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映画「幻影師アイゼンハイム」The Illusionist

2008年09月08日
19世紀末のウィーンにどれだけ浸れるか、この作品を楽しめるかどうかは、全てそこにかかっているような気がします。そのためにも映画館でよかった…と感じました。
とにかく映像が美しい、街並み、劇場、城、森、1カット1カットが絵画のよう。

内容はミステリーでもあるけれど、身分違いの恋を描いたラブストーリーです。
幼い恋人達が身分の違いから引き離され、15年後に再会(まさに恋愛の王道)、クールで謎めいたアイゼンハイム(エドワード・ノートン)がいいですが、冒頭の幼い恋人たちのエピソードがとても素敵で、時を経ても変わらない恋心のバックボーンとして生きています。
(ネタバレしないように言うと)救われるラストもいいですね。
歴史物の重厚な作品にもできそうですが、あくまで上質のラブストーリー、重すぎずエンターテイメントとして楽しめました。
少し欲を言えば、ヒロインの公爵令嬢(ジェシカ・ビール)はもう少し華があってもといいかな…でも知的で品があるのでいいかな…この場合、おバカな美女では台無しなので(苦笑)


舞台となる19世紀末のウィーンは、プラハロケ。一度行ってみたい町のひとつですが、雰囲気があっていいですね。衣装や鍵を握る小道具もよくできてました。
原題は「The Illusionist」ですが、イリュージョンはあくまで重要な脇役です。「幻影師アイゼンハイム」は、原作(といっても短編らしい)の翻訳タイトル「幻影師、アイゼンハイム」からそのままとったようですでが、いい選択だったのではないでしょうか。これが原題のままではピンとこないし、「魔術師アイゼンハイム」や「奇術師アイゼンハム」だったら、なんとなくシラけてしまう、「幻影師」という言葉は、このラブストーリーによく似合うタイトルだと思いました。


公式サイト
http://www.geneishi.jp/


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