2010トリノワールド 男子シングル

2010年03月27日
結果サイト

○男子SP
Jスポーツの放送中に帰宅してテレビをつけると、いきなりボロデュリン選手のアクシデントが…ブレードが折れて棄権だんなんて、なんてことだ(涙)

ジェレミー・アボット選手
いつもちょっぴりさみしげな彼…
深い意味ないです(苦笑)。
絶好調ではないにしてもよかったと思いました。ただ全米のラインナップでで見る時と、ワールドの魑魅魍魎…いや、違う…えーと、百花繚乱!(←うまい!自画自賛)の中で見るのとでは見え方が違うんですよね。
今回もすごくきれいなんですが、あっさり、大人っぽくて、渋いというか…
実況の杉田さんに「インパクト」が欲しいなどと言われてましたが…うなずいてしまった、すまぬアボちゃん(涙)
リンクサイドは佐藤有香夫妻ですね。

小塚崇彦選手
素晴らしい、今季一番のSPですね!
なんて美しいスケーティング、ステップは華麗です。
パーフェクトだと、スケートのよさが倍増して見えます。
やっぱり大きなミスをなくすことが、SPでは特に大事ですね。
また一つステップアップ、上位だったり下に行ったり、こづに波はありますが、確実にトップに近づいてますね。

しかし、こづのラストの決めポーズ映さないで、信夫コーチのアップはないでしょう(汗)。
ユーロがそうだったんですが、今回もカメラワークが変でしたね。
スピンでブレードだけ映したり、ステップで足下映さないとか…(汗)

ミハル・ブレジナ選手
アダム・リッポン選手
デニス・テン選手
ファビアン・フェルナンデス選手
次世代の若手も、それぞれ味わいが違っていいですよね。
過労が心配のデニスも健闘。
ミハルがいつのまにか、2~3年前のトマシュと似たようなポジションにいるのが…トマシュ!はよ戻ってこい。
…実況の樋口さんは、ばったりトマシュと会ったそうです。
(今季の不調について)どうしたの?と聞いたとか、来年は僕の年になるよ…と言っていたそうです。
元気そうで良かった。

パトリック・チャン選手
こちらもパーフェクトの威力!
彼のスケーティングは、本当に見事だと思うのですが、いつも同じ優等生に見えてしまう私です。
タンゴであれば、見とれるのではなく、こちらを巻き込むような熱情が、その会場、そこの雰囲気にそったパフォーマンスがあったらなあと。そういう意味では、まだまだ完成してない選手として楽しみではあるのです。
でも切れることない流れのあるスケーティングは、さすがです。

高橋大輔選手
素晴らしい!と単純に喜んでたんですが、後から知りました、調子は今ひとつどころか、朝の練習では3Aも決まらなかったと。
それでもこの仕上がりはすごい。強い選手になりました。
ジャンプの質はベストとは言えないけれど、スピンの流れはよくなり、ステップは魅せますね。
そしてなにより華がある(喜)

ブライアン・ジュベール選手
4T+3T決めた!エレメンツはすべて決めました。
ジャンプが決まるたびにガッツポーズ(笑)、あいからず体育会系です。
こんなに楽しそうにステップするジュベールはいつ以来?
よくここまで戻ってきてくれました!
リンクサイドのコーチが狂喜乱舞!(爆)

SPの結果は、ダイスケ、パトチャン、ジュベール。
ファンだからと言われればそうかもしれませんが、PCSはダイスケが、TESはジュベールが抜きん出ていたと感じました。
ジュベは、ジャンプのためにつなぎはシンプルかもしれないけれど、4+3Tを決めるという素晴らしいパフォーマンス。他のエレメンツもよかった。
得点はともかく、SP1位はジュベールでは?という思いがありました。
こんな時、プルさんがいたら?
…そんなこと言ってもしょうがないですね。

○男子FS
ダイスケを最終滑走にするなんて、なんだか出来すぎたドラマですね(苦笑)

ケヴィン・レイノルズ選手
フローラン・アモーディオ選手
ファビアン・フェルナンデス選手
若いのに…濃い(汗)…いや、個性的でいいですねえ(笑)
上位に絡んでこなくても、見ておきたい、そういう気持ちにさせる選手たちですね。
マッチ棒レイノルズ君は、SPでは湿気ってたようですが、FSは無事点火!4T、3S!相変わらず分かりにくいけど…よかったです!地元バンクーバー開催のオリンピックに出られなかったけれど、いい感じでシーズン終えることができそう。
フェルナンデス君は着実に上昇してますね、楽しみです。

セルゲイ・ヴォロノフ選手
プルさんの補欠でエントリーでしたが、ボロデュリン選手が棄権したため、ロシアの来季ワールド枠を一人で担うことになってしまいました。
残念ながら来季は1、大変だったと思います。お疲れさまでした。

アダム・リッポン選手
美しい~玉子…ちがう王子、王子!
タノルッツは、どんどん洗練されてきて、もうアダムの代名詞ですね。

アドリアン・シュルタイス選手
出ましたシュル太!
ウハハ…今日もキモイプロが素敵です!
気がつけば、4Tをしっかり決めて、キモイだけじゃないことをアピール!でもキモさの印象が上回っている。
…いや、すまん。素晴らしいPB!上位に食い込んできました。
日本のショーに呼んでほしいなあ。

ケヴィン・ヴァン・デル・ペレン選手
彼のガッツ、4回転へのこだわりは、これまでもすごいと思っていましたが、今日の4T+3T+3Tのコンビネーションジャンプは…もう、感動としか言えません(涙)
これだけで19点獲得!ただ他が…。いやいや今日はそんな無粋な話はやめておこう。
いいものを見せてもらいました、ありがとう!

なかなかメダル争いまでに食い込んでこられないケヴィンですが、クワドジャンパーは宇宙人やジュベールだけではないということを、改めて感じます。
若手選手の起爆剤でも、また公式練習でのアピールのためだけでもなく、ワールドという大舞台のコンペで、4+3+3を決めるということは、素晴らしいことです。
4回転は特別ジャンプだけれど、特別な人だけのジャンプではないということですよね。
こんなに大きな感動をくれるジャンプ、もっとたくさん見たいです。

ジェレミー・アボット選手
今大会は、アボちゃんの大会になるかも…そう言った覚えが…(滝汗)
全国のアボちゃんファンの皆さん、ごめんなさい!
この場を借りて…って、誰も読んでないか(滝汗)
でも…ほら、アダムと二人でアメリカ3枠取ったし…それに表彰台に乗っちゃうと、来季のNHK杯に事実上来れなくなるし…しどろもどろ(汗)
冒頭の4Tが決まれば、もっと波に乗っていたかもしれませんが、転倒2でもFS6位はさすがです。

小塚崇彦選手
SP4位で、表彰台がちらついたでしょうか?ちょっと力みがありましたよね。
4Tは失敗しても3A2本は決めてほしかった。この3本の大技を失敗したのは痛かったですね。
こういうことは、表彰台に王手をかける若手選手にはよくあること、失敗を繰り返しながら強くなっていくしかありません。
今回はあの素晴らしいSPで、世間に印象づけができたし、収穫はあったと。
来季も楽しみです。

ブライアン・ジュベール選手
クワド2本、パワフルなジュベのクワド、この味わいは他の選手にはないんですよね。
FPはパーフェクトではなかったかもしれない、でもFS・4位とは…?(絶句)。
なんて気持ちのこもったプログラム。今できる精一杯の力を出せたと思います。
オリンピック後のどん底から、よくここまで建て直してきた、来季につながるいい大会になりました。
ファンとしてもうれしいです。
人生は思うようにはならないかもしれないけれど、応援してるよ、ジュベ。

パトリック・チャン選手
この「オペラ座の怪人」、私は入り込めずにいるうちにシーズンが終わりそうです。
うーん、正直内容のわりに得点が高いと…というか、ジュベの上とは…
次のオリンピックを目指すなら、クワドとともに新たな表現力を開発してほしいです。

