世界選手権 ペア・アイスダンス

2009年03月31日
当初ワタクシローカルでは、放送予定がなかったのですが、実はあったんですねえ、だったら早く言ってほしい。
限られたトップ選手だけ、本来なら他の選手と比較したいですが、それは来月のJsportsまでお預けです。しかし見る価値充分でした。

ペアFP
放送は総合5位まで、ボロソイジャー&モロゾフはフリー5位でしたが、総合6位で放送なし残念でした。

○ムホルトワ&トランコフ組(総合5位)
どっちか言うと、4位になったSPを見たい。
ミスがぽろぽろ、もったいない。
今ひとつ似合わないなあと思うFPも、だいぶ馴染んできました、衣装変えたからかな。ムホルトワさんのような正統金髪美女ってうらやましい限りですが、SPのようなクラシカルなイメージ以外となとなると、意外と難しいのかも。
総合5位は健闘、これから川口さん達と、ロシア黄金時代を作っていってほしいです。
ロシアはジュニアにもいい選手がいるから、安穏とはしてられませんね、それがかえっていいかもしれません。

○川口&スミルノフ組(総合3位)
超野心的プログラム、そしてスロークワド、ここでやるか~っ、すごい。あの転倒は痛そう。
う~ん、ミスも多かったので、この順位はしょうがないかな。
ステップこんなに上手でしたっけ?…ジャンジャン危うし(汗)。
今季最も成長したペアですね。

○ジャン&ジャン組(総合2位)
ステップがずいぶん上手になりました(ごめん本人比)
しかし、リフトやツイストの高さ、スロージャンプの飛距離はすごいです、パチパチ。
FPはまずまずのできですね。今回表彰台は微妙かと思いましたが、他の選手のミスにも助けられたかな。
ともかく、銀メダルおめでとう。

○サフチェンコ&ゾルコヴィー組(総合1位)
素晴らしい!!
…いえ、ミスもあちこちあるので、完璧ではないのですが、作品としてもプログラムの完成度が別格でした。
地上波女子以上に実況が邪魔(すまんな本田)、映画や舞台を実況つきでは見ないように、ひとり静かにじっくり見たいと思いました。
技術レベルももちろん高いですが、そのあたりは絶好調な時の中国ペアにかなわない時も…。
しかし昔で言うなら芸術点が高いといえばいいでしょうか、競技を忘れ作品として見てしまう。ペアでここまで表現できるのは素晴らしいと思います。
芸術性というとかなり範囲が広いので、文学的と言いたい…かえってわかりづらい?
印象が、いい舞台を見た時の高揚感というより、良質な本の読後感、そのような感じでしょうか?
ペアの感想っぽく書けない、ここがサフショルの良さです(もちろんワタクシ比)。

アイスダンス
放送はOD、リード、ドムシャバ、ベルアゴ、テッスコ
翌日FD、リード、ドムシャバ、ベルアゴ、テッスコ…あ、同じか。

OD
○ドムニナ&シャバリン組(OD2位)
何だかこう格の違いみたいなものを感じました。
戦前の音楽がODのテーマですが、軽やかな曲を選んだ他の選手とは全く違う、それがかえって新鮮に感じます。

○ベルビン&アゴスト組(OD1位)
こちらはまた、なんて華やかなんでしょう。ベルビンの笑顔にクラクラきます。
ドムシャバ同様、休んでましたという感じはないですねえ。

○バーチュー&モイア組(OD6位)
こちらのお嬢も美しい~衣装も美しい~
あちこちあいまいな感じ、グラっとするところがあるので、6位はしょうがないのかな?

…と、ここまで見て、故障明け3組のすごさを実感したわけですが、今季めざましい活躍のホフノビ(OD5位)、メリチャ(OD3位)が放送されないので、比較しようがないですね。ダンスの判定は詳しくないので、どこがどうとは言えないですが。
ペシャブル(OD4位)や、どうしてこんなに下がったのだあり得ないファイスカ(OD10位)も気になるところです。

FD
○リード組
クリスの故障続きで、心配が先に立つことが多かったですが、今回は安心して見られました。
上位陣と並べて放送されると、実力の差にちょっと悲しくなってしまうこともたびたびなんですが(ごめんね)どんどん大人っぽく、華やかになってきました。日本選手としていてくれてありがとう。来季もよろしくたのむ。

○ドムニナ&シャバリン組(FD1位・総合1位)
気迫迫力がすごい、圧倒されます。スケール感、気品、パワー、いい意味で重いんですよ、存在感が。
今までためてきたパワーを一気に爆発させた感じがしました。
ホフノビやテッスコの、ちょっとちょっと、どうなってんのその体?…みたいなリフトが、評価高いのかなあ最近と思ってましたが、こういう「どうだ!」な王者リフト(意味不明)いいですよねえ。
優勝インタビューでシャバリン「何度も引退が頭をよぎった」、こういう話聞くと泣けてしまいますねえ。
よく頑張りました。

○ベルビン&アゴスト組(FD2位・総合2位)
こちらも一気に爆発でしょうか。
かっこいいトスカですねえ…オペラ歌手を見慣れていると…特に…(滝汗)
アイスダンスにしかできない表現がいかんなく発揮された感じ、トスカの世界観が目の前に広がります。
ドムシャバとどっちが上かと言われても、この辺りにくると素人にはわかりません(汗)

○バーチュー&モイア組(FD4位・総合3位)
モダンなプログラムですね。今季のチャレンジプログラムという意味合いでしょうか。
リフトの決めポーズもすごいですが、降り方もすごいですよね。
毎年リフトがユニーク、というかすごすぎなんですが、あまりにアクロバティックにならない方が、彼らの本来のスケートの良さが引き立つと思うのですが、加点を稼ぐためにも必要なのかな。
若干滑り込みが足りない感じが、FD4位という結果ですかね。でもすごいです。

ここまで放送したなら、FD3位のデイビス&ホワイトをぜひ放送して欲しかったですね、残念。3位と僅差の総合4位でした。

カ&カー組は妥当な順位に見えますが、優勝候補と予想したホフノビは総合6位、ファイスカCO、ODの出遅れが残念総合8位、サミュエルソン&ベイツ11位、こちらは意外です。
ペシャブル6-4-5位で総合5位、素晴らしい!
それにしても、ダンスは戦国時代か?故障明け3組が表彰台、すごいですねえ。

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世界選手権を終えて

2009年03月30日
終わりました、2009世界選手権。
今年もたくさんのドラマをありがとう。
選手の皆さんも、現地&テレビ観戦した方もお疲れ様でした。
そうそう、私の愚痴を聞いてくれた友人たちにも感謝します。

女子の結果には思った以上に動揺しておりまして(やれやれ)、個人のブログとはいえ、おかしな事を口走るのはいやなので、感想は2、3日かかりそうです。
お暇なら、また読みに来てくださいね。
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世界選手権・男子FP

2009年03月28日

男子終わってしまいましたね。なんだか心残りで…いろんな意味で。
あ、大丈夫です。以下の記事、暗い内容ではないです、安心してお読み下さい(なんのこっちゃ・爆)
気になった選手をいくつか。

○フェルナンデス選手
濃い~ラテンの美少年、ユーロの時にステップの良さが印象的でよく覚えてます。
ユーロの方が良かったかもしれませんが、まだ17才、先が楽しみです。
それよりリンクサイドに満面笑顔のニコライが…今季途中から、ニコライ・モロゾフコーチだとか、いやあいいのを捕まえましたね、ニコライ(笑)あなたにぴったりですよ。
というか、アダムがいなくなったから彼を引き受けたとしか思えないですが。結局いっぱい抱えたいんですねモロゾフ組は…。
しかし、フェルナンデス選手の「マトリックス」は、あんまりマトリックスっぽくはないです、来季はニコライにもっといいのを作ってもらいましょう。

○ジェレミー・テン選手
今日もまたインディーズバンドのボーカルっぽいですね。サンデュの後輩、コーチも同じだそうです。
「似てますね」と実況の樋口先生、…そうでしょうか?…そうか?…そういわれてみると?

