大下藤次郎の世界展

2009年09月30日
明治の水彩画家大下藤次郎(1870~1911)。
以前1点くらい見たなという程度で、画家について詳しくありません。解説によると、日本では明治30年代半ばに水彩画ブームがあり、大下はその一翼を担ったとありました。

水彩画は、日本の瑞々しく繊細な自然風景を描くのに適しているなと思います。
展示された作品のほとんどが自然風景、藁葺きの民家や宿場町、農作業など、人物が登場する作品もありますが、描きたいのはあくまで自然のようです。

元々は洋画の油絵から学んでいるせいか、初期の作品は絵の具が水彩だというだけで、構図もタッチも油絵っぽい、これでもかと言うくらい緻密に描き込まれた民家。
水彩というのは描き直しができにくい画材なので、ここまでやるとはずいぶん生真面目、神経質な人だなあという印象。
初期作品では技術の高さはわかるけれど、今ひとつおもしろくなくて、その魅力が開花するのは、洋画の基本から脱却した後半生ですね。

大下は海外や日本各地を旅したことで画風が大きく変わってきます。美しいだけでなく、純粋に描きたいという気持ちが伝わってくるものでした。
当時の洋画は、空間を廃し全て描き込みというのが主流だと想像しますが、そういう足し算の絵から、いつしか日本画的な引き算の美、空間の美に目覚めたのかな、想像ですが。

風光明媚な観光地を描いた作品より、スケッチ風に描かれた作品の方がいいなと感じました。
特に雲に興味を持ち始めている頃の作品は、風景は脇役で、雲や日差し、立ち上る水蒸気や霧といった気象現象そのもの描いていて、つまりダイナミックに変化し続ける時間も感じさせます。
ターナーを連想させるような感じといえばいいでしょうか。
「秋の雲」はその代表作ですね。

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「秋の雲」では、雲はあるものの晴れ間も見える広々とした空の下を歩く(たぶん)母と子、上空に2羽の鳥が描かれています。
大下は、子どもの頃から継母との関係に悩んでいたらしいのですが、ようやくその呪縛から解放されたのかな…そんな風にも見えます。

大下の作品でちょっと不思議だと思ったことがあります。
初期の作品では、描きたい対象物たとえば民家などが、(一般的な構図で考えると)通常収まるべき位置よりやや上に描かれています。そして民家から画家の視点がある位置までが広い、対象から必要以上に引いているように感じます。
ほんの少し、気になるというほどではないのですが、癖でしょうか?
深読みすれば、継母との確執などで疲れていた大下は、人の気配のするところから遠ざかりたかったのかもしれません。
晩年(といっても30代後半)の作品では気にならないので…、うーん、やっぱり深読みかな(苦笑)

息子に宛てた絵はがきなども多く展示されていました。
旅先からこんな絵はがきが届いたらうれしいですね。

大下藤次郎の世界展
~島根県立石見美術館コレクションより~
郡山市立美術館 2009.9.12~10.18

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またまたAflo、他いろいろ(雑念)

2009年09月29日
JGPは早くも後半戦、ネーベルホルンも終わり、日本ではブロック大会真っ最中。
怒濤のシーズンが始まりましたねえ。

ネーベルホルンではついにランビも復帰、まだまだこれから調整かなという内容にしたら、得点はやや高め(と本人も思っている模様)だと感じましたが、さすがです、魅せます。
というか、ほんとに目で追ってしまう、魅力的な選手だと改めて感じます。
彼とプルシェンコの復帰で、得点(特にPCS)の出方が変わるでしょうか?注目ですね。

JGPSベラルーシ大会、西野友毬選手のFPを見ました。いいですねえ、ようやくここまで戻ってきかと感慨深いです。
昔の荒川さんみたいな雰囲気がありますね。つまり、これからもっと成長するという期待も込めてですが。

国際B大会の派遣も発表、町田樹選手は、ゴールデン・スピン(11/12-14・ザグレブ)
そうか、そうか。

アイスクリスタルには、いよいよ五輪ツアー先行予約の告知が…!
皆さん、どうされるのでしょう?(滝汗)
何をおしてでも行きたい…という気持ちもありますが、現状はとてもキビシイ(泣)

う~ん、考えられないので、しばし別の話題を。

真央ちゃんのオルゴール(仮面舞踏会)が発売されるそうですね。

08-09シーズンも応援してくださったファンの皆さまに感謝の気持ちを込めて
浅田真央オルゴール
メーカー小売価格¥20,790(限定2,000個)

感謝…という割に高い!(爆)
と…思うのは私だけではないと思う(笑)
買いませんよ、私は。

写真検索サイトAfloに、バンクーバーオリンピックのページができたのですが、いつの間にかこんなページも…。

【特集】 フィギュアGPシリーズ開幕
バンクーバーまでの熱き戦い

誰が企画したんでしょう、このページ?(笑)
フィギュアスケートに長く関わったか、ファン歴が長いか、どちっかでないとこのページは作れないと思うんですよ。
あくまで報道などで使用されるストックフォトの会社、写真のカテゴリー分けだけで記事はありませんし、大きいサイズの写真は、利用規約に基づいたパスワードがなければ見られませんが、それでも十分楽しめます。

まず、GPS大会ごとに選手のカテゴリー分け、現時点では昨年のデータになってますが、随時更新するのでしょう。
ページの下にはまた別のカテゴリー。
日本、海外男女分け隔て無く注目選手を取り上げています。男子にはトマシュも!うーん素晴らしい!
そして点数は若干少ないですが、ペア、アイスダンス選手。
選手のジュニア時代ページには、真央ちゃん、美姫ちゃん、織田君のなつかしい写真が大量にあります。
特に美姫ちゃんが多いのは、それだけ注目されてきたからか、このページの管理者がファンなのか(笑)

「偉大なる日本の先駆者たち 」というページもあります。
みどりちゃん、荒川静香さんはもちろん、本田、八木沼純子さん、佐藤有香さん。
なんとミヤケンさんの現役時代も…濃いなあ(笑)
小塚父や佐藤信夫コーチ、佐野コーチの現役時代も。

しかし一番受けたのは「選手にまつわるエトセトラ」というページ。
なぜか「選手とコーチの2ショット」というコーナーが(爆)
美姫ちゃんと猛禽類、
織田君と猛禽類、村主さんと猛禽類
ヨナちゃんとオーサーコーチ
真央ちゃんとタラソワさん
パトチャンとじいちゃんコーチ
小塚と信夫コーチ
シュトイヤーコーチ、久美子コーチ、門奈コーチ、長久保コーチ…
タラソワコーチとライス国務長官の写真なんてのも。
ちょっとさかのぼると…
ジュベとシモンコーチ
アダムと猛禽類
真央ちゃんとラファエルコーチ
キミーとパムコーチ
ダイスケ挟んで長光コーチと猛禽類
…なんてのもありました。

フォトジェニック賞は、ズバリ猛禽類!
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高橋大輔選手の日経記事(9/25付)に、オリンピックシーズンを思う