ミハル・ブレジナ選手
思い切って4回転に挑戦してほしかったという気持ちもありますが、手堅くまとめてFS・3位。
手堅くといっても、若手らしい清潔感と勢いがあって魅力的ですよね。

高橋大輔選手
何度も言いますが(笑)、目の前のチャンスを守りで手に入れたのではなく、どこまでも4回転にこだわり挑戦しつづけて勝ち取ったことが素晴らしい。

オリンピックである程度の達成感を味わってしまうと、ワールドの位置づけは難しいですね。
となると、ワールドでは4回転を決めることが、ひとつの目標だったのではないでしょうか?
そして復帰後初めて、4回転回避の選択も口にしたので、よほど4回転の調子が悪いのだろうと思っていました。
またとないワールドタイトルのチャンス、これを逃さないために回避も…とは友人…なるほど。
SPの結果から、調子を上げてきているパトチャンがノーミスなら高得点が出るだろうと予想すると、大輔も4回転を回避したとしても責められない、少しフクザツだが…と。
しかし、そういう選択はなかったんですね。
4Fはモチベーションアップのために練習していると思っていましたので、本当に競技で4Fやるとは思わなかった(笑)
両足ながら着氷!4Tの派手な転倒を見てきたので、立っているという事実に感動が(涙)
その後は、丁寧にプログラムを紡いでいきました。
2つ目の3Aで誰もが優勝を確信したのではないでしょうか?
一つ一つのしぐさが愛らしい、でも足下のキレはシャープ。
しかし…CiSt…足下が見えない(汗)カ、カメラっ!
SPもそうですが、ステップはどんどん良くなって、レベル4は納得です。体力的な不安がなくなってきているということかな。

今回もノーミスとは言えません、長光コーチも泣いてないし…(笑)
でも最後に本当にいい「道」をみせてくれました。
長光コーチが、疲れているのに無理につれてきてしまった…みたいなことを言っていましたが、結果につながったことも良かったし、このプログラムをイタリアで披露できたのは、選手にとっても観客にとっても幸せだと思いました。
エキシのアンコールは「道」がいいな、イタリアだし。

今シーズンのプログラムは、セクシーなSPと、情感漂うFPのバランスもいいですよね。
振付の印象も全く違うし、それを演じ分けるダイスケの多彩さがよくわかります。
高い技術と表現力を併せ持った理想のスケーターに近づいてきました。…なったというと終わってしまうので言わない(笑)
そしてオーラ、華、それを支える精神力、そして愛されるキャラ?
日本人としても、ファンとしても誇りに思います。

パトチャンとジュベを左右に、表彰台の頂点に立つダイスケ、頂点にいる割にはシルエットが頂点でないのが…あ、でも表彰台の段差でなんとか(苦笑)
ここでダイスケが左右どちらかだと、カドが立つから、神様が気を使ったんでしょうか(爆)
間にダイスケだとなごみますね(笑)
ほんとにいいヤツです。

高橋大輔優勝おめでとう!


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ダイスケ、ワールドチャンピオンおめでとう!

2010年03月26日
ずっと待ち望んでいた日本男子のワールドチャンピオン。
それを実現してくれたのがダイスケであることが、うれしくてなりません。
言い尽くされているいますが、昨シーズン競技に出ていないことを考えれば、よくここまで、なんとすごいことだろう。

そして、冷静であり勝負強いことと、高い目標を持ち続けるアスリートは、同時に成立しないのでは?と思いかけていた私を、見事に裏切ってくれました。
ステップは2つともレベル4!
残念だったのは4回転ですね。今回も成功ならず…。
来季の課題がちょっと大きくなったか(笑)
4フリップは、4F<…でしたが、リザルトに4Fが記録されていることに感動が…。
ほんとうによくやってくれました。

そして、ある意味一番泣けたのは、ジュベール。
ここに立つこと、FSで4回転を2回成功させることの意味の大きさ。
SPもふくめ順位は…正直納得してはいません。
みんなわかってくれているかな。

ケヴィンの4T+3T+3Tは、素晴らしすぎ!
1点豪華主義になってしまいましたが、感動しました。

こづは会心のSPに比べたら、FSは残念な結果になってしましたが、こういう経験を積んで強くなるので心配はしていません。
今の彼は、失敗からも学べます。

今日は時間がないので、あとでゆっくり感想書こうと思います。
まもなく女子も始まります(真央ちゃんがいい表情してますね)

みんなお疲れさま!
そしてありがとう!ありがとう!ありがとう!

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劇団四季「ソング&ダンス 55steps」

2010年03月23日
「ソング&ダンス」は劇団四季の公演から、ミュージカルの名曲とダンスを集めた名場面集…でした、以前は。
四季創立55周年記念の「55steps」では、名曲を集めてというところは同じですが、名場面集ではなくて、オリジナルアレンジ・演出で、これまでの「ソング&ダンス」とは違っています。

アプローズ
アイーダ
ライオンキング
ノートルダムの鐘
マンマ・ミーアなど。

四季オリジナル作品(李香蘭、夢から覚めた夢、異国の丘、南十字星、ユタと不思議な仲間たちなど)
ウェーバーの名曲(ジーザス・クライスト=スーパースター、キャッツ、エビータ、オペラ座の怪人など)

寄せ集めではなくて、新しい演出で見せるダンスと歌のエキサイティングなショーで、とても楽しめました。
これは一つの完成形、流れを大事にしているので、好きなミュージカルのあの場面を…と期待して見てると、微妙にツボを外されるんですが、これはこれでいいなとおもいました。

もうだいぶ前から、劇団四季の歌やダンスは、技術的にも(世界でもというにはちょっと言い過ぎかな・笑)トップレベルだった思います。
ただ残念だけれど、アジア系は体格が小柄だったり、声量であったりしたところで見劣りしていたと。
アジア系でも抜きん出てすばらしい方ももちろんいますが、四季の目指すアンサンブルでは突出しすぎても使えない、使いづらいというジレンマが(汗)
それが最近は、手足の長い見栄えのするダンサーが多くなりましたよね。
アピール力も昔と比べると全然違う(笑)。ダンスが歌と歌の間の埋め草だった時代とは。
今回の舞台では、モダン・タップ・バレエ、バリ舞踊もありました。
ダンスがどれも迫力があり見応えがありました。
密度の濃い時間、楽しかった!

劇団四季
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NHK・迷宮美術館「究極の美のミステリーに挑む」

2010年03月23日
アート系番組とはいっても、いつもは流し見程度のバラエティ番組なのですが、今回は面白かったです。
人間の脳は、美をどう感じるかを科学的に分析。
慶応大学の研究によれば、美しいものを見た時に活発になる脳の部位が、眼窩前頭皮質(額の下、目の奥の方)。そして、この部分が活発になるのは、おいしいものを食べた時も同じ。おいしいものを食べた時と美しいものを見た時、どちらも喜びとして脳は感じているらしい。
音楽を聴いて鳥肌がたつような感動を受けたときも同じだそうです。

続いて司会の住吉アナは、脳がどんなふうにアートを感じているかを研究している学者を訪ねロンドン大学へ。
ここに登場するのが神経科学のセミール・ゼキ教授だったのがうれしい。
ゼキ教授は、脳科学者であり無類のアート好きで、著作を以前読んでいました。(そういえば、以前このブログでも書いたっけ)
短い番組の中で内容を掘り下げるのは難しいのですが、何をもって美しいと感じるのか、人間の脳の中には美を感じるシステム(基本的な鋳型のようなものか?)のようなものがあるらしい。
モンドリアンの抽象画など、一見意味がないような整然と並んだ格子を美しいと感じる。
科学的な根拠はなくても、画家は古来から直感的にそういう絵を描いてきたということらしい。
たぶんそれは、美しい音楽とは…ということとも同じなのでしょう。

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モンドリアン「コンポジション」

番組後半の登場する日本画家の千住博氏は、なぜ絵を描くのかと聞かれ、生きる実感を味わうためと答えていました。
美は報酬=ごほうび(喜び)であるとは慶応の研究者。
つまり生きるために「美」が必要。
…というのは美しくまとめすぎかな(笑)
(3月22日(月)午後10:00~10:43放送)