○シュルタイス選手
今回元気ないスウェーデン組、がんばれ。
こういう選手がいると楽しいですよね。万人受けはしませんが(したら逆に怖い)、彼には譲れないかっこよさのポリシーがあると思うんです。個性っていえば簡単ですが、大事にして欲しいです。
SPの衣装が南米の珍しい鳥(オウム?)みたいだったり、FPの衣装は曲と顔と合ってなくても(すまん)

○デニス・テン選手
もう皆さん言い尽くされてますが、素晴らしいですねえ。以前どこかで見てますが、四大陸かな。
15才でこの内容はすごいとしか、もちろんまだシンプルだし、全体に薄味なんですが、筋の良さをかんじます。順調ならチャンピオンの器です。
SPではタラソワコーチがついてましたが、振付ですね。
FPはラフマニノフ・ピアノ2番、曲構成がダイスケとそっくり、笑っちゃいました。

○無良崇人選手
素晴らしい3Aが気持ちいいですね。本人比は違うと思いますが大健闘ですね。
以前はリンクの使い方に不満があったのですが、小さなリンクを想定してトレーニングしてきたせいか、気になりませんでした。

○ケヴィン・バン・デル・ペレン選手
…トンデモ衣装ですね(汗)、ナスカの地上絵?(by美輪)。こういう衣装はありですが、もうちょっとセンスが…ね(滝汗)
彼のスケートは、いつも胸を熱くさせるものがありますが、なかなか採点に結びつけにくいのがなんとも。基本的なスケーティングがガシガシ系なんですよね。
故障もあって大変でしたね、お疲れ様でした。

○ポンセロ選手
今回はうまくいかなくて残念でした。でも見てて飽きない、楽しい、好きな選手です。

○織田信成選手
こちらも言い尽くされてますが…。
素晴らしい4-3を決めたのに、ザヤック、いやコンボ回数違反ですか、やれやれ。実況の田村コーチも、地上波の本田も、いち早く気がつきましたね、陥りやすい局面なんすね。
すごく大ざっぱな計算で、プログラム構成をこのように変えると…
〔2回目の3A(8.20)、3F+2T+2L(8.3だが今回は0)=8.20〕 
→〔3A+2T(9.50)、3F(5.50)=15〕
訂正前の3Aは外すので、〔差分6.8〕をプラス、総得点148.47
GOEとボーナスは無視して、入れ替えただけなので、実際はこの通りにはなりません。入れ替えのコンボが、3連続ジャンプなら更に得点は上がります。
148.47は、4位コンテスティ選手と同じ、さらに、SPのあの普段では考えられないようなミスがなければ、SPはたぶん80点くらい。そうなると総得点は、228点くらいで、十分表彰台に絡む勝負ができました。
「タラレバ」の話ではなくて、上記の内容は、今の織田君なら普通に出来る内容です。出来なかったのが実力とも言えますが、絶対これくらいはできるんですよ。

SPのキスクラとインタビューでは、織田君のジャージに付いているスポンサーロゴ(ニチレイ)が、逆さまでした。取り外しができるようになっているから、こういうこともあるのでしょうが、みっともない。
織田君がしたことなら、彼が平常心ではなかったことの現れのような気がします。周囲で気がつくべきですが、こちらも平常心じゃなかったのか?そう思ってしまいます。小さなミスですが、こういうささいな事が大きなアクシデントにつながるものです。気をつけてほしいです。

それと今回冒頭の4+3を成功したことで、プログラムの雰囲気がガラッと変わりましたよね。
うれしそうでしたね。そしてその後のプログラムは、体全体から滑る喜びがあふれて、本当に幸せそうでした。幸せな人は、周りも幸せにしてくれるんですよね!
いかに4回転がネックになっていたかがわかりますし、私にしてみれば、織田君はこんなに明るいスケート出来るんだよねということを、思い出させてくれました。
キスクラじゃ泣きすぎ、第一涙拭くハンカチはタイガースでしょうに(笑)
今でもFPは、織田君に似合うとは思えないですが、一つ乗り越えたことは間違いないです、おめでとう!
そう言っていいですよね。

○パトリック・チャン選手
四大陸ほどではないので、この順位は妥当でしょうか。
しかしスケートの流れがいい、美しい。ちょっとした首の傾け方、フリーレッグの形と間、頭の先からつま先まで、神経が行き届いていると思います。見習いたいですね。

○小塚崇彦選手
ベストでないのは本人もわかってると思いますが、よく頑張りました。
なんとか表彰台、なんとかEXにと願いましたが残念。今回は緊張のせいで固かったですね。
オリンピック3枠と、折に触れ語るのは、どうかなと思うこともありましたが、そういうプレッシャーの中で闘うことは、いい経験になったと思います。
そして3枠獲得ありがとう!3人でオリンピックに臨めるなんて幸せです、選手もファンも。
それにしても衣装は、ネタではなくホントになんとかした方がいいと思うなあ。華やかな選手の中で、通好みスケーターっていうのも悪くないですが、これから常に表彰台を期待される選手になったわけですし、それなりの衣装をお願いしたい。
以前はうつむき加減でシャイな印象でしたが、観客にアピールする目線もできてました。プログラムにあった華やかな衣装を着こなすことも出来るはずです。

○ヴェルネル選手
ようやくもどってきてくれた、素直に喜んでます。
今回はミスもありましたが、うれしい結果です。スケートの良さはパトチャンに匹敵すると思います。しかもクワドも出来る。こんな選手そうそういないんだから、自信もっていいのにね。

○ライサチェック選手
ライサの優勝は、全く念頭にありませんでした、いやはや…申し訳ない(汗)
昨年、GPS後のインタビューがWFSに載っていて、やりきれない感じが伝わってきてどうなってしまうのか心配していました。今季は諦めムード?なんて失礼な考えが…すまん。
苦しいシーズンを乗り越え、よくがんばりましたね。
ファイナルに進めず、全米タイトルも失い、四大陸はいい出来だったにもかかわらず、パトチャンの神懸かり演技に破れ…
ところで先月の四大陸、モチベーションが上がらず、見送ることも考えていたそうですが、キャロルコーチの強いすすめで出場したと聞きました。結果としてあの大会で復活の糸口をつかむことが出来たのではないでしょうか?
最近はキスクラの苦渋の表情しか見てないキャロルコーチ、ちゃんとライサを見てくれているのか?なんて思ってましたが、大丈夫ですね、良かった。

関係ないですが、WFSにタラソワコーチのインタビュー(内容は真央ちゃん)があり、トリノシーズンのGPFのことに触れていました。
2005GPFでは、トリノの金メダル最有力候補スルツカヤ選手を、オリンピック出場資格のない真央ちゃんが破り優勝しましたが、スルツカヤ選手は、この時すでに精神的に打ち負かされていたのではないか、という話でした。
もちろん推測、結果論でしかありませんが、なんとなく頷ける内容でした。
負けたら次を頑張ればいいわけですが、ライサに限らず、目に見えない心の奥底で深く敗北、または傷ついていたら、そこから立ち直るのはとても大変かもしれないと感じます。
ライサもそういう状況なのではないかと…ですから今回優勝候補には入れられなかった。でも見事勝者になりました。
ライサすごい、それに人間ってけっこう強いのかもという希望みたいのを体現してくれたような気がします。少なくても私には。

○ジュベール選手
やれやれ、まったくこのオトコは…(苦笑)
でも表彰台にきっちり乗ったのは、やっぱりうれしいです。
彼が強い選手であることも十分見せつけたと思う。
ちょっと、言いたいことがまとまらないので、後日感想を書くことにします。
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世界選手権、男子SP(地上波を少し)

2009年03月26日
仕事の合間に無理矢理見ました男子SP、落ち着かないことこの上なし…
実況は本田、荒川さん、西岡アナ。良かった、5人くらい実況席にいたらどうしようかと(苦笑)
今夜のJスポーツ、都合で全部見られるかどうかわからないので、簡単に感想書きます。

放送されたのは
1位 ジュベール
2位 ライサチェック
3位 パトリック・チャン
4位 トマシュ・ベルネル
5位 小塚

7位 織田

13位 無良

無良君、全部は見ていませんでしたが、悪くなかったと思います。
豪快だけど粗さも目立つ選手ですがつなぎなども良くなった感じ。大健闘だと思いますが、PBでも13位というのは、やはり世界の壁ではないかと思います。

織田君、3+3でフェンス激突と聞きましたが、たいした事はなさそう、猫の体だから(笑)
全体的に緊張してる、固いかな?
ミスの後はきちんと立て直しましたが、つなぎを工夫したりがんばってるのですが、スムーズにこなせてないような。本来のしなやかさがなくて残念。
でも派手なミス(すまん)のわりに、得点は出たと思います。

ライサ、素晴らしい!
四大陸の時は勢いはあったものの雑な部分が気になってたのですが、全体に洗練されたというか、ダイナミックなライサの良さ+エレガントさで、良かったです。
ヒヤヒヤする感じもなく、エレメンツ、表現、トータルでバランスが取れてると。

ジュベール、う~ん、イチオシのジュベールなんですが、ちょっと微妙な出来。
4+3は認定されたようですが、お手つきに力ずくで3T、これは失敗だよね(苦笑)。他のジャンプはジュベールらしい豪快さがあっていいです。
SP1位はすごくうれしいですが、好きだからこそ厳しく見ます、すご~くラッキーですね(苦笑)。

小塚、単独ジャンプがちょっとアブナイ、でも他はノーミス、ステップもよかったと思いますが、伸びませんねえ、なぜでしょう?
PCSがあと2点位高くても良さそう。そうすると80点台で、上位につけられたのですが。
直前のアボちゃんは10位に沈んでいるのですが、彼のPCSは36.45、小塚のPCSが35.15、アボちゃんに比較して抑えられたか?