2009年09月26日
さっそく読みました日経の記事。
競技はこれからですが、心身ともに健康、万事順調のようで、ダイスケファンとしては安心しますね。
それにしてもよくここまで来た…と。「簡単に体は変わらない」と言う加藤トレーナーの言葉にも表れていますね。
手術はともかく、リハビリや肉体改造がうまく行かなかった可能性もあるわけですし、本人の努力もさることながら、(こういう言い方は失礼でないといいけれど)運もあるのかなと、そんなふうに思います。
長光、本田コーチ他、サポート体制が整っているのも心強いし、性格がずうずうしくなったというも、私としては非常にうれしい。
練習前に2時間のケア…ひぇ~(汗)
暇があれば体のメンテナンス、食事、体調管理に自発的に取り組んでいるみたいですね。

先日ジュベールの記事を書いた時に、ヤグディンの自伝「OVER COME」を思い出しましたが、この中にソルトレイクオリンピックに向け、ヤグディンの心境が変わっていく様子が書かれています。
まあそのう…大ざっぱに言えば、それなりに遊び人(笑)で傲慢だったヤグディンが、オリンピックシーズンでナーバスになっていくわけです。進んでタラソワコーチと同居しはじめたり、禁欲的な生活(爆)になっていく。
自分は今何をしなくてはならないか、何が必要か、もちろんそれまでもわかってはいたでしょうが、心の底からそうしなくてはという気持ちが行動に表れたということでしょうか。

オリンピックシーズンは、やっぱり特別なんですよね。
そのままダイスケに当てはまる話では全くないですが、自分が今何をすべきかわかり、そのように行動できる、それが自分の望み…言うのは簡単ですが、これはなかなかできないものですよね。
ダイスケが紆余曲折をへてそこへたどり着いたとしたら、紆余曲折は必要だったのでしょうね。
何聞かれても、目が泳いでいたトリノの頃とはえらい違いですね(笑)
なんだか、あまりに透明感のあるこころざしが見えてきて、どぎまぎしてしまいますねっ(←意味不明)

特別なオリンピックシーズンをどう過ごすか?
折に触れ、荒川静香さんのトリノオリンピックシーズンを思い起こすのは、私だけではないですよね?

DOIで、レクイエムを披露する安藤選手の背中に、ビキニの日焼け跡が…トリノの荒川さんの背中がそうだったなあ。
村主さんの(ええ~ここで?)コーチ変更…荒川さんもタラソワさんからニコライのとこに行ったんだよなあ。あの時荒川さんに必要だったのはステップ(=ニコライ)、今、村主さんに必要なのはジャンプ(=ミーシン)ってことか。
ニコライ、教え子引き連れ、拠点を古巣シムズベリーへ…トリノオリンピックの前はここで、ダイスケと荒川さんが練習してたんだよなあ、ここで秘密特訓?(笑)もしかしてゲンかつぎ?

少し回りくどい話ですが…。
先日のすぽるとの特集で、ダイスケは「バンクーバーで金メダル…。こいつが1番でいいだろみたいな、そういう雰囲気にしたいな」その力みのない、ひょうひょうとした言い方が…。
詳細は忘れてしまいましたが、トリノオリンピック前、荒川さんを取り上げた番組で(それともオリンピック後、改めての特集でしたっけ?)、トリノのメダルセレモニーが行われる会場前を歩きながら「…しょうがないな、(また)ここに戻ってきてやるか」と、からっと笑顔で話すシーンがありましたっけ。

シュチエーションも何も全く違うのだけれど、「こいつが1番で…」と語るダイスケと、トリノ前の荒川さんの様子が、なぜかだぶって見えます。
やるべき事をやっている達観でしょうか?
最近の美姫ちゃんの言動にもそういう雰囲気がありますね。

競技が始まれば、またいろんな事が起きるでしょう。
ダイスケファンも安心していられるはずないのですが、口では大丈夫といいながら、音沙汰なくてどうしているのかな?と、もやもやした不安な本心を隠していた…たとえばこの春の私、あるいはダイスケファンの皆さん(苦笑)、あの頃に較べたら、ずっとおだやかでいられますよね。
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映画「ココ・アヴァン・シャネル」

2009年09月25日
今年シャネルの映画は2本、オドレイ・トトゥ主演と、シャーリー・マクレーン主演、どちらもいいらしいよと、映画好きの知り合いは言っていましたが、さてどうか?
まず見たのは、「ココ・アヴァン・シャネル」アンヌ・フォンテーヌ監督、オドレイ・トトゥ主演です。

久しぶりに見るアメリちゃん(トトゥ)は、きっちり年を取っ…いや、大人の女になったなあと(苦笑)
「ダ・ヴィンチコード」でアメリちゃんは、これからエンターテイメント路線でいくのかと、いろいろ思うところがありましたが(特に悪い意味ではなくて)、フランス映画の中の彼女は、やっぱり不思議ちゃんの匂いがしてちょっとうれしい。

オートクチュールのオンパレードがあるかと想像してたのですが、映画は孤児ココがデザイナーとしての足掛かりをつかむところまで、私がイメージする高級ブランドのシャネルは、エンディングイメージに少しだけでした。

事実にどれだけ忠実かはわからないという前提で感想書くと…。
ココに共感できるかといえば、ちょっと難しい。
家族や友人でも…むむむ…ですね。
こういうエキセントリックな女性と付き合える男性は、そうとう懐が深くないと無理。文字どおりお金も心も(笑)

女性の生き方が制約され、貧富の差が桁外れにあった時代に生まれ、そういう社会で自我を貫き、格闘する闘志はすごいけれど、生きるためにその社会を利用したのも事実で。
金持ちの将校に近づいたのは利用できるから。
ココが唯一愛したと言われている実業家も、愛情が冷める前に終わりが来たからこそ美しいような。
2人の男性のあり方が、いかにも時代を反映していておもしろいと思いました。

こんな風な生き方ができるからシャネルなんでしょうね。
今に生まれていたらどうかと考えてみますが、ある意味どんな時代に生まれても異端児、エキセントリックな生き方をするのかもしれません。

愛と感動巨編を期待してると、全く違う(笑)
淡々と進むところ、なんとなくあいまいな空気や間は、フランス映画という感じがしました。
シャーリー・マクレーン主演版はアメリカ合作、較べてみるのもいいかもしれませんね。

「ココ・アヴァン・シャネル」公式サイト
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びん洗い

2009年09月24日
9月も後半になってくると秋の気配、田んぼのお米だけでなく、イネ科の雑草も実をつけます。
夏中庭で手こずらせてくれたイネ科の雑草も、実をつけはじめてから、ああエノコログサか、メヒシバか、なんてことに気が付きます。

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チカラシバはブラシ状の実が特徴的、子どもの頃から「びん洗い」と勝手に呼んでいました(笑)
「力芝」は名前の通り、根性の入った雑草の一つ、踏み固めれた道ばたでもすくすく育ち、地面が乾燥しているとちょっとやそっとの力では引き抜けません。

秋風に揺れているときれいだな…と、思うこともあるけれど、やっぱり困ったやつですね。
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萩ののれん

2009年09月24日
秋の花、萩。
これは枝が長く垂れる種類なので「宮城野萩」でしょうか。
繁りすぎて「そば屋ののれん」と言われました(笑)

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秋の花は小花が多いような気がします。
これは近所の孔雀草(クジャクソウ)