アートエンターテインメント 迷宮美術館  
「究極の美のミステリーに挑む」(再)
NHK・BShi 3月24日(水)午前8:00~8:45
NHK・BS2 3月26日(金)午前8:15~9:00

脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界
(2002/02)
セミール ゼキ

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クロッカス

2010年03月22日
春、地味な庭に咲くクロッカスは、やたらとかわいいと感じます。
黄色はいかにも春らしい。

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白に紫のストライプ、雌しべが鮮やかなオレンジ。
文字だけで想像すると、どんな奇抜な配色か?と思いますが、花を見ればなんの疑問もなく美しいと感じる。
いつものことながら、植物の配色とはなんとお見事。

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春分の日

2010年03月22日
古木の白梅、黄色の花は日向水木、奥には椿。

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左にはマンサクも咲いているのですが、そこまで入れると隣家の物置が写って、まるで風情がなくなってしまう(苦笑)

春分の日のお墓参りが、涙なしにはできなくなってからだいぶたちます。
墓地の周りは杉林、本当に涙とくしゃみと鼻水なしには…
この日は全国的に黄砂も、朝起きると白っぽい空、一瞬雪かと思いましたが気温が高い。

桜の花が咲く頃には治まる私の花粉症は重症ではないと思います。
花粉症の方、どうかお大事に。
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2010ジュニアワールド、そしてシニアワールドへ向けて

2010年03月20日
関東地区で放送されたジュニアワールドを先日見ることができました。
ペア、高橋&トラン組の銀メダルおめでとう!
見るたびに成長が実感できるペアですよね。成美ちゃんの手足がどんどん長くなっているように錯覚(笑)なんとういうかスケールアップしてますよね。
私は銀で十分満足だったのですが、インタビューでは優勝を狙っていたので残念と、素晴らしいガッツ、これからも楽しみです。

女子シングルでは村上佳菜子選手が優勝、成長過程の体型やメンタルなど、何があってもおかしくないジュニア女子で、優勝候補筆頭にあげられて、ほんとに優勝するのはすごい。
ジャンプやスピン、パーツだけを取り上げれば、ロシアの選手など、カナコよりうまい選手もいますが、気持ちいいくらいのスピード、そしてプログラムを通して見たときのトータルの魅力は(かわいいから!…だけじゃなくて・笑)抜きん出ていたと感じました。
3連続ジャンプの弾むような勢いが素晴らしい。
ロングエッジやトゥジャンプの癖など、まだ課題はいっぱいありますが、この勝負強さは頼もしいですね。
そして…
「オリンピックには出たくない」→「オリンピックに出たい」
…そうか、そうか、良かった!(笑)

男子シングルは、同じく優勝候補羽生結弦選手が素晴らしかった。
こちらも文句なく優勝、おめでとう!
まだかわいいという感じですが(FPの衣装がアレですし)、すでに169cm、おいおい先輩の顔が…というのは冗談ですが(笑)
すばらしい3A!ジャンプの安定感があれば、表現力はすでにジュニアレベルではないので、いい結果がついてくるということでしょうか。彼の音楽表現は持って生まれたものかもしれませんが、とても自然で好きです。
インタビューの受け答えがとてもしっかりしていますねえ。
ナン君もよかったですし、アメリカのメッシング君も個性的でおもしろかったです。

それにしても、メダルが…ちっちゃい。10円玉くらいでは?(汗)
バンクーバーのメダルがやたら大きかったので余計そうかんじるのかな。
ありがたみが…。

カナコもゆづも来季はどうするのでしょう?
シニア移行は急がなくてもと、何となく思いますが。

オリンピック疲れもとれないんですが(苦笑)、まもなくトリノワールドです。

World Championships 2010
エントリー


音沙汰がなかったダイスケもようやく旅立った模様。オリンピック後はお疲れだったようで、そりゃそうだ…と。
物語の続きができたことで、スイッチの入れ直しができるかどうかが鍵でしょうか?
現役でがんばるならば、東京ワールドといわず、今からてっぺん目指してほしいですね!
なにはともあれ、イタリアの地で「道」、彼はここに来るべき運命だったのですから。

どうなることか心配していたジュベールも無事エントリーできてほっとしています。まだ本調子ではなさそうですが、いいイメージでシーズンを終えてほしいものです。
プルさんが休業していた期間、クワドのプライドを背負ってきたのは彼、それは誇りに思っていいはず。

オリンピック後のワールドは、肉体的精神的にも難しいのでしょう、男子はちょっとさみしいエントリー。
ランビは再び引退、トマシュ(涙)、ライサ、ジョニーは欠場。
また、ここにきてプルさんは膝の故障で欠場だとか。
日本選手にメダルのチャンス…などと報道されていますが、まあそんなに甘くはないはず。気持ちを引き締めて臨んでほしいです。
ダイスケ、織田君、アボちゃん、パトチャン、ジュベあたりが表彰台候補でしょうか?
欠場がおおくても混戦、やっぱり読めない男子シングル…。
個人的には「アボちゃんが来ると思います」(笑)
(ここだけの話…でも…3位くらいで頼む!)
続くのが(でもないか?)小塚、コンテスティ、アダム、ミハル、マッチ棒レイノルズ、アモーディオ君もがつんと来るかな?
あとムロズ…あとソーヤー…あ、出てないのか(涙)
ブラッドレイ選手は故障が、デニス・テン君は…ちょっと働き過ぎなのが心配ですね。
全体にユーロ勢が手薄な感じになってしまいましたが、トリノ開催ですし気合いをいれて下さい!
特にジュベ!
ランビ引退に伴い、スイスはオトマン君がエントリー、ひさしぶりです。
ヴォロノフもこのチャンス生かしてほしい。
フェルナンデス、シュル太、彼らも楽しみです。

女子は、ジョアニー欠場以外ほぼバンクーバーと同じ(滝汗)
これってすごいですよね、どうなってしまうのか?
ヨナ&真央が、やはり話題の中心かなと思いますが、美姫ちゃん、ラウラ、鈴木さん、レイチェル、未来ちゃんも十分表彰台候補だと思います。
エミューちゃん(コストナー選手)がどうなってしまうのか…うーん、ぶっちゃけ心配です。
自国開催がいいほうに作用すればと祈るばかりです。

コーチ問題を取りざたされていた真央ちゃんは、来季も引き続きタラソワさんに師事、ただし日本を拠点として技術コーチ(たぶん日本人?)を予定。やはりそういうことになりましたか、よかったです~。
真央ちゃんのタラソワ路線は個人的に大賛成、別段重たいプログラムばかり作っているわけではないので、あれこれ心配する必要はないと思っています。
今シーズン満足に見てもらってないタラソワさんに対し、批判があるのはわかりますが、タラソワさんを一番望んだのは真央ちゃんです。
常につきっきりで指導することがコーチの理想ならば、そこからは外れているかもしれません。
ただここからは私の想像ですが、真央ちゃんはタラソワさんをとても尊敬していて、その目にかなう、期待に応えられる選手になりたい、タラソワさんが誇りに思う選手になりたい、そう願っているのではないでしょうか。
もう十分なっている?
いやいやあの二人の理想は、もっと高いはず。
タラソワさんと離れている間も、次に会った時には褒めてもらえるようにがんばろう…そういう一途な気持ちが見えるのは私だけでしょうか。

ペアはここにきていろんなニュースが。
シェン&ツァオは予想通り引退、ヴォロソイジャル&モロゾフは解散。
サフチェンコ&ゾルコヴィーは来季はコーチ変更の模様…。
表彰台はパントン、サフショル、川口家、ムホトワ、ジャンジャンあたりかな?
デューブ&デビソンは、カナダの重圧から解放されてかえっていいかもしれませんね。

