全日本、コーチ百景&キスクラの隣から

2008年12月30日
今回の席はNHK杯初日の時と似たような位置で、またジャッジ側の反対だとちょっとがっかりしてましたが、演技を終えた選手が上がってくる所が近く、リンクサイドのコーチ(の背中)と選手の様子が良くわかりました。
客席から花やプレゼントが渡せる位置でもあり、こういう機会はそうそうないと思い、私も花をいくつか買って、お気に入りの選手に手渡しできました。

手渡しに慣れているファンも多くいますが、織田君の時は、小さな女の子がどうしていいかわからなくてもじもじしてたので、「織田君」って声をかけて来てもらいました。あはは、何してるんでしょう私。
演技がうまくいかなかった時は、声をかけづらいですね。柴田嶺選手には素敵な花束を持った若い女性がきたのですが、どうにも声がかけられず、しばらくして気がついたコーチが受取り渡していました。
美姫ちゃんへの赤いバラの花束は豪華でしたねえ、キスクラで彼女も喜んでいました。
間近で見る小塚選手は、思ったよりハンサムで(すまん!)キラキラした目がちょっとまぶしかったです。

それにしてもファンの皆さんは、みんな節度を持って渡しているのが好感持てました。

佐野コーチは、ワイドショーだとウケ狙いの発言したり、実況だと特にうれしい時はしゃべりすぎなんですが、いつもきちんと空気を読んでいて、スケートへの愛があり、憎めないなあと思ってます。
コーチとしての佐野さんは、リンクサイドで見かけるだけですが、信頼できる、頼れるコーチという雰囲気で、とてもカッコイイです。

樋口コーチは、いつ見てもありがたい感じがして(笑)、選手にあげるはずの花を思わず「供え」たくなりました(笑)仏様じゃないって。
でも優しくて上品で、そこにいてくれるだけで落ち着く存在ですよね。

岡島コーチ、重松コーチ、佐藤紀子コーチ、佐藤夫妻、阿部奈々美コーチ、この辺りは出ずっぱりで本当にお疲れ様でした。

本田コーチは、女子でコーチ(舞ちゃんと亜紀ちゃん)、男子で解説とこちらも忙しそう。すっかりコーチが板についてきた感じですね。
コーチだけを撮影してるカメラがあって、テレビでもリプレイの時にでますが、あまりに接近するカメラに思わず振り払う本田。
なぜか本田コーチには遠慮なしのカメラも、山田コーチやタラソワコーチには結界があるらしく、一定の距離を保っているのがおかしかったです。
マダムには気を使いますよね、え?怖いから?

ニコライ・モロゾフコーチは相変わらず猛禽類の目ですね。テレビ写りもバッチリです。
タラソワコーチの存在感もすごい、一緒にいるアシスタントの美女、佐藤夫妻、岡島コーチ、こういう方々だと思いっきり華やかで、大きな国際大会のようですね。

コーチではないですが、男子表彰式の時、賞状を読み上げる林会長代行が、無良君の名前で噛んでました(笑)某総理のように読めなかったのではなく、「小塚崇彦」「無良崇人」どちらも「崇」の字で、一瞬動揺したのかなと。まあ、トップ選手のフルネームくらいはちゃんと覚えてほしいですが。
「コヅカタカヒコ」と「ムラタカヒト」確かに発音しづらいかも。
早口言葉になるねえと、友人と話してました。
「コヅカタカヒコムラタカヒト」
これを3回、噛まずに言えたら、あなたも立派なスケヲタです(笑)
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全日本2日目続き(男子FP)

2008年12月30日
男子シングル、気になった選手
町田樹選手…前日(SP)町田君が放送されなかったのが残念、今年のSPは素敵だと聞いていたのですよ。
今年はジュニア最後の年です。少年っぽい色は残っていますが、しばらく見ないうちに(前年に較べてという意味で)大人になったかなと思いました。
彼を最初に見た時、表現することに対してのひたむきさにじーんときて、以来、影ながら応援(どうして影かというと、全日本ジュニアの上位に入らない限り、見る機会がほとんどないから!)
FPの「白鳥の湖」は昨年からの持ち越しですが、振付はだいぶ変更、衣装も変わり、少しロシアンな雰囲気がありますね。内容は悪くなっかったと思いましたが、得点が伸びず7位…コンボ跳びすぎ…!
う~ん、これでまた放送されないかもなあと思った私です(予感的中)
まあでも、ユニバーシアードの代表に選ばれたので、ほっとしました。

村上大介選手…4T転倒からディダクション4は厳しいですが、そのわりに得点は高いと感じました。後半のジャンプを決めたことと、ジャンプ以外でも評価されているということですね。
攻めて攻めて撃沈ではありましたが、最後まで諦めない姿勢に好感を持った人も多いのでは。泣きそうな顔の彼を笑顔で迎えるニコライ、この経験が今後大きく役立つということでしょう。
個人的な好みですが、彼もニコライの振付より北米の爽やかなスポーティーな振付が似合うと思うのですがどうでしょうか。特にFPの顔撫でや腕の使い方が、ルックスと微妙に合わないような気がしてしまいます。
例えば本田武史のイーグルのような、会場の空気をつかむようなスケールの大きい選手になって欲しいのが私の希望…というか私の想像していた方向とちょっと違うということですね。

羽生弦選手は、音楽的センスが優れていると思いますが、見るたび表現力増しているというか、観客の心をつかむ術をすでに持っているのがすごいとこですよね。
まだまだ先は長いので、ケガに注意して無事育って欲しいです。
ビールマンスピンはいいですが故障が心配、ビールマンなくても十分魅力的ですよね。

郡山智之選手は、今までも何度か見てますが(特に印象に残っていなかった、すまん)、すごく良かったです。凛々しくて、ドラマチックな作品世界が伝わってきて、いいものを見たなと思いました。

斎藤直人選手は「新世界」、振付(阿部奈々美)が曲調とぴったりあって特に前半が素敵でした。こういうエレガントな曲表現ができる選手とは知らなかったです。
そういえば、今大会はビジョンに振付師の名前が表示されるのですが、宮本賢二さん(会場でずっと立ち見してました)と阿部奈々美さん(コーチとしても大忙し)が圧倒的に多いですね。

大上偉才選手は実力十分、3アクセルも決まり、健闘しました。
しかしいつものことながら衣装が…むむ、もう少しシンプルな方が…。

中庭健介選手は、早めにリンクサイドに出てきて、軽めのウォームアップをしてました。
すぐ近くで、目が合った(と思った)ので、健闘を祈るという意味で親指あげてグーをしました。大きく頷いてましたが、もしかして私の後の席にもっと熱烈なファンがいたのかもしれない(カッコ悪る~)
ジャンプがきっちり決まってこそというのもありますが、全体に勢いが足りなかったかと感じました。昨年の全日本に続き、なかなか結果が出せないことはくやしいと、リンクをあがる顔からも伝わってきて、ただ本人もよくわかっている様子にも見えました。
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全日本フィギュアスケート選手権 2日目(のみ)感想

2008年12月27日
12/26(金)女子SP・男子FP・アイスダンスOD・シンクロSP・ペアFPを観戦してまいりました。
トップ選手以外にも素敵な選手がいっぱいて、でも会場でないとこういう選手には出会えないですよね。
会場の空気、興奮、緊張感やっぱり生観戦はいいですねえ!
観戦後の宴会で友人としゃべりまくりはしましたが、テレビは前日の男子SPを見ただけで、まだ番組、ニュースも見ていません。
何も見ないまま生観戦の感想書くのもいいかなと。間違っていたらごめんなさい。あと大方の総意と食い違ってもご容赦を。

○アイスダンスOD・シンクロSP・ペアFP
競技人口の少ないこの競技で選手を続けていくのは、環境的にもモチベーション的にも大変なことだろうなと思います。がんばって下さい。
シンクロのチームももっとたくさんチームがあると、個性的なチームも生まれるんじゃないかと思います。競技としてはとてもおもしろいので、盛んになるといいですよねえ。

ペアは1組だけ、高橋・トラン組、しばらく見ないうちに、すごくいい雰囲気になってきましたね。しっくり馴染んできたような。JGPファイナルに出場したのはラッキー、なんて思ってましたがすごくいい感じなんですよ。
もちろんジュニアで波あるし、まだまだこれからなんですが、愛おしい、そんな気持ちになりました。
今回の私の席は、演技を終えた選手が上がってくる場所の正面、客席からプレゼント直接渡したいファンがやってきます。高橋選手にプレゼントを渡すファンがいて、私も彼女と目が合いました。
私は何もあげられなかったけれど「頑張ってね!」と声をかけると、「ありがとう!」と心のこもった返事ががあり、とてもうれしかったです。応援しますよ!

