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青春リアル 福島をずっと見ているTV vol.17 反原発デモと福島

2012年10月05日
青春リアル “福島をずっと見ているTV”
NHK-Eテレ 10月4日(木)23:30〜
再放送/10月9日(火)1:00〜(月曜深夜)

福島県出身クリエイティブディレクター箭内道彦さんが座長(?)を務める「青春リアル 福島をずっと見ているTV」10月4日の放送は、まさに福島で暮らす私の気持ちを代弁する内容でした。

特別シリーズ・福島をずっと見ているTV vol.17(2012年10月04日の放送)
毎週金曜日の夕方、
東京の首相官邸前には、たくさんの人が集まります。
原発の再稼働に反対する人たちです。
今回、ひとりの福島の青年がはじめて首相官邸前を訪ねました。
そこで受けたショックとは...。
トークの収録は、番組初の福島です。
首相官邸前での"反原発デモ"に参加する人たちに分かってほしいことを語り合いました。


毎週金曜日、官邸前で行われている「原発反対デモ」を、福島の普通の人はどんな風に見ているか?番組では福島で街頭アンケートを行った。
その結果は、デモを評価し反原発を支持するという人が多かったわけですが(アンケートに答えるくらいだからそういう意識は強いと思う)、半数近くが評価するも戸惑いや違和感を感じているという。
なぜ違和感を感じるのか、アンケートから連絡が取れ、TVに出てもいいという人を15人を集めて座談会、その模様が放送されました。

デモの趣旨はわかっています。危険な原発を反対する気持ちを示したい。多くの人が福島のできごとを繰り返したくない、福島のためを思ってデモに参加しているのだろうと考えると、感謝しなくてはならないと思う。
しかしそんなニュースを見るたびに、暗い気持ちになる、心から応援はできないという人も多い。
座談会からは…
反原発の結論を導き出すために福島が使われている。その福島に住んでいる私たちはいったい何だろう?
自分たちが(放射能)浴びたよね…というのはいい。けれど県外から「(放射能)浴びたよね?」と言われることは(差別されているようで)辛い。
「自分はああなりたくない。(福島のように)汚れたくないということだと思う。」
避難なんて、ホントはしたくない。
3人の子どもがいて避難していない若い母親は、『子どもを守ろう』というスローガンやプラカードを見るたび、避難していない自分がいったいなんだろうと責めている。

このデモは、将来的に国が脱原発に向かうための大きな力になったと、私は思っています。
しかしニュースなどでデモを見て、どうしようもなくしんどい気持ちになったのは私だけではない。それがわかっただけでも私はほっとしました。
辛かったんですよね、あのデモは。ずっと私のストレスだった…と、思う。最近ニュースにならないのはある意味助かっています。
再放送がありますので、できれば多くの方にみて欲しい、福島の気持ちをもっと知ってほしいと思います。しかし、これまでがそうだったように、福島のこの微妙な気持ち、切ない気持ちはわかってもらえないかもしれません。それもしかたがないことかなと思っています。

何度も言いますが、デモを否定しているのではありません。
ただ、ヒートアップして行くデモは、表現もエスカレート、福島県人にとって配慮を欠いた内容になっている。そこだけはわかってほしいと思っています。
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福島で暮らす | Comments(2) | Trackback(0)
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>Iさん
いつもありがとうございます。
原発の是非を問うことは大事なことですが、その前に事故処理と福島の復興をやってくれと思います。
「守れ」というなら、除染ででたゴミを引き受けて下さいと言いたいところですが(汗)
福島県人はすべてとは言いませんが、基本的に人がいいので、この番組に登場したような人が多いと思います。すごく地味なリアクションですが…やっぱりわかりにくですよねえ(苦笑)

東京と同じデモを福島でやってもしょうがないというのは同感です。
原発は他県にとっては思想問題のようにも見えてしまいますが、福島では現実、具体的に攻めないとだめですよね。そういうと「金か?」とか言われるんでしょうけど(汗)

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