アイスダンスは、ドムシャバ、デロションが事実上引退でいいのかな?ベルアゴは欠場。
激戦で始まったシーズンも、いつのまにか、ヴァーチュー&モイア、デイビス&ホワイトが2強の感じになってますね。
表彰台に続きそうなのは、ホフノビ、ペシャブル、ファイスカ、カーあたり?
今回一番応援したいカップルはファイスカ、地元イタリア開催、FDはゴッドファーザーから「移民」、すべてお膳立てが整っています。がんばってほしいなあ。
あとアメリカはナバーロ&ボメントレ、こちらも楽しみ。
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中野さんのこと

2010年03月18日
中野友加里選手が今季限りで引退…だろうことは、コメントやフジテレビ内定の報道がありましたので、誰もがわかっていたと言っていいでしょうか。
ただ、今季思うように力を発揮できなかったことを想像すれば、次のオリンピックはともかく東京ワールドまで続けてもいいのではと…また今季に限れば、オリンピックはなくとも、四大陸、ワールドで花道を飾る…そう思ってもいました。

ですので、ワールド辞退と引退発表は、突然というか…なんというか、あまりにあっさりした幕切れで実感がない感じとでもいいましょうか。
私は、中野さんの熱心なファンとは言えないので、ファンの方の寂しさには比べようもないですが、やはり残念で寂しいです。

中野さんをきちんと認識したのはトリノシーズンで、たしか故障の太田由希奈選手の代わりでGPSに繰り上げエントリー、運が良かったねという風に見てました。
ところがシーズンが進むにつれ、どんどん勢いを増しオリンピック候補にまで、残念ながらトリノオリンピックは逃しましたが、この年のワールドでは5位と健闘、それなりに満足できる結果だったのではと思いました。

思えばこの頃、私は彼女をラッキーな選手くらいにしか見てなかった。
最初にアイスショーで見た時も、いかにも大和撫子といった風情で、いいんだけれども控えめ、その頃はまだショー慣れしていない様子でしたし、また小柄ということもありたとえば荒川さんのようなスケール感はない、マオミキの華やかなアイドル性に比べてもやや地味な印象でした。

ところが中野さんは、そんな地味なポジションで満足するような選手ではありませんでしたね。2006-7シーズン、2007-8シーズン、彼女はどんどんスケールアップ、観客へのアピール力も増して、成績は波があるにしても競技を重ねるたびに実力を増し、いつのまにか日本女子を支える存在になっていました。
2008ワールドの中野さんはすごかったですよね。
FPの「スペイン奇想曲」は、しっとりした日本女性イメージの中野さんには派手すぎ、きつ過ぎるなどとシーズンはじめに私は言ってたんですが(どうもすみません)…強く美しく、見事でした。
ここでもまた私の予想を遥かに超える力を発揮。そう、私が一番言いたかったことはここです。
いつだって中野さんは、私の予想を大きく裏切って大活躍してくれました。
日本女子の最も華やかな部分はマオミキだったかもしれませんが、日本女子の強さ、あるいは日本女性の芯の強さ?…を語る上で中野さんの存在はとても頼もしくて、大きかったと思います。

公式サイトを読みながら、本当に密度の濃い時間を過ごしてきたんだなと思い返しています。
中野さんが、この4年間すべてに満足できたかどうかはわかりませんが、夢を持ち続け、常に邁進する姿はすごかった。
これからの新しい人生も、きっと彼女らしく切り開いていくでしょう。
そして幸せな人生を歩んでほしいと心から願っています。
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映画「シャーロック・ホームズ」

2010年03月17日
シャーロック・ホームズは、子どもの頃にジュニア向けに編集されたものを読んだ記憶があります。あとは何度かテレビドラマ化されていたと思うので、それがシャーロック・ホームズの固定イメージになっているような気がします。
考えてみれば、(ワタクシイメージ)ホームズが気難しい感じの初老の紳士で、ワトソンは陽気でメタボな親父とは、どこにも書いてなかったかも?(笑)

そういう固定概念はさっさと吹っ飛ぶアクション満載、血気盛んな映画でした(笑)
昔のホームズイメージと比較しようにも違いすぎるので、逆に気にならないとも言えますが、コアなホームスファンはどう思っているのでしょうか?
知りたいような、知らない方がいいような…(汗)

ホームズ役のロバート・ダウニー・Jrと、ワトソンのジュード・ロウが、とても色気のある男たちとして描かれています。特にホームズは肉体派、いや筋肉派ですね(笑)
宗教的縛りのある閉鎖的な社会、謎解きよりアクション、細かいことより世界観、雰囲気で一気にエンディングまで。
ラストが危ない場所(例えば、工事現場とか…廃墟とか…吊り橋とか…宇宙とか…etc.)で、一対一で決着つけるところなどは、ハリウッド映画のような…(笑)
映画の「ダ・ヴィンチコード」が、謎解きしてるより先に、展開が先に行ってしまうのとよく似てるかもしれません(汗)。
欲を言えば、謎解きの中途半端さはしょうがないにしても、アクションより、二人のこじゃれた会話がもっとあるといいなと思いました。

エンターテイメント映画として、これはこれでおもしろい。
ただこういう映画は、ホームズでなくてもあるんですよね。それこそ「ダ・ヴィンチコード」とか「インディ・ジョーンズ」とか。
あと、どうしても気になった点が一つ、ストーリーの鍵を握る女が、まるで「峰不二子」だったことでしょうか?
これがアニメじゃないとすると、アクション多いし「007」っぽくなるのかな?
つまりホームズというより、「ダ・ヴィンチコード」というより「ルパン三世」あるいは「007」か?…いやはや(爆)

映画「シャーロック・ホームズ」公式サイト
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映画「オーシャンズ」

2010年03月16日
公開が終わってしまいそうですが、ようやく見ました。
世界中の海を舞台としたネイチャードキュメンタリー。
ガラパゴスのウミイグアナから始まり、日本海、大西洋、オーストラリア、アラスカ、北極海、南極、世界に1台しかないというステディカムによる驚異の撮影技術。

幻想的に見えるほど美しいクラゲの群れ、輝くように光る魚群とそこで狩りをするイルカやエイ(マンタ)、サメ、海鳥の流線型でシャープな美しさ、そしてスピード感。
クジラの有名な歌、そして圧倒的な大きさ(なんて人はちっちゃい)存在感を味わえるのは、スクリーンだからこそですね。
海面に漂う布のようなムラサキダコ、バキュームカーのように水草を食べるジュゴンなど、初めて見る映像もありましたが、ネイチャードキュメンタリーを見慣れていると、事実という意味では、実は新鮮味がないのですが、その映像美、迫力がとにかく素晴らしい。
そこに人がいて、カメラがあることを忘れて見入ってしまいます。

著名な俳優であり、「WATARIDORI」を製作したジャック・ペラン監督作品。
ストーリーらしいストーリーもなく(あるようでないというべきか)、くどすぎる解説もなく、純粋に映像を楽しむには、いい映画でした。

しかし…と、やはり付け加えるべきなんでしょうね。
エンドタイトルに、かの有名なシー・シェパードの名があり、クジラ漁などを批判しているとありますが、私はさほど気になりませんでした。
残酷に見えるフカヒレを切り取られたサメのシーンは、実はロボット(?)らしいですが、そこまで作って残酷さを訴えるべきなのかは、かなり疑問。

そういえば、なにかと比較されそうな2008年公開の「earth」では環境保護を訴えるメッセージ性がくどくて、映像は素晴らしいけれど、説教めいた後味に抵抗をおぼえた私。
そんな見方をする私は、少し邪道なのかもしれませんが、「オーシャンズ」にしろ「earth」にしろ、この圧倒的美しくて迫力ある映像を見たら、自然界に畏敬の念を抱かないのだろうか?
畏敬の念を抱くことがあるならば、そこを汚したり、むやみに侵入して生態系を壊すようなことはしないのでは?…と思うのですが。
自然を守る…という上から目線や、自然保護と言いつつ人にとって都合のいい管理の概念よりよほど健全だと思う私は、やはり少数派なのかもしれません。

いずれにしても、空を飛ぶように泳ぐ海の生き物たちの姿が美しくかっこいいこといったら、それだけでも見る価値はありました。

映画「オーシャンズ」公式サイト

映画「オーシャンズ」特設サイト - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
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文旦