○女子SP
安藤美姫選手…女子SPでもっとも楽しみにしていたのが美姫ちゃんの「SAYURI」。このしっとり感が美姫ちゃんによく似合う、美しいプログラムですよねえ。スパイラルの体のラインがセクシーでとてもきれい、ステップも以前の勢い前面のステップとは違って情感があって好きです。
正直この時、順位(ワールド代表選考)のことは考えていませんでした。最終的にFP次第だし、真央ちゃん以外は、やるだけやって結果待ちするしかない状況にあるので。
大きなミスをしないでと願っていましたが、あとはレベルも回転不足も注意せずプログラムを堪能した私です。
なので、得点伸びないなと思い、3+3でDGされたらしいと後で聞いた時も「そうかあ」という感じでした。

浅田真央選手…やっぱりSPは鬼門ですねえ。今回は多少気持ちに余裕があるから、パーフェクトにイケルのではないかと期待してたんですが…。3Aが絶好調なだけに「3+3は楽でしょ、真央ちゃんなら!」とつい期待してしまいますよね。
FPの場合、体力配分が後半の3+3に影響してとも考えられますが、SPの場合はやはり気持ちでしょうか?弱気が出ちゃったかなと感じました。
競技としてプログラムの印象が弱いと意見もあり、そうかも…と思いつつも、曲に助けられるのではなく、自分でプログラムを盛り上げる事を学ぶのもいいですよね。素敵なプログラムだと思います。

中野友加里選手…6分間練習では、調子良さそうには見えなかったのですが、さすがです!強いですねえ。
この人の強さって、私には予測できなくて、さんざん心配して後で「ごめんなさい」っていつも思うんですよ。あは、それにしてもSP1位、お見事でした。

○気になった選手
武田奈々選手は、故障のこと知っていたので、大丈夫かなと思ってましたが、気迫のこもった素晴らしい演技でした。もともと素が魅力的な選手ですが、私は、いつまでかわいらしさに頼っていては…とも見ていたので、この日のスケーターとしての気骨を感じさせる滑りに感動しました。

浅田舞選手と澤田亜紀選手は、現在本田武史コーチに師事、不安定だった彼女たちが安定してきたのは、本田コーチのおかげ?と思いたいですが、時を経ることで長いスランプを抜け出したのかもしれませんね。
かつての勢いを考えれば、まだまだ満足できる内容ではないでしょうが、一歩づつ努力を重ねていってください。

他にも気になる選手はいるのですが、そちらは「コーチ百景」(笑)と共にまた後日。

★女子結果出たみたいですね。おお~そうですか。すごい、すごい!
まだテレビみてないので、こちらはあとで!

○男子FP
織田信成選手…4回転こそ転倒するも、昨日のSPに続いて、隙のないスケーティングで完全優勝、おめでとう!
素晴らしい安定感、うまい!と思います。4回転は今回も成功ならず、う~んここだけは残念。しかし、間違いなく今最も安定感のある選手ですね。
あとは、プログラムの表現をどう深めていくか。私にとってここは4回転以上に気がかりな部分なのですが…。うまい!だけではない、心に響いてくるもの、そこを期待したいと思います。

小塚崇彦選手…狙って優勝することがいかに難しいか、ファイナルに続いて学ぶ時期なんでしょうかね?
しかしロミジュリは、シンプルで青く爽やかで、一途で…今の彼によく似合う、本当にいいプログラム。
演技終了後の拍手と歓声、こんなに愛される選手になったんだなあと、しみじみ思いました。
順位に関係なく、彼にも4回転成功を願ってましたが、こちらも残念。

無良崇人選手…上位2人に比べると、豪快なスケーティングが魅力です。勢いの3位、おめでとう!
去年までジュニアだった彼が、こんな大物になってシニアに上がってくるとは、日本選手すごい。
ただNHK杯でも気になったですが、ジャンプ構成、リンクの使い方(ジャンプの位置がかたよっている)など、荒削りな魅力がいいんだけど、もう少し考えてほしいです。
そうすることによって、豪快さや勢いがなくなっては困るので、バランスが難しいか。
でもこの勢いは素晴らしい!ワールドに行って欲しいです。

男子については、いろいろ書きたいことが多いのですが、今日は時間がないのでここまで。
放送されない選手もいるので、そちらも書いておきたいなと思ってます。
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泣いても笑っても全日本~全日本フィギュアスケート選手権を前に

2008年12月24日
ワールド・フィギュアスケーティング36号の案内メールが来ましたが、表紙は真央ちゃんですか…う~ん、今回は小塚で!と思ってたので残念。やっぱり衣装が地味だからですね(笑)

楽しみであり、緊張感もある全日本ですが、優勝と順位については、今となると言うことが思いつきません。
優勝は、普通以上であれば真央ちゃん、男子は織田君か小塚だろうという位で、あとはわからないですね…皆さんもそう思っているのではないでしょうか。
どんな結果になっても「波乱」って言いそうな予感もします(苦笑)
ワールド代表に向けて、手堅くまとめるのか、思い切った賭に出るのか。まずはケガなく、悔いなく終えてほしいでね。そこで出た結果は結果として受け止めて、ということでしょうか。
代表選に絡まないジュニアの方が、伸び伸び演技できそうで、こちらも楽しみです。
空気読まない羽生選手が表彰台とか、あははいいかも、ないとは言えない。

全日本では、ニコライ・モロゾフコーチ大忙しですね。
アイスダンスはリード組だけですが、男子は織田、村上選手(ジュニア)、女子は安藤、村主選手。特に女子は、順位が接近する可能性が高いのでドキドキしますね。
そんな下世話なことをやってはいけないと思いつつ、ニコライがどの選手に一番入れ込んでいるか、密かに比較検討してしまいそうな自分がいます。
いっそリハビリ中のダイスケに実況してもらうのはどうでしょうか?ニコライの時だけ…あは、だめかなやっぱり。
「今日は2日酔いですね」とか「あっ今、笑ってますけど、ホントは怒ってるんですよ」とか(笑)
慣れなくて緊張するうえ、ポイントの計算は苦手、技もエッジも間違って口走りそう、そして抗議殺到か!?(爆)
ダイスケは最近でこそしっかりした受け応えしてますが、動揺して3年位前の「あの…えっと…あゎゎ…」しか言ってない頃に戻ったりして(ほんと、冗談ですからね)

23日に全日本に向けての特番がありました。
真央ちゃん中心ではありますが、ジュニアを含め、たくさんの選手を取り上げたのは良かったのではないでしょうか。
なぜか、泣いてばかりいる中庭選手が印象に残ってしまいました。今度はうれし泣きが出来るようにがんばれ!
実際競技が始まれば、冗談言ってる余裕なんてないですよね。
この大会に出場する全ての選手へ、心からの敬意を贈ります。
泣いても笑っても全日本、いい大会になりますように!