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コロボックル物語 50周年

2009年09月20日

佐藤さとる作、村上勉絵の「コロボックル物語」シリーズが、誕生から50周年を迎えたそうです。懐かしいです。
単行本から始まり、文庫、新書、絵本などいろいろあるようです。

子どもの頃、日本のファンタジーは、土着的な背景や雰囲気がちょっと暗く湿っぽい感じがして苦手でした。
今ならジブリのアニメなどで、そういう印象ばかりではないと思うのですが、そんなわけで私は、翻訳の児童書ばかり読んでいました。
それでも例外がいくつかあり、それがコロボックルでした。
知恵と勇気に満ちた小さな人、コロボックルたちの冒険にワクワク、主人公は人間の青年ですが、飄々としてステキでした。
今思うと、当時日本の児童書や絵本の多くが、道徳的だったり、偉人伝、物知り系だったのに対し、拒否反応があったのかもしれません。
コロボックルシリーズは、純粋に物語に没入できる喜びがありました。

少し大人になって、コロボックルが、アイヌの「コロポックル」伝説がルーツであることなどを知りました。
作者の佐藤さとるはすごいなあと思っていたのですが、ある時佐藤さとるさんの他の作品(挿絵は別の方)を読む機会がありました。
…ところが、読んでいて(私が)全然盛り上がらない。
よく考えてみたら、挿絵が村上勉さんではなかった(笑)それくらい、佐藤さとるさんというか、コロボックルと村上さんの絵は、切っても切れないのです。
気が付くのがちょっと遅いよなあと(苦笑)

今見ても、村上さんの絵は素晴らしい!

だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ―コロボックル物語)だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ―コロボックル物語)
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50周年記念刊行

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シルバーウィーク

2009年09月20日
シルバーウィークとはじめて聞いた時、お年寄りを大事にする週かと思った間抜けな私です(笑)。

我が家付近は、すっかり涼しくなりました。
朝晩は空気がひんやりして、上着がほしいくらいです。
インフルエンザも心配ですが、皆さん風邪などひきませんように。

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大安場古墳

2009年09月19日
平成12年に国史跡に指定され、この春「大安場史跡公園」として整備され一般公開されています。
新しい施設で知ってる人もまだ少なく、HPもあっさり、古墳を検索する方もいらっしゃるでしょう。せっかく行ったし、感想を書いておきます。

(パンフレットより抜粋)
大安場古墳は、1基のの前方後方墳と4基の円墳からなる古墳群。
4世紀後半(約1600年前)に作られた全長約83m、東北最大の前方後方墳と、5世紀後半(約1500年前)の直径約15mの円墳があります。

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遺跡好き、古墳好きの方なら当たり前なのかもしれませんが、来てみるとその大きさにびっくりします。
較べるのは恐縮しますが、エジプトのピラミッドは、もっとすごいのか…とか(爆)
森ならば違和感ないのですが、法面工事で芝におおわれた人工的な形は、自然の中では異形です。

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「前方後方墳」とは、つまり前方も後方も四角、てっぺんが平になっているのは、儀式を執り行うため…ではないかと言われています。
儀式の時には、現在杭があるところに、土器がずらっと並べていたそうです。
てっぺんまで登ると、見晴らしが良くて気持ちいいです。

古墳発見にまつわる裏話を聞くことができました。
発見は古墳が大好きな(つまりマニアか?)市職員が、手弁当で調査を続けたからだそうです。
昭和から平成にかけて、古い遺跡がどんどん発見されるようになり、この辺りにも集落があったことはわかっており、大きな古墳があってもおかしくないと思い、休みの度にあちこちを調べていたそうです。
そうして古墳らしき形、遺構を発見、木にメジャーをくくりつけ徒歩で計ってみると、大きな古墳であることがわかり足が震えたそうです。
東北一かもしれない…そういう理由で市の予算をとり、本格的な調査が始まりました。ところがこれが話題になり、調査の前に古墳の大きさが「東北一」と報道されてしまいました。
実際調べて、小さかったどうしよう…と心配だったそうです。
調査の結果は「全長約83m東北最大の前方後方墳」となり、めでたし、めでたし…ということでした(笑)

大安場史跡公園
福島県郡山市田村町字大善寺字大安場160番地  TEL024-965-1088
http://www.bunka-manabi.or.jp/oyasuba/

場所は、車以外では、行きやすいとは言えないのが難点ですね。
もよりのバス停からでも徒歩20分、そもそもバスの本数がどれだけあるのやら…

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時空タイムス編集部 スパイ衛星を撃破せよ

2009年09月18日
NASAの宇宙開発史には、いろいろと言えないことがあるらしい(笑)…のですが、今回の番組は今だから言えるという内容ですね。
初めて見る映像も多く楽しめました。
(NHK-BShi 2009.9.15放送)

1960年代の米ソ冷戦時代、敵国をスパイするため、米ソ両国では秘密裏にスパイ衛星を開発していました。
宇宙開発はそもそも米ソの競争であり、NASAは空軍から派生している機関です。対外的には平和利用や夢を謳ってますが、狙っていたのはソ連に競争で勝つことであり、そして軍事目的でした。

時代はアポロ計画以前、2名の有人宇宙飛行ジェミニ計画の頃です。
空軍はNASAと別に、ジェミニを応用して独自に計画したのが、有人軌道実験室(MOL)、実験室とは隠れ蓑で、実は衛星から敵国上空へ、軍備を探り撮影することが主な目的でした。
しかし、そんなことはソ連もハナからお見通しで、ソ連も同時期にスパイ衛星を開発、それがアルマズ計画でした。
宇宙開発の歴史は、NASAを中心に見てしまう私ですが、当時からベールに包まれていたソ連の技術の方が上と言われていました。
たしかに打ち上げた衛星をその都度使い捨てするアメリカに対し、軌道上のスパイ衛星に何度もドッキングして乗組員を交代させるソ連の技術の方が高いように思えますね。
というか、アメリカって使い捨ての文化なんだよねと、妙に納得したりして(笑)。

敵国の衛星を打ち落とすとか、乗っ取るとか、荒唐無稽なプランには苦笑しますが、冷戦が終わったから言えることで、一歩間違えば戦争にもつながる危機でした。
おもしろいのは、米ソの元乗組員たちが証言していることでしょう。
ジェミニやアポロ計画の宇宙飛行士が、凱旋パレードをしたり、大統領と接見したりするのと対照的に、MOLの乗組員は、NASAと同じように選抜され訓練を受けているのに、全て機密扱い、宇宙飛行士であることも極秘でした。
映画「ライトスタッフ」などで見る陽気な英雄、アポロの乗組員たちとは大違いですね。

良かったのか、残念だったのか、このスパイ衛星計画は実用直前で中止となります。
有人衛星には莫大な費用とリスク(人命)がかかること、それほどの見返りがあるのか?
アメリカはベトナム戦争やアポロ計画に国家予算をつぎ込んでいたことも大きな理由だったようです。
そして時代は、有人から地上で操作する無人衛星へ、技術はアナログからデジタルへと移って行き、この計画は極秘のまま歴史の表舞台から消えていったのでした。

