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青春リアル「福島をずっと見ているTV」vol.19

2012年12月07日
青春リアル
「福島をずっと見ているTV」
vol.19 立場や意見の違いが、気持ちの分断を生まないためにできること
NHK-Eテレ 12月6日(木)23:30〜
再放送/12月11日(火)1:00〜(月曜深夜) 
前回の放送では…10月に放送した「福島をずっと見ているTV」で、総理官邸前で行われているデモに対して、福島の人たちが持つ複雑な思いについて話を聞きました。
放送直後から、賛否両論、様々な意見や感想がネット上でやりとりされました。
もちろん番組宛てに直接くださった方もいます。特に、今も毎週金曜日に続くデモに参加されている人たちからは、「デモ参加者がいないのは偏っている」「偏見が増えてしまうだけ」などの厳しい意見があった一方で、「福島の人たちとちゃんと話をしたい」という思いを伝えて下さった方もいました。
そうした声を受けて、今回は、第二弾。デモを主催する人と福島に暮らす人たちが同じテーブルについて、語り合います。初めての試みの中から見えてきた、今大切なこと…。


以前記事
青春リアル 福島をずっと見ているTV vol.17 反原発デモと福島 2012年10月05日

10月に放送の「vol.17反原発デモと福島」の反響に対しての番組。放送終了後HPやTwitterなどで意見が交わされてきたようなんですが、私はそこまで追ってはいません。

今回の番組は、前回座談会出席者2人の他に、デモに参加した福島出身東京在住の方、そしてなんと総理官邸前デモの主催者の青年も登場、考えてみると、どういう方なのか私は全く知らなかったです。
放送そのものは食い足りないというか、短い時間では難しいのか、相手を探っているうちに時間が経ち、物足りない内容でした。
しかし、これを企画した意味は大きいと思いす。

まずデモの主催者が、「最低の番組」とTwitterに書いたことにびっくり。彼にとってこの番組は、反原発を牽制する用意周到に準備された番組だと考えていたのかも知れません。
福島の人の複雑な思いには、全く気がついていなかったんですね。少なくともそれは違うということをわかってもらっただけでもよかったです。
デモ主催者の、強い信念をもって迷い無く行動を起こす姿はうらやましくもあります。正義を行うためには、多少の痛み(あるいは犠牲)を伴うことはしかたないという考え方なのかな。
しかしこの場合の「痛み」とは、電気料金が値上げになる…というような具体的な話だけではありません。
福島の心の問題でもありあます。

前回vol.17で登場した人は、原発を容認しているわけでもないし、福島県代表というわけでもありません。
反原発の象徴として福島が使われていることに、傷ついている人がいるということをわかって欲しいということです。
「福島、フクシマ」と叫ぶけれど、ではデモに参加するあなた達は、福島のことをどれだけ知っているのか?来たことがあるのか?
たとえば、残酷な話をたくさん聞いたり、仮設住宅や被災地のボランティアに来て、福島ことをすっかりわかったつもりになっているのではないか?
人口が減ったとはいえ、福島には200万人弱の人が今も暮らしています。様々な人がいるのです。1つの事実が全体を表しているとは限りません。

座談会に出席し、東京のデモを見にいった青年が、個人の考えと断った上で、「福島」と使う時に少しでも福島のことを考えて欲しいと、デモの参加者に訴えていましたが、つまりそういうことですね。
時が過ぎ、官邸前のデモも最近では「福島」というフレーズを使う事が少なくなってきたようで、それだけでもほっとします。

一人一人考え方、価値観は違います。反原発も原発推進も、デモをする事も、泣いて暮らすも笑って暮らすも人それぞれです。
ただ、自分の考えだけが正義だと思ったら、それはたぶん、違うと思います。


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