トマシュ、4+3決めました!そこは良かったんですが、他は彼の本来の出来ではないです。
ジャンプはもっと細い軸でシャープなはず、スケーティングはもっとスピードがあって、ステップはもっとキレがあるはず。FPがちょっと心配ですね。

パトチャン、四大陸の神懸かりな演技に較べればおとなしいですが、悪くなかった、よかったです。
やはりスケーティングが美しい、そこだけ見れば、この中(放送された選手)では1番だと思います。

私としては、トータルではライサが1位、2位は2点ぐらいの差をつけて、パトチャン、小塚、ジュベ、トマシュがほぼ横一線という印象。つまり小塚は2位タイって感じです。
クワドなしでもスケーティングがいい選手と、クワド決めても他が雑になってしまった選手を、得点化したら同じだった、そのような感じです。
織田君は、優勝したこれまでの大会に較べ、プログラムがまとめきれてない印象。そうなると、ワールドのトップ選手の中で見ると、表現が…と、これまで指摘されてきた弱点が目立ってしまうのかなと感じます。

オリンピック3枠は大丈夫かという記事も見られますが、そのようなことは考えず、自分の出来ることを精一杯、それでいいんではないでしょうか?
消極的なわけではありません。出来ないことは出来ない、3枠取れない実力なら、そういう実力なのです。そんなことより、一人の選手として精一杯頑張ってくれた方がうれしいです。

上位陣が思ったより僅差、点差なしも同然…とは言えないけれど、FP次第で入れ替えがありそうですね。
ライサは表彰台確実な予感がします。

(おまけ)
男子SP直前、こんな記事が出ました。
「4回転は必要か否かでジュベールにチャンが反論」

http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20090325099.html

http://www.afpbb.com/article/sports/winter/figure-skating/2585850/3953682

クワドなしのパトチャンが、クワドジャンパーのジュベールを批判したという記事。
元々は1年前のワールドでジュベールが発言した内容、パトチャンが今なぜこんなこと言ったのかわかりませんが、この出来事いやじゃありませんよ。いえ、ホント。
クールそうなパトチャンですが、最近は強気発言、血気盛んな若者みたいな顔を見せるのはおもしろい。牽制かとも思いますが熱いですね。
対しジュベールは、しごくあっさりかわしました。この辺り、怖い物知らずのパトチャンに較べ、大人なジュベールですね。
クワド発言は、彼自身が物議をかもすことが目的で話していることです。活発に意見が交わされることこそ望んでいること、だから誰に何言われようと平気なんですよ、あはは。
大会直前にどうなのってとこはありますが、ライバルのパトチャンがムキになってくれたことが、うれしい位かもしれません。

今大会でジュベールイチオシの私ですが、パトチャンも好きです。
チャンピオンはクワドジャンパーが私の志向ですが、どっちもすごくいい選手です。そんなこと、言われなくてもみんなわかってますよね。
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ロシアをめぐる旧ソ連、フィギュアスケーターの未来

2009年03月25日
冷戦終結から20年、NHKではロシアの今を伝えるシリーズ「揺れる大国 プーチンのロシア」(全5回)が放送されていました。

NHKスペシャル 揺れる大国 プーチンのロシア(5)
プーチンの子どもたち~復活する“軍事大国”~

(2009.3.23放送)

3月23日は最終回、ロシアはソ連解体後、弱体化していた軍を再生し、軍事大国の道を歩み始めている。プーチンは軍事大国になることが、国際舞台でアメリカと対等になれる道と考えているという内容でした。

当初、この番組の記事を書く予定はありませんでしたので、詳しい内容には触れませんが、現在ロシアは、プーチンの強いリーダーシップで、大きく変わろうとしています。
そうした動きは、私の大好きなフィギュアスケートの世界にも影響を与えそうだということを、少し書きとめておきたいと思いました。
Read more "ロシアをめぐる旧ソ連、フィギュアスケーターの未来"
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3月、木に咲く花

2009年03月24日
早春と言うには少し遅すぎまか。
この時期、木に咲く花は、葉も無く地味な花が多いですが、春の淡い青空の下で見るとすがすがしさを感じます。
このトサミズキ(土佐水木)も、緑がかった淡い黄色で目立ちません。こうして見ると、なかなかにかわいい花ですが、野山であれば見逃してしまいそうです。
ミズキといっても、庭木で見かけるアメリカハナミズキの親戚ではなく、マンサク科なんですね。
写真は下から見上げたところ、よく見ると小さな花が8つくらいが3cm位の房になっています。雄しべの赤がアクセント。

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北側の土地で、咲くのが遅い梅もようやく満開です。

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まもなく世界選手権(男女シングル)

2009年03月23日
男女シングルは、時間をおかず放送なので興奮しそうですよね。(Jsportsでは男女FPをライブ)
昨夜のサンデースポーツで、荒川さんが展望を語っていましたが、日本人選手中心のせいか、特に目新しい事柄もなく残念、もっとワールドの見所を語ってほしかった。

Starting Orders / Result Details

○男子シングル
ダンスと同じくらい絞り込めない男子シングル。
ジュベール、チャン、アボット、小塚、織田、ライサ、ヴェルネル、コンテスティ、ポンセロ、このあたりで最終グループ争いでしょうか。
いずれも優勝してもおかしくない実力のある選手ですが、実際優勝争いとなると、ジュベール、パトチャン、アボちゃんあたりではないでしょうか。
男子は、SPの出来で決まるような気がします。
SPを失敗して4位以下くらいになってしまうと、実力が拮抗している選手が多いですから、FPで巻き返し計っても(表彰台はあっても)難しいと思います。最低でもSPで3位内をキープしないと優勝は難しいのでは。
SPで及第点、FPでまあまあ以上、つまり2本揃えろってことですね、当たり前すぎますね(笑)

ジュベールはSPに大きなアドバンテージを持っていますが、それは4T+3Tが成功した場合。
FPはまだ滑り込みが足りないのではと想像できますし、4Tを1回決めて、大きなミスがなくても、パトチャンやアボちゃんのような加点の伸びはまだ期待できないのが弱点。
優勝の近道は、まずSP(できれば大差で)1位になることが大事です。もしミスが出ても最終グループは維持できるでしょうが、モチベーション的にも優勝は遠くなるかもしれません。
自分の好きな曲で、思うような振付でという意味では納得のFP、もう大人なんだから…というのは失礼なんだけれど(苦笑)、そういう大人な演技(おとなしいという意味ではありません)、大人の勝負を見せてほしいです。
つまりチャンピオンオーラ全開で行けば優勝できる!きっと!(←ちっとも大人な勝負じゃないですね、あは)

パトチャンはクワドのリスクがない分安定しており、優勝候補筆頭と言ってもいいのですが、実は波があります。
これまでSPがよければFPもいい(=優勝)、GPFのようにSPが悪ければFPもだめ(=5位以下)。四大陸に近い演技ができれば、つまりSPが成功すれば波に乗り、優勝は限りなく濃厚のような気がします。

アボちゃんは平常心で演技すれば、必ずいい結果がついてくると今季学んできたと思います。
仮にSPでトップ選手が全員ノーミスだとしても、アボちゃんなら間違いなくSP3位までにきそうです。
SPが3位以内であれば、FPはクワドを封印して手堅く優勝を狙う、SPでふるわなくて4位以下という状況の時のみクワドで巻き返しを狙うのではと想像しています。
クワドはできる選手なんですが、クワドを入れた途端、細かい取りこぼし、作品としての完成度が下がってしまうのが弱点、この辺りをどう考えているのかですね。

今季の小塚は本当に魅力的、かっこいい、ぜひ表彰台に載ってほしいですねえ。優勝したらうれしいですが、私としてはまだそこまでの器ではないと、優勝するなら4Tと2つの3Aを成功したら…という条件をつけたいです。
(追記:報道によると、どうやら4Tは封印のようですね、残念)
彼はまだまだ伸び盛り、手堅くまとめるのではなく、より上を目指す姿勢も含めて応援しています。
伸び盛りは一気に全て出来てしまうこともあるので、そういう楽しみもありますね!