番組はアメリカの番組を元に編集したもの、スタジオに軍事評論家、NHK解説員などが出演していました。
ここまで見るのは、やっぱりオタク…かな(笑)
映画または実録「ライトスタッフ」に「スパイ大作戦」(←リメイクのをミッション・イン・ポッシブルではなくて初期テレビ版)足したような感じ、何ともレトロで、おもしろかったです。
当時のコンピューターなど機器が出ますが、これらはモノクロの「スタートレック」のような趣が…。
そこまで言うならイメージイラストはパルプ誌風、または「サンダーバード」風か。
狙いでしょうが、どこまでもアナログなんですよね(笑)

再放送予定 
NHK-BShi 9月22日(火)午前9:00~10:29
ドキュメンタリー | Comments(0) | Trackback(0)

石の花

2009年09月17日
前の記事で、絵の具を作る実技講座に参加したことを書きましたが、孔雀石(マラカイト)を見た時、子どもの頃に図書館で借りて読んだ本を思い出しました。
「石の花」というタイトルで、主人公の石工が美しい孔雀石を求めて、山の女王と取引をする…たしかそのようなあらすじでした。
その本の挿絵はとても美しいものでしたが、やっと手に入れた孔雀石で作った壺(鉢かな?)の絵が、子ども心になぜか物足りませんでした。
もちろん子どもですから、孔雀石がどんなものか、緑であることも知らなかったのですが…だからこそか?(笑)
「孔雀」というならもっと豪華じゃないとと勝手に考えていたのかもしれません。

あの挿絵を今見たらどう感じるかなと思い、ネットで少し調べてみました。
「石の花」で検索すると、坂口尚のコミックとプロコフィエフのバレエ、映画(ソ連初のカラー映画)が先にヒットしますが、これは除外。
なかなか見つからず、また表紙イメージがないので苦戦しましたが、私も時々世話になっている「復刊ドットコム」でようやくわかりました。
最初からここに来れば良かった(苦笑)
児童書として、以下が出版されており現在絶版、復刊リクエストにエントリーしています。

石のはな
バジョーフ作、稗田宰子文、牧田慶子絵(集英社)
※昭和44年に「オールカラー母と子の世界名作3」として出版

石の花
バジョーフ作 スズキコージ絵(岩波書店)

少年少女世界の名作文学 全50巻(石の花収録)

(復刊ドットコム以外でみつけた本)
石の花  パ-ヴェル・バジョ-フ作 、 島原落穂訳 、A.ベリュ-キン画 (童心社、1979)

思い出しました、牧田慶子さんの絵ですから、集英社ですね。
他の出版社版は知りませんでした。
スズキコージさんの絵は好きですが、私が読んだ牧田慶子さんの絵とはだいぶ違いますね。
「石の花」をどうしても手に入れたい…というほどではありませんが、本についてこれ以上のことはわかりませんでした。

ロシア民話、正しくはウラル地方の民話で、バレエと映画はこの民話を元に作られているようです。
孔雀石を検索すると、ウラル地方の特産であることがわかります。
原石の写真はあくさんありますが、昔ながらの石工が加工した…というような孔雀石はみつけられませんでした。大きな石であれば原石を活かして磨いて飾り物に、小さなものはアクセサリーなどになっているようです。
今となると、牧村さんの絵がウラルの石工に忠実な挿絵かどうかもわかりません。
まあでも、子どもの頃の思い出には、なかなかたどり着けない…位がちょうどいいでしょうかね(笑)

復刊ドットコム

孔雀石(Wikipedia)
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絵の具を作ってみる…?

2009年09月16日
美術館のプログラムに「自然の中の絵の具箱」というタイトルで、土や岩から絵の具を作るの実技講座があると知り参加しました。
といっても、材料の鉱物を山から取って?採って?来るには、土日じゃ足りませんので(爆)、ある程度用意されたものです(苦笑)

講師の関根秀樹氏は、大学講師であり、縄文、古代技術の研究(復元かな)、民族楽器の研究、火の人間史(火おこし、焚き火)など、多岐に渡っていろいろなことをしている方です。
…そうとうしか言いようがない(苦笑)
絵画の専門家としてではなく、鉱物に詳しいことから絵の具の成り立ち、特性などを美大で教えている、そこで今回の講座においで頂くことになった…あるいは、関根氏に何か教えてもらおう!という企画かもしれません(笑)
とらえどころがないけれど、ものすごくユニーク、ちょっと毒舌、アラマタ先生みたいに何でも答えてくれる人で、とてもおもしろかったです。
油絵の起源は、定説の14~15世紀フランドルではなく、3世紀頃の中国仏教絵画らしいとか、レアな話ももりだくさんでした。

絵の具は、基本的にキャンバスや紙などに色を定着させるために、色の素材に定着のための接着剤(のり)を混ぜることで「絵の具」に。
のりが、膠であれば日本画の顔料に、油であれば油絵の具に、卵ならテンペラ画というあんばい。
子どもの頃からおなじみの水彩絵の具は、アラビアゴムがのりとして使われている。
のりは市販ののりでも、桃など天然の樹液でもいい。
生産者が減ってしまった日本画の膠には、ゼラチンから作った代用品や、膠に替わるものが開発されたり、いろいろあるようです。

実技は、固い石を金床(かなとこ)で砕く。乳鉢でさらに細かくすりつぶす。
のり(今回は糀菌から作ったアクアグルー)を混ぜる、練るというシンプルな作業です。
私はラピスラズリの青が好きなんですが、アフガニスタン原産のこの石は、現在良質なものがほとんど取れ無くなってしまったとか。それでも貴重なラピスラズリで青を作ることができました。
作業は参加者が手分けしてやります。

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〈今回作った色〉
白亜(胡粉)…白
無鉛炭(石炭)…黒
イースター島の赤土…赤(えび茶っぽい)
ヘマタイト…赤(ワインレッド)
マラカイト(孔雀石)…緑(エメラルドグリーン)
緑土…緑(よもぎ色)
黄土…黄土色
石墨(グラファイト)…暗いシルバー
ラピスラズリ…青
雲母…きらきらした白
のり…アクアグルー

作った絵の具を使ってみましょうということで、30cm位の板を渡されました。
何してもいいのですが、講師が持ってきたアボリジニのアート(楽器)「うなり木(チュリンガ)」がおもしろそうなので、それを作ることに。
長方形の板を好きな形にけずり、彩色、ヒモをつければ完成。
コツはあるのですが、ヒモをもってブンブン回すと「ブゥ~ン」という低い音が鳴ります。
私はできるだけ派手に、強うそうな感じに作ってみました。
裏側をグラファイトのシルバー一色にしたので、回すと派手な面と地味な面の対比がきれいでした。

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フレンチ・マスターズ 見たとこだけ

2009年09月15日
2009フレンチ・マスターズ、記事の翻訳や写真、まだよく見てないんですが、動画はネットに上がってます。男子上位だけ見ました。
客席から撮影したビデオなので、いいとは言えませんが、プログラムの雰囲気などがわかります。
昨年もそうですが、この時期はまだまだ調整不足、特にFP後半はバテ気味、どの選手もジャンプだけでなく、エレメンツ全体にスカスカって感じですね。
リンクが狭いので4回転が跳びづらかったらしいとのこと。
アモーディオ君がものすごく素晴らしかったというよりは、その中で一番まとまっていたのが、優勝したアモーディオ君だったのでしょう。

