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横尾忠則ポスター展

2013年05月08日
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横尾忠則ポスター展
2013年4月20日(土)~6月16日(日)
福島県立美術館
横尾忠則(1936年、兵庫県生まれ)は、第一線で活躍するグラフィック・デザイナー、美術家です。織物の町、兵庫県西脇市に生まれ育った横尾は、高校生時代からポスターを作り始め、地元で注目を集めていました。しかし本格的にデザイナーの道を歩み始めるのは、1960年に上京してからです。舞踏家・土方巽、劇団状況劇場の唐十郎、天井桟敷の寺山修司、そして作家・三島由紀夫などとの出会いから生まれた、独特なイラストとデザイン感覚にあふれるポスターは、たちまち若い世代の支持を集め、大衆文化を代表する寵児となりました。
 その後、デザイナーとしての仕事は、ポスターからイラストレーション、ブックデザインなどさまざまな印刷メディアへと展開し、さらに絵画や版画、映画といった芸術分野にまで広がっていきました。マルチな才能は留まるところを知りません。
 今回の展覧会では、このように広範囲にわたる横尾忠則の仕事の中でも、出発点として常に彼の創作活動の中心にあったポスターに焦点をあてます。1950年代の初期作品から最新作ポスター、原画や色指定紙等の資料も含め約400点を展示し、その原点と全体像をご覧いただきます。


所詮ポスター、印刷じゃないか…と思っていると、いやはやすごいボリューム。もっとたくさんあるんでしょうが(汗)
横尾の、なんと高校生時代の文化祭ポスターから、そして近年に至るまでのポスターを網羅です。戦後すぐからのグラフィックデザイナーとしての歴史…当時はグラフィックデザイナーという言葉ないんだろうなあ(笑)
横尾の歩みがそのまま印刷の歴史でもある所がおもしろかったです。

印刷を知っている方はご存知だと思いますが、1950〜60年代はポスターの多くがシルクスクリーンで、色も2〜3色くらい。写真もありません。それがオフセット印刷の代わってきますが、色はせいぜい3色くらい(赤、青、黒とか)
時代が進むにつれ、そこに写真も入りますがモノクロ。
やがてカラーになりますが、大判のポスターだとまだシルクスクリーンなんですね。枚数が少ないと、シルクの方が経済的だったのかな?そして70年代頃はほぼフルカラーの時代に。

1990年代頃まではまだ版下なんですね。版下と色指定も展示、まじまじと見てしまいましたよ。横尾で多く用いられるグラデーションも、版下に色指定、色校正とか何回もやったんだろうなあ、細かく指定してそう、大変だったろうなと思います。

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横尾忠則《腰巻お仙(劇団状況劇場)》1966年 

横尾忠則…といえば、こんなアングラ〜あやし〜ドロドロ〜(汗)
という刷り込みをされている世代ですが、というか、そういう個性的なグラフィックデザイナーという取り上げ方が多かったのでしょう。
アングラでは、空間恐怖か曼荼羅か?というくらい混沌としてますね 。

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しかし、歌謡曲の演奏会、百貨店ポスター、出版関係など、メジャーな仕事もたくさんしてたんですね。
余白を生かした、当時としてはかなりモダンなデザインも多いです。といっても、やっぱり個性的、浅丘ルリ子もこんなになっていいのか?(汗)

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ジュリー、若い!美しい〜!
しかし、クライアントがメジャーであれ、有名人であれ、任侠であれ、どんなオーダーも「横尾忠則的」なのはさすがです(笑)

30代で大病、インドとの出会い、ここでより個性が確立していった感じか。
1980年代でしたっけ、画家宣言をしたのは?そのあともグラフィックデザインの仕事はしてたんですね。

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タカラヅカ〜

そういえば、唐突にGLAYのポスターがありましたが、たしかメンバーの誰かが印刷会社にいた…だからかな?かっこいいポスターでした。
この頃になると印刷はほぼデータ化しているはず、アシスタントがいるのでは?しかし、CG使おうと何しようと、どこもかしこも横尾忠則、やっぱり横尾忠則ですね。

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