織田君、4Tがなかなか実現出来ないのが歯がゆくもありますが、他のエレメンツの完成度はずば抜けて高いのでポイントは稼げるはず。そういう意味では隙がないですね。あとはプログラムの深まり、織田君らしい表現力を発揮できるかでしょうか。
今季の得点実績より、ワールドのトップ選手の中でどんな風に見えるかに注目したいです。

復活の兆し著しいライサ、2シーズン前なら「FP怒濤の追い上げ王」の名を欲しいままにしてたライサ(ちっともうれしくないですね)ですが、今季は2本揃えないと上位は厳しいのでは。
プログラムはライサに似合ういいプログラムだと思います。回転不足などの取りこぼしを無くせば…って、それが難しいのですが。

トマシュ、コンテスティ、ポンセロ、いずれもいい選手だと思いますが読めませんね!(苦笑)
トマシュは雑誌のインタビューで、弱気発言をしていたのが気になります。スケートが美しい、クワドも跳べる、ステップはレベル4を取れる、キャラも魅力的、こんなにいいスケーターなのに、なぜこんな結果しか出せないのか?やはりメンタルでしょうか?がんばれ!
コンテスティ選手の読みにくさは、織田君とちょっと似てるかも。評価が定まりきれてないような。
ポンちゃんもいいんですが、やはり大波小波が(苦笑)2本揃えれば表彰台も夢ではないと思います。

(予想順位)
パトリック・チャン
ブライアン・ジュベール
ジェレミー・アボット
小塚崇彦
織田信成

(希望順位)
クワドオタク(4T成功)
ロミオ(4T・2A2本成功)
じいちゃん子
ショーグン
勇名虎
哀愁のアボちゃん
スキーマン

やっぱり、じいちゃん子が有力か?3位以下もわからないですねえ。
予想を書きながら、やはりダイスケの不在が、すきま風のようにやってきます(演歌か?)
小塚や織田君、日本人選手が優勝したらうれしいはずですが、心のどこかにダイスケが先…という気持ちがあるのでしょうねえ、まいりました。ま、ぼやきですからご勘弁を(苦笑)

○女子シングル
こちらは、真央、ヨナが一歩リード、そこにロシェット、コストナー。
表彰台争いに、安藤、村主、レピスト、フラットあたりでしょうか。ここまでで8人(汗)
…中野さんは…いない!?ジャンは?アシュリーは?鈴木明子さんは?
…ま、言ってもはじまらないですね。代表選考はいろいろと難しい、誰もが納得という答えはなさそうです。
男子はSP次第だと思いますが、女子に関しては、SPがあてにならないのでは?
極端な話、最終グループ以外から優勝者がでることだってありそうです。

私のイチオシは、もちろん真央ちゃんですが、足の故障が気がかりですね。それさえなければ、みっちり練習を積み、攻めのプログラム構成でくると思います。
問題はSP、ここをどう乗り切るか。セカンドループが認定されるといいですね。
結果を残せないできてるSPですが、とても美しくて芸術性の高いプログラムだと思います。
それと、四大陸の戦い方を見て、今できる最大ことが出来るようになった…そういう真央ちゃんであれば、どんな結果でも受け止め、次に生かせるのではないかと思っています。

ヨナちゃんは万全を期してタイトルを狙ってくるでしょう。今季はフィジカルも強い、苦手なエレメンツを避け完成度を高めれば、優勝する可能性はかなり高いと思っていました。
真央ちゃんのところで「どんな結果でも…」と書いたのはそういう意味でした。
しかし、先日の韓国メディアでの彼女の発言。日本スケート連盟が声明を出したことで、これ以上表だった暴走はないと思いますが、なぜあんな事になってしまったのか。ワールド直前、一番のダメージは他ならぬヨナちゃんでしょうに。
起きてしまったことはもうしょうがないですね。どのように解決方法があるかといったら、一番は時間です。もう一つは、そんなことをあったっけ?という位会心の演技を、ヨナちゃんだけでなく、他の選手もすることでしょうか。
こんな事で潰されないでほしい、どの選手も。

ジョアニーとエミューちゃん(コストナー)は実力拮抗、共に成長し以前のような自滅は少なくなりました。まず2本揃えること、そしてミスの少ない方が表彰台の可能性が高いのではないでしょうか。
エミューちゃんはSP、FP共に3+3を決めたらかなり強いですが、確実とはいえないのが泣き所。
ジョアニーは攻めでいくか、安全運転でいくか、迷うところですね。ただ安全運転で表彰台は甘いかなと思います。

村主さんと美姫ちゃんは平常心で、自分の演技に集中することですね。
村主さんはミスがなければ上位にいけるのでは?
美姫ちゃんは、彼女自身が何を目標としているか(優勝なのか、4Sなのか)読めない所がありますが、とにかく後悔しないでシーズンを終えて欲しい。それには自分の気持ちをはっきりさせること、それが出来ていれば、何も怖い物はないような気がします。

(予想順位)
浅田真央
ジョアニー・ロシェット
ヨナ・キム
カロリーナ・コストナー
村主章枝
安藤美姫

(希望順位)
真央ちゃん(3A2本・セカンド3L成功)
ジョ兄~
美姫ちゃん(4S・セカンド3L成功)

うーん、ジョ兄~がガツン!とくるかも?くるかも?
エミューちゃんがわりと読めないです。

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まもなく世界選手権(ペア・アイスダンス)

2009年03月23日
今週はいよいよワールドですね。
予想を書くか、希望を書くか、まあどっちでもいいんですが、楽しみ半分、今回はどちらも書いておきます。
まだ、よそ様の予想などは見てません。アップしてから、どんだけ違うか比較しようかと(苦笑)

Starting Orders / Result Details
○ペア
ドイツ・中国とそれ以外の国との差がありすぎてつまらない時期がありましたが、昨シーズン位から、各国有力選手が育ってきて、がぜんおもしろくなってきたペア。
勝負の行方だけでなく、選手のカラーがドイツと中国だけというのはあまりに単調、いろんな個性がある方が見て楽しいのではないでしょうか。
ただ優勝争いとなると、今回はサフショルとパントンで、異論なさそうな気がします。
3位以下を、川口&スミルノフ、ジャン&ジャン、デューベ&デビソン、ムホルトワ&トランコフ、マクラフリン&ブルベーカー、ボロソイジャー&モロゾフ…あ、ここまでですでに8組(汗)

パントンはここまで無敵の絶好調を維持できるかですね。
今季ミスが多かったサフショルですが、ワールドにはきっちり合わせてきそう。
ペアといえばロシア、と勝手に期待してる私ですが、川口&スミルノフ、ムホルトワ&トランコフなど、表彰台を狙える選手が出てきてうれしいです。
特にムホトワは、王道ロシアの香り、バレエのような優雅さがあって好きなペアです。評価が高いSPで最終グループには入りそう、表彰台となると?ですが、上位に入るのではと。
個人的に最も気にかけているのがジャンジャン、なんとか表彰台にと願ってますが、今季はジャン嬢のケガ、FPのイマイチさで、厳しいかもしれません。

マクラフリン&ブルベーカーは勢いがあります。FPのウェストサイドストーリーは、若さゆえの疾走感、加減を知らないパワー、今現在の彼らにしかできないプログラムと言っていいくらいはまってますね。その分まだ粗さも目立つので、こちらも表彰台となると微妙か。
今季前半苦戦していたデューベ&デビソン、ボロソイジャー&モロゾフはどんどん上り調子、こちらも上位争いに入りそうです。

(予想順位)
パン&トン
サフチェンコ&ゾルコヴィー
川口&スミルノフ
ジャン&ジャン
デューベ&デビソン
ムホルトワ&トランコフ
マクラフリン&ブルベーカー

(希望順位・7位まで書いてどうするって気も)
サフショル
パントン
ジャン嬢とジャン男
ロシア貴族
川口家
ウェストサイドストーリー
カナダのさわやかカップル

○アイスダンス
表彰台候補が多すぎて、最終グループが絞れませんねえ。
活きのいい、ホフノワ&ノビツキー、デイビス&ホワイト
実績があるけれど故障明け、ドムニナ&シャバリン、ベルビン&アゴスト、バーチュー&モイア
つづいて狙ってくるのは、ファイエラ&スカリ、カー&カー、ペシャラ&ブルザ、サミュエルソン&ベイツ
…すでに9組(汗)
優勝争いは、ホフノビ、メリチャ、ドムシャバ、テッスコあたりか?