アモーデイオ君は、ちょっと哀愁を帯びたプログラムが、エキゾチックな容貌と合っていいなあと思います。
SPはその感じで好きです。
FPは雰囲気がSPに似ているような…と見てたら、後半は編曲も振付もまとまりないような気がしました。滑り込んでいけば良くなるとは思いますが。
それより、まだ若い選手なので、もう少し変わったものにチャレンジしてもいいですよね。

プレオベール選手のSPは、運動会(でよく使うウィリアム・テル序曲、他)でした。
なんだかトランプのジョーカーみたいな衣装ですが、競馬のジョッキーのよう、それらしき振付。
彼らしい、すごくユニークなおもしろい振付ですが、どたばたしててすっきりしないとも…上位を争うプログラムとしてはど~よ~(汗)
FPの衣装は黒のTシャツ(に見える)、渋谷あたりにいそうな若いやつって感じでビミョーです。まだ作ってないのか?
ま、これからですね。

ポンセロ選手はFPのみ見ました。あれ、痩せた?
転びまくり(汗)
がんばれポンちゃん!

ジュベールも調整不足ありありです。
演技直後の浮かない顔が…(そんな顔するなら、もうちょっと頑張れよ)
SPは持ち越しなので、こっちはビシっと決めてほしいところですが、うーん、残念なできでして(苦笑)
それにしても、プログラム持ち越しでも衣装はさっさと新調してほしいですよね。
彼の場合、表現の引き出しとなるとそう多くはないので、ちょっとしたイメージチェンジが効果的だと思うのです。
FP「Ancient Land」初公開。
後半、死角があり見えなくなるのですが、一瞬衣装の早変わりがあるのかと思いました(爆)
たぶん見えないところでスピンしてたのでしょう。

プログラムは気に入りました!
ま、イメージはぶっちゃけワンパターンです(笑)マトリックスのような雰囲気ですね。
ジュベールは他の選手には絶対まねできないパワフルさ、スケール感があると思うのですが、それが活かされる、ジュベールらしいプログラムになるのではと思います。
ここで例えば、なじみの振付師に依頼するとマンネリになってしまいますが、デンスタに依頼したことで、これまでと違う目新しい動き、表現が加わったのではないかと。
現段階では、ステップもあれもこれも甘い。これから滑り込んでから国際大会でどのような評価が下されるかですね。
本人はプログラムを気に入ってるということですが(←毎年この時期はそう言ってます)、これから先、壁にぶち当たった時、やっぱりこのプロじゃ乗れねえ…なんて言い出さないといいですが(汗)
ああいう性格ですから、勢いに乗ってバーン!どーんと行きたいのはわかるんですが、がっつりプログラムに取り組むのも、そろそろ学習してほしいなあ、似合うプログラムだと思うので(苦笑)

注目の衣装ですが、あ、思ったよりマシ…いや、結構いいんじゃないの?ダメ?
これくらいが、精一杯の着こなしなんでは?
SPも黒なので、どちらかは別の色にしてほしい。
たぶんSPは新調するでしょう。…するよね?…しろよな!

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ジュベール、プルさん、他いろいろ

2009年09月11日
JGPポーランド大会が大変なことになってますが、期待し過ぎまいと、舞い上がる気持ちを必死に押さえる私です(苦笑)
カナコはイケるとは思ってましたが、ユズと高橋家まで?
…落ち着け自分!

断片的ですがプルシェンコ選手のプログラムが、動画サイトでだいたい見られますね。
SPは、ロシアテストスケートではマートン味のショパン、95点とういうお化け得点のローカル大会では…あ、ほんと「アランフェス」っぽいですね。
それにしても素晴らしい、3A、4T-3Tのコンボを華麗に決めてます。大技もすごいですが、インパクト、オーラがすごい。こういう選手と勝負をするとなると…若手が4Tを1回決めた位ではかすんでしまうかも(汗)。
もちろん、プルさんのプログラムは部分しか見てませんし、古傷とつき合わなくてはならないしで、課題はあると思うのですが、やはり皇帝は違う…そう感じます。

そしてジュベールのFPがようやく判明「Ancient Land」。
アレクセイ・ヤグディンのEX「Overcome」の曲なんですねえ。
ジュベールにとって常に目標だったヤグディン、あれからいろいろありました…(涙)。
まさかここで再び彼に遭遇するとはね!
シリアスでかっこいい曲なんでいいと思います。
これがノリノリの曲だと、プログラム途中で、ニカ~ッと満面の笑みが出たりして、またボケかますんじゃないかと…
あ、すみません、品のない言葉で(汗)
気を許して「また!?」ミスしてしまうのでは?という不安があるのです(苦笑)

EXと同じ題名、なつかしいヤグディンの自伝、本田があちこち登場してくるのがうれしかったな。

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(2005/02)
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タイムリーなのかどうかわからないけど、このような番組が。
テレビ東京「いい旅・夢気分」
放送予定/9月16日20:00~テレビ東京・9月21日19:55~BSジャパン(←たぶんね)
荒川静香・本田武史。荻原次晴で旅番組だなんて、年取ったなあ、我々も…主な視聴者である私達が…という意味ですよ!(笑)。
荒川さんの地元(と言っていいんですよね)宮城と、本田の実家からわりと近い福島県の磐梯熱海温泉。
3人で混浴露天風呂とか?…あは!まさかね?

姐貴な荒川さんの背中を「姐さんお疲れ様です」と、本田が流すとか?
荒川姐「タケシ、わかっとるやろな、ダイスケをよろしゅう頼むで」
タケシ「わかってやす…あっしが命がけで…」
とか!?(…冗談ですからっ、むっとした方はごめんなさい。)
それともありがちな温泉地を舞台にした2時間ドラマ風?
敏腕刑事の荒川さんに、パシリの刑事本田が汗だくで右往左往、温泉旅館の番頭が荻原さんか?
…ですから、冗談ですからねっ

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JGP、フレンチ・マスターズ、村主さん、他いろいろ

2009年09月10日
JGPやローカル大会が始まり、いよいよオリンピックシーズン本番ですが、情報多すぎて追いかけきれません(汗)みなさんよく情報整理ができているなあと感心してます。

今日教えてもらったのは、プルさんがロシアのローカル大会で…SP95.05…!出した…らしい(滝汗)?
ショパンじゃなくて、アランフェスだったらしい?
プルさんに関しては、素晴らしい状態というニュースと、古傷が…っていうニュースが混在してるので、どう読めばイイのかさっぱり…。
ま、じきにわかるでしょう。

さて、今週はフレンチ・マスターズが開催されます。
全く情報が伝わってこないジュベール、「便りがないのは元気な証拠」とりあえず言ってみたりして。
結果どうこうより、主にFPはどうなってんだ?衣装は大丈夫なのか?ってことなんですが(汗)
プログラムはもう完成しているはずですが…。
男子シニアにはおなじみ、ジュベール、ポンセロ、プレオベールの3強がエントリー。
早くもオリンピック2枠をめぐる争いか?
アモーディオ君は…ジュニアか…(笑)
(↑すみません、アモーディオ君はシニアにエントリーです!)
デロションのイザベルさんがそろそろご出産ですね。こっちも健闘祈る。