〔12/25追記〕
ダイスケ、退院おめでとう!
昨夜のニュースで知りました。自分の足でちゃんと歩いてますね。
やっぱり全日本で実況か…!?あはは…ナイナイ。
本格的な練習は来年5月から、ずいぶん先のことのように感じますが、事の大きさ、重さがわかりますね。しかし、こうして少しずつ物事が前に進んで行くのでしょう。

ここで時間が出来たことが、きっとプラスになるでしょう、彼ならば。
オリンピックシーズンを戦うプログラムもどうなるか気になりますが、コーチのことも。
私としては、長光コーチの他に、強力なプッシュと刺激を与えられるコーチ(となると外国人コーチか?)が必要なのではと思いますが、この機会にそういったことも塾考できるののではないでしょうか。
元気に退院した姿を見たら、ほっとして楽しい想像(妄想)をしてます。
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ささやかでばかばかしい疑問をいくつか

2008年12月23日
フィギュアスケートは、全日本が終われば前半戦終了。選手&コーチは、この辺りまでの結果を踏まえ、プログラムのマイナーチェンジをするころですね。

真央ちゃんの衣装…昨シーズンは、前半SPでミスを重ね、気持ちを一新するため舞ちゃんの衣装を拝借、その後新衣装になりました。今年のSPは絶好調とは言えないものの、まあまあできてますが、衣装チェンジはあるのでしょうか?
それとも後半戦はFP、SPとも新衣装が予定なのかな?さすが稼ぎ頭。
SPの衣装は、勝手に命名「クラゲ衣装」…クラゲだから力が入らないのかも(←意味なし)
このプログラムと衣装、もしかしてEXの照明の下の方が引き立つのでは?なんてことも感じました。

トマシュの衣装…なかなかエンジンのかからないトマシュにはハラハラしますねえ。
SPは昨年から続行、衣装も続行。勝手に命名「おみくじ衣装」は、昨シーズン年明けからシャツに付いてる「おみくじ(あの、白いひらひら)」がなくなったんですが、今シーズンは、またおみくじがついてる…。
これってどういうこと?友人と検討した結果、あの白いひらひらは、おみくじまたは願掛けで、年明けに厄落としのように納めるに違いない。きっと「どんと焼き」の時だろうと。
注)私の住む地方では、松の内を過ぎた正月飾りを集めて燃やす行事を「どんと焼き」といいます。
FPの衣装はすごくおしゃれでいいと思うんですが、何となく鳥かごのイメージが…。鳥かごの中にいたら跳べないってば(違うって)

衣装については、小塚のロミジュリはあれでいいのか?とか、ケヴィン、骨は行き過ぎなんでは?とか、きりないですね。
ちなみに、いつも素敵だなと思うのは、エミューちゃん(コストナー選手)とジョ兄~(ロシェット選手)です。

コーチ百景…何と言っても、アダム・リッポン君にでれでれのニコライ・モロゾフコーチが印象的。昨シーズンよりさらに距離が縮まり、ああ、顔と顔が近すぎ!…ま、まさかチューか!?てな感じで(爆)、意味なく「アダム逃げて!」とテレビの前でつぶやく私です。

今シーズン教え子達がそろって不調、エミューちゃんがGPF3位だけど、総体的にはなんとなくついてないフースコーチ。
競技になると、胸元開けてバブルな匂いを振りまくモロゾフコーチと違って、いつも地味なジャンパーが気になります。
最近よく選手の演技をみつめるコーチの姿が映されますが、ああいう出で立ちでリンクサイドにいると、地方競馬場で外れ馬券と競馬新聞を握りしめる、がっくり親父のように見えて…せめてジャケット位にしたほうがいいのでは…。

リンクサイドのコーチと言えば、プレオベール選手の美人コーチ、うまくいった時の喜びようも素敵ですが、ミスした時の怒りまくりもカッコイイですよねえ。
あの激しいリアクションは、やはり競馬場の雰囲気…といってもこちらは、紳士、淑女がフォーマルな装いで集うイギリスの伝統ある競馬場なんですが。

コーチといえば、真央ちゃんがお世話になってるタラソワコーチは、GPSロシア大会でなぜか一段高い特等席で観戦、ロシアにとって特別なコーチなんですね。
ジュベールのSPに大喜びはいいのですが、「ハウルの動く城」に出てくる「荒れ地の魔女(声:美輪明宏)」みたいでしたね。
これからタラソワコーチがしゃべる時は、美輪明宏にアテレコしてほしい。

同じコーチでも佐藤信夫コーチの拍手は、三本締めみたいに見えます。後ろにいる加藤トレーナーが、これまた日本の正しいおじさんの風情があり、そういうイメージが増幅するんでしょうか。

トレーナーといえば、最近シモンコーチと共にジュベールにぴったりついてる、ナマズ(ヒゲの)トレーナー、GPFの韓国でジュベールにやったことのない鍼を打たせるとは、トレーナーとして、なんとかならなかったのかと…。まあ、せっぱ詰まったということのようですが、針治療は合わなくて最悪な体験だったそうで、やれやれ、たのむよナマズトレーナー。
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ターシャからの伝言~花もいつか散るように~(NHKhi)

2008年12月22日
今年6月、92才で亡くなったターシャ・テューダーは、絵本作家ですが、後半生はガーデナーとして、またスローライフのお手本として注目されることが多かったですね。
特に日本ではガーデニングブームもあり、ターシャの庭関連の本が多数出版されました。

NHKではターシャのライフスタイルと、庭の四季を長期間取材した優れたドキュメンタリーが2本あり、これまで何度も再放送され、ご覧になった方も多いと思います。
ターシャがバーモント州で暮らし始めた50代後半からの人生は、農家風の家に愛犬と住み、絵本を描き、庭造りに打ち込むという、ターシャが長年思い描いた暮らしで、とても充実していました。
今回の番組では、ターシャの死後、家族や身近な人々のコメントを交えながら、ターシャの生き方を振り返る内容でした。

みんなに愛され、自宅で穏やかな最期を迎えるという、人生の終え方も理想的でうらやましくなりますね。
こんな風に暮らしてみたいと思っても、誰にでもできることではありませんが、一日一日を特別な日として丁寧に生きることは、誰にとってもわかるというか、日常生活をおくる上で大切なことですね。
いずれにせよ、ターシャはこの生活を手に入れるために、強い意志とそれに勝る苦労とがあったように思います。
穏やかなおばあちゃんの笑顔の奧には、ちゃめっけと不屈の精神もかいま見え、「ただ者じゃないよ」と言っているような気もします。

今月NHK総合でも放送されます。
12月27日(土)総合 午後2:00~3:00


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お世話になりました

2008年12月22日
ブルーベリーがこんなに鮮やかな紅葉になるのをご存知ですか。
品種がいろいろあるので、全てのブルーベリーが紅葉するかどうかはわかりませんが、我が家のは12月になってからこんな感じになります。今年は特に赤いような気がします。
この品種、味はまあまあレベルなのですが、庭に出て立ち食いそばならぬ、立ち食いブルーベリーができるので重宝してます(笑)
この夏、たっぷりごちそうになりました、来年もよろしくたのむ。

200812211
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なんとか一日だけ

2008年12月20日
全日本フィギュア、26日(男子FP・女子SP)の一日だけ観戦出来ることになりました。
12月は休みを取るのが難しく、今年は高橋大輔選手もいなし、やはりやめようか…なんてことも考えたのですが、男子シングルの行方はもっとも気になるところ。
そうだ成長著しい小塚選手の競技プロも見たいし、今季はジュニアで応援している町田樹選手を一度も見てないし…。
26日だと女子SP、女子も一通り観戦、安藤美姫選手のSAYURIも見られる。という訳で行ってまいります。

夕焼けがきれい…とカメラを用意する間もなく、太陽はあっという間に明日へ行ってしまいました。
12月はそういう日が続きますね。

12月の夕方


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ベス・チャトー 荒れ地で育む“奇跡の庭”NHKハイビジョン特集(11.27初回放送)

2008年12月20日
イギリスの著名なガーデナー、ベス・チャトーを追ったドキュメンタリー。
美しい映像と音楽だけでも十分楽しめます。
(2009年1月3日8:00~NHK総合で再放送予定)

ベス・チャトーは85才の今も積極的に活動していて、おばあちゃんて感じではないですね、今も現役の顔です。
イギリス・エセックス州コルチェスターは、ガーデニングには不向き、寒くて乾燥した気候と砂利と粘土質の荒れ地です。縁あってこの土地に住むことになったベス・チャトーは、この荒れ地を美しい庭にしたい、自然に受け入れられる庭、自分の思い描く庭を造りたい考えました。
そうはいっても乾燥した土地で苦労します。土壌改良や肥料の工夫など情熱を注ぎます。

