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N響メンバーによる珠玉の室内オーケストラ

2013年01月17日
「まほら」ニューイヤーコンサート2013
NHK交響楽団メンバーによる珠玉の室内オーケストラ
  2013年1月14日 三春交流館まほら

●プログラム
グリーグ:ホルベアの時代から より 前奏曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3集
 第1曲 イタリアーナ
 第2曲 宮廷のアリア
 第3曲 シチリアーナ
 第4曲 パッサカリア
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード 作品48
 第1楽章 ソナチネ形式の小品
 第2楽章 ワルツ
 第3楽章 エレジー
 第4楽章 フィナーレ
(アンコール)美しき青きドナウ、ラディツキー行進曲
●第1バイオリン・第2バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス(12名)

ニューイヤーコンサートとなれば、華やかで明るいプログラムが多かった、少なくとも私が足を運んだニューイヤーコンサートはそうですが、聴きなじみのある曲が多いとはいえ、今回はやや重め暗めかなという印象。
しかし自分は、そういう重め暗めの曲の方が好きなんだなあと思いました。

オーケストラよりはずっと少なく、弦楽四重奏よりは多く…弦楽12人編成。
すばらしかった、期待以上。バイオリンも素敵だったけれど、低音のコントラバスやチェロが入ることで、音楽に深みとスケールが…12人とは思えない迫力でした。

グリーグの「ホルベアの時代から」は前奏曲のみ、短い曲ですが華やかな中にも青空が広がるような、すっきりさわやか、プロローグにふさわしい。

バーバー「弦楽のためのアダージョ」は、映画や追悼の場で演奏される曲ですが、なんというか様々な感情が呼び起こされる。心が揺さぶられます曲ですね。
会場でも涙をぬぐう人を見ましたが、私は震災直後のN響北米公演の時を思い出していました。「がんばって下さい」といわれても、全く心に届いてこなかったあの頃、ただ寄り添ってくれる音楽はありがたかったな。
余韻を残しながら、響いては消え、響いては消えていくバイオリンの響き、弦楽のゆっくりした重奏の響きに引き込まれます。

レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3集」は、どんなだっけ?と一瞬…あああれか!…と(笑)
「シチリアーナ」を聴くと、名曲アルバムを思い出します。「パッサカリア」も聴く機会が多いですね。

チャイコフスキー「弦楽のためのセレナード」これも、ああ、あれ…ですね(笑)
それにしても12人の弦楽で、ここまで深い音を聴かせられると感動です。
ワルツは正月っぽい!(笑)

アンコールは、美しき青きドナウ、ラディツキー行進曲。
まんまウィーンフィルのニューイヤーコンサートではないかと思うでしょう?…そうだと、コンマスが言ってました(笑)
「美しき青きドナウ」は曲が始まったところで、ウィーンフィルみたいに拍手もらってみたいとか、またコンマスがおかしなことを(笑)…協力しましょう。
「ラディツキー行進曲」では、当然のように手拍子。締めくくりは楽しく。
とても満足のニューイヤーコンサートでした。

今回は400人ほどの小さなホール、木の質感がここちい。
記録的な大雪の中、空席が出てしまったのは残念でしたが、小さなホールはとてもいい雰囲気でした。

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