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月曜日の午前5時

2020年03月31日


休日の午後、時間があれば近所の里山を散歩するのが日課です。
穏やかな日曜日(3月22日)、いつものようにひとけない川沿いの農道や人家が点在するご近所を3〜4km歩き、我家が見えて来た時です。

…ケータイがない!(汗)
カバンに入れたはず、ポケットにもない…(汗)

途中、カバンから出して時刻を確認したので、その直後?
舗装されていない道で落とすと、落ちた音もしません。ちなみにケータイは基本マナーモード。
仕方ありません、歩いてきた道を戻ることにしました。

午後5時過ぎ、日が長くなったとはいえ夕方です。暗くなる前になんとか見つけないと。
ところが来た道を戻っても、このあたりかなと心当たりの場所を往復してもみつかりません。
そして日没、時間切れとなり一旦帰宅。
とりあえずどうしていいのかわからずドコモショップに電話をすると、紛失の際のロック他あれこれをインフォーメーショセンターでしろということで連絡、使用されないようにロック。
本人確認、手続き、最終的にみつからない場合、補償で新しいケータイもらうには交番に届けたりとか、やらなくてはならないことがいろいろ…(以下略)
新型コロナウィルスで制約のあるこのご時世、更なるトラブルは絶対に避けたい…と思っていましたが…うーん、情けない自分。
気をとりなおし、翌朝明るくなったら、もう一度探しにいくことに。

翌朝5時起床…朝寝坊には辛い。
ここかなという最初のブロックではみつからず、次のブロックへ。
そして…ありました!ありました!
舗装されていない農道の真ん中に!

あとから考えてみると、ここは前日も往復した場所でした。
誰かが見つけて、わかるように道の真ん中に置いてくれたのかもしれません。近くに人家もなく、畑と田んぼだけ、あまり人も歩かないので、いずれ探しにくる…交番は遠いので届けるのも面倒だし…とか?
田んぼはまだ本格的に始まらないので、農家ではなく早朝の犬の散歩の人かな。

やれやれみつかって良かったです。再びドコモに連絡して再開、朝早くても対応してくれてありがたいです。
家族としては「またか!?」…という反応。
思えば、これで3度目かもしれない(汗)
1度目は広い公園で、落としたことも気がつかないまま、ケータイは公園の管理事務所に。
2度目は初詣の山中、途中で気がつき引き返し、1〜2時間後に発見。

月曜の朝5時に起きるの辛い、夕方にはもう眠い。
皆様もお気をつけ下さい。
家族「お前に言われたくない」

朝5時、朝焼けがきれいでした。写真には撮ってませんが。

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雪の花

2020年03月31日


梅の花に雪、木々に雪。
春の湿った雪で、庭木に花が咲きました。

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梅の香の降りおける雪にまがひせば誰かことごとわきて折らまし
紀貫之 古今和歌集

梅の香りが雪に交じってしまったら、どれを梅の枝だと区別して折ることができるだろうか。

雪降れば木ごとに花ぞ咲きにけるいづれを梅とわきて折らまし
紀友則 古今和歌集

雪が降り積もると、どの木にも花が咲くので、梅の枝がわからなくなってしまう。いったいどの枝を折ればいいのか。

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梅の花それとも見えずひさかたの天霧る雪のなべて降れれば
柿本人麻呂 古今和歌集

梅の花があるように見えないなあ、天を曇らせ雪が降りしきっているから。

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柊南天の香り

2020年03月31日


咲き始めたばかりの柊南天に季節外れの雪。雪まみれでもかすかな香りを放っています。
今年はたくさんの花をつけました。

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2020年3月29日、突然の雪 

2020年03月30日
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3月末、我が地方では春の陽気が続き、例年より早い桜の開花宣言が出た…と思ったら、まとまった雪が降りました。
暖冬のこの冬一番の雪が、桜が咲く頃になるとは(汗)
ただし、これは春の雪、平地で道路が凍結することもなさそうでまだよかったかな。


