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ばんだい高原国際音楽祭

2012年10月11日
野口英世記念 ばんだい高原国際音楽祭
2012年10月6〜8日 
会場/猪苗代町体験交流館【学びいな】・野口英世至誠館・
アンジュール猪苗代・リステル猪苗代
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告知を見て、どんな音楽祭なのかイメージが湧きませんでしたが、友人が注目されている若手演奏家だから行ってみないかと誘ってくれました。
各公演は50分、4つの会場で計23公演、1公演1500円。

私が行ったのは最終日10月8日(祝)、会場は猪苗代町体験交流館【学びいな】。
福島県にもゆかりのある若手のソリストたちの5公演、11:00からの5公演全て聴くのは疲れるので、3公演目をパスして4公演に。
知らない曲も多数(汗)こういう機会でないと聴くチャンスないかもしれませんね。50分なので気楽、プログラムはどれも楽しかったです。
とても小さなホールですが、空席が目立っていたのは残念。初の試みだし、クラシックの敷居が高いのか?いやでも、名の知れた音楽家でないせいかな、やっぱり。

各公演前には、作曲家の清水研作氏によるプログラム解説があります。なぜかアシスタントに地元の女子高生がつくという、ナゾの組み合わせ。女子高生が曲名と演奏家の名前をカミカミ…だよねえ、音楽用語やロシア系の名前は言い慣れないもんね(笑)

それにしても若手演奏家は…
想像以上に若く!(汗)
想像以上にイケメン!(笑)
想像以上にレベルは高い(喜)
(公式サイトにプロフィールが載っています)

【公演番号A-8-1】
●マリオ・ヘリング(ピアノ)
 カスプーチン:演奏会用練習曲
 第1番「プレリュード」・第3番「トッカータ」・第5番「冗談」
●ノエ・乾(ヴァイオリン)
 パガニーニ:24の奇想曲〜第1番・第13番「悪魔のほほえみ」・第24番
●アレクセイ・グリニュク(ピアノ)
 リスト:メフィストワルツ第1番
 リスト:ペトラルカのソネット〜巡礼の年第2年「イタリア」より
 リスト:ハンガリー狂詩曲第6番


カスプーチン、早くも知らん曲登場(汗)ですが、マリオ君のピアノがキャラにぴったり、なんとさわやかで心地いい、初夏の高原のような感じ。
ノエ君はパガニーニ、と言っても知っているパガニーニではない、これでもかという超絶技巧。
ピアノのアレクセイはリスト、こちらも超絶技巧、うわ〜絢爛豪華、ピアノってすごいな。

【公演番号A-8-2】
●マリオ・ヘリング(ピアノ)
 ラヴェル:水の戯れ
●アレクセイ・グリニュク(ピアノ)
 ラフマニノフ:3つのプレリュード
●ノエ・乾(ヴァイオリン)・マリオ・ヘリング(ピアノ)
 ドヴォルザーク:ユモレスク
 中田喜直=清水研作:「夏の思い出」幻想曲
 サラサーテ:チゴイネルワイゼン


再びマリオのピアノでラヴェルの「水の戯れ」、似合う、似合いすぎる。ラヴェルってこんなに軽快で明るかった?さわやかな風、川のせせらぎが聞こえてきそう。
アレクセイのピアノはうって変わって重厚なラフマニノフ。彼のピアノはストイックな感じ、迫力あります。
ノエとマリオで「夏の思い出」幻想曲、主旋律はなかなか出てこない。冒頭のヴァイオリンが音色は、蚊が飛んできたような?(汗)
ノエ君の18番は「チゴイネルワイゼン」らしい。悪くないですが、この曲はもっと人生経験を積だ人のほうがあじがあって、私は好みです。

【公演番号A-8-4】
●レオナルト・エレシェンブロイヒ(チェロ)
 アレクセイ・グリニュク(ピアノ)
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ
●アレクセイ・グリニュク(ピアノ)
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」


ドビュッシーの「チェロ・ソナタ」は格調高く、ぐっと大人の雰囲気。レオナルトとアレクセイはよく組んでいるらしい。
そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」全曲。アレクセイの渾身のピアノが迫力満点。ただ彼の演奏はとてもストイックで聴く方も体力がいる、聴き終えてちょっと疲れました。

【公演番号A-8-4】ファイナルコンサート
●レオナルト・エレシェンブロイヒ(チェロ)
 バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番
 ヒンデミット:チェロ・ソナタ
 ※アンコール/バッハ:無伴奏チェロ・ソナタ?


さあいよいよファイナルコンサート。
レオナルトでバッハ、聞き惚れました!深く重なりあう音色がすばらしい。なじみのあるバッハではないのですが、全く飽きさせません。
ヒンデミットは知らない作曲家ですが、レオナルトの祖父(音楽家)が師事していたらしい。とても思い入れの深い作曲家ということですね。現代音楽に近い感じ。良かったです。
ファイナルということでアンコール、バッハの無伴奏らしいのですが、周囲のだれも曲番を突き止められない(汗)まあいいけど。

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会場はこんな感じ。背後には磐梯山。
外には物販やカフェのデリなどがあります。
よく見るとテントには「2009FISフリースタイル世界選手権猪苗代大会」の文字が…上村愛子選手が優勝した大会のテント、使い回しですねえ、いいんですよ(笑)

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イケメン若手演奏家達はファンサービスも怠らない。
ヴァイオリンのノエ君(写真右)は1985年生まれ、ベルギー在住、お父さん(画家らしい)が福島県棚倉町出身、お母さんはギリシャ人。福島県人とギリシャ人のハーフ?(爆)想像つかないな(笑)6カ国語を話す。若干遊び人風ですが(汗)超美人で気の強い韓国人の妻がいるという。来日したときは棚倉のおばあちゃんちに来るらしい。
ノエ君がサインしていると、どかどかとオバハンたちが取り囲み「あなたのお父さんと幼なじみよ!」なんて声が(笑)
ピアノのマリオ君(写真左)は1989年生まれ、ドイツ在住、お父さんがドイツ人でお母さんが日本人。
むちゃくちゃ若いですねえ、はにかんだ笑顔がかわいい。

ピアノのアレクセイはキエフ生まれ、ロンドン在住。
チェロのレオナルトは、1985 年フランクフルト生まれ、ロンドン在住。ギリシャ彫刻のアポロンのような美男、背も高いなあ。彼は震災直後の2011年4月、来日を控えるアーティストが多い中、来日して演奏した数少ない演奏家らしい。

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デリでカフェめし。赤い飲み物はサングリア。おいしかったです。
客層に合わせたのか、焼きそばやたこ焼きはない(笑)

2公演見たあとは休憩、近く(といっても車で10分くらい)にあるケーキ屋からケーキを買ってきて、芝生で食べてました。
どうでもいい話ですが、広い芝生では子ども達がたくさん遊んでいました。私たちのケーキが気になってしょうがないらしい一人の子どもが、トンボ獲るフリして近づいてきます。
「このトンボとケーキを交換して下さい」って言われたらどうしよ〜、「わらしべ長者」だよねえ、と友人と話していました。なのでさっさと食べました(笑)

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最終公演、18:00からのファイナルコンサート前、辺りは夕暮れ。

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