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柿の実

2013年01月06日
2013010105

山里の空気は冷たく澄んでいます。
薄雪と遅い朝の陽に柿の朱色が鮮やかでした。

こんな風に収穫されないまま残された柿の実は、原発事故後の福島だからではなくて、もうずいぶん前から、私が子どもの頃からそうでした。
冬の保存食として、数少ない甘いおやつとして干柿を作っていたのはおばあちゃんの時代、今はそんな手間暇をかける人も人も少なくなりました。

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日記 | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
干しもの
放送予定を教えて頂いた「グラジオラスの轍」ゆっくり観ることができました。ありがとうございました。
嫁ぎ先では、七草粥と一緒に納豆汁を食べる習慣なので5時までに野菜を刻み、放送後に納豆をすり鉢であたりました。納豆汁に欠かせない芋がらが、なかなか手に入らず、お店の方に聴くと放射能の影響で出荷数が少なかったそうなのです。
秋の林業祭りで会津三島の太いぜんまい干しとなめこの缶詰も出品されておらずとてもがっかりしました。
干し柿も大好きなので、毎年、蜂谷柿を求めてベランダで干します。昨年は、考えた末ベランダで干したのですが、今年は、部屋の中で干しました。
安くて美味しい地元の産物に色々な縛りができ、不意に悲しい現実に向き合わなければならない時…言葉に出来ないものがあります。
逢瀬で食べられているという「たまな餅とダイコン餅」検索したのですが、もう一つ作り方が分かりませんでした。3日に放送されたキャベツ餅で作り方が判明しました。たまな=キャベツだそうで、早速、作ってみました。ついでに塩引き餅も食べました。
味噌汁にお持ちを入れるつゆ餅、恵胡麻のじゅうねん餅、豆腐餅は、田村地方の定番ですが、たまな餅は、初めて知りました。
>月子さん
> 嫁ぎ先では、七草粥と一緒に納豆汁を食べる習慣なので

お〜七草粥と納豆汁のセットですか、初めて聞きます。ここに芋がらが入ると…かなりとろみのある汁物になりますね。
芋がらはサトイモの副産物で、もともと量産はしてないところに放射能問題ですからね。乾物は何かとターゲットになりやすいですし。山菜の乾物も今年は作るのやめよう…そういういう人は多いでしょうね。
ただ道の駅などでは山菜もずいぶん復活してきたようでよかったです。出回っているものは、ベクレルをきちんと測っているようですし。

どうしても、放射能を吸収しやすいものとそうでないものがあるようで、干し柿はちょっとつらい立場ですね。
おっしゃるように、商業ベースに乗らないところで、さまざまな地元の産品にシバリがでてしまったのは残念です。ご近所で旬の山菜物々交換なんて、補償の対象にならないですからね(汗)

ちなみに我が家には大きなイチョウの木があり、銀杏がたくさん取れます。2011年の秋はさすがに食べなかったのですが、昨年は家族が役所に持ち込み、ベクレルを測ったようなんです。1キロあたり19ベクレル(国の基準100ベクレル)、0ではないですが全く問題ないレベルですので、食べてますよ。

>逢瀬で食べられているという「たまな餅とダイコン餅」

え〜、これも初耳です。逢瀬とは郡山市逢瀬町のことですよね?ダイコン餅は中華のダイコン餅とは別ですよね?
今度聞いてみます!

あけおめ
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

個人的には柿がやたらと放置されているのは原発事故のせいなんだろうなぁ、ととても気になっていたのですが、違ったのですね~

今年もよろしくお願いいたします。
渋柿と猿
年が明けて、ニルギリさんもお元気になられたようで、次から次へとブログも更新され、コメントの数も増え、それを追って読むのが楽しみです。
あの雪の降る頃まで枝に残っている柿は、渋柿なのでしょうね。
甘い柿は、小鳥や猿達についばまれたり、食べられたりしてしまいますからね。
うちの方、中国山地の里山では、猿の群が出没して困っています。
息子が(合わせ柿)にするために、実家の渋柿を取りに行ったところ、柿の木の下に、かじりかけの柿がコロンと転がっていたそうで、多分猿がもいで食べたところ、渋くて不味かったので、放り投げて行ったのだろうと、家族で話したのですけどね。
「ぺッペッこんな不味いもん、喰えるか!」と言っている猿の顔、想像しました。
福島の方でも、(合わせ柿)ってありますか?
ビニール袋に渋柿とドライアイスを入れて密封して置くと、一週間位で甘くなります。
昔は、ドライアイスは使わなかったでしょうから、どうやっていたのかは知りません。
ま、人間の方が猿よりは頭が良いという事でしよう。
では。
>いちやんさん
あけおめ!…ビミョーに古いような(汗)
今年もよろしくお願いします。

商業ベースに乗っている伊達のあんぽ柿(干し柿)と会津のみしらず柿(渋抜き)は別として…我が地方の古い家には、たいてい自家用として柿が植えられています。植えっぱなしでも手がかかからないからでしょうね。
多くは干し柿用の渋柿ですが、今の時代、高い木の枝から収穫し、1つづづ皮をむいて吊して干して…面倒な手間をかけて干し柿を作っても、食べる人も少ないんですよね。
市場に出回っていた「あんぽ柿」は軟らかいですが、あれはとても手間がかかります。田舎のばあちゃんが作る自家用の干し柿は、保存が利くけれど固く実が締まった干し柿、時折、懐かしがって食べる人もいるけれど、今主流の嗜好とは違いますね。
私も甘柿は好きなんですが、干し柿はあまり好まないし。というわけで、柿は実をたわわにつけたまま冬を越す…というのは、もうずいぶん前から福島で見られる風景なんです。



>美絵さん
ご心配おかけしましたが元気です。

私の住む田舎には、そこら中に柿の木がありますが、昔から植えられているのは8割方渋柿なんですよね。甘柿好きのの私としては、なぜ甘柿を植えないのだ?と子ども心に思ってました。
渋柿も寒くなると、収穫しても木になったままでも、握っただだけで崩れるくらい軟らかく完熟、渋が抜け甘くなります。その状態が好きな人もいますよね。木なりの柿は野鳥にとって冬のごちそうです。

>実家の渋柿を取りに行ったところ、柿の木の下に、かじりかけの柿がコロンと転がっていたそうで、多分猿がもいで食べたところ、渋くて不味かったので、放り投げて行ったのだろうと
> 「ぺッペッこんな不味いもん、喰えるか!」と言っている猿の顔、想像しました。

「さるかに合戦」思い出しました!(笑)
サルの被害も大きいと聞いたことがあります。渋柿ぶつけられないよう、お気をつけ下さい。

> 福島の方でも、(合わせ柿)ってありますか?
> ビニール袋に渋柿とドライアイスを入れて密封して置くと、一週間位で甘くなります。

合わせ柿は初めて聞きました。ドライアイスを入れるということは、軟らかく完熟させるということでしょうかね。
うちの地方では、干し柿の他に「樽抜き」といういい方をするのですが、密閉した容器やビニール袋に渋柿と焼酎(渋抜き用もあり)を入れて渋を抜きます。
検索してみると、両方Wikipediaに載ってますね。
いずれにしても、柿の木がこんなにたくさんある割には、みんなそれほど食べてない。ゆえに冬になっても記事の写真のような風景がよく見られることになります。




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