勢いに乗ったホフノビが来そうな予感がします。彼ら嫌いじゃないんですが、アクロバティックっぽくて、ダンスの雰囲気からどんどん離れていってるような気がするんですよね。でもすごい!って思ってますよ。
一つ一つのエレメンツでレベルが稼げる、特に柔軟性を活かしたリフトはすごいとしか。採点に適したカップルですよね。

同じく勢いのあるメリチャですが、優勝となるとどうか。どんどん洗練されて、チャンピオンの華が備わってきてうれしいですねえ。この二人が醸し出す雰囲気は独特、どこかファンタジーの匂いがして好きです。ストーリー性、世界観のあるFD「サムソンとデリラ」はぴったりで、それを表現する技術もついてきたのかなと感じます。

ユーロのドムシャバ、4大陸のテッスコは、それぞれ細かいミスが痛かった。故障明けチームはプログラムの滑り込み次第ですね。それでもこの2組は実力、底力がありそうです。
四大陸で久しぶりに見たテッスコ、この間までジュニアっぽい爽やかさがあったのですが、テッサがすごみのある美人に、すっかり大人の女性になりましたねえ。
ベルアゴはデータがないこともありますが、今回は最終グループに残れたらという位なのでは?地元だし、今季のEXはとても素敵なのでぜひ見たいところですが。
ファイスカ、カー姉弟も応援してますが、表彰台となると厳しいか。

(予想順位)
ホフノワ&ノビツキー
デイビス&ホワイト
バーチュー&モイア
ドムニナ&シャバリン
ファイエラ&スカリ

(あり得なさそう希望順位)
ロシアのマタギ
サムデリ
海苔養殖家
カナダのさわやかカップル
月光とピエロ
力自慢の姉

やはり、実戦こなしている選手が強そう。
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ギエムのボレロ

2009年03月21日
バレエは全く詳しくない私でも、シルヴィ・ギエムは知っています。
昨夜テレビで、ベジャール振付の「ボレロ」を見ながら、花粉症でぼんやりした頭で(苦笑)見てもやっぱりすごいなあと思いました。
私は、クラシックバレエとしてのギエムは知らなくて、コンテンポラリーダンスでしか知しりません。
しなやかでシャープな筋肉が本当に美しい、バレエというより体操選手みたいですね。(実際子どもの頃は体操を習っていたそうですね。)

ラヴェルの「ボレロ」は、曲そのものに吸引力がありますが、その分手強く、演奏するにも踊るにも人を選ぶような気がします。うっかり手を出すとひどい目にあいそうな感じとでも言いましょうか。
どんな人が表現するのにふさわしいか…なんて考えると、頂点を極めた人、又は何も知らない無垢な人…かなと、あくまで素人考えですが、漠然とそう思います。「ボレロ」で頂点を極めるのではなく、頂点を極めた人が「ボレロ」にふさわしいような。
ギエムの「ボレロ」を最初に見た時は、すでに有名なプログラムになっていたので、その辺りのことはよくわかりません。

ギエムは、肉体と音楽を一体にして、別の世界に連れて行ってくれるような気がします。
巫女的かというとそうでもなくて、もっと強い自我みたいなもの、肉体の存在感がある。オーラがあって曲に負けしてない、音楽を後押しするくらいのパワーを感じました。
(2009.3.20放送 NHK芸術劇場・東京バレエ団公演『ベジャール・ガラ』)
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たけし×NASA 50年(日本テレビ)

2009年03月17日
若田宇宙飛行士が搭乗しているスペース・シャトルは、今朝無事宇宙へ旅立ったようで、よかったよかった。
打ち上げ寸前で、「ちょっと待った!」が何度あったことか…。よくあることとはいえ、平常心でいることはとても大変だったはず。
国際宇宙ステーションに約3ヶ月、あとは、元気に帰って来てください。

「たけし×NASA 50年」
民放は、最近特にバラエティ色が強い番組が多いので、実は全く期待しないで見たのですが、なかなかおもしろかったです。あおりもこれくらいなら気になりません。
コメンテーターに毛利衛さんがいたので、あまりにおバカな番組にはしないだろうと思っていましたが、北野武さんがこんなの詳しいとはちょっと驚き。
ナビゲーターは東紀之さん、スタジオゲストは荒俣宏さんと安めぐみさん、それとJAXSAの研究者、安さんはNHKのサイエンス番組を長いことやっているので、実はすごく詳しいはず、オタク好みの人選ですね(笑)

ケネディの発言から始まるNASAの宇宙計画の流れも良くわかりました。
しかし、アレくらいの技術で、よく月まで行けたなって気もしますね(汗)。
そして、開発の歴史に沿って、たくさんの宇宙飛行士が登場するんですが、初期の宇宙飛行士の破天荒ぶりというか、「命知らずのヒコーキ野郎」って、こういう方々のことなんですね(笑)
現在の宇宙飛行士と全く違うし、日本人初のNASA宇宙飛行士、毛利衛さんの穏やかな人格者然とした雰囲気とは真逆、別のギョウーカイにいる人みたいでした。

映像のほとんどが、当時の実写と本人インタビュー(当時・現在)、訓練(結構笑えますね)、見たことのない映像ももりだくさんでした。
地上のスタッフ、裏方にも短い時間でしたがスポットがあたったのもよかったです。
NASAは輝かしい成果がある一方、失敗も多々あるわけですが、2003年2月、地球に帰還するコロンビア号の事故、当時のクルーをこんなにたくさん撮影してたんですね。毛利さんでなくても、ちょっとしょっぱいものが…。彼らの人柄、絆がよくわかる内容でした。

国の威信を賭けたアポロ計画の時代から、現在は、実験や宇宙の長期滞在などで、より具体的な成果を求められる時代になってきました。
番組は、さすがにそこまでは踏み込めませんでしたが、歴史のおさらい、人間くさく、かつ魅力的な人々がたくさん出てきて十分楽しめました。
(2009.3.15放送)

番組HP

JAXA

サイエンス・ネイチャー | Comments(2) | Trackback(0)

フィギュアスケート雑感(2009.3)

2009年03月15日
ワールドを控え、楽しみだけど、今季ももう終わってしまうかと、寂しさ半分(国別ありますけどね)
ケガで欠場する選手達続々…あっちからもこっちからも聞こえてくるのは、「オリンピックシーズンでなくてよかった」(滝汗)

フランスのデロベル&シェーンフェルダーが記者会見を開くらしいと聞いた時点で、つまりそういうことだろうなあと思ってましたが、やはりそうでした。イザベルさんの故障が思ったより重症だとか、お大事に。
バーチュー&モイアとのピンクフロイド対決がなくなっってしまいましたね、残念。

ジュベールの故障はたいしたことないようで一安心。
とにかく故障で欠場なんてことにはならないでほしい。
私としてはもちろん優勝候補筆頭なんですが、仮に優勝できなくても(すまん)、チャンピオンのオーラを振りまいて、まあそのクワドをばしっと決めて、新興勢力(ちょっと違うか?)をビビらせてほしいものです。

ランビがスイスの連盟から、ワールド出場を打診されてるらしい…なんて噂もありましたが、打診があったのは本当のようですが「…ムリ」と。…まあ、そうですよね。
スイスはランビとマイヤー選手頼みですからねえ、辛いとこですね。マイヤー選手はヘルニアを押して出場…そうしないと、来年のオリンピック枠が、つまり自分の分がなくなってしまいますからね。しかし、大丈夫なんでしょうか?こちらも辛いところ。
そんなスイスをおもいやってか(爆)、JsportsフィギュアスケートHPのイラストには、スイス代表オスマン君ががセンターに!…う~ん、好きですオスマン君、でもあんまり期待されてもね…3A跳べんし…いや、頑張ってもらいましょう!
ワールド代表が1枠って、やっぱり辛いですね。特にトップに近ければ近いほどプレッシャーもあるわけで。

HDの整理しながら、4大陸の男子を飛ばしながら見てました。
パトチャンはやっぱりきれいだなあと。同時に、小塚、アボちゃん、ヨナちゃんなど、今季高い評価を受けている選手の多くが、スケーティングのスムーズさ、滑らかさ、スピードが抜きんでているなと、改めて感じます。
そして不利かも…と感じたのがライサですね。回転不足が一番問題ではありますが、ジャンプの着氷がガシッ!と止まってしまい滑らかではない…すごく気になってしまいました。
以前はそれを補って余りある豪快さ、渾身の演技があったわけですが、今季はそのあたりがおとなしめに見えてしまい残念です。彼のワイルドな魅力はいいなあと思うので、なんとかならなんもんかと考えてしまいます。