散り始めた白梅に雪。

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レンギョウ

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沈丁花

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クロッカスも雪の下。

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サンシュユ

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こんなかき氷ありそう。

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どこもかしこも雪景色です。


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山茱萸の林

2020年03月29日
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遠くからも黄色い木が目立つ、山茱萸(サンシュユ)の林です。
山沿いの林、庭木ではないので伸び放題、けっこう大きくなるものですね。

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黄色、黄色、黄色…


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ナズナの花

2020年03月28日


み苑生(そのふ)のなづなの茎もたちにけりけさの朝菜になにをつままし
曽禰好忠 好忠集

庭のナズナは董がたった、今朝は何を食べたらよいのか。
茎が伸びてナズナは食べごろを過ぎてしまった。朝ご飯のおかずを何にしていいいのか…
ナズナ好き(食べるほう)なので、気持ちはよくわかります(笑)

地味な白い花も一面に咲くと、雪が降ったかのよう。

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水菜、菜の花

2020年03月28日


ご近所のビニールハウスでは、水菜を栽培しています。茎が赤い品種できれいだなと思いました。
この日、のぞいてみると収穫で残った水菜に花が咲いていました。
アブラナ科の野菜ですから、花は菜の花。紫の茎に緑の葉、花は黄色、楽しい配色です。

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ビニールハウスの外ではナズナの花(ぺんぺん草)が咲いていました。
内も外も花盛りです。

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オオイヌノフグリと天気雨

2020年03月27日


オオイヌノフグリは、注意して見ていれば真冬の寒い時期から咲いていることがわかります。
しかし寒さもやわらぎ、日差しが一層明るくなる3月頃、青く群生する花々は冬の花より別格に美しい。
そこらじゅうで咲く花、毎年同じと思っても、やっぱり写真に撮りたくなります。

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カメラを構えたところで天気雨。この日は晴れていましたが風も強く寒い日でした。
しずくをまとった花もきれいです。

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2020年の小さな春

2020年03月26日


足首程の丈の小さな水仙が咲きました。
この幼稚園児の列みたいなスタイルがかわいい。

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あちこちに植えたクロッカスもどんどん咲いてきて、庭が明るくなってきました。

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梅の花と夕暮れ

2020年03月25日


くるとあくと目かれぬものを梅の花 いつの人まにうつろひぬらむ
紀貫之 古今和歌集

暮れも明け方目を離さないでいたのに、梅の花はいつのまにか散ってしまったのだろう。


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福島のこの頃 2020年耐える春

2020年03月24日
皆さん、お元気ですか?
2020年春、新型コロナウィルスの影響はまだまだ続きそうです。
2月頃、大変なことに…と思いましたが、4月、5月には収まるのでは?オリンピックもなんとか開催できるのでは?と想像していました。…甘かったですね。
3月、突然の休校要請など、あのあたりから、日々変わるニュースに一喜一憂。今はあらゆるものが自粛せざるを得ない状況です。

ここにきてオリンピックは延期の方向に…そりゃそうなるよね…というのが世論ではないでしょうか。
それにしても数日で、日本の、世界の状況ががらっと変わってしまう。政治家もトップも言うことがころっと変わってしまう(汗)

まずは冷静に、平常心で日々の生活をすることかなと思います。
ウィルスも恐いですが、経済的にメンタル的に追い込まれていくことがとても恐いで。今回はどこに逃げることもできませんし。
ここをどう切り抜けていくのか、先が見通せないが辛いです。
なんとかなると思える日もあれば、不安でたまらない日もあります。
ざっくりないい方ですが、今はみんなで痛み分けをするしかないのかなと思っています。



日本の対策が正しいかどうかは、今の私にはわかりません。ただ情報公開や政府の方針をきちんと伝えると言う意味では、(コミュニケーションとして)なんとなく心に伝わってこないというか…不満です。
結果、疑心暗鬼といいますか、何か隠されているのでは?という、もやもやした不安が増幅してるような気がします。マスコミも専門家を盾に想像で報道をせざるを得ない感じ。
このような状況では、デマや怪しげな健康方法などが広まりやすいのですが、きちんとした情報公開と方向性を示すことで減らすことができるのではと思います。