ある時、旅先のスイスで、自分の庭ではうまく育たない草花が、生き生きと育ち美しい花を咲かせているのを見て、植物は本来の姿(環境)で育てるべきであり、自分の庭をもっと自然に寄り添った庭にしようと考え始めます。
たとえば、エセックス州の寒くて乾燥した気候に近い土地で育っている植物を世界中から集めます。日本の水芭蕉もありました。水辺には水辺の植物を、日陰には日陰の植物を、森には森の植物を、本来の環境に近い形で植物育て始め、成功します。(グンネラ欲しい~)
この考え方に基づいたガーデニングビジネスも軌道に乗っていきました。
ガーデニングは無理と言われた荒れ地に、美しい庭を造ったたベス、「奇跡の庭」の誕生です。
しかしこれは、しごく当然のことでですね。本来の環境に近づけなければ、植物は育ちません。環境の違う植物を育てるには、温室を造ったり、農薬を使い、肥料を工夫したり、とても手のかかるガーデニングとなってしまいます。「本来の環境に近い形」は理にかなっていると言えます。

こうした流れが、ナチュラリスト、エコロジストを育てるのは、容易に想像できますが、やがてベスは、さらに推し進める形で、一画に「砂利の庭」を造ります。
「ガーデナーは水を浪費していいのか?」という環境保護にも通じるこの考えに基づき、乾燥した土地ならば、その土地にふさわしい植物を植えた「砂利の庭」、ここでは水やりを一切やめます。
一口に乾燥してると言っても、気候は一定ではありません。特に降雨量の少ないある年は、枯れる寸前の庭を見て水やりをしそうになり、すんでの所で思いとどままります。自然に近い形でと言いながらも、庭を自分の子どものように愛しているガーデナーにとっては大きな試練ですね。
その後、砂利の庭は水やりをしないでなんとか持ちこたえ、社会的にも大きな話題となります。現在は園芸を学ぶ学生などが訪れているようです。

「自然に受け入れられる庭」私はベスの庭造りに共感し、これが現代のガーデニングの基本にあるべき考え方だと思います。
しかし一方で、自分の思い描く庭を造ること自体が、それほど自然なことではないんだよなとも思います。ナチュラル(自然)っぽさを人が一生懸命(人工的に)造っているわけなので…。
「庭を造る」ということ自体は、自分の思い通りの家を造るとか、好きなファッションのコーディネイトを考えたり、絵を描いたりすることと同じ、自分に快適な環境を造ること、または自己表現なのではないでしょうか?
その過程で自分らしさは何か?自然に寄り添う形なのか、温室で高価な植物を育てることなのかがわかってくるような気がします。

この番組の優れている点は、ベス・チャトー賛歌に終わらず、ベスと全く違う考え方をしているもう一人のガーデナー、クリストファー・ロイドを取り上げているところです。
必ずしも花が主役ではないベスのナチュラルガーデンと違って、極彩色の花が咲き乱れる個性的なロイドの庭は、ベスの庭と違った魅力があります。
ロイドにとって庭はまさに自己表現、好きなように造るのが当然という考え方です。
ベスとロイドは、時に大げんかをしつつ互いに認め合い、ロイドが亡くなるまで友人関係があったとか。
自分の考え方だけに固執せず、ライバルの話を聞こうという姿勢からは、庭を愛し常により良い仕事をしようという二人のガーデナーの人となりがわかります。

ベスの庭は素晴らしいけれども、一つの事例として見るべきかもしれません。だからといって、決して彼女の価値が下がるわけではないです。
私は動植物が好きですが、決してガーデニングに熱心ではありません。ありのままの自然でいいかな、というか環境には勝てないって気がするので…以上、庭がジャングルと化している言い訳(苦笑)。
自分らしい庭、出来ることと出来ないことがありますが、それは人まねではない方がずっと楽しい、少なくともそんなふうに思います。

テレコムスタッフブログ
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グランプリファイナルを終えて

2008年12月16日
まず言いたいことは、日本の4選手の攻めの姿勢を高く評価したいです。
どの選手も本当に素晴らしい、カッコイイです。ありがとう!

○男子シングル
例年、ナニゴトかが起こるファイナル…というイメージが、私の中に形成されつつありますが、今回も棄権続出…絶句。
FP直前、どうしたジュベール!棄権?…なんですが、どうやら腰ではなく、しばらく前から痛めていた背中が悪化したようですね。韓国で漢方医の所に行ったのはそういうこともあったのですね。
国内選手権も近いし、大事にしてほしいです。競技生活も長くなると、こうした故障は避けて通れない問題なのかもしれません。23才の青年に言うのもどうかと思うけど、もう若くないんだから、大事に!頼むよ!

今回のエントリーは好きな選手ばかりなんですが、パトリック・チャン選手の予想外の不調と、トマシュ・ヴェルネル選手の予想の範囲内(苦笑)の不調で、結果として3人の争いになってしまったのはちょっと寂しい男子シングルでしたね。
パトチャンとトマシュ、こんな内容にはなってしまったけど、いいスケーターだなあ、そういう評価は変わりません。
しかし何が起こるかわからないフィギュアスケート、競技らしい展開で見応えがありました。

ジョニー・ウィアー選手は3位、健闘といっていいでしょうか、どうでしょうか?少し迷う所です。ただジョニーらしさ、存在感は発揮できたと思います。あとは取りこぼしをなくせば…言うのは簡単ですが。
悪い意味に取らないで欲しいのですが、ジョニーらしさは、誰にもマネはできないけれど、どうしてもワンパターンなんですよね。ジョニーの雰囲気を維持しつつ、演技の新鮮さ輝きを失わない…この辺りもポイントなのではと思います。

小塚選手はSPの結果だけでも素晴らしいですが、本当によく頑張りましたね。
優勝しなかったのは、きっとダイスケに気をつかったんだよ…と、ダイスケファンの友人のうち2人が同じ事言ってましたが…あはは。
優勝のチャンスが十分あったFP、内容と結果は、やはり若い選手だなという気がします。後半の2度目の3Aは決めて欲しかった!
しかし、ミスの多かったFPでこそ、学ぶことが多いはず、貴重な経験が出来たことは、今後に活かされるでしょう。
深夜、FPをリプレイを見ていたら、今この大会、この状況で戦う若いロミオに、目頭が熱くなってしまいました。いい選手に育ってきましたねえ。

アボット選手は完璧でしたね。ここまでやるとは正直思っていませんでした。
彼の音楽のとらえ方が好きなのですが、今回はそれに加えジャンプ、スピン、ステップ、つなぎ、全てがバランスよく、美しかったですね。
これで、4回転があれば!そう、優勝者はクワドジャンパーであってほしかったのも本音。シーズン後半はクワドジャンパーとして、ワールド優勝候補に名乗りをあげてほしいです。

○女子シングル
ジョアニー・ロシェット選手の前半戦の好調に、今からこんなに飛ばしてシーズン後半まで持つのか?と思わなくはなかったですが、SPは悪いジョアニーが出ちゃいましたね。FPで持ち直すのは昨年のパターンか。SPのミスをもう少し抑えれば表彰台だったのに残念でした。
それにしても、今季のEXプログラム、カッコイイです。ボーンさんの振付かな。彼女の存在で、今季のジョアニーはぐっと表現力の幅が拡がったような気がします。

安藤美姫選手に、ハラハラさせらることには、だいぶ慣れました(笑)
ああ、そして私も4Sに気がつかなかったクチです、ごめん美姫ちゃん。
彼女の4Sと今回の新プログラムについては、評価が分かれているようですね。
私は彼女にとっての4Sは、モチベーションの核として必要であり、ここで挑戦出来たことは良かったと思います。
新プログラムについては、滑り込んでいけば、どんどん良くなると思いますが、今現在は何とも言えない感じがしました。
故障続きに、いろんな雑音があって大変だと思うけれど、どんな結果がこようとも、迷わず安藤美姫の道を進んでいって欲しいですね。すぐに結果を出したがるニコライコーチも、美姫ちゃんに関しては急がない、今はそんな風にも見えます。