JGPでは、日本の選手が頑張ってますねえ、うれしいです。
個人的にはペアの高橋&トラン組が、レイクプラシッド大会で総合3位だったことがうれしい。
日本のペアもいよいよ来たか…。
連戦できついでしょうが、今週のポーランド大会もいい結果を期待してます。
ポーランド大会には、羽生結弦選手、村上佳菜子選手もエントリー。羽生選手には表彰台を、カナコにはズバリ優勝を期待します。

アメリカのローカル大会 Golden West 、1位フラット、2位ナガス、3位ジャンの動画をざっと見ました。
今回も結果につながったのはレイチェルの安定感ですね。
うまい、そつがない、大人っぽいといつも思うんですが、「そつがない」という印象をもたれるのはどうですかねえ。
シニアのスケーターとして、もう少しパンチが欲しいような、彼女のちょっとバタくさいところを生かした、彼女にしか似合わないようなプログラムがありそうな気がします。
ミライちゃんは元気そうでよかった。ようやく復活の兆しかな。見るたび大人っぽく、ちょっとエレガントな感じも。
FPよりSPの「パイレーツ・オブ・カリビアン」が好きです。
FP「カルメン」、ミライちゃんのカルメンなんて、どんなものが出来てくるのか気になってました。
悪くないと思いますが、編曲のせいかな、なんとなく曲と振付がビシッと決まってこないような気がするのは私だけでしょうか?ここでスパイラルなの~とか、ここはステップがいいんでは~とか感じました。
ジャン選手は全体に精彩を欠いてましたが、まだこれから、なんとでもなりそうな気もします。
3人とも振付がローリー・ニコルなんですよね。あ、去年もそうだったかな?

そういえば、先月のMoran Memorial、ワグナー、ゲデバニシビリ選手の動画見ました(見づらい…ありがたいですけど)
ゲデ嬢もカルメン(FP)、セクシーなのを想像していたので、スポーティーなカルメンが意外でした。
カルメンだから情熱的+濃厚+濃いアイライン+赤黒衣装…とは限らないってことですかね(笑)
好みはSPの方、いずれにしてもセクシーダイナマイト(…古い!)なボディは健在、魅力的です。
アシュリーのプログラムも楽しみにしてました。今回は強い感じのSPより、エレガントなFP「ダッタン人の踊り」が好みです。
アシュリーの美女度はどんどん増してますね。
なんていうか、プログラム曲を知りあれこれ想像してたのと、違う雰囲気の選手が多くて、それはそれで楽しいですね。

少し前のニュースになってしまいますが、村主さんがモロゾフコーチからミーシンコーチに変更しました。
すでにたくさんの方が、ブログで意見を書かれていて、後出しジャンケンみたいな意見になってしまいますが、どこをどうとっても村主さんらしいな、そう感じます。
昨シーズン一定の結果を出し、モロゾフコーチの所に来て良かったと、プログラムの相性もいいのではと私も思いました。
ただ、全日本2位、ワールド8位、健闘を称えられたシーズンでしたが、これで満足するような村主さんではありません。
村主ファンの友人が「モロゾフからもらうものは、もう全部もらってしまった」というようなことを言ってました。
彼女がほしいものは、まあまあいい結果ではではなく、もっともっと高い。
高難度のジャンプより完成度で押すモロゾフコーチの元で得られる結果には、これ以上は望めないかもしれない。
もちろんその中には、わかっていたとはいえ美姫ちゃんと同じコーチでは居心地が…というのも含まれるでしょうが。
コーチ変更はとてもリスクが高いけれど、もっと高いレベルを目指すためには、もっと高いレベルのものが必要、それはモロゾフコーチのもとでは得られない。そういうことではないでしょうか?
覚悟を持った決断なら無謀だなんて言えません。それと周りとよく相談したと聞いて安心しました。
まったくもって、村主さんにしかできない生き方を貫いてますよね(笑)。
くれぐれも体は大事にして頑張って下さい。
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日米戦、植物界の格闘技

2009年09月09日
しばらく前の朝日新聞に、帰化植物に悩まされているのでは、日本だけではない。北米では日本原産の植物が大繁殖して問題になっているという記事が載っていました。
生態系を狂わせるという意味で、日本ではセイタカアワダチソウを思い浮かべますが、帰化植物の問題が日本だけのはずはないわけですよね。
記事によれば、日本原産のクズが北米で大繁殖し、深刻な問題になっているということでした。

ちょっと前置きですが、日本の里山が荒れたと言われて久しく、その気配は私が子どもの頃からありました。
農業や林業が廃れていくということは、山や畑が放置されているということ。そうした山や畑に、真っ先に侵入してくるのが、つる性の植物です。
クズはその代表格で、クズに覆われた山や畑がどんどん目立つようになってきました。
葛粉というのは、クズの根のでんぷん質から作られます。また木質化したクズはとても頑丈で、籠なども作られてきました。
しかし、そういうスローライフなレベルを超えた昨今の大繁殖なのでした。

ところが、そのクズを脅かす強力なライバル出現!(爆)
私が気になりはじめたのは、10年位前からでしょうか。今までクズが覆っていたその上に、キュウリみたいな葉っぱの、つる性の植物が大繁殖しています。
名前は「アレチウリ」、北米原産の帰化植物でした。
畑や庭、道、川原、とにかくあらゆる所にはびこります。すぐ取り除けるのですが、ざらざらした葉や茎、トゲのある実は素手で触るのはつらい、取り除いてもあっという間に伸びてくる繁殖力にうんざりです。

繁殖地がかぶっており、この勢いだとクズは絶滅してしまうかも、クズに手こずっていたことも忘れ、そんなことを考えていました。
それが5、6年前ですが、最近なかなかどうして、クズも負けてはいません。

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写真はうちの近所、白い花をつけ、黄緑っぽい色の葉がアレチウリ、濃い緑がクズです。
くんずほぐれずって、こういう事をいうのかな(笑)
勢いは、有刺鉄線の先まで伸びているアレチウリですが、冬に枯れるのに対し、クズはつるがずっと残っています。
翌年、アレチウリがクズのつるを足がかりに伸びてくるのは当然。
派手さと勢いはアレチウリですが、勝負は今のところ五分五分ってところでしょうか。

環境省 自然環境局
外来生物法 特定外来生物等一覧
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/index.html#sho

植物日米戦の近くには、台湾からおいでになった帰化植物「高砂ユリ」が咲いています。
リングサイドに花を添えるって感じですね(笑)

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水引

2009年09月09日
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ミズヒキ(水引)の由来は、花(花序)が熨しにかける紅白の水引に似ているから。
湿り気のある半日陰ならどこにでも見られます。
日本画によく描かれていますね。いかにも和の花という感じ。
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DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展

2009年09月08日
アートスケープ、美術館情報でいつもお世話になっているDNP(大日本印刷)の美術館、CCGA現代グラフィックアートセンターに行ってきました。
DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵展は、日本のグラフィックデザインが発展してきた1960年代から現在まで、著名なグラフィックデザイナーによるポスター展です。
銀座、大阪のDNPに続き3ヶ所目、ここCCGAが最後です。