今のところ日本で死者数が爆発的に増えていないのは、わりとルールを守るまじめさと、きれい好きなど生活習慣によるところもあるでしょうか。(ただ国際化と共に、生活スタイルも変わり、習慣の違う外国の方も大勢住んでいます)
しかし、まだまだ油断できない…状況にあると専門家会議。
正解は見えませんが、私は精神論や神頼みより、冷静さと科学を支持します。

避けなくてはならないのは、以下の「3つの条件の重なり」
(1)換気の悪い密閉空間
(2)多くの人が密集
(3)近距離での会話や発声

ギュウギュウじゃないライブ会場は楽しくないし、歓声のないスポーツ観戦も盛り上がらない。静かな宴会やビュッフェもさみしい。

あくまで今現在の日本での話ですが、会議やセミナー、映画館は、ギュウギュウにしない、出入口での消毒、飲食禁止、マスクなどで十分可能ではないかと思いますが、どうでしょうか?
屋外のスポーツも、たとえば野球やテニスなら大丈夫そうに思えます。
福島県の学校は、新学期から再開されるところがほとんどですが、子どもに関して言えば、手洗いや行動を(いい方良くないですが)一括管理できるので、学校があったほうが安全な気もします。
注意は必要ですが、経済や社会が破綻しないよう、少しづつ活動再開ができたらいいなと願っています。

私が住む田舎のいいところは、人が混み合うと言っても、都市部のそれとは段違いに人が少ないこと。
私は普段電車を利用していますが、つり革につかまる程混むことほぼありません。(…電車で大声で話す人もほとんどいないし、駅で扉が開くので換気も問題なさそう)
そしてかなりの割合で、マイカーで移動しているので、不特定多数の人とふれあう機会を減らすことができます。

数日前、「花見客も少ない上野公園」の映像を見ましたが、我が地方のメジャーな公園が花見客で混み合う時より、人が多いと感じました(汗)
福島には桜を始めとした花の名所がたくさんあります。人の出の少ない桜もたくさんあるので、そういうところを静かに散策するのはいい気分転換になるのではと思います。

そうなって欲しくないですが、今後外出制限が出ることもありえます。
こんなことをブログに書いていても、数時間で状況が変わってしまうかもしれませんので、内容に誤りがありましたらご容赦下さい。

早くこの状況が改善されることを願うばかりです。
それまで、まずは身の回りから、自分と自分にとって大事な人を守るために、できることをしていかなくてはなりません。

そして、感染の最前線で働いている方に、最大限の敬意を。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。


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ミツマタと青空

2020年03月24日



青空にミツマタ(三叉)。私の好きな色の組み合わせ、青と黄色。
花は見れば見るほどかわいらしい。

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芹、なずな、カンゾウ、ふきのとう、そしてよもぎ

2020年03月23日


食べごろの春の野草がどんどん増えてきました。
芹、なずな、カンゾウ、ふきのとう。いずれも我家周辺の里山で摘んできたもの。
ちなみに犬の散歩コースは落とし物があるかもしれないので、避けてます(笑)

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とうが立ち始めたなずなは、春の分はこれで終了。茹でて刻んで白いご飯に混ぜるだけ、塩を少々。
出始めたカンゾウの新芽は、さっと茹でて酢みそ和え。マヨネーズでもOK。淡白でくせがないので使いやすいです。
芹はみそ汁に、ふきのとうは天ぷらに。
緑ばかりの我家の食卓。

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翌日は食べごろのよもぎを摘んで天ぷらに。特徴のある白っぽい葉は、見つけるのも簡単です。
香りがいいよもぎは、じゃこや練り物と一緒にかき揚げにしてもおいしい。
春の山菜はほろ苦い、それが苦手な人もいるけれど、冬になまった体がしゃきっとするような気がします。
食べると、春が来たのなあと思います。

