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福島のこの頃 大雪の日々

2013年01月20日
テレビのローカルニュースを見ていたら、福島に住む放射線の専門家が、最近訊かれることが多い質問は「子どもを雪遊びさせていいのかどうか」と話していました。
今現在、大気中に放射性物質はほとんど含まれていないため、空から降ってくる雪は安全だと考えている。
念のため空間線量が事故前と変わらない会津の雪と、福島、郡山など、各地の雪のサンプルを調べてみると変わらない(検出限界値という意味だと思います)
なので、安心して雪遊びをしていいとのことでした。
但し、放射性物質が濃縮しやすい雨樋の雪や泥のついた雪は避けて下さい。

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雪は水と同じ、放射性物質の遮蔽効果があります。
放射線モニタリング測定結果をリアルタイム配信している文科省のサイトで、月のグラフを見ると、1月13〜14日の大雪で、福島の空間放射線量ががくっと下がったことがわかります。

東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 文部科学省
全国及び福島県の空間線量測定結果(リアルタイム配信)
エリア選択-その地点の現在の空間放射線量-サイドからグラフ-月の表示

私の住む地点では、場所によりますが0.6〜0.3マイクロシーベルトくらい、それが半分くらいまで下がっていました。最も低い数値は0.04マイクロシーベルト、ここはもともと低いのでしょうが、こうなると事故前と全く同じです。
もとの線量次第ですが、福島で普通に人が住んでいる地域は、いずれも半分位に下がっているようです。
※学校や公共施設は、それ以前に除染が進んでいるので、ほとんど0.2マイクロシーベルト以下で雪が降っても変動は少ないです。

つまり現在の空間放射線は、地面からだということがわかります。
セシウムは土や泥に吸着し固定する傾向があります。一方で、日本は雨の多い気候、これは天然の除染効果もありますが、土も水によって流され、淀んだ適当なところでたまります。
松戸市で除染した公園の放射線量が上昇し、再除染したというニュースを見ましたが、どうしてもたまりやすい土地があるようで、それは福島でも同じです。

福島がチェルノブイリと違うのは、事故の内容だけでなく、雨が多く、流れに緩急のある川が多数あることなど、日本という土地や気候の特性です。
まだまだわからないいことだらけですが、一つずつでも少しずつでも事実を積み重ねていくことで、わかってくることが多いのではないかと思っています。

放射線量が上昇 公園を再除染(千葉県松戸市の公園) 1月15日 NHK

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