コストナー選手は、ミスは結構多いけれど要所を抑え、気がつくと表彰台というパターンが、最近の傾向ですね。すごく好きな選手だけに、もうちょっと圧倒的な存在感を見せて欲しい今日この頃。

中野さんはSPから一転、FPは残念な結果でしたね。見た目に大きなミスがなかっただけに…、今季の採点の意地悪なツボにはまってしまった感じが。
FPに関しては、3AはないけどNHK杯の方が良かったと思います。あとは、故障もあるようですし、全日本でどこまで立て直せるかですね。

ヨナ・キム選手にはまず、心からお疲れ様でしたと言いたいです。あのすさまじい韓国の期待を一人で背負って大変だったろうと思います。完全アウェイの真央ちゃんも楽ではなかったはずですが、ヨナちゃんに較べれば、いくらか楽だったのはないでしょうか。
演技については、SPは最初に見た時のようなインパクトはなかったような、FP「シェヘラザード」はミスはありましたが、表現面ではとても深くなったような気がしました。
好みの問題ですが、昨年のFPの表現がシーズン通して一本調子な感じがして、あまり好きになれず、今季もか…なんて思ってたので、これは良かったです。

毎度の事ながら、プログラム冒頭の3F+3Tは素晴らしい。あのスピードと飛距離、美しい放物線を初っぱなから見せられると、おお今回もパーフェクトか?って思いますよね。あれ一つでパーフェクトな印象づけが出来ることが彼女の最大の強みではないでしょうか。

今大会は、ヨナちゃん優勝しでいいかな…なんて思ってましたが、SPの結果に「ええ~」と思い、俄然真央ちゃんに優勝して欲しくなった私です。
今更ですが、浅田真央選手とタラソワコーチの組み合わせってすごいですよね。
そういえば、タラソワさんは、大会ごとにFPのジャンプ構成を変えると言ってましたが、本気なんですね。そして常に攻めのプログラム、真央はこんなに出来るってことを、世に知らしめたいってことでしょうか(笑)。
私の大好きなFPのストレートラインステップは、若干音楽に遅れ気味だった所がちょっと残念でした。EXのアンコールで見せたFPのステップは素晴らしい、これがFPの最後にできたらすごいですよね。…どこまでも鬼プログラムか(笑)
それにしても2つの3A、見事でした。3A2本成功と優勝、2つを手にした真央ちゃん、すごいです。

(おまけ)
女子シングルは事実上、浅田VSキム。双方にミスがあったとはいえ、真央ちゃんも3Aを2本完璧に跳んだだけでは、ぶっちぎり優勝は出来ないんだな…ということがわかる大会でもありましたね。
大技だけで優勝出来ないことは、大ざっぱですが、例えば今回の美姫ちゃんが4Sを成功したとしても優勝はなかったでしょうし、ジュベールも4回転を決めただけでは優勝できないわけで、総合的に優れていなければ上位にすら行くことはできません。
四大陸で歴代最高得点をあげたダイスケは、FPで4回転を2本入れましたが、その他に3A2本を含むジャンプがほぼ完璧、スピンレベル4、ステップはレベル3で加点、PCSの高い評価、これら全てをクリアして生まれた得点なんですよね。
やれやれ、選手はやらなくてはならないことが多くて大変です。

最近「技術の真央に、表現力のキム」みたいな比較を目にしましたが、テレビ的にわかりやすいイメージを作ってるつもりでしょうが、これってなんかおかしいですよね。

私は真央ちゃんファンなので、つい肩入れしてしまいますが、彼女の音楽のとらえ方、音楽との調和にとても魅力を感じます。そして美しい表現力、エレガントさを持っている。技術力の高さだけならこれほど魅力は感じなかったと思います。
そういう魅力が前提にあり、かつトップアスリートとしてのたゆまぬ向上心、競技への情熱も加わり、すごいなと思い、時々見せる弱さも愛おしく感じ、ますます応援したくなるわけです。

考えてみれば、ファンになるきっかけが、技術力が素晴らしいから…って、スケートファンはあまりいないですよね。
強いから好きっていうのはありですが、ファンは、スケーターの技術以外にもっと心ひかれる何かを感じてファンになるのではないでしょうか。

もちろんヨナちゃんも素晴らしい、でも「表現力のキム」という言い方では、彼女の魅力を半分も伝えてないですよね。美しいエレメンツの数々は技術力の賜物ですし、演技だけではない彼女独特の雰囲気とか、魅力は他にもいっぱいあるでしょう。
美姫ちゃんも中野さんも魅力的、言い出せばきりないですね。

「技術の真央に、表現力のキム」まあ、そういう見方もあっていいと思いますが、それは一説にすぎない。
テレビというのは固定概念を植え付けやすいもの、そういう報道を繰り返しすることによって、視聴者はそれが絶対的な評価と思ってしまいます。
NHKにしても民放にしても、テレビは公共の存在です。優等生的でつまらないかもしれないけれど、報道とは公平な目線、出来る限り正確な情報がまず第一だと思います。
それを見る私達視聴者が「技術の真央に、表現力のキム」と思う事もあるでしょう。ただ、何に感動し、何に魅力を感じるかを決めるのは、視聴者である私達で、あらかじめ作られたイメージを押しつけられるのは願い下げです。
全く煽るなとは言いませんが、これは程度の問題、報道とは別にバラエティ色のある番組や言いたい放題の番組があってもいいですが、伝えるべき事をまず伝えてからにしてほしいですね。
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国立新美術館「巨匠ピカソ」展  

2008年12月16日
ピカソ展開催中に書くはずが、フィギュアスケートにかまけていて、こんなに遅くなってしまいました(汗)
とはいえピカソ、天才、巨匠、怪物、ここまでくるとある意味何を言ってもいいのでお気楽かも、勝手な感想を書いておくことにします(笑)。
今回は、パリのピカソ美術館が大幅改修のため休館、収蔵作品が国際巡回されることになり、今回の企画展開催になりました。
ピカソを冠した美術館は世界に8つ位はあったと思います。それだけ知名度、作品数がずば抜けているということですね。パリの美術館はその中で最も規模の大きい美術館です。

話が脱線しますが、スペインのバルセロナに行った時、ピカソ美術館に行きたくて、地図を見ながらうろうろしました。何と言ってもピカソを産んだ国スペインだし、大通りに面したわかりやすい位置にあるはず…と思ったら、下町の細い路地みたいな所にあって、いかにもかっぱらいやスリが出そう…とびくびく、辿り着くまで迷いながら、だいぶ時間がかかっていました。
古い建物を改築した、いかにもヨーロッパ的なたたずまい、すてきな美術館でした。規模もさほど大きくない、こぢんまり、わかりにくい場所にあるせいか混み合うこともなくゆっくり鑑賞できました。
帰国後、ちょうど大手出版社の(いかにもありがちだけど)世界の美術館シリーズという1000円未満位の本が月刊で発売されていました。なかに「ピカソ美術館」もあり、記念にと深く考えずに購入しました。
…そう、もう想像出来ると思いますが、私が購入したのは、バルセロナのピカソ美術館ではなく、パリのピカソ美術館だったんですねえ、あはは。「パリの」って大きく書けよ…ま、その前によく見て買えってことですね。
ピカソというと、あの路地を迷いながら辿り着いた美術館と帰国後のおマヌケな出来事が、つづけて思い出されます。

ピカソは作品数が多く、また時代によって大きく画風を変えるので、全体を把握するの大変です。彼の変遷をたどる最もわかりやすい方法は、女性関係から系統だてるのが一番楽かもしれません。
評論家によっていろいろな説があるようですが、女性の存在なしでは考えられないピカソの人生、画風と共に女性が変わっていくのではなく、つき合う女性によって画風が変わってきたと言っていいのではないでしょうか。新しい女性と巡り会うことで、新たなパッションが生まれていったとも、今回はそういう意味でわかりやい展示でした。