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しだれ梅

2020年03月23日


雪の色を奪ひて咲ける梅の花 今盛りなり見む人もがも
大伴旅人 万葉集

雪の白を奪うようにして咲く梅の花、今が盛りの梅の花を見てくれる人がいてほしい。
万葉集や古今和歌集には、雪を花(梅)に見立てたり、花と雪とをわざと見間違えたりする歌がたくさんあります。春を待ちわびる気持ちが感じられますね。

最近あちこちで見かける枝垂れ梅は、花が降って来るような枝振りで見ていて楽しい。
この木はあまり剪定されてないせいか、花つきは今ひとつだけれど、青空に点々と舞うような白梅がとてもきれいでした。

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雲とたなびく

2020年03月23日


昨日こそ君は在りしか思はぬに 浜松の上に雲とたなびく
大伴三中 万葉集

昨日、君は確かにいはずなのに、今は浜松の雲となってたなびいているよ。
大伴三中(おほとものみなか)が若くして亡くなった丈部龍麿(はせつかべのたつまろ)を悼んで詠んだ歌。
悲しいけれどもうけいれなくてはならない。
そして、全てのものから解放されたのかと故人を思う優しさが感じられます。

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3月の原っぱ

2020年03月22日
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暖かい春の日差しをあびた原っぱ、生成りのリボンがからまっているかのよう。
寂しいだけの枯野原も冬の間に風雨にさらされ、今は柔らかく、白っぽく色も抜けています。
花粉さえ気にならなければ、ここに寝転びたいなあ。



近くには、ふかふかに乾燥したガマの穂。
こっちは布団にしたい。

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大輪の椿

2020年03月22日
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奥山の八峯の椿つばらかに今日は暮らさね大夫のとも
大伴家持 万葉集

奥山の山々に咲く椿のように、今日は存分に楽しんでいって下さい。
大伴家持が館に人を招き宴会、その席で詠んだ歌。
「八峰(やつみね)」は多くの山々、「つばらかに」は思い残すことなく、「大夫(ますらを)」はりっぱな、強い男達よ…ちょっとした社交辞令みたいな感じか。

散歩の途中、大輪の椿をみつけました。
春早くに咲くと霜が降りて茶色くなったりしますが、もうそういう時期も過ぎたのかなと感じます。
たくさんの大輪がたわわでみごとでした。


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「白銀の墟 玄の月 十二国記」 小野 不由美著

2020年03月21日

戴国に麒麟が還る。王は何処へ―乍驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎は慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。―白雉は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!

十二国紀「18年ぶりの書下ろし新作」いやはや、すごい久しぶり、そして長い、全4巻(汗)
シリーズ全てを読んできたもの、ここまであいていると、どんな世界、登場人物だったかうろおぼえです。
Amazonのレビューを読んでも長いという感想多数。いきなりこの巻を読む人はほとんどいないはずで、ここまでのシリーズを読んできたファンだと思います。

戴国では王は消息を絶ち、麒麟もいない6年の間、偽王が統治する国は荒れ果て、人々は疲弊しています。
天命をよって麒麟が王を選び、霊獣や妖魔が登場するファンタジーでも、物語の展開は非常にリアル。出世競争あり、追われても忠義を貫く登場人物は大河ドラマや時代小説のよう。
戦争は戦略や軍隊の規模が具体的でかつ理論的に勝ち負けが決まります。主要な登場人物達は皆悩み嘆き、くじけそうになる。奸計を企み人を陥れ、人を操る偽王、そして損得から従う取り巻き達。
ヒーローが一発逆点なんてことはありません。そういうリアルな人間ドラマが十二国記。
国の産業としての鉱山、それを仕切る土非(ヤクザ)、商人、宗教や寺院も登場し重要な役割をします。
圧倒的な世界観、今回は特にファンタジー色が薄いように感じました。