商業デザイン、グラフィックデザインの発展は、印刷技術の発展なくしてはないわけで、大日本印刷にアーカイブがあるのは納得ですね。

1960年代、亀倉雄策の東京オリンピックのポスターから始まります。
デザイナーの名前は知らなくても、見れば懐かしい…ああこれ…と、記憶や印象に残っているポスターが1つ2つはあるのではと思います。
どの辺りから記憶があるかで、年代がわかりますね(笑)。
数が出てるってのもありますが、私だと資生堂の山口小夜子のポスターあたりが、一番古い記憶かな。

そうは言っても、後世に残す価値がというふうなグラフィックデザインの価値はともかく、商業ベースに乗っていないポスターも多く、通好み?かもしれません。
デザインを多少かじったことがあるなら知ったデザイナーたちですが、そうでないなら、和田誠や福田繁雄、銅版画家の山本容子、横尾忠則、安西水丸など、著名なイラストレーターや画家を楽しむ感じでしょうか。
みんなが知ってそうなら、佐藤可士和のsmapの広告くらいか…。

ここに展示されているデザイナーやイラストレーターは、皆、名前で仕事が出来る方たちです。予算や見積じゃなくて(爆)
60年代から、年代を追って展示していますが、展示に限りがあるとはいえ、そこにオイルショックの影響もバブルの気配もないのがその証拠ではないでしょうか。
純粋芸術と商業デザインの狭間と言えばいいでしょうかね。
私個人としては、商業デザインとしてよりは、純粋にアートとして見る方が楽しめると感じました。

CCGA現代グラフィックアートセンター
きらめくデザイナーたちの競演
DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展
(2009.6.13-9.13)

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○CCGA現代グラフィックアートセンターについて
ここには大日本印刷系列のゴルフ場があり、その敷地内に美術館があるというのが正確な表現です。
山奥ちょっと辺鄙な所、周辺に観光名所があるわけではないので、私のようにふらっと訪れることができる距離にいる人間か、よほどピンポイントで好みがある人しか訪れません。
ましてモダンアートやインスタレーションがメインですし。

そんなわけで、いつ来ても人の気配が…ない…貸切とも言う(笑)。
しかし今回は、天気もよくドライブ日より、駐車場の車がなんと5台も…!(いつも0~1台)
山の中に突如現れるモダンな建造物に、最初おっと驚きますが、外観の感じよりずっと展示スペースが小さいので、あらら…と思う人多数。
デザインを勉強しているらしき若者数名、ゴルフ場のお客さんっぽい中年のご夫婦がいました。
中年のご夫婦はあきらかに違うものを期待していらっしゃったもよう、「あれ?これで終わりか…?」という話し声が…。
ごめんねえ…と心のなかでわびる私(笑)。

CCGAの核となるコレクションは、アメリカ現代版画、タイラー・グラフィックスコレクション、日本だと、たぶんここだけだったと思います。
デイヴィッド・ホックニー、ロイ・リキテンスタイン、フランク・ステラ、アンソニー・カロなど。見れば、ああどこかでと思うような作家。

CCGAではタイラーグラフィックス・アーカイブコレクションをテーマごとに分けて、年1~2回ほど展示しています。
次回展示ががタイラー・グラフィックスです。

赤のちから:タイラーグラフィックス・アーカイブコレクション展Vol.21 
2009/09/19~2009/12/23 

余計なお世話ですが、いらっしゃるなら雪降る前にどうぞ(笑)


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母なる大河 メコンを行く

2009年09月05日
中国奥地の源流から、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムまで。
メコン川流域の自然と暮らしを辿るドキュメンタリーです。
録画したものの、見るのがすっかり遅れてしまいました。もう再放送が始まってしまいますね。

「第1話 水の旅 5000キロ」では、流域6カ国を一気にたどります。
メコン川を知っていても、どこをどう流れるかは知りませんでした。なんとなくタイの印象が強いですが、中国奥地チベットが源流なんですね。
どんどん流域を辿っていくので、あれ、今…どこの国だっけ?なんて一瞬考えるのですが、なんといっても映像が美しいので、深夜のぼうっとした頭でしたし、映像を楽しむことに専念して見てました。

メコン流域は、仮に行きたいと思っても、物理的にも、政情的にも、そう簡単にいけるような場所ではないこともありますし、映像的にも貴重ですね。
それにしても、山頂から、あるいは低空からの空撮は素晴らしい、うねうねと生き物のように流れるメコン、それこそ行ったからとて見られる風景ではありませんね。
全編世界遺産という感じです。

危ういバランスで組まれた棚田のような塩田、険しい尾根にあるパゴタ(塔)、この世の終わりかと思うような真っ赤な夕焼け。
ミャンマーのインレー湖、華奢な舟を操る漁は、アメンボのような繊細さ。
かつてケシ(ヘロイン)の栽培で有名だったゴールデントライアングル…そうかここもメコン流域なんですね。今はキャッサバなどの畑になっているようです。
カンボジアのトレサップ湖、空から見る浮島の村が、うっとりするほど美しい。

少数民族の祭はどれもエキゾチック、きっと民族の数だけ祭はあるんでしょうね。
民族衣装の美女も多数登場。
都市部に近づくにつれ、伝統的な暮らしからどんどん離れているのでしょうが、祭となると古来からの暮らしの片鱗が見えておもしろいです。
少数民族はそれぞれ独自性を保ちながら、他の民族とケンカするわけでなく共存している姿もいいですね。

他にもラオスの仏教寺院の美しさ、水上マーケットの豊かな食材など、見所はいろいろ、紀行もののドキュメンタリーは、ずいぶん見ているつもりなんですが、初めてみる映像もたくさんあって楽しめました。

川が交通手段である場合が多いからでしょうか、車がほとんど登場しなくて(後半の都市部では少しだけ)、それが別世界のように感じさせる要因なんでしょうね。
いつものドキュメンタリーだと、落っこちそうな崖っぷちの道を、撮影隊の四駆が走っている映像があったりしますが、今回はあえて車の気配を消したのかもしれません、すべてはメコン川が主役、いい判断だったのではないでしょうか。

空撮映像でみる浮島の村は、水没した未来の地球とか、水に覆われた別の惑星とか、SF好きの私の想像を刺激するものでした。
スター・ウォーズやスター・トレック、SFやファンタジー映画に出てくる惑星のような感じ。
あるいは、グレック・イーガンやダン・シモンズの「ハイペリオン」の創造の源は、こういう秘境の風景にあるような気がします。

プレミアム8<紀行>
http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/premium8-wed/main 
母なる大河 メコンを行く NHK-BShi 

放送予定 (2009.9.5現在)
第1話 水の旅 5000キロ
 9月2日(初回・放送終了)
 9月5日(土)午後2:30~4:00(再放送)
 9月9日(水)午後2:00~3:30
第2話 川と森と人間と
 9月9日(水)午後8:00~9:30(初回)
 9月12日(土)午後2:30~4:00
第3話 祈りの川
 9月23日(水) 午後8:00~9:30 (初回)
第4話 大地の恵み
 9月30日(水) 午後8:00~9:30(初回)
第5話 川に生きる
 10月7日(水) 午後8:00~9:30 (初回)

