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ミュージアムコンサート ジョングルール・ボン・ミュジシャン

2012年11月11日
今頃感想ですが、古楽器による中世の楽曲でミュージアムコンサートがあると知り、行ってまいりました。
古楽器といっても、どんな楽器編成か、また楽器については何も知らないままです。

ミュージアムコンサート ジョングルール・ボン・ミュジシャン
2012年11月4日(日) 郡山市立美術館 

ジョングルール・ボン・ミュジシャン公式サイト
中世・ルネサンスの古楽器

郡山市立美術館で開催中「バーン=ジョーンズ展」にあわせてミュージアム・コンサート。美術館の空間で奏でられる中世・ルネサンスの歌曲・器楽曲によるアンサンブル。
ジョングルール・ボン・ミュジシャンは、 中世ヨーロッパの国々を音楽を演奏しながら旅していた放浪楽師ジョングルールをモチーフに、バグパイプ、フィドル、ハーディ・ガーディなどの様々な古楽器 を駆使し、中世・ルネサンスの歌曲・器楽曲を演奏するアンサンブル。1998年近藤治夫を中心として結成。「民衆のエンターティナーとし てのジョングルール」にこだわり、ライブハウス・路上パフォーマンスなど、民衆の中での古楽演奏を展開。扱う古楽器は30種類を超え、多彩な 音色と朗々と響くドローンの中、演奏される歌やダンス音楽はきわめて印象的。特に、歌曲については日本語もおりまぜダイレクトに楽しめる工夫 を凝らしている。

【出演】名倉亜矢子(歌・ゴシックハープ他)、辻康介(歌・語り)、上田美佐子(中世フィドル他)、近藤治夫(バグパイプ、ハーディガーディ他)、立岩潤三(パーカッション)
【曲目】作者不詳:トリスタンの嘆き~ラ・ロッタ、作者不詳:エスタンピー、ヘンリー8世:良き友との気晴し、リチャード獅子心王:囚われ人は決して、アルフォンソ賢王(編):蝋燭とジョングルール「聖母マリアのカンティガ」より、作者不詳:来れバッカス「カルミナ・ブラーナ」より 他


「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」は中世・ルネサンスの歌曲・器楽曲を演奏するアンサンブル。だいたい12〜14世紀のイタリア、フランス、イギリス、ドイツの楽曲です。
「中世ヨーロッパの放浪楽師」という設定になっていて、観客はその時代の観客として、演奏や悲恋や奇跡の物語を歌い語るのを聴くわけです。
美術館の階段から下りて登場、客席を回ったり、2階の手すりがバルコニーか城壁のむこうのようの使ったたり。楽器の演奏だけでなく、歌と芝居のような語りもついていて、とても楽しい。
歌と語り担当の辻康介さんは、放浪楽師という役であり進行役、歌もいいですが、小芝居っぽい語りも楽しい。辻さんが「ちょおとオトナのうたのお兄さん」だとすれば、歌とハープ担当の名倉亜矢子さんは「クールビューティーな歌のお姉さん」といった感(笑)
聞いたことのない曲がほとんどですが、美しく郷愁をさそうメロディー、なつかしいような、この時代のことは何も知らないのに、とても心地いい。

楽器は、バグパイプ、フィドル、打楽器、それぞれにたくさんの種類があり、楽曲に合わせて楽器がどんどん変わります。そこにゴシックハープや笛などが加わる。鈴やカスタネット(?)なども。とにかく見たことない楽器がたくさん出てきてきます。
ハーディガーディという楽器は初めて見ました。バグパイプという楽器はつくづく不思議な楽器ですよね。間近で見てそう思います。
フィドルはバイオリンの原型でざらっとした和音、バイオリンほど洗練されていないけれど、エキゾチックでいかにも放浪楽師という雰囲気。
ゴシックハープはとてもロマンチックでした。
水牛の角から作った角笛が登場した時は、おお〜神話の世界!と思ったのですが、角の先端を吹かないで、根元の方を吹いています。公演後、奏者に聞いてみたら、角笛もいろいろあり、先端を吹くのは「角ラッパ」ですと…なるほど。
とにかく見たことのない楽器が次々でてきて、ちゃんと演奏されるのを見るのは興味深い。博物館に飾ってある楽器とは違うんです。演奏されてこそ楽器、ここが最大の見所でした。
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