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コズミックフロント~「"宇宙の終わり"に迫れ」

2013年04月17日
ようやく見ました3/11放送のコズミックフロント、再放送も終わってしまいましたが、いや〜おもしろかった。
ほとんど宇宙物理学者村山斉博士の講義なんですが、こんなにわかりやすく「ダークマター」と「ダークエネルギー」を説明してくれるとは感激。
宇宙の起源と未来を探る最前線。

コズミック フロント~発見!驚異の大宇宙~ 
「"宇宙の終わり"に迫れ」

BSプレミアム  4月11日(木)午後10:00~11:00
先月、パリにあるヨーロッパ宇宙機関の本部で驚くべき発表があった。「宇宙の年齢が変わった」というのだ。探査機「プランク」が、宇宙のすべての方角から今も届くビッグバンの光をとらえ、詳しく分析した結果、宇宙はこれまで考えられていたより約8千万年、年をとっており、「138億歳」であると発表された。それだけではなく、プランクのデータには宇宙の将来を解き明かす重要な手がかりも隠されていた。それは宇宙に存在する物質とエネルギーの詳細な比率だ。

現在、多くの科学者たちは宇宙にはいずれ終わりが訪れると考えており、これまでに主に3つのシナリオが考えられてきた。

1つめのシナリオは、宇宙に存在する無数の天体などの重力によって、いずれ宇宙は収縮し一点につぶれてしまう、というもの。言わば宇宙が始まったビッグバンの状態に逆戻りしてしまうというシナリオだ。

2つめは、宇宙は永久に膨張し続け、やがてエネルギーや物質の密度が低下して絶対零度にまで凍りついてしまう、というシナリオ。

3つめは、さらに激しく宇宙が急激に膨張し、素粒子レベルにまで引き裂かれて破裂してしまう、というシナリオだ。

こうしたとてつもない、しかし科学的な予測を、いま世界中の科学者がプランクの観測結果をはじめとする最新の手法を使って明らかにしようとしている。宇宙はこれからどうなっていくのか? 不思議とロマンに満ちた究極の謎に、日本を代表する物理学者・村山斉さん(東京大学)の案内で迫る。


最新の分析結果では、私たちの宇宙の年齢は 「138億年」らしい。これまで考えられていたより「8000万年」も年取っていたことが判明したらしい。
だからとって、私たちの生活にはなんの影響もないっちゃないんですが(汗)

宇宙がビッグバンで始まり、膨張して今があることはわかっていますが、では将来宇宙はどうなっていくのか?
膨張したのならいずれ収縮していくというのが、ちょっと前までの定説でした。重力が支配する私たちの宇宙は、いずれ重力が集約していき、巨大なブラックホールのようになるという「ビッグクランチ説」
ところが、いずれ収縮すると考えられていた宇宙は、最新の観測結果では加速しながら膨張を続けている。すべてを引き離す反発力「ダークエネルギー」の存在があるらしい。ということで「ビッグクランチ説」はほぼないだろうと。

ビッグバンによってバラバラになった物質から、星や生命が誕生するには、現在確認できている物質だけでは密度が足りない(物質が薄すぎて集まらない)。
また物質が押し合う力(密度)がなければ、回転している銀河系も太陽系も遠心力ではばらばらになってしまう。目に見えない別の物質と重力がなければならないことがわかった。私たちはまだ確認していないけれど、見えないが必ずあるはずの物質「ダークマター」の存在。

ビッグバンで始まった宇宙は、ダークマターの重力がによってある程度つなぎとめられていたが、あるところからそれまで少ない割合だった「ダークエネルギー」が優勢になり、膨張は加速していくらしい。
このままでいくと、物質が拡散し星も誕生しない。冷えてすべて死に絶えた絶対零度の世界「ビッグフリーズ」。
または…ダークエネルギーが加速度的に増え、すべてが素粒子レベルまでバラバラになり、物質として存在できない「ビッグリップ」
…いずれかになるだろう。
現在はこの2つの説が有力らしい。

138億年前の宇宙と、早くとも数百億年後に起きるかもしれない宇宙の姿に仮説をたて、立証するプロジェクト。
人間の寿命は一瞬にも満たないわけですが、よくやるなあ(笑)

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サイエンス・ネイチャー | Comments(0) | Trackback(0)
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