私にとって今回の見所は泰麒。善なる存在の麒麟が、命がけでその存在を賭けるような選択をする。
小説自体はおもしろいのですが、とにかく4巻は長い(汗)2巻にしてテンポよく展開してくれてもいいのではと思います。
似たような登場人物も多いので、途中どんな人だっけ?とわからなくなる。
登場人物の設定リストがほしい、せめて複雑な国の組織図(内閣の組織図みたいなの)がほしい。

敵も味方も、僧侶も貧しさにあえぐ庶民もそれぞれに人生があり、思いがある、そういうひとりひとりを丹念に書きたいという作者の思いもわかりますが、それは別の巻で書いてくれてもいいんじゃないかと思う。
特に前半の王を探す部分が長いのと、後半登場人物がどんどん死んでいくのが辛い。
ラストもここで終わるのか?という気もします。

舞台を考えると、作者が生きている限りシリーズは続けられそう。
新シリーズでまた新しい展開を示してくれていいけれど。
…結局新作また読みたい自分(笑)
十二国紀が名作であることに変わりはないのです。







小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト
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春の雲

2020年03月21日


春の雲しづかにゆけりわがこころ 静かに泣けり何をおもふや
若山牧水
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びわの花

2020年03月21日


静まらぬこころ寂しも枇杷の花 咲き篭りたる園の真昼に 
若山牧水 「朝の歌」

枇杷の花をじっくり見るのは初めてかもしれません。
というのは我家の土地は枇杷には寒すぎるようで、花も縮こまってしまうからです。今年の暖冬だからこそかなと想像しています。
セピア色の花は手芸作品のような渋い色合い。味わいのある花ですね。最近コサージュなんてあまり見ないけれど、こんなコサージュがありそうです。


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芹を摘む

2020年03月20日
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あかねさす昼は田賜(たた)びてぬばたまの 夜のいとまに摘める芹これ    
葛城王 万葉集

ますらをと思へるものを 刀佩きて 可爾波の田居に芹ぞ摘みける    
薜妙観命婦(さつのみょうかんみょうぶ) 万葉集

葛城王「昼は役所の仕事で忙しかったけれど、夜になんとか暇を見つけて、あなたのために芹を摘んできたよ」
女官「あなたのようにご立派な方が、太刀を身につけたまま田に這い芹を摘んできてくれたのですね。ありがとう」

葛城王は天皇に代わり、民に田を振り分けたりするとても重要で多忙な仕事をしていますが、思いを寄せる女官のために、暗くなっているのに、わざわざ芹を摘みに行きました。
芹は春の七草にも入る野草で、(薬効としても)古来から大事な食べ物とされてきたそうです。



我家の近くの休耕田にはたくさんの芹がでます。
芹を摘むのは春の楽しみ、私には摘んでくれる人はいないので、自分で摘みます(笑)
暖かくなるにつれどんどん伸びてきました。ここは山からのきれいな水しか入らないので安心。水辺なのでうっかりすると足元がずぶずぶと泥に…しまった、長靴はいて来るのを忘れた…ということもよくあります。

春先の出始めの頃は、みそ汁か天ぷらに、この日はたくさん採れたのでおひたしに。
育ち始めた芹は柔らかく、薬味のようにスープにのせてもおいしい。鶏のスープには特に合うなと思ったら、それは「きりたんぽ鍋」に入る地鶏と芹の組み合わせだと思い出し、納得しました。
香りもアクも強いですが、野生の芹を食べると、スーパーで売っている芹が物足りなく感じてしまいます。

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ふきのとう散策

2020年03月20日


散歩をしていると、学校のグランドの斜面にふきのとう。
たくさんありましたが小粒なので、今回はふきのとう味噌に。

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食べごろを過ぎたふきのとう。こちらは花を咲かせてもらいましょう。

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おまけ。
ふきのとう散策(笑)の途中、畑にあったこれはなんだろう?家人に聞くと、ウドの栽培中。
柔らかいもみ殻の中で日差しをさえぎって育てる。網の袋をはずせば、白くて柔らかいウドが現れる…らしい。

