包まれる宇宙船で和ませてくれるのが、アンドロイドのバーテンダー。粋な会話も楽しめます。
(バーシーンはスタンリー・キューブリック監督『シャイニング』へオマージュらしい)

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作家オーロラ役のジェニファー・ローレンス。
才色兼備のお金持ちで、有名作家を父にもつオーロラはセレブな乗客、部屋も豪華だし、食事も違う、プールもついている。安いチケットで乗船したジムとはまるで違う(笑)
星を見ながらプールとか、ゴージャズです。
オーロラの名前は、「眠れる森の美女」のオーロラ姫からでしょう。これも大事なポイントです。

オーロラが、セレブな暮しを捨て120年の旅に出たのは、未知の分野に行かない限り父を越えられないから。
そしてジムも新天地に夢を描く。
2人とも現状には満足できない、そして孤独を抱えている2人、そこらへんをさりげなく描いた所で…恋に落ちる2人。
豪華客船の身分の違う2人、ほとんど「タイタニック」な展開かも。
そして次々とトラブルに見舞われる宇宙船、様々な決断、困難を乗り越え、2人は生き延びる事ができるのか?

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気晴らしの宇宙遊泳シーン、航行中は恒星の重力を利用して方向転換を計ったり、迫力の映像満載。

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ラストはネタバレにならない程度に言うと、前半のスリリングな展開からちょっと大風呂敷かな?お気楽かな?って気もします。それを突っ込むと、そもそも120年の旅にしては、宇宙船の危機管理が相当まずいのでは?となってしまうか(苦笑)

ところでこの映画、前半は原作にかなり忠実なのに、ラストがかなり違っているらしい。ちょっと検索すればすぐわかりますが、これから映画を見る人は知らない方が楽しめます。
ポール・バーホーベン監督の「トータルリコール」を思い出します。「トータルリコール」もフィリップ・K・ディックの原作をかなりいい感じに映画化してるのですが、最後があれれなハリウッド映画にしっちゃったなあと感じました…まあそういうケース、映画化にはよくある話すね。それにちょっと近いかもです。

感想を要約すると「2001年宇宙の旅」→「眠れる森の美女」「タイタニック」→「トータルリコール」
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