日本の選手達もそろそろ情報が出てくるころでしょうか。
しばらく見かけてない美姫ちゃんですが、先日の読売に記事が出ていましたね。
元気そうで良かった。
しかし美姫ちゃんのインタビューって、どうしてこうワンパターンになるのかが疑問です。
イタイ経験と結果→やめようと思った→ファンとスタッフの支え→立ち直った→4Sで頑張るぞ。
記事が悪いわけでもないのですが、ぶっちゃけ昨シーズンと(あるいはここ3年)同じ内容なんじゃないかと(汗)。
美姫ちゃんはサービス精神で、つい相手に合わせて相手の望むようなこと、ネタになりやすいことを話してしまうのかなという感じもしますね。
最近思うのですが、彼女のアスリートとしての本質(みたいなもの)は、もっと強靱(そうでなければ世界では戦えないと思う)なのではと。
あと、ファン向けの本の対談などは、彼女の性格の良さが出てると思うので、あのふんわりした明るさ、無邪気さが、新聞やテレビでも、もっとあらわれるといいのになと思っています。

地上波の放送予定が出ましたが、夜の時間帯以外は、ワタクシローカルで放送はなさそうです。
いいんです、Jsportsありますから。
いつものように男女フリーをライブ、しかし男子フリーの時間帯は平日の昼(汗)…休むのはちょっと…なあ。
情報を遮断して、帰宅して見るか?
いやいや、気になるからリザルトをチェック?
う~ん、しばらく悩んでみます。

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第9回デジスタ・アウォード

2009年03月14日
デジタル作品を公募し番組で放送していくデジスタ(NHK)。パソコンとそこそこのソフトがあれば、誰でも参加できる…そう言ってもねえ、ハードルはそれなりに高いとは思います。
デジタル作品の幅は広いし、どこからどこまでがデジタルという線引きも出来ないです。応募したという事実があるからデジタル作品ってくらいのアバウトな、ある意味懐深い?番組です。
ここから育ったクリエーターも多数。CMやテレビのオープニング映像などで目にすることも多くなりました。
そうだ!先日アカデミー賞 短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」の加藤久仁生さんは、デジスタ出身!…のわりにその当時の作品をよく憶えていない…(滝汗)

デジスタ・アウォードは、1年間放送した作品の中からグランプリを決めるもの。
映像部門(アニメ・CG・実写・実験映像など)とインタラクティブ/インスタレーション部門(ゲーム・参加型作品やプログラム・おもちゃ・オブジェなど)があります。

感動できる作品からお笑い、変わったモノ、実験的な試みまで、いろんな作品からグランプリを決めるということ自体、比較すること自体難しい。
作品の傾向も常に流動的に変化していて、それはソフトやハードの向上や作者の年代、社会や世相を映すことなどもあるからだと思います。
完成度よりも将来性で選ばれることもしばしば。
特にインスタレーション部門には選考にも定番がない、そのあたりがこの番組のおもしろさかもしれません。

今年のノミネートでは、映像作品の方にはあまり興味が持てませんでした。
悪くはないけれど、作品の手法(手書きやクレイのアニメ、CG)に、素材のバリエーションがひろがっただけような。
おもしろい作品もありますが、年間グランプリにノミネートされる作品は、結局、愛情や郷愁など普遍的なメッセージをもった作品で、その作品の強みというより、テーマや着眼点の方で選ばれているような気がします。わかるんだけど、となると今までの作家やアナログ作品と特に変わったところがなくて、新鮮さが感じられなくなってしまいました。

一方インスタレーション部門は、網羅するのは映像より幅広いですが、新しい身体感覚に訴えるものが多くておもしろいと思いました。
自分のちいちゃな影が投影されて、跳ぶ感覚を味わえる「翔べ! 小さな自分」、風とシャボン玉で音楽を作る「風の音楽」は、旅のオルガン弾きになったみたい、どちらもで一度やってみたい。

オチがあるわけではないし、だからななんだって言われてしまうとそこまでなんですが、思いがけなく自分のツボにはまる作品に出会ったりて、喜んでます。
純粋なアートよりは生活に近く、でも商業ベースにはまだ乗ってない(苦笑)、その新鮮さが、おもしろいのかなと思います。

番組HPでは、これまでの作品の映像が見られます。

デジスタ


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白州次郎のドラマ、つづき

2009年03月11日
ドラマ「白州次郎」、2回までが放送されました。
全3回の内、第3回のみ8月放送、なぜ8月?と思ってましたが…
吉田茂役の原田良雄さんがご病気で、撮影が遅れたためのようです。経過良好、4月から撮影再開とのこと、お大事に。

ドラマはおもしろく見てます。
ロケが美しい、お屋敷の感じも良く出てます。時代考証、小物や衣装まで、よくやるなあというくらい。
そういえば白州次郎役の伊勢谷友介君の英語は、当時のイギリス上流階級のアクセントですね、たぶん。すごく頑張ったのかな。

ドラマを楽しめるように、あまり調べたりはしてませんでしたが、彼の原点、ある意味全てといっていいイギリス留学時代を、もう少しみっちり見せてほしかったなあという気がします。
あと一つ気になったのは、戦争で食糧が不足すること見越して、いち早く疎開、田舎に住み農業を始める…という部分がありますが、食糧不足を見越してというより、農業をやって見たかったのではないかと。
イギリス貴族は、郊外(田舎)にお屋敷を構え、農場を持つというのが理想的なくらしで、それに近いことをやってみたかった、あこがれていた、田舎に越した理由はそちらが大きいと思います。

伊勢谷君はやはり若いこともありキャラが薄い感じ、それともうちょっと不良っぽい部分があっても良さそう。
正子役の中谷美紀さんは、正子っぽいけれど、年齢が上になってくるとやっぱり物足りないのが残念。

周りのキャスティングは素晴らしいですね。両親の奥田瑛二、原田美枝子、近衛役の岸部一徳、吉田茂役の原田良雄。
関係ないですが、なぜここにいるのかわからないなあ元劇団四季の石丸幹二(笑)
川上徹太郎役の田中哲司、青山二郎役の市川亀治郎の狂気っぽい感じもおもしろいです。封建的な時代でも、こんなぶっ飛んだエキセントリックな人がいるんですね。

伊勢谷君も中谷さんも演技派ではないので、セリフになると微妙にくさい。決めゼリフはいいとして、説明的なセリフをぐっと減らして、イメージで持っていった方がいいような…。
なんて、言いたい放題ですが、つまらないわけではありません(笑)つまらないなら見ません、感想も書きません。
かっこよすぎる人をドラマにするのは難しいということでしょうか。

ドラマ「白州次郎」


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スポーツ大陸 浅田真央

2009年03月10日
GPS2008を中心に、浅田真央選手を長期取材、民放の使い回し映像もなくて、安心して見られました。
FPに3Aを2回入れる、女子としては前人未踏の挑戦、熱心なファンでなくても、常にステップアップを目標とする今季の真央ちゃんの想いがわかるのではないでしょうか。
タラソワコーチとの関係は、スケーター浅田真央の成長としても、一人の少女の成長物語としても見ることができますね。私はついつい親目線になってしまいます。
「攻める気持ちを忘れない」この言葉は、本当にいいですね。どんな大会でも守りに入るのではなく攻める。アスリート浅田真央の姿勢を象徴する言葉ではないでしょうか。

ただ番組の全体的な印象は悪くありませんでしたが、内容には不満が残りました。
3Aが中心となる内容はわかりますが、3Aの成功の影で、彼女にとって、今季一番の問題はSP、つまり3+3コンビネーションの失敗であり、セカンド3ループのDGです。そこに触れずに、今季の真央ちゃんを語るのは不自然なような気がします。

キム・ヨナ選手とのライバル関係でも、この番組の流れでは、負けた時の原因が「表現力の差」という感じになってしまっています。
真央ちゃんがヨナ選手に(だけではありませんが)負ける時の最大の要因は、SPの失敗です。
表現力を含むPCSで、ヨナ選手がリードしてもそれはわずか、もちろんわずかの差が結果を変えることは良くあることですが、真央ちゃんの最大の敗因が、SPの失敗であることには変わりません。

安易なサクセスストーリーとは言いませんが、長期取材をしていれば、彼女がこの部分でいかに苦労しているかはわかるはずだし、それを含んでこそ、今季の浅田真央なのではないかと思います。
四大陸もバンクーバーまで行って取材していますが、競技内容には全く触れていませんでした。この大会は、真央ちゃんにとって惨敗かもしれないですが、結果は結果として、不調でも今出来る限りの力を発揮した、「攻める気持ちを忘れない」で戦えた重要な大会だったはずです。
負けた悔しさも受け入れた、あのすっきりした表情、私は彼女の成長を強く実感した大会だったのですが。

