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フェルメール展 東京都美術館

2008年09月18日
フェルメールはかなり好きな画家です。しかし作品点数も少ないし門外不出か…、全て見るとなると欧米各国巡り(オランダ→ドイツ→イギリス→アイルランド→アメリカ)でもしないとだめなのかと、学生の頃考えてました。ところがここ10年位でも結構な数が日本にやってきて、ありがたいですね。

フェルメールの魅力をあれこれ言葉にしてみるのですが、すでに言い尽くされているような気がして、書くのをちょっとためらってしまいますが。
室内の人物画は、向き合った時に、その場面に引き込まれていくような力があります。とても静謐でありながら、奧深いドラマを感じる。それも説明的ではなく、今どんな気持ちなのか、どんな時間なのかなと、見る人にあれこれ想像させる。とても完成度が高く完結してるように見えて、ずっと見ていたい気持ちにさせます。タッチは似ていても、そこが同時代の他の作家と違うところでしょうか。
風景画もまた引き込まれていく魅力がありますが、今回展示された「小径」は、色合いや質感も美しいし、想像以上に魅力的でうれしくなりました。生で見る喜びと言えますね。こうなるともっと評価の高い「デルフトの眺望」をぜひ生で見てみたいものです…オランダ・ハーグか。

他の作家では、全く知りませんでしたが、ファブリティウスが良かったです。
人気のある「絵画芸術」は保存の悪化が懸念されるということで、オーストリアから許可が下りず、残念でした。「特に温湿度の変化に…」とは、たしかにヒートアイランド東京の夏は辛いかも、と一人納得したりして。
でも追加出品などもあり、フェルメール展として、十分満足できました。
強いて言えば、東京都美術館はこれでもずいぶん改善されたのですが、人の流れが溜まりやすく、見るのに若干難儀したとうことか。

東京都美術館・フェルメール展サイト
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