2010年03月15日
箱一杯の文旦が四国から届きました。
大きいものは直径20センチくらいありそう。

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芽キャベツ

2010年03月15日
芽キャベツがどんなふうにできるか最初に見た時は、ちょっとした衝撃が…

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地面から直径5センチくらいの太い幹が、30センチくらい伸び、てっぺんは結球していないキャベツのような感じ。
青汁で有名なケールがこんな見た目かな。
この太い幹状のところに、びっしりと芽キャベツができます。
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山中現展 夢の領域

2010年03月13日
山中現(1954~)は、元々は油絵を学んでいたそうですが、学生時代に版画家小野忠重の講義を受けたのをきっかけに木版画の道へ。
初期の作品は、モノトーンというか、黒と白コントラストが強い、一般的な木版画ですが、やがて暖かみのあるグレー、淡い色彩へと変化していきました。

このグレーがなんとも優しい感じがします。実物は触れるとネルのような肌触りがありそうで、一瞬木版であることを忘れそうになります。
シンプルな抽象画ですが、あきらかに人や家族を思わせるユーモラスなフォルムがあったり、厳密には抽象画ではないような気がします。
室内の家族を連想させる連作では、窓(のようなもの)の外は星空と地平線を連想するのですが、どこか異世界めいて、月面の風景のようです。

hosibi
(詩画集『星火』より)
1986年 和紙・木版

抽象画を描く画家には、作品そのものが大切でありタイトルからイメージを連想させることを嫌うタイプと、タイトルがテーマそのもので徹底的にこだわるタイプとがいますが、山中氏は後者ですね。
そして、そういうタイプの版画家は、詩人との相性がいい。詩人串田孫一との詩画集「星火」、松永伍一との詩画集「水の庭」が展示されていました。

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「石の声」(詩画集『水の庭』より)
2003年 和紙・木版

木版画がメイン、よく見るとさまざまな技法を駆使していて、シンプルな作風からちょっと意外でした。
ほとんどの作品が和紙に刷られていて、生成りのような和紙の風合いも作品に暖かみを加えているのかもしれません。
版画は至近距離で見ると、絵の具やプレスでできたかすかな凹凸があって、角度をかえて見るのも面白いです。
ほかに木口木版、ドライポイント、モノタイプ、水彩画、ガラス絵、オブジェなどもありました。



山中現展 夢の領域
福島県立美術館
2010年2月13日(土)~3月22日(月・祝)

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没後25年 有元利夫展─天空の音楽

2010年03月12日
有元利夫展が私のテリトリーで開催されるなんて、私のためかな?(爆)…などと思う今日この頃です。
毎年2月、小川美術館(東京)では有元利夫展が開かれますが、今年は向こうから来てくれてうれしい限り。
有元が病のため38歳で亡くなってからもう25年、早いものです。
没後25年という節目、規模の大きい展覧会となりました。

有元の作品のほとんどは、小川美術館が所蔵していますが、芸大の卒業制作「私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ」は、芸大の買い上げとなっていて、これまで見る機会がありませんでした。
今回その連作10点のうち5点が展示されていて、私にとって貴重な機会となりました。
この頃の作品は、後の代表作にあるような画風とはちがった魅力があります。
油絵らしい、はっきりた色合い、デッサン力、野心を感じさせる、いかにも才能ある学生らしい作品だなと思います。

今回は本画の他に、銅板画、素描、塑像、私は初めて見る木彫、陶芸作品などもあり、かなりのボリュームでした。

学生時代に訪れたイタリアで、フレスコ画(宗教画)との出会い、そして日本での仏画からの影響、この2つが有元の作風を作っています。
それもできたて(笑)のピカピカではなくて、どちらも風化によるヒビ、傷、欠落がもたらす象徴化…欠落することによって、より意味が強まる…というところに惹かれたようです。
古い寺院により威厳をや格調を感じたりすることに近いのかなとも思います。
あるいは色あせたTシャツに着心地の良さを感じたりすることとか…違うか(笑)。

有元作品の見た目は西洋絵画なので、仏画(古画)の影響はわかりにくいですが、そう聞かされると、金箔の使い方は日本屏風だし、マットな質感は日本画の岩絵の具の質感です。
芸大では日本画科でも学び、妻である有元容子さんは日本画家でしたので、画材の扱いなどを教えてもらっていたようです。
実際はフレスコ画ではなく、油絵のキャンバスに、フレスコ画のように描くということでした。

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花降る日(1977) 

私にとって有元の魅力は、有元が言うところの風化した色合いと質感です。単純なフォルムであるからこそ、その辺りが引き立つような気がします。
絵画はとかく印刷ではわかりにくいものですが、作品を前にした時にわきあがる穏やかな幸福感は、色合いによるところが大きいと思います。
白みがかったコーラルレッドや色あせた壁画のような質感は、見ていて落ち着きます。
一見意味がなさそうな四角の布のようなもの、壁や階段が描かれていて、これはいつ見ても不思議です。

ほとんどの作品で、描かれているのはたいてい女性一人ですが、特に女性を描きたかったわけではないようです。人物は象徴であり、関係性や意味(行為)、感情を持たせないために、足まで隠れるスカートの女性であり、手は簡略化しているとか。
夜の森にたたずむ女性というモチーフも、暗さや孤独とは無縁のように見えます。
静かなだけれど、寂しさもない、といっても歓喜とも無縁そうな。
あとは見る人によって…ということか。

風化の美を好んだ有元ですが、それは滅びや哀しみではなくて、やすらぎであることが、多くの人に愛される所以でしょうか。
実際有元は、見る人が引き込まれ、人の心を安らげるのが絵画、と考えていたようです。

展覧会の企画として、妻の日本画家、有元容子さんの講演がありました。
告知も地味だったので空いてると思ったら、たくさんの人にびっくり、でも一番驚いたのは、多分学芸員の方かな?
講演と言っても、絵画論のような堅苦しいものではなく、生前の思い出や人柄についてのお話です。
有元は何と芸大を四浪(汗)して入ったとか、いつも友人が大勢いて、周りを巻き込む魅力のある人だったようです。
バロック音楽をこよなく愛し、自身もリコーダーを演奏していました(そうは言っても素人レベルではあったよう・笑)
彼が作曲したバロック風の曲が会場でずっと流れているのは、彼の展覧会ではいつものことです。
音楽にインスピレーションを受けた作品、音楽にちなんだタイトルの作品もたくさんあります。
なかでも、ヴィバルディの「春」をテーマにした作品は、象徴的な構図といい、有元らしい色彩といい、とても素敵です。

没後25年 有元利夫展─天空の音楽
郡山市立美術館

会期:2010年1月30日(土)~3月22日(月・祝)

この展覧会は、7月に東京都庭園美術館に巡回予定です。
展示内容は若干変わるようです。
芸大卒業制作「私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ」は、連作10点ですが、作品保護のため5点ずつにわけ、郡山市立美術館と庭園美術館でそれぞれで展示されます。

没後25年 有元利夫展─天空の音楽
東京都庭園美術館

会期:2010年7月3日(土)~9月5日(日)

有元利夫についての過去の記事
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映画「ジュリー&ジュリア」

2010年03月11日
1960年代アメリカにフランス料理を紹介し、旋風を巻き起こした料理本の著者と、現代に生きる女性、実在する二人の女性を描いた映画。
料理がテーマの映画は好きなので出かけました。

料理研究家のジュリア・チャイルドは、いかにもアメリカという感じの陽気でおおらかな女性、大柄で甲高い声、食べることが大好き、パワーみなぎる女性を、メリル・ストリープが相変わらずようやるよ…というまでの役作り(笑)。
現代に生きるジュリーは、いわば誰からも共感を得られる等身大の女性。こちらはエイミー・アダムスが好演。

苦労やトラブルはあるものの、特に大きな事件がある訳でもなく、いい夫に恵まれ、やりがいや楽しみを見つけたしあわせな二人の女性の物語。
幸せな人は、まわりも幸せにしてくれるものだなと思ったり、人間、おいしく食べられるうちは元気な証拠だなと思ったり。