やってみないとわからないのがスポーツ。天才と呼ばれても、いつも勝てるわけではありません。
でも、アスリートは常に未完成であっていいと私は思うし、だからこそ次は…という夢も、ファンは共有できるのではないでしょうか?
そういうマイナスの部分を取り上げたからといって、彼女の魅力が損なわれることはないと、私は思います。
〔2009.3.7放送〕

NHK スポーツ大陸 
攻める気持ちを忘れない~浅田真央の挑戦



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ロイヤルコンセルトヘボーに行ってみたい

2009年03月09日
日曜日の夜NHK・BSHiで、アムステルダム・ロイヤルコンセルトヘボー管弦楽団をライブ中継してました。
全てではなく、宇宙飛行士選抜見たり(笑)、雑用しながら合間に見てたんですが、さすがというか、なんだか格が違いますねえ。
ステージの後のお客さんがよく見えるんですが(笑)最近てオーケストラを聴きに行くのに、すごいおしゃれってしないんですね。日本はともかくヨーロッパだとそういう慣例が根強いのかと思ってましたが、普通のお出かけ着という感じでした。
気楽ですね…行ければね!
ステージ正面の客席は、フラットで見えにくいようなので、背後がいいかな…行ければね!

指揮者ベルナルド・ハイティンクの80才のお誕生日を記念してということでしたが、ハイティンク氏が若い。それなりにお年の感じはしますが、しっかりしていて、80歳には見えないかも。
解説の黒田恭一氏はおじいちゃんっぽいけど…と、友人にメールをすると、黒田氏は70才、ハイティンク氏より10才若いのだ…。
…ああ、そうですか。
しばらく病気されていたということで、余計そう見えたのかも。

今日の昼、やはりクラシック&オーディオ好きの人と、コンセルトヘボーの話をしたのですが、あのオケは、あのホールを基準に音を作っているから、よそに行くと全然ダメなんだ…。
…ああ、そうですか。

皆さん、いろいろおっしゃる(苦笑)
でも、素敵でした、コンセルトヘボー管弦楽団。
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NHKスペシャル「宇宙飛行士はこうして生まれた」

2009年03月09日
宇宙飛行士がどうやって選ばれるのか、ずっと気になっていました。2月、10年ぶりに2人の日本人宇宙飛行士候補が誕生した時も、どんな基準なのかと考えていました。
私が少し勘違いしていたのは、この選考は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、「宇宙飛行士候補者」を選ぶこと。その後彼らを訓練に送り出すことで、あくまで日本が押す候補者なので、必ず宇宙飛行士になれる保証はありません。

今回の応募は、10年ぶりということもあり過去最多の963人、基本となる選考基準は、理系、実務経験・実績、英語、体力、健康など。
最終選考に残った10人から、2人の候補者が選ばれるまでが、番組の内容です。
選ばれた2人はともかく、選考の様子が放送されてしまうのは、ちょっとお気の毒な感じがしましたが、もちろん見せられる範囲だけ見せたということでしょう。
最終選考の詳細はなかったですが、おもしろかったです。

今回JAXAでは、日本の宇宙飛行士のレベルも上がってきており、次の段階として、将来的に国際宇宙ステーションの船長候補になるような人材を選びたいということのようです。
そういう意向を反映しているのか、リーダーシップをとれるかどうか、そこを重点的に審査していました。

10人が外界と遮断された閉鎖棟で、1週間24時間監視のもと、ストレス耐性、場を和ませる力、緊急対応能力を審査するための課題をこなします。審査するのは、関係者の他、心理学者、現役宇宙飛行士(向井千秋さん)など。細かなミスもいちいちチェックされていました。
結構厳しいテストのように感じましたが、実際のスペースシャトルがそうであり、細かなミスが命取りにもなるわけで、理にかなっているのでしょう。

候補者は、様々な職業についています。難関をクリアしてきた10人は、いずれも高い能力を持ち、長年宇宙飛行士になるという夢を持ち続けてきました。
一番若いベンチャー企業の青年は、NASA宇宙飛行士による面接で、子どもの頃からの夢を熱く語り高評価を得ますが、これもあくまで審査の一つで、選考の決め手は、閉鎖棟の1週間だったように感じました。
JAXSAが最終的に選んだのは、航空自衛隊のパイロットと若くして機長となった航空会社パイロット。
人間性、リーダーシップ、より良い信頼関係を作れるか、人に好かれるような魅力があるかどうか…そう考えると、この二人の職業人、いや企業人が選ばれた理由もわかるような気がしました。

どんなにテクノロジーが進んでも、最終的には人間性、人間関係という部分がうれしいような、でもちょっと難しい、そんな気もしますね。
[2009.3.8放送]

NHKスペシャル 番組HP

国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士候補者決定!(プレスリリース)

今頃見てもしょうがないですが…(汗)
国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士募集(要項、結果など)

JAXA



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ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画

2009年03月07日
ルーブルと言っても膨大なコレクションですから、たいていテーマ、画家を絞っての企画展となりますが、今回は17世紀ヨーロッパが舞台です。
ルーブルが有名ブランドであることは間違いないですが、今回の企画展は、フェルメール、レンブラント、ルーベンス、ベラスケス…というそうそうたる名前は並ぶけれど、目玉となるような名作、大作を期待しすぎると、ちょっとがっかりするかもしれません。
もちろんルーブル、滅多にないチャンス、訪れれば十分楽しめます。

ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画 公式サイト(20092.28-6.14)

国立西洋美術館(上野)

一応今回の目玉として、日本でも人気のフェルメールが1点、「レースを編む女」が展示されています。数少ないフェルメール作品が見られて幸せですが、これまで来日したフェルメール作品の中では、少しインパクトに欠けるかも…。
布の質感など、さすがフェルメールですが、空間に引き込まれるような感じは弱いような気がしました。
フェルメールというだけで、この作品を今回の目玉にしたのはちょっと疑問です。

作品解説「レースを編む女」

レンブラントの自画像「縁なし帽を被り、金の鎖をつけた自画像」。
レンブラントはたくさんの自画像を描いていますが、どれもレンブラントその人が、そこにいるようでおもしろいなあと思います。
若い時代もいいですが、中年以降の必ずしも美しくなかったりする自画像は、彼の人生の諸々のこと、どんな人生を送ってきたのかなと、見る側に興味を持たせるというか、気になるというか、こちらの気を引く感じがあります。
レンブラントの時代は、オーダーがあって制作するのが通常ですが、自画像は売り物ではない分、彼の複雑な内面が現れるのかもしれませんね。
大作の完成度に較べ、自画像は筆のタッチなど、なんとなく未完成っぽくて、それがよりリアルな、右往左往するような人生らしい…というのは、深読みでしょうか(笑)

作品解説「縁なし帽を被り、金の鎖をつけた自画像」

ルーベンス「トロイアを逃れる人々を導くアイネイアス」「ユノに欺かれるイクシオン」
迫力に満ちた構図、ボリュームのある肉体、どこもかしこもルーベンスらしい作品。ルーベンスの描く肉体(裸体)はいつもすごい迫力ですよね、窒息しそう、押しつぶされそうな…(苦笑)
美術館より、やっぱり広い場所、天井が遙か彼方の教会とか、そういうところに展示するよう描かれているのでしょう。(フランダースの犬で、教会に飾られていたのもルーベンスでしたね)西洋美術館だと天井が低くて、圧迫感が…。

作品解説「ユノに欺かれるイクシオン」

ムリーリョ「6人の人物の前に現れる無原罪の聖母」
明るい優しい色彩、柔らかいタッチ、美しいですねえ。ムリーリョの描く人物は、優しくかわいらしくて、日本人に馴染みやすいのでなないでしょうか?
たとえば、ルーベンスの圧倒的な肉体のボリュームの前だと、たいていの日本人は後ずさってしまうと思う(笑)ムリーリョだと、近づきたいと思ってしまいますね。
ムリーリョは、どちらかといえば、庶民を描いた作品の方が有名かもしれません。
しかし、宗教的な背景は何ももわからない私でも、聖母の美しさにうっとりです。顔つきの柔らかさと優しい色、聖母の青い衣(マント)が素敵です。
一緒に描かれることの多い天使は、日本人が想像する天使像に限りなく近いような気がします。昔、天使の描かれたグッズなんかが売ってましたが、元はムリーリョあたりなのかもしれませんね。
今回の企画展、私が目玉を決めていいなら、この作品です。もちろん見た目だけで(笑)

作品解説「6人の人物の前に現れる無原罪の聖母」

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生活と芸術-アーツ&クラフツ展

2009年03月07日
このタイトルだけだと、テーマがわかりにくいような、といって他のタイトルが浮かぶわけでもないんですが。
19世紀のイギリスで起こったアーツ&クラフツ運動に発するモダンデザイン、商業デザインの歩み…とでも言いましょうか。
私的な見方をしますと、伝統の美、自然の美をいかに日常生活に取り入れるか…ということではないかと思います。

生活と芸術-アーツ&クラフツ展 公式サイト
(4月5日まで)


東京都美術館


19世紀後半のアーツ&クラフツ運動、主導者ウィリアム・モリスは、産業化、工業化によって、安価で大量生産される物の無機質さを憂い、日常生活の中にこそ、美しいもの、良質な物が必要である。それが人間らしい豊かな生活であると提唱した人です。
今回はロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、非常にたくさんの作品が展示されいいました。
家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザイン…一つ一つをじっくり見るのは、…ムリ(汗)ちょっと無理ですね。

「役にたたないもの 美しくないものを 家に置いてはならない。」 
ウィリアム・モリスの言葉。

ふと、我が身を見て…滝汗。皆さんはいかがでしょうか?