青の時代は、ピカソが派手な女関係に陥る以前、若者らしい悩みを抱えていた頃です。その時代の作品が1点展示されていました。「ラ・セレスティーナ」、この時代の作品はとても理知的、鋭くストイックな感じがしますね。深い青、研ぎ澄まされた描写力、どこまでも突き詰めて描いてしまう、考えこんでしまう純粋な青年といった感じです。ピカソにもこういう時代があったと思うと、何となく安心します。この悩める時代があってこそ、次の時代(バラ色の時代)があるのだなと感じます。

ピカソの様々な時代の中に「新古典主義の時代」がありますが、この時代のピカソは、バレエダンサーのオルガと結婚、環境も変わりセレブな人々とつき合うようになりました。と同時にそれまでのキュビズムから一転、具象的、写実的、つまり誰が見てもわかる(苦笑)画風に。
この頃の代表作「肘掛け椅子に座るオルガの肖像」が展示されました。
この時代の作品はそれなりに評価も高いし、以前別の機会に単体見た時もいいな思っていました。例えばオークションなどに出品されたら莫大な金額になるのは間違いないです。
ただ、今回のようにピカソの生涯の様々な変遷の中で見ると、新古典主義の時代は意外とつまらなく見えてしまいます。器用な人ですからどのような画風にも対応できてしまうのですが、その技術のすごさ以上に、彼のパッションは伝わってこないなあと。
むしろ、オルガとの結婚が破綻に近づき、悩み深い頃の作品にパッションを感じてしまう。イジワルだけど、幸せなピカソより悩めるピカソの方が、傑作が生まれるということですね。まあピカソに限らず、画家(芸術家)とはそういうイキモノですね。

ドラ・マール、マリー・テレーズの三角関係で悩むピカソは、まさにピカソですね。2人の肖像画を同時に見られるのは楽しい、というか並べて見ることに意味があるのかな。やれやれ2人の女性の間で大変だったんだろうと思いますよ。
この後、また新たな女性、フランソワーズ・ジローと出会いますが、この頃のピカソが最も円熟期、ゲルニカを制作したのはこの頃です。
ゲルニカはスペインに行った際に、マドリードのソフィア王妃芸術センターで見ました(バルセロナのピカソ美術館と違って、大通りちかくの現代的な美術館でした、まあ国宝みたいな作品ですからね)。
壁画でのようなこの作品により平和運動の象徴になったピカソですが、この時も女性関係はぐだぐだ(笑)、本人はもしかして逃避のつもりでゲルニカを制作したのかもしれません。とはいえ平和運動に身を投じるとか、そういうつもりはなかった思いますが。ピカソはピカソらしく作品を描き続け、ゲルニカは一人歩きしたのではないでしょうか。
ピカソは自分自身が見たまま感じたままを作品にするタイプ、戦争の悲惨さに心を動かされ、作品が生まれたとしても、時代背景や大きな思想に影響されることはないような気がします。あくまで自分自身が主役、それこそ巨匠ピカソですね。
見応えのある企画展でした
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いよいよグランプリファイナル

2008年12月11日
あっという間にファイナルですね(滝汗)
選手も山あり谷ありですが、見てる方も山あり谷ありでしたよ…ま、勝手な話で(笑)
今回は予定構成が全選手出ていますね…ええ~っ真央ちゃん…(汗)

○男子シングル
シーズン前、このようなエントリーになると誰が予想したか…につきますね。現役とは本当に過酷です。
読めそうで読めない男子シングル。

ジュベールがSPで4+3を決めて圧倒的に優位に立つと、そのまま優勝の可能性は高いと思います。ところが、これが4+2T止まり、またはコンボ失敗をすると、さてどうか?
完成度ナンバー1のパトリック・チャン選手の王手でしょうか?といっても、パトチャンにだけ大きなアドバンテージがあるとも思えないですよね。小塚選手もSPに4回転がない分、リスクが少なく、かつ80点越えを安定して出す力があります。なにより素敵なプログラム。
SPがカギになりそうですね。

ウィアー選手にも頑張って欲しいですが、今季はやや安定感が欠けるのが心配ですね。
アボット選手もいいと思うものの、ロシアで見せた動揺が不安材料、大きな舞台で勝負強さを発揮できるかですね。
トマシュ・ヴェルネル選手が華麗に4+3T決めたりして(笑)う~ん、おもしろい展開。
パーフェクトであれば、4Tをもつジュベール、トマシュの争い、こういう展開が私としては最も見たい内容です。
小塚がFPでついに4Tを決める!と、想像するのも楽しい。

希望順位 ジュベール(4T完璧)、トマシュ(そろそろ頑張れ)、小塚(4T決めなさい)
予想順位 ジュベール(SPの貯金で逃げ切り)、パトチャン(安定飛行)、小塚(4T以外ノーミス)

○女子シングル
韓国で行われるグランプリファイナル、キム・ヨナ選手が、優勝できなかったらひどい目に遭うんじゃないかと、今から余計な心配をしてしまう私です。
そうは言っても、体調も問題なさそうだし、順当であれば優勝の可能性は、今年もヨナちゃんが高いかなと思います。

逆に気楽なのは浅田真央選手ですね。NHKの結果と内容は大きな自信になったでしょう。
それにしても今大会の恐ろしいプログラム構成、予定とは言え3Aを2回、3+3を2回…ですか。全部決めたらすごいことになりそう…。
ライバル勝つことも大事ですが、この大会をチャレンジの場と考えていることが明らかですね。やった分結果はついてくる、そういうことでしょうか。仮に優勝できなくても、ヨナちゃんほど痛手が少なさそうなのがなんとも…。

表彰台に間違いなく絡んできそうなのは、今季絶好調のジョアニー・ロシェット選手ですね。得点源がコンボではなくて、シークエンスなのがちょっとさみしい。
コストナー選手は、ファイナル出場はラッキーでしたの感があるので、伸び伸び演技してくれればいいかなと。彼女も照準はユーロのはずだし。
安藤美姫選手、中野友加里選手は、コンディション次第でしょうか?美姫ちゃんは4Sを入れていない=絶好調とは言えないということか。
しかし二人ともここで頑張りすぎるより、全日本メインでいったほうがいいのはたしかですね。

希望順位 真央ちゃん(ノーミス)、ヨナちゃん(そこそこ)、ジョ兄~(安定飛行)
予想順位 ヨナちゃん(安定飛行)、真央ちゃん(そこそこ)、ジョ兄~(安定飛行)


○ペア
シーズン初めは、サフチェンコ&ゾルコビー組とジャン&ジャン組の一騎打ちシーズンと思ってましたが、だんだんそうとも言えなくなってきましたね。
今もこの2組が有利ではあるけれど、川口&スミルノフ組が迫ってますねえ、
この3組で表彰台でしょう。

希望順位 ジャンジャン、サフショル、川口家

○アイスダンス
ここも読めそうで読めない。
成績だけ見れば、デロベル&ショーンフェルダー組ですが、圧倒的ではないような。
そして実力ナンバー1かなと考えていたドムニナ&シャバリンも、ロシア大会2位。
NHK杯優勝のファイエラ&スカリ組と、デイビス&ホワイト組は、バーチュー&モイア組の欠場に助けられた感は否めず、このメンツの中だと少し弱いような気もします。
意外と滑り込みセーフのベルビン&アゴスト、ロシア大会優勝のホフノワ&ノビツキー組が優勝に絡んできそうな気もします。
…う~ん、わからない

希望順位 ドムシャバ、ベルアゴ、デロション
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NHK杯感想・女子シングル

2008年12月10日
結果はまさかの日本女子が表彰台独占という快挙、すごいですね。素直に喜んでいます。
でも、見所はそこだけじゃあありませんね。

アシュリー・ワーグナー選手は、間違いなく次の時代を担う選手だと感じます。今回は3+3のコンボがありませんでしたが、いずれ入れてくる構成になるはず。意欲的なプログラム構成、パワフルなステップ、そして華がある、目ヂカラがある、いいですねえ。