もっと、迫力ある料理シーンや食材などの映像を期待していたのですが、以外と少なかったのは残念。
基本的にアメリカ人の作るフランス料理(もちろん家庭料としてアレンジしてあるのですが)、ぶっちゃけ大ざっぱ…だと思う(笑)
普段テレビで見るフレンチのシェフの繊細な技が記憶にあると、まるで別物かもしれません。

それにしても、出てくる料理がどれもハイカロリーで…(汗)。
映画じゃ料理を味わえないのが幸いか(笑)

ジュリー&ジュリア公式サイト
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昨日の朝

2010年03月11日
春はまだ来ないもよう。
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2010バンクーバー、女子シングルFS

2010年03月08日
数々のドラマがあるオリンピック、そのドラマの半分以上が優勝候補が脱落(涙)…のドラマであると言っても過言では…ない…と思う。
しかし、バンクーバーオリンピックはそうではなかった。
これはすごいことです。いえ、ホント(滝汗)

Figure Skating Schedule and Results

アレーナ・レオノワ選手
クセニア・マカロワ選手
順位がどうのというより、ロシアの未来、ソチオリンピックはどうなっているか、そんなことを考えながら見ていました。
タイプ的に、レオノワ嬢には、元気の良さをいかし3+3ジャンプを。
マカロワ嬢には、ロシア伝統のエレガンスを極めてほしい。
でも(コンスタントにという意味で)3+3をものにできるのは、マカロワ嬢が先かも。
若手も育ってきているし、いずれにしても山あり谷ありになるはず、生き残ってソチで活躍してほしいです。

鈴木明子選手
素敵でした~。
四大陸でちょっとおとなしめになってたのが気になってましたが、結果として四大陸の経験が生かされ、今日の輝く演技につながったのかなと思います。
最後のステップで会場がすごく盛り上がってましたね。どうや!日本女子はすごいだろ?と私は言いたい。
得点は十分高かったですが、オリンピックでは全体に高め傾向、PB出まくり、相対的に見ると、もうちょっと高い評価(順位)がほしかったです。

ラウラ・レピスト選手
冒頭の3T+3Tを決めたことが大きいですね。やはり印象が変わると思う。
その後は、私的には細かいミスが気になったのですが、得点は思ったよりずっと高いと思いました。
ただ、彼女のあとにマカロワ、ゲデ嬢、レイチェルと見ていくと、ラウラのスケーティングの美しさが脳裏に残っていて、この評価に納得してしまう自分がいました。

エレーネ・ゲデバニシビリ選手
フリーで崩れるかも?確率は高い方とはいえ(汗)、どこに行ったかと思ったら何とFS17位、ジャンプがことごとく…(涙)
でも、オリンピックで彼女の魅力は十分伝わったと思うので、よしとするか。
なんというか、ずっとがんばってほしい、そう思う選手です。

レイチェル・フラット選手
最近結構好き…いや、すまん、失礼な言い方か(汗)
やっぱりこのバタ臭い魅力は、トップ選手では貴重です。
あとはこれ以上横に…いや、その…すまんっ!

安藤美姫選手
印象は悪くなかった、良かったと思います。
ただ、上4位までの選手に較べると、インパクトや気迫が薄かった。
美姫ちゃんには、どうしても高いものを求めてしまう私にとっては、おとなしかったと言うしかありません。
ジャンプシークエンスを見た時、ああ本調子ではないんだなと、3+3を跳べる美姫ちゃんがシークエンスとは…(涙)。
勝手な想像ですが、トリノことを思うと、絶対にミスしたくないんだなと。
4年前のトリノの映像は、この4年間、何度も何度も執拗に放送され、ある意味暴力だったと私は思っているのですが、もう二度とそんな目に追い込まれたくない、それを払拭したい、そういう決意を感じました。
丁寧に、丁寧に、心を込めて。
それが美姫ちゃんの今の願いなら、いいのかな。ちょっとさみしいですが。

ヨナ・キム選手
すごすぎましたね!完璧でした。
途切れない流れるような振付、スピードに乗り、むだな力や構えを全く感じさせないジャンプ、クリアなエッジワーク、隙がないです。
この大舞台で自身最高の演技をやってのける、この若さでその精神力はいったいどこから?と思ってしまいます。
「(優勝確実と言われていても)オリンピックでは何事かが起こる、それが私の身にも起こるかもしれない。覚悟はしている。」
そんなふうに彼女は話していたそうですが、そう言える強さ、その覚悟とこの日のための入念な準備、それがこの結果を生んだのだと思います。
いかに採点に適したプログラムにするか、エレメンツ構成にするか計算され尽くしていますね。
正直、私の好みとしては、FPに物足りなさを感じていることに変わりありません。
優勝は文句ないものの、得点の出方には大いに疑問だし、まあいろいろありますが(汗)…なのですが、金メダルにふさわしい演技だったのは間違いないと思っています。

浅田真央選手
パーフェクトではなかったことは残念、ヨナちゃんに比べ、3A以外のジャンプはやや弱い、現在の採点法にてらせば、やはりヨナちゃんの方が構成的にも質的にも上、加点も取れる出来だったと思います。
しかし、そんなこととは無関係に本当に素晴らしいFSでした。
SPにに続き、3A2本という偉業、今後同じことができる選手が現れるだろうか?
そして、重厚すぎて似合わない、難曲と言われ続けたプログラムをよくぞここまで…と(涙)
ジャパン・オープンで最初に見た時からすごいプログラムだなと思いましたが、批判もあり、心配していたことは確かです、しかし続けてよかったと思います。
彼女は音楽の解釈とか演技ということではなくて、音楽、曲そのものとの親和性が高い。音楽と一体となったスケーティングができる選手です。
理論ではなく感覚的で、時にスピンの回転数やスパイラルの時間が足りなくなるのも、音楽との親和力ゆえの場合が多い。
それを犠牲にしないで、採点に合致した内容にまで持ってくることの努力は、大変だったろうと思います。
特にスパイラル、ステップは圧巻でした。
SPの軽やかなスパイラルやステップとは全く違う、怒り、葛藤、エネルギー、すごみのある美、この演じ分けができている真央ちゃんを、表現力が足りないなんていうのは、どこのボケかと…。

(ヨナちゃんと比較して)やれ表現力が…なんてマスコミのうすっぺらな報道を抜きにして、固定概念に囚われず見てほしいです。
スケートファンであることをカミングアウト(爆)している方なら経験あると思いますが、「(今回の結果は)どうなの?」と聞かれることも多い私です。
多くの方が決まって「真央ちゃんは表現力がないから…」みたいなことをおっしゃる。そのたびに腹立たしくも、詳しく話そうとすれば、相手はドン引き…になること間違いなしで(汗)、「まあ好みですから…」くらいにとどめておくのがいつものことなんですが。
理屈より、「韓国の選手の007、色っぽいよねえ、きれいだよねえ…」なんていうオヤジ目線のほうが、まだわかりやすいと思う今日この頃です。
好みかそうでないかならわかりますが、マスコミの報道を鵜呑みにしないで見てほしいですね。

ジョアニー・ロシェット選手
バンクーバーのジョアニーはずっと記憶に残るだろうなと思います。
自国カナダの応援もすごかった、SPより少しまとめ切れてないようにも見え、FSの得点はちょっとおまけが多かったかなと感じますが、3位は納得の順位でした。
表彰台に登ったことを、誰もが誇りに思うはず。

長洲未来選手
ミライちゃんがダークホースになるとは意外でしたね。
健闘を祈っていましたが、こんなに頑張ってくれるとはうれしい驚きでした。
一つ一つのポーズが、ピシッと決まって見ていて気持ちいいですね。
ここまでできると、この間までの「カルメン」らしくないなんて声も聞かれないのが笑ってしまう。