建築や絵画も学んだモリスですが、モリス=壁紙、というくらい壁紙のデザインは有名。今回は「いちご泥棒」が展示されています。
知らないという方も、デパートのインテリア・寝具売り場でファブリックを、婦人服売り場でモリス柄のブラウスを見てるはず…どっちかとうと、私の記憶ではお母さんのブラウス?

東京ブラウス  V&Aブランド

マナトレーディング

100年以上たって、形として残っている彼の作品に目が行きがちですが、モリスはデザイナーとしてよりも、モリス商会を設立し、製品をプロデュースしたり、忘れ去られそうになっていた伝統工芸を復興させたことが最も評価されるところです。

第2部では、アーツ&クラフツ運動のその後、ヨーロッパ全土に広がり、広い意味で世界へ。
ウィーンでは円熟の美を、北欧では北欧モダンデザインの原点を見ることが出来ます。
これがモダンデザインの源流ということのようです。

展示されている家具や壁紙はとても素敵ですが、時代も土地も違う、今の生活にすぐ取り入れるというわけにも行かないですね。
考えてみれば、伝統工芸はその土地の気候、暮らしから生まれるもの。
それぞれの生活スタイル、環境、そこに根ざした製品が必要なのであって、何かをそっくりマネするということはないはずですね。

ミュージアムショップには、今回の企画展に合わせたくさんのグッズが販売されていました。
モリス柄のクッションカバーが素敵でしたが、お値段が…(汗)断念。
モリス柄のハンカチ・スカーフから、小物入れ、エプロン、クリアケース…etc.
ビミョーな商品も多数、モリスさんの美意識的には、どーなんでしょーね、見せる自信は…ないですねえ(苦笑)

第3部は、日本のアーツ&クラフツ運動とも言えるのが、柳宗悦らの民芸運動です。
洋館の便利さと和風の居心地をうまく組み合わせた三国荘、昭和初期に建てられた三国荘の一部が再現されていましたが、いいですねえ、このようなところに暮らしてみたいものです。
家具もしっかりした作り、我が家にある、一見まともに見えて、裏はペラペラのベニヤ一枚…なんて家具とは大違いです(当たり前ですね)

今回の企画展では触れていませんが、柳宗悦らが中心となり建てられた日本民芸館は、こうした民芸運動の象徴といえます。三国荘に少し似ているかもしれません。
美術館ですが、展示は並べるのではなく自然な感じに、建物自体が住んでみたいと思わせる、お屋敷風で、とても居心地がいいです。

日本民芸館

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有元利夫のこと

2009年03月04日
毎年2月は、画家有元利夫 (1946-1985)の命日にちなみ、小川美術館(東京・三番町)で、有元利夫展が開催されます。
毎年とはいえ期間が2週間ほど、なかなか行く機会がなかったのですが、今年はようやく行くことが出来ました。
代表作「花降る日」「厳格なカノン」「春」など、他にも思ったよりずっと多くの作品が展示、原画は初めて見る作品も多くてうれしかったです。やはり来たかいがありました。
小川美術館は、ギャラリーのような小さな美術館です。そのおかげか、画家の筆遣いが想像できるような近さで、じっくりと見ることができます。

私にとって、有元の魅力は何と言っても色彩、赤、茶、ベージュ、水色、群青…特に赤はいいですね。少し褪せた珊瑚色のような穏やか赤、包み込むような優しさが感じられます。
タイトルに「春」、または春をイメージしたタイトルが数多くあります。春の始め、桜が咲く前の風景は、青々とした緑にはまだ早く、山や木々はまだベージュ色、空は霞がかかった淡い水色、ちらほらと早春の花が彩りを添えている、有元の色彩世界に近いかもしれません。

イタリアルネッサンス期のフレスコ画や仏画の影響を受けたこと、日本画の岩絵の具を使用していたこともあったとか、派手な色使いはありません。全体に風化したような色と質感、湿度のあるような色彩です。
実際、風化の美が好きだったようで、意図的にキャンバスに傷を付けたり、額に虫食い跡をつけたりしています。
シンプルなフォルムに、メインとなるいくつかの色、そして繊細な仕上げ、ほとんどの作品に一人の女性が登場します。
モデルはいたかもしれませんが、特定の人物を描きたいわけではなく、人物も含めた空間や空気感、存在感、有元の心象世界を描いているのでしょう。
描かれた女性は、いわば象徴であり、普遍的な「女神」ということになるのかもしれませんね。

学生時代の作品は描き込まれた、やや技巧的な感じもありますが、安井賞を受賞する前後頃からは、色彩もフォルムもどんどんシンプルになってきて(実は緻密な計算はあるような気がしますが)、対照的に画家の想いの複雑さが鮮明に伝わってくるような気がします。
描き込むことで伝えるのではなく、シンプルにそぎ落とすことで、画家の存在感は大きくなり、ドラマが生まれてくるって、やはりすごい画家だなと思います。
どの作品も静的で、その世界に引き込まれます。月並みな表現ですが、とても癒されます。

バロックの音楽をこよなく愛し、音楽にインスピレーションを受けた作品も多くあります。
自身も作曲していて、リコーダーの曲が会場でずっと流れていました。

私が有元作品を最初に見たたのは「室内楽」(東京国立近代美術館収蔵)、新人画家の登竜門安井賞受賞(1981年)後の、入賞作品企画展です。当時の安井賞は、今よりもずっと権威があったような気がしますが(今は…苦笑)、受賞することは画家として一気に名を売ることでした。
芸大の卒業作品が大学買い上げになったりで、もしかしたら業界では若い頃から注目されていたのかもしれません。
リアルタイムに生きている画家に、ここまで気持ちが動いたのは初めてで…と、間もなく1985年、38歳の有元は、あっという間に逝ってしまいました。入院して半年もたっていなかったと思います。
画家としてはこれからでしたし、本人も周囲も、ファンもそう思っていたはず。亡くなってもちろん悲しいのですが、悲しみよりも急にいなくなって、なんだか拍子抜けしたような、そんな気持ちになったことを今でも覚えています。

今現在、彼がどれくらいの知名度なのかは、よくわかりませんが、没後25年でも、毎年小さなカレンダーが発売され、画集や本は今でも買えるということは、人気の証でしょうか。
会場には長年のファンといった雰囲気の女性が、ほとんどが一人で、静かに熱く見ていました。
一時期宮本輝の小説で表紙を飾っていたことがありましたから、それで知った女性ファンが多いのかもしれません。
有元作品をまとめて見る機会は、現在はここだけといっていいかもしれません。

小川美術館

有元利夫 女神たち有元利夫 女神たち
(2006/04/13)
有元 利夫

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3月の雪

2009年03月04日
今年は記録的に雪が少ない冬ですが、3月にしてはたくさんの雪が積もりました。
だいぶ膨らんできたコブシの花芽も雪をかぶりました。
夜積もった雪ですが、暖かいのですぐ融けるでしょう。

せっかくブログあるのだからと、書きたいことがいろいろあるのですが、時間というより、なんだか気の急くことが多くて、筆が(…入力は指だが)進みません。

そういえば、3月は人事異動シーズン、お世話になっていた人が、急にいなくなったりして、うろたえますね。
春から環境が変わる人も、たくさんいると思いますが、皆さん体に気をつけて。
元気な人は頑張ってください。…そうでない人は、適度に頑張って下さい、頑張りすぎは良くありません、健康第一ですよ(笑)。

090304


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