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山茱萸

2020年03月19日


我家では、ロウバイの黄色い花が終わると咲き始めるのがサンシュユ(山茱萸)。
サンシュユとロウバイは隣り合わせ、春の黄色い花リレーです。
ほったらかしでもどんどん育つ、丈夫な木です。

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春蘭の雑木林

2020年03月19日


道沿いの雑木林にも春の気配。
春蘭(春蘭)のつぼみをみつけました。
ラン特有の花はきれいなんですが、とても地味な咲き方をするので、気がつけば終わっていたり、花の時期に巡り合うことはまれです。

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春蘭が自生する雑木林には崖があります。
地元のハザードマップによれば、ここは我家からもっとも近い崖崩れの危険がある場所「急傾斜地崩壊危険箇所」で、通学路からも外されているらしい。
交通量が多ければ工事すると思いますが、人家も少なく、今のところ交通量も多くありません。

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沈丁花

2020年03月18日


若き日の夢はうかびく沈丁花やみのさ庭に香のただよへば
佐佐木信綱 「常磐木」

「うかびく」浮かんでくる。そして闇に沈む「沈丁花」。浮かんでは消える(沈む)夢。
「沈」と「浮かぶ」で対になっています。

我家の沈丁花は花の少ないささやかな木。
香りはじめてようやく気がつきました。

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陽だまりのクロッカス

2020年03月18日


日当りのいいところから次々と咲き始めたクロッカス。
あちこちに小さな春。

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デトロイトの空を想う

2020年03月17日
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明日知らぬ我が身と思へど暮れぬ間の 今日は人こそかなしかりけれ
紀貫之 古今和歌集
(紀の友則が身まかりにける時よめる)

明日をも知れない我が身だけれど、今日はあなたの死があまりに悲しい。

若い人の死は悲しいですね。
アイスダンス日本代表として活躍したクリス・リードが急逝しました。
突然のことに一瞬なんのことかと思いました。
この十数年、彼なしに日本のアイスダンスを語ることはできません。姉のキャシーと共に、ずっと日本のフィギュアスケートを支えてくれたクリス、彼がもういないとは…。
春からはキャシーと日本で指導者の道を歩むはずでした。
ご家族の悲しみははかり知れません。
心からご冥福をお祈りいたします。

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咲き匂う白梅

2020年03月17日


梅の花かきねに匂ふ山里はゆきかふ人の心をぞ見る
賀茂成助 後拾遺和歌集

梅の花が垣根に匂う山里では、行き交う人の心がわかる。
梅の花を愛でる美意識、余裕があるかどうかといったところでしょうか。

我家の梅も満開になった日曜日、雪まじりの寒い前日から打って変わって晴天です。
澄んだ青空に満開の白梅、自慢したいくらい美しかったです。
不穏な空気が満ちている2020年春、花を愛でる心くらいは持っていたいですね。

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長く伸びた雄しべのシルエットがおもしろい。
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3月の太陽

2020年03月16日


枯れ残り、かさかさと乾いたあじさいに、朝の光があたりステンドグラスのよう。
日差しは確実に春に向っています。

世の中は不安と閉塞感につつまれて、今は耐えるしかないのかなあ。
この冬から春にかけて、まるでいいことがないのですが、花粉が思ったより少なかったのは良かったかな。

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土壁の廃屋

2020年03月16日


荒れにけり あはれ幾世の 宿なれや 住みけむ人の おとづれもせぬ
詠み人知らず 古今和歌集

荒れ果てた家がある。何世代にも亘り栄えた家だが、今は住んでいた人も訪れはしない。
大きなお屋敷が荒れ果ている。華やかだった頃を思い浮かべ、わびしさがより一層感じられる、そんな意味でしょうか。

写真は、通りかかった集落の建物。大きな2階建ては、かつて養蚕に使われてと思われる作り。当時の好景気を偲ばせます。隣には母屋があり、普通に人が住んでいます。
土壁のあちこちが崩れて、触ればまた崩れそうで、見るからに廃屋ですが、土壁や黒い桟のガラス窓に寂れた美しさがあって、なんだかいいなと感じました。

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