終わってみて、結果ありきの話ですが、真央ちゃんもヨナちゃんも、やらなくてはならないこと、できることは全部やってきたので、(オリンピックという大舞台でも)不安がなかったと話しています。
男子では、ダイスケや小塚、ライサも似たようなことを言っていて、それを公の場で堂々と話せる、これはすごいことです。
そう言える選手がどれだけいるでしょうか?(もちろん結構いると思います)
とにかく結果を出さなくては…そう思っていましたが、みなそれぞれ、壁にぶつかったり迷ったりしているわけで、そこを乗り越えてきた、その次点で勝者なのかもしれない。負け惜しみとかではなくて、心からそう思います。
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春の雪

2010年03月06日
春の雪はあっという間に融けていきます。
濡れたアスファルトに積もった雪もどんどん融けて、モノトーンの不思議な模様を作り出します。

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多島海の地図のようにも、シャーレで培養された細菌のコロニーみたいにも見えてきます。

人の形に見えたり、動物が見えたりしたら…
それはロールシャッハテストかな?
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バンクーバー、4回転論争再び…

2010年03月04日
この場にジュベールがいないのが何とも切ないです(涙)
男子シングル、表彰台の3人はそれぞれ、確固たる信念を持っていました。
ライサは故障のこともあり、4回転を封印してパーフェクトな演技をすることが自分のベストであると決めた。
プルさんは、男子なら4回転跳ばなくては意味ない。スケートの未来のためにも跳んでみせる。
ダイスケは、4回転を入れてこそ男子の醍醐味、しかしジャンプだけではない、全ての面でうまくなりたいと。

私は現役ならば、自分の限界に挑みつづけること、高難度の技にチャレンジしていくことにワクワクします。もちろん高難度の技だけが、評価の基準ではありませんが。

SP後の記者会見で、4回転の必要性を強調するプルさんに対し、(反論めいて)トータルバランスや完成度を強調するライサ、そして選手それぞれだと思うが自分には4回転が必要と言うダイスケ。
うれしそうにダイスケを見るプルさんが印象的でした。
そして、競技終了後のバックヤード、優勝できなかったこと、クワドなしチャンピオンが誕生したことに腹を立てるプルさん。
ライサといえば、「フィギュアスケートはジャンプだけではないことは、ダイスケを見ればわかるだろう、彼はAmazing !」だと。
…ダイスケもてもてじゃん(笑)

論争のサイドストーリーのように、ダイスケの闘いっぷりや内容を高く評価するたくさんの声が、海外からも聞こえてきてうれしい限りです。
(もちろん否定的な意見もあるようです)
ただ彼はFS5位…なんですよね(汗)
それと、ダイスケの4T挑戦が高く評価されるのは、ケガをする前は優れたクワドジャンパーだったということを、ジャッジも世間もわかっているからではないでしょうか。
大きな大会で一度も成功していない選手だったら、トップ選手の扱いも、この評価もないでしょう。
そしてライサも、故障前はクワドをSPから入れていた。この前提がなかったら、オリンピックで高い評価をうけられただろうかと。

プルさんを筆頭としたクワドジャンパーが、不調だったことは残念でした。
プルさんは頑張って公言通り4回転を2回入れるべきだったのかもしれない。(けれどあれが精一杯だったのではという気も)
たとえばダイスケやジュベール、アボちゃんが4回転を成功して優勝したなら、この論争はこんなに大きくならなかったのかもしれません。

各所で言われているように、選手がどうのというより、問題があるとしたら採点方法。
4Tに対する得点や、SSへの反映はもっとあっていいと思います。いろいろ書かれているのを読みがら、うなずくことも多いです。
(データや理論に基づいて語るには、私よりすごい人がたくさんいるので詳細はパス。)
プルさんの言動には賛否あるのでしょうが、これこそが今回の彼の役回り、優勝以上にやらなくてはならないことなんだろうなあと、彼が競技に復帰した時からそう思って見てました。
ですから、この論争は予想の範囲内でした。

スケートの神様が、「いろいろ考え直したほうがええんとちゃう?」とかナントカ思って、宇宙から使わしたのがプルさんなのかもしれませんね、宇宙人だけに(笑)。
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2010バンクーバー、男子シングルFS

2010年03月03日
何と言ってもオリンピック、感想は残しておこうと思うのですが、おっつかないです(汗)
ダンスも楽しかったのですが、この時ちょうど仕事が多忙となり全く書けてない。
とりあえず、できることからこつこつと(笑)。

Figure Skating Schedule and Results

アドリアン・シュルタイス(シュル太)選手
前半のハイライトは彼でしょう。
正直変なヤツだけどおもしろい…というくらいの期待しかしていなかったのですが、冒頭見事な4Tを跳んできたのでびっくり!
…お、お見それしました(汗)
そしてプログラムは、あいかわらずキモイ動きが満載!楽しめました。
彼のジャンプは、回転の時に頭も微妙にぶれるというか、ゆらゆらして…これがまたキモく凶悪な感じで、プログラムにぴったりでして。
優等生タイプがもてはやされるこの業界、このキモイ怖い凶悪路線をこれからも続行して頂きたい。
そういえば、衛星回線切れなくて良かった。

彼を見るたび、とくに雄叫びが聞こえそうになると、同じ北欧の画家ムンクの「叫び」を自動的に思い出します。
ムンクはノルウェー、シュル太はスウェーデンですが、北欧つながりで(アジアを一緒くたにするようで気が引ける・汗)
そういえば、シュル太の先輩にしてライバル、ベルトソン選手もよく絶叫してたっけ。
…やはり民族の血か(笑)

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ムンク「叫び」

ジェレミー・アボット選手
SP15位というあり得ない順位で、FSは9番滑走。
ただ考えてみれば、2~3年前の彼は、好不調の波がすごく激しく(SPに4Tを入れていたこともあって)SPで失敗してFSで怒濤の追い上げというパターンはよくあったし、慣れている…と思う(…おフランスのお山の大将よりは…涙)。
しかしGPSならともかく、オリンピックではこれくらいの追い上げが精一杯でしょうか(涙)
しかしスケーティングは別格に美しい!
FSのPCSだけなら6位。あんまり慰めにならないか(汗)

ブライアン・ジュベール選手
アボちゃんより、こういうケースでの場慣れは…してないのがわかりますね。
後半はちょっと正視できなかったです。
まあ自業自得?…といってしまうとそうなんですが。
聞いた話によれば、練習は再開しているもよう、良かった、良かった。
ジュベの意向で、ワールドはテストスケート(ジュベ・ポンちゃん。アルバン)で決定するとのこと。
強がっているんだろうなあ…と、読めてしまうのが、とほほ。

小塚崇彦選手
オリンピックで大きな収穫得て、成長したのは彼ですね。
多くのクワドジャンパーがクワド不調のなか、かすかに両足になったけれど、4Tも決めました…いやあ、爽快でしたね!
課題だった観客へのアピールも少しずつ、でも着実にできるようになってきましたよね。大舞台で観客やジャッジに印象づけることができたと思います。
得点はもっと上でいいと感じましたが、8位入賞は立派です。
あとはオーラとか、華とか、目ヂカラとか…え~と、とりあえず余ってそうなランビとプルさんに分けてもらいたいです(笑)

ミハル・ブレジナ選手、アモーディオ選手、デニス・テン選手、ボロデュリン選手、フェルナンデス選手。
若手は力を出し切ったでしょうか?
今回は得点が高めに出る傾向がありましたが、若手にはそうでもありませんでしたね。
まあ、オーラが足りないとでも思えばいいのか…ヤケクソ。
でもみんな良かったです、将来が楽しみ。
先輩選手が引退しなくても、打ち負かして上に行く、そういう強さを身につければいい…と言いつつ、すまん、もうちょっと後にしてくれ…とも思う弱気な私(苦笑)

パトリック・チャン選手
調子のいい時の彼に較べたら、かなり不調だったと思いますが、カナダの声援が後押しという感じで、総合5位まで浮上。
バンクーバーで引退と聞いていましたが、現役続投のよう…です、これでは終われないですよね。
スケーティングは素敵だけれども、表現面はまだまだチャンネルは少ないし、もっと選手として開花できると、個人的には思うので、現役続投は大賛成。

エヴァン・ライサチェック選手
ヘビの衣装に戻りました、グレーの衣装よりこっちの方がかっこいいですよね。
正直SPで貯金使い果たしたのでは?と失礼なことを考えていました…すまん。
ノーミス、素晴らしい完成度、文句なくフリー1位の演技、ただ、この時点(最終グループ第1滑走)では後の選手の出来次第だと思ってました。

織田信成選手
靴ひものアクシデントは、なにもよりによってこんな時に…!としか言いようがないですね。
演技は、冒頭から緊張マックスだったかなという感じがしました。
それでもジャンプは失敗しない、抜群の安定感はすごいです。彼がどれだけ努力してきたか…と想像すると、頭が下がります。
しかし緊張マックスで一生懸命になればなるほど、似合うはずのチャップリンが、織田君から離れていったようで残念。
こういう状況を想定して、織田君を助けてくれるプログラムがあるのではと…。
どうなんでしょうか?