レピスト選手とハッカー選手は、私にとって癒し系スケーターですねえ。どちらも好きな選手なんですが、無難路線なので、他の選手が高得点を上げると沈んでしまうのが残念ですね。
レピスト選手は今回はミスも多かったし。フィンランド選手はこういう傾向があるのが弱点、やはり自力で勝ち取ることのできるプログラム構成で勝負をしてほしいですね。

鈴木明子選手は、結構いいセン来るかも…とは思いましたが、ここまで来るとは思わなかった(すまん)。なんて言うでしょう、GPS初参戦とは思えない貫禄、存在感、内容でしたね。
全日本が楽しみっていうか…どうなる代表3枠、ドキドキ…。

ある意味すごく心配だった中野友加里選手、でもやっぱり彼女は強い、そう思いました。
「いつだって、その時出来る精一杯のことをする人なんですよ」と、知り合いの中野ファンが言ってたのですが、本当にそうですね。FPのあの日、全身全霊で演じたジゼルには見ていて涙がにじんできました。3Aも3+3も入っていませんが、あのひたむきさには心底感動しました。
彼女のFPジゼルについては、あまり好意的な事を書いていない私なんですが、今回のジゼルは、素直にいいかもしれないと感じました(優柔不断~)もしかすると、ジゼルという崖っぷちの女と、追いつめられ窮地に立った中野選手がシンクロしているのかもしれない、そんな気もしています。
難しいのは、こういう評価が今後ももらえるかどうか、今ひとつ確信がもてないところ。ジゼルが難しいプロラムであることには変わりないような気がするからです。
難しいとは、表現面だけでなく、勝てるプログラムかどうかという意味でもあります。現実に鈴木明子選手の快進撃に破れた形なったことは、今後の判断材料になってくるのではないでしょうか。
こんなこと言ってはもともこもないですが、会場の雰囲気や滑走順にも大きく影響されるプログラムのような気がします。

今大会、一番期待していたのは浅田真央選手でした。なんて王道な私(笑)
ゆえに見ていて、一番緊張したのはSP、ここさえ乗り切れば…ここさえ…って。
FPの素晴らしさは、もう言うまでもないことですが、彼女にとって、またファンにとって、カギはあのSPでしたねえ、手に汗握ったお仲間の皆さん、お疲れ様でした。
筋トレのおかげでしょうか、ジャンプがぐんと高くなりましたよね。
6分間練習を見ても、別格な存在感があり、今季のの真央はやっぱりすごいと、練習見てるだけですでに感動してました。そして、つまりは気持ちの問題だけなんだよねと、改めて感じました。
攻めの姿勢、内容の素晴らしさはもう言うべきことは言い尽くされてますから、もういいですね。何度見てもすごい、特にストレートラインステップは圧巻でした。
タラソワさんとは、とてもうまくいってるみたいですね。ラファエルコーチとは、お互い気を使ってる感じがしましたが…まあでも、これは真央ちゃんも大人になって、外国人コーチとのつき合い方に慣れたということかもしれませんね。
あとは練習しすぎでケガなどしないようにしてほしいですね。いつまでも若くて丈夫と思ってはなりせんよ(爆)

素敵と評判の真央ちゃんのFPの衣装ですが、SPの衣装はビミョーとの意見もちらほら。
月光をイメージした紫の衣装はシンプルなラインが、逆に着こなすのが難しいかもしれませんね。よく見ると刺繍など細部までに迄凝っていて、ゴージャスです。
私が動物好きであることは、友人は皆知っているのですが、この衣装、最初に見た時「クラゲだ!」と思いました(笑)。エボシクラゲ?と当初想像しましたが、オワンクラゲ、サルアシクラゲ、アマクサクラゲ、ギヤマンクラゲ、カツオノエボシ…などいろいろ出てきて収集がつかなくなってきました(汗)写真のリンクもやめときます。
まあその~「真央ちゃんの月光はクラゲ!」って覚えてください(←意味はないです)
昨年はダイスケのロミジュリ衣装(の背中)を見て、「カブトクラゲ」を連想し、若干友人を引かせてしまいましたが、今年もいましたねクラゲのモチーフが(…ホントか!?)うれしい~。

(おまけ)
GPS6大会が終わり、ファイナルを残すのみになりました。今年もNHK杯以外の放送では、ストレスを感じることが多かったですねえ。フィギュアスケートはスポーツ、バラエティ色の強い番組にはいつまでたってもなじめません。
今現在を伝えることがスポーツ報道だと思うのですが、テレビ朝日の放送を見ると、あらかじめ描いたストーリー、演出に合わせて都合のいい部分を取り上げていますよね。
やってみないとわからないからおもしろい、何がおこるかわからないからスポーツ、その醍醐味を無視して、真央ちゃんのサクセスストーリーや、美姫ちゃんの復活ストーリーに血道をあげる放送の姿勢には疑問をおぼえます。
この放送スタイルだから視聴率が稼げるということなのかもしれませんが、もうここまで認知されてきたわけすから、もう少し大人の放送を心掛けるべきではないでしょうか。
放送時間の長短やCMが入るからとか、キャスターがどうのとか、そういう具体的な煩わしさよりも、この報道姿勢という部分が一番問われるべき所だと思っています。
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NHK杯感想・男子シングル

2008年12月08日
男子は、選手がバラエティに富んで楽しかったですねえ!
そして、表彰台は逃しましたが、無良選手、キャリエール選手、レイノルズ選手、(あえて結果なんかより)これからを期待させる若手の存在もうれしい。

無良選手は、DOIで久しぶりに見た時にずいぶん男っぽくなったなあと感じていましたが、競技プログラムを見て、スケーティングの早さ、力強さ、スケールの大きさなど目を見張るものがありました。この勢い、ワールド代表3枠目に…かなり近い?
気になったのは、FPのジャンプの跳ぶ位置が、リンクの角ギリギリと、対角にあるやはり角ギリギリなのが、気になりますね。ジャッジ席に反対側から見ると、着氷が確認できない(汗)もう少しセンター付近で跳ぶジャンプがあってもいいですよね。

キャリエール君は、昨年のNHK杯に続いて出場。若いのに堅実、地味、ちょっと物足りないけど、気がつけば表彰台…なんて去年は言ってたんですが、新しい表現にチャレンジしている姿が見られて良かったです。特にFP「火の鳥」はバレエ的な表現があって、素敵だと思いました。結果は6位でしたが、今は火の鳥変身途中(ガッチャマンか?)って感じでしょうか。

マッチ棒レイノルズ君は、ホントに4回転跳ぶんですねえ(←当たり前だっちゅうの)、しかもチャッチャッと跳んでしまうんですねえ、よくわからなかったよ…すまん。
そのコンパクトな(笑)4回転ばかりが話題になる彼ですが、タラソワさんに指導を受けたという今季、スケーティングや表現力がぐっと良くなりましたね。
もっとも感動したのが実はEXで、本来こんなに素敵な音楽表現が出来るんだと、びっくりしました。このEXの魅力と4回転があれば、これからどんなすごい選手になるのだろうと期待してしまいますね。まあ、今現在は欠点も多数なんですけどね。

ポンセロ選手の3位は、なんだかしみじみしますね。ある意味男子シングルで、一番いい仕事したのは彼なんじゃないかと(笑)
SPは緊張が見えたけれど、楽しいプログラムでした。FPは伸び伸び、スケートが軽やかで見ていて気持ちいいですね。冒頭の4Tは加点つきまくり、おお~+3のジャッジもいますねえ。
フランスの国内戦も大変なことになりそうですね。
ジョニーはファイナルに行けるのだろうか?織田君のFPは大丈夫なのか?とか、今大会気になることをちまちまと考えている中、ポンちゃんの明るくてクリアなスケートに、ぱっと救われました。
EXが待望のスキーマン!いやあ、やっぱりこのEXは最高ですね。キャンデロロの後継者がこんな所にいるとは(爆)仕込みも面倒だったと思うけど、ポンちゃん、ありがとね~。
よかったら来年も(ジュベールを連れて)来てね。