※第2話以降の再放送予定は、まだ掲載されていませんでしたが、第1話同様のペースで再放送があると思います。
また、総合テレビ「NHKスペシャル」の1時間番組で放送される場合もありそうです。
ドキュメンタリー | Comments(0) | Trackback(0)

すすきに吹く風

2009年09月03日
090827

台風一過、青空はまぶしくて日差しが強いですが、ススキをなびかせる風はもう秋です。
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Aflo Sportに…他、いろいろ

2009年09月02日
報道写真・広告写真のアフロのサイト内に、スポーツ撮影のAflo Sportがあります。
この中に「2010バンクーバー五輪の主役達」というコーナーあり、選手名をクリックすると、何人かの選手のハイクオリティーなスライドショーが見られます。

真央ちゃんか…やっぱりねえ、と思ったら、なんと「高橋大輔」の名があるじゃないの!
真央ちゃんの掲載点数には負けますが(笑)、ダイスケのかっこいいのなんのって!
美しいラフマニノフから始まって、特にバチェラレットのカットが最高ですねえ。

2010バンクーバー五輪の主役達
http://www.aflosport.com/gallery/

真央ちゃんのジュニア時代の写真が多いのは、いざって時に、こんだけ持ってるぜってアピールでしょうか?(笑)
ほか、上村愛子選手、皆川賢太郎選手など8名。

同じく報道写真・広告写真のゲッティ・イメージス。
これまでもフィギュアスケートの写真を撮影していて、サムネイルですがたくさんの見ることができました。
7月から、ゲッティ・イメージスblogがはじまりました。

ゲッティ・イメージスblog
http://welcome-to-gettyimages.jp/blog/creative/

米国中心になると思いますが、ニュースやエンターテイメント情報を、写真付きでリアルタイム更新してくれるもよう。
スポーツは、現在のところ宮里藍ちゃんとイチローだけですが、そのうちフィギュアスケートが出るに違いないと踏んでます。


西野友毬選手の公式サイト(無料登録必要)で、最近の彼女の様子がわかります。
SPは、 昨季と同じ「序奏とロンド・カプリチオーソ」 (サンサーンス)
FPは、バレエの「海賊」、どちらもローリー・ニコル振付。

西野友毬選手の公式サイト
http://www.sports-senshu.jp/yuki-nishino/

昨シーズンは、期待の高さに押しつぶされたのか、不本意な成績が続き、どうなることかちょっと心配していましたが、元気に復活してきたようでうれしいです。
8月にカナダで行われた FIGURE SKATING BOUTIQUE SUMMER SKATE 2009、小さな大会だと思いますが、優勝おめでとう。

また、カナダのフィギュアスケート専門サイト「Japan Skates」にインタビュー記事掲載、リンクで全文読むことができます。
事実上カナダ拠点ということでいいのかな、カナダではスペシャリストでもおなじみ、天野真コーチのもとでトレーニング。
気になって、ISUバイオを見てみると、拠点は東京とトロント、コーチ欄には、樋口豊コーチ、天野真コーチとなっています。
岡島コーチから離れカナダへ、日本にいる時は何かと頼りになる樋口コーチ、ということですかね?
次の世代を牽引できる素晴らしい選手だと思うので、頑張ってほしいです。

西野選手が所属する、JSM(スポーツ選手.jp)には、中庭健介選手も所属、ファンの方はとっくにご存知だと思いますが、サイト内には最新情報含めいろいろ載ってます。
まず五輪特集のページをどうぞ。

JSM(スポーツ選手.jp)
http://www.jsm.jp/
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映画「宇宙へ」

2009年09月01日
宇宙ものはフィクションもノンフィクションも好きです。
今年は世界天文年、NASA設立50周年、月面着陸40年、これらに伴う宇宙ネタがたくさんあってうれしい。
映画「宇宙へ」は、映画館で予告編見たり、むやみに立派で重い(笑)公式サイトを見たりで、楽しみにしてました。

映画の目玉は、NASAの秘蔵映像を見られるということでした。
…そうですねえ、どのくらい「秘蔵」なのかはよくわかりませんでした(苦笑)。
よく見る映像もあれば、そうでないもの、例えばアポロ計画の頃の訓練映像や失敗映像などは、初めて見た…かも?
マーキュリー計画、ジェミニ計画は生まれる前だし…。
アポロ13など、いくつかの有名なエピソード、米ソの関係などは、これまで出尽くされたのか、他の秘蔵映像に譲ったのか、あえてが割愛したみたいですね。
スペースシャトルの時代の美しいハイビジョン映像は、大画面の迫力ですが、テレビなどでも記憶に新しいので、逆に目新しさはないかもしれません。

そういうことより、山あり谷ありNASAの歴史、人間ドラマがダントツにおもしろいですね。
ケネディ大統領の言ったモン勝ち(爆)な見切り発車発言から、加速していく宇宙開発、よくこの程度の装備のロケットに乗る気になるよなあ、NASAの歴史を振り返るたびに感じます。

CGの迫力映像をさんざん見ていても、リアルなロケット打ち上げのシーンはやっぱりいい!
鮮明ではないモノクロ映像であっても、真実の記録はどんなCGよりも雄弁です。
ちょっとオマヌケなトレーニングシーンや、宇宙飛行士のいいヤツっぽい笑顔も楽しいし、地上で支えるスタッフのチームワークなんかもいい感じです。

数々の失敗ミッションも貴重な映像ですが、打ち上げ失敗は切ないですね。
特にスペースシャトルの機体に「チャレンジャー」や「コロンビア」の文字が見えた時は、ああ…あの帰ってこれなかったミッションか…と。
この打ち上げの時に耐熱タイルが剥がれてなければ…とか、コロンビアは向井さんが搭乗したんだよなあとか、記憶が新しいだけに、胸がつまります。


「宇宙(そら)へ」というタイトル、なぜ「宇宙」と書いて「そら」?
(そういうルビが好きではないとうのもありますが)きれいなタイトルですが、いかにも日本的な崇高で美しい演出のようでもあり、アニメやフィクションのタイトルっぽい感じがします。
「ROCKET MEN」という、ワクワクするような楽しいタイトルがあるのに、もったいないなあと感じます。
「ROCKET MEN」の方が、男臭いドキュメンタリーのおもしろさが伝わると思うのですが。
同じ理由で、ゴスペラーズのエンディングも違うような…。
私はコンサートに行くくらいゴスペラーズ好きなんですが、この映画にはちょっとロマンチック過ぎるんですよね。

そうはいっても、トータルで見れば、十分楽しめました。
宇宙ものはいいですよ(笑)
好みってだけか(笑)

映画「宇宙へ」公式サイト

スペースシャトルは、後数年で運用終了の予定です。
その後の新しい計画も出ていますが、現在の世界的な経済危機でどうなるでしょうか。
月だけでなく、物理的に火星の有人探査も可能なようですが、莫大な費用がかかります。
たいそうなことは言えませんが、私にとって宇宙開発はいつでもわくわくさせてくれる夢なので、継続を願っています。
あくまで平和利用で!

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