ステファン・ランビエール選手
こちらもいい時のランビに較べたら…。
大好きな選手だし、素敵なプログラムだし…しかし、クワドもクリアとは言えないし、3Aは回避、フリー3位は、ちょっと…うーん疑問でした。

高橋大輔選手
滑走順がランビの後だろうと、誰の後だろうと関係ないな…そう思えるのは、ファンとして幸せです。
冒頭4Tは激しく転倒しましたが、それはある程度覚悟ができてました(苦笑)
そしてその後を破綻なく終わったのは素晴らしい。
引き続きスピンは不安だし、3連続コンボが決まらないとか、課題はいっぱいありますが(苦笑)
しかし、時間が経てばたつほど思うのは、あの大舞台で別次元の笑顔と幸福感、あとかわいらしさ?(笑)
今考えても不思議ですね。

4Tの挑戦やダイスケの想いについては、たくさんの報道やインタビューがあり、どれも納得できるというか、この人のファンで良かったと、つくづくそう思います。
そういえばフリー前日に、4Tは回避するべきなどと、アスリートモドキがテレビで発言していて腹が立ちました。彼がいかにフィギュアスケートを、高橋大輔を見ていないかが良くわかる発言ですが、まあ過ぎたことだし(笑)
全員とは言いませんが、テレビのスポーツ担当のキャスターや、また新聞などでもそんなこと書く記者は誰もおらず、当然ですよね、彼らはダイスケを長期で見ているからわかっているのでしょう。

それにしても今回のチームタカハシは素晴らしい。
特に実況もしていた本田コーチの記事やインタビュー内容は、一貫して冷静、鋭く頼もしかったですね。
この人がいてくれて本当に良かったと思います。
次々出てくるエピソードやら、インタビューがいいですねえ。
2/28の「3時間スペシャル」、3/1のNHK「スポーツ大陸」もよかったですね。

ジョニー・ウィアー選手
表彰台を狙うトップ選手は、ほぼ全員に得点が高めにでていたと感じますが、相対的に見てジョニーはそうではなかった。今回、最も不運かなと感じました。
あの素晴らしいパフォーマンスに対し、この評価は厳しい。ランビやパトチャンより上であっていいと思うのですが。
PCSにしろ、TESにしろ、最近の採点はどうも一貫性にかけますよね?
どういう基準なのかと思うことが多いです。

余談ですが、宇宙モノが好きな私、現在ISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在中の野口総一宇宙飛行士は、ウェブでオリンピックを応援していたらしいです。バンクーバー上空からの写真も載ってました。
宇宙人(宇宙に居る人)なだけに、宇宙人=プルシェンコを応援してたりして?
などと思いましたが、日本の活躍を喜んでいるらしいです。
しかし考えてみれば、アメリカのスペース・シャトルは老朽化で引退。
野口さんは、行きも帰りもロシアのソユーズのお世話になっているですよね(汗)
やはり無視するわけには…(爆)

野口宇宙飛行士のtwitter

エフゲニー・プルシェンコ選手
男子シングルのオオトリが皇帝とは、またイキな計らいで(笑)
圧倒的な存在感です。

この時の私の正直な気持ちを書きますと…(あくまで主観ですので)
ライサがトップで、もちろん素晴らしかったのですが、いざクワドなしのオリンピックチャンピオンが誕生するかも…
そう思った時、「プル、やっつけろ」と思いました。
それまでのプルさんの勝ちパターン(クワド以外はお手すきで…)や言動に、どうなのさ?と思っていたはずなのに…(汗)
結果は残念ながら、プルさんのクワドは1本、他のエレメンツの質も良かったとはいえず、ライサ上まわることはできませんでした。

しかし私は、プルさんが先でライサが後の滑走なら、全く逆の発想をしていたたかもしれません。
3年休んでてクワドを1回しか跳ばないヤツに負けるな!…とか(笑)
私自身もそこに迷いがあるのだなと実感。

フィギュアスケートファンなら、みんなわかっていることだと思いますが…
今回、ライサの完成度が抜きんでて素晴らしかったのに対し、プルさんは4回転こそ決めたもの他エレメンツで取りこぼしが大きかった。
4回転はもっと評価されるべきだと思うけれど、今の採点は加算と減点、トータルで出す以上、こういう結果が出た(SPの点差もないことから)この順位は納得です。

4回転をめぐる論争は、長くなるので別記事で。

表彰台に日本人男子がいること、これはすごいことですね。
本田がソルトレイクで、今1歩届かなかったオリンピックの表彰台にダイスケが(涙)
彼自身は、正直難しいと思っていたとか。
ダイスケを応援しているからうれしいのはもちろんですが、日本男子がようやくここまで来たことに、誇らしく、そしてじーんときます。
またこれを誰かが更新してくれるでしょう。
あえてダイスケというには、ちょっと現時点では調子に乗りすぎなので、自粛(笑)
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フィギュアスケートの放送について・NHKへのお願い

2010年03月02日
バンクーバーオリンピック、フィギュアスケートEX、これを見ないと競技が終わった気がしないのがフィギュアスケートファンですよね。
日曜日、時間をとってライブで見ることを楽しみにしていたEXですが、おりからのチリ地震に伴う津波情報によって放送は分断、そしてテロップの津波情報によって、番組を十分堪能とまではいかなくなってしまいました。

災害に遭われた国、被災者の方に心からお見舞い申し上げ、早い復興を祈ります。
地球は生きている、そして自然災害は不可抗力です。
遠く感じられる地球の裏側で起きた地震が、津波となって日本にまで、それを予報できるということもすごいですね。
こんな時いち早い情報を提供するのがメディアの務めですので、この日の放送がこのような形態になったことについては、なんの不満もありません。

ただ、フィギュアスケートとは見せてナンボの競技でもあります。友人たちとも話をし、ショーを楽しむためにも、ここはひとつNHKに再放送の要望を出そうではないかということになりました。
その後、(私がばたばたしているうちに)再放送が決定しました。

3月5日(金)NHK-BS1 18:10~

良かった、良かったと喜んでいましたが、考えてみればバンクーバーオリンピックのフィギュアスケートは、競技時間が長い、日本時間で昼のニュース時間帯にかぶるなどという理由から、分断されて放送となってしまったのが残念でした。
また最近は、Jスポーツのシンプルな放送に慣れていることもあり、視聴者との双方向を目指してでしょうが、応援メッセージ読み上げなどで中断されてしまうことなどにも違和感がありました。
みんなが満足する放送は、たぶんないと思いますが、ファンとしての要望を伝えておくことも大事かと思いました。

具体的には、フィギュアスケートのカテゴリー別に、分断や割愛がないフルバージョンの再放送(特にアイスダンス)を、NHKにお願いしました。
民放ではできない、NHKならばできるだろう、NHKが大好きな私、期待もしているということでもあります。
皆さんもぜひ…と結ぶはずでしたが、どっちかいうと勝手なご報告ですね(笑)

<NHK・番組へのご意見・お問い合わせメールフォーム >
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三寒四温

2010年03月02日
あたたかいと思っていたら、再び寒くなりました。
昨夜からの雨は雪にかわり、朝は一面真っ白です。

満開のマンサクにも雪が積もりました。

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