ジョニー・ウィア選手の体調はFP後まで知りませんでした。体調の悪い中、よく頑張りましたよね。
彼の演技を見ていて、トップ選手の中にこういう個性、世界観があることの喜び、なんていえばいいのか、その男子シングルの多様性の象徴みたいなものを感じます。ずっとトップ選手の一人として演技していて欲しいなと思いました。
今季は少し厳しい(去年だって楽してたわけではないんですけどね)戦いになるのかもしれませんが、もっとできるはずって、思ってますよ。

織田選手については、今更何を言うか、若干悩むとこですが…。
ブランクの事につては、もう言わなくてもいいですよね。なのであとは、日本のトップ選手として、欲張りな目線になってしまいます。
いろいろ考えたんですが、フィギュアスケートファンってわがままなので、表現力が優れていればジャンプさえ決まればと思い、エレメンツがパーフェクトに近いと、表現面が物足りないなどと難癖をつけてしまうのがサガかなと思います(苦笑)

SPの仮面舞踏会は、完璧でしたねえ。高さ、飛距離、余裕のあるジャンプ、鍛えられた体がジャンプの安定感につながっているのでしょうね。プログラムとしても完成度の高いパッケージになっていると思いました。
FPは、ミスが目立った印象でしたが、元々のベースバリューも高いし、後半もきっちりまとめてポイントを重ねました。…この辺りはニコライ・モロゾフコーチの作戦勝ちなのではなでしょうか。
4回転は、もう早晩成功する、というところまで来ていると思います。あとちょっと、がんばれ!全日本で決められると、気持ちも楽になるでしょうね。ほんと、あとちょっとなんですよね。

FPのワルシャワコンチェルトは好きな曲、ただSPと、曲のドラマチックさ加減や盛り上がり方が似てるような気がします。
夏頃の動画を最初に見た時も感じたことなんですが、トップ選手であれば、曲調、雰囲気を変えて、スケーターとしての多彩さを見せるべきなのではないかと思いました。曲名を最初に聞いた時は、織田君に似合うと思いましたが、実際に見ると今ひとつしっくりこない。
そう感じる原因は、振付はニコルではあるけれど、かなりニコライ改良型になっているからと想像するのですが、どうでしょう?私はニコライの振付が結構好きですが、織田君には合ってないような気がします。
特にEXプログラムの「トスカ」は、エレメンツは素晴らしいと思っても、どんなに上手く演技しても、やらされてる観が…。何となく受け入れづらいものを感じてしまうんですよね、好みの問題かもしれませんが。
SP、FP、EXと3本あるわけでですが、このラインナップでいいのかな?と思うわけです。

来季の話は早いけれど、振付はニコライではない選択をしてほしいなあ。そして1本は明るくて軽いヤツを頼むよ。

でもほんと、きっちりこの位置に戻ってきた織田君、たいしたものです。でもゴールじゃありません、ここはスタート地点、そんなことは織田君が十分わかってるはずですが(苦笑)
次、全日本でどんな演技を見せてくれるか、楽しみにしています。
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NHK杯感想 ペア・アイスダンス

2008年12月08日
○ペア
今回の主役は、井上・ボールドウィン組、そう言っていいのではないでしょうか。
アフラックのCM、直前に放送されたドキュメンタリーなどで、知名度も全国区という追い風もあり、会場も待ってました!という感じでしたね。
(すごく上から目線かもしれませんけれど、あくまで視聴者として)私はドキュメンタリーについて、わりと高いハードルを設けているので、この直前に放送された氷上プロポーズの番組は、内容、作り方について???な部分も感じています、ごめんなさい。彼らについては、もう皆さん読まれていると思いますが、少し前の記事ですが、ほぼ日刊イトイ新聞・刈屋アナインタビュー「オリンピックの女神はなぜ荒川静香にキスをしたのか?」(後半)を読んでほしいなと思います。
選手のリンク外の事が、採点に反映されるはずないのですが(されたら逆に困りますね)、何も知らなくても、その人ととなりが見えてきてしまうのが、フィギュアスケートのすごいところですね。
今回のレナジョンの演技は、見る側の日常の様々な雑念やらヨカラヌ想いとかが浄化されるような、昇華されていくような感じがしました。
SPは特に完成度も高く、素晴らしい演技でしたね。
さすがに格上のパン&トン組には及びませんでしたが、2位は立派な結果ですよね。表彰台の彼らが本当にいい笑顔で、見ているこちらも幸せな気持ちになりました。

ケガが心配されていたパントンが調子が悪いとなれば、優勝はデューベ&デビソン組と確信してましたが、そうしたんでしょうね、ジェシカ・デューベがずっと不調。優しい笑みがかわいい選手なんですが、終始浮かない顔でした。パートナーのデビソンの方をしっかり見てない感じが気になってしまいました。
あと、FPのカルメンは新たな挑戦なのかな、彼らには似合わないような気がするのですが。

パントンはチャンピオンらしい演技で堂々優勝。スロージャンプもツイストも高い、高い…これを見られただけでもうれしい、トップ選手の技のすごさを見せてもらいました。
強いて言えば、もう充分キャリアのある二人、若い選手に真似の出来ない渋~い大人の世界を、もっと突き進んでほしいです。FPのタンゴメドレーは、そう言う意味もあるのでしょうが、どうしてもアイスダンスのタンゴと比較してしまって物足りないなと感じました。


○アイスダンス
アイスダンスでうれしかったのは、初日アリーナSSで、CD、ODを見たこと。美男美女(と衣装)を間近で堪能できたことです。
スケーティングはもちろんですが、手の振り、首の角度、ちょっとした目線、所作の一つ一つが美しくて、うっとりしてました。

採点となると、技術的なところは素人の私には難しくて、ファイエラ&スカリ、ペシャラ&ブルザは違う…たぶん、きっと…てな感じで(苦笑)ただ、この2組に限って言えるのは、人に見られることに、より慣れているというか、人を引きつける術を持っている、そんな気がしました。
初日に自分が投稿したコメント見ると、ナバーロさんのことばかり書いているんですが、あはは、やたら目が合ったりするので。

今大会は事実上、スカリ組とブルザ組の争い、一応私のイチオシは、スカリさん達でした。実際FDを見た後も、どちらが上かわからないなと感じました。
華やかさ、アピール度では、ブルザ組が上かもしれません。
私は、内省的な表現に深く突き進んでくる選手が好きなので、スカリ組の「月光」にはかなり引きつけられるものがありました。深夜一人で見返したくなるプログラム、そんな印象(どんな印象だか…)でした。
ただ競技という場で、どう評価されるのかというと、やっぱりよくわからない(苦笑)
隣にいた友人は「別にピエロの衣装でなくとも…」などと言い出すし…(そりゃそうか?)
結果は、スカリ組がCDの貯金で逃げ切り優勝。
やっとここまで来た!という彼らの感極まった顔を見て、ああよかったなあと思いました。

アメリカとロシアの若手もぐんぐん迫ってきてますね。少なくともこの種目に関しては、ロシアの層の厚さを感じます。

競技の結果とは全く関係ないのですが、全種目を通じて、曲がかぶる事が多かったですねえ。とくにロミジュリはこれでもかっていう位多くて。
チャイコフスキーのロミジュリが流れると、「ああ、そこはダイスケが2回目の4Tを跳ぶとこ」とか、ニーノ・ロータ版なら「ここはサーシャのスパイラル」最近なら「小塚が2回目の3Aを跳ぶところ」などと考えてしまいますね。
あと、ロシアのカップルがゴッド・ファーザーを使用していましたが、この映画は、華やかな表とは違う「男の孤独、悲哀」がテーマだと思うので、カップルで演じることに少し違和感をおぼえました。
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寒い朝

2008年12月04日
ツツジの植え込みに霜が降りました。
日本画のように美しくもあり、電子顕微鏡で撮影した鉱物のようにも見えます。

風邪引きました。珍しく寝込みました。
GPSについてあれこれ書くつもりでいましたが、しばし延期。

皆さんも風邪などひきませんように。

simo
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