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最近のドキュメンタリーから(2013.8.26)

2013年08月26日
SWITCHインタビュー 達人達 「宮崎駿×半藤一利」
Eテレ 8月3日(土)午後10時00分~午後11時00分
零戦の設計者という実在の人物を主人公に、初めてリアリズムに挑んだ映画監督・宮崎駿と、歴史探偵・半藤一利。二人が読み解く「昭和」、現代に投げかけるメッセージとは?
子ども向けファンタジーに徹してきた宮崎駿(72)が、初めて戦争のただ中に生きた人々を描いた「風立ちぬ」。この映画をどうしても見せたかったのが、近現代史の裏表を知り抜く作家・半藤一利(83)だった。半藤が独自の視点で読み解く「宮崎版昭和史」とは? 今、昭和に向きあう意味とは? 声優のプロを起用しない理由から、トトロ誕生秘話まで、宮崎を「久々に出会う天才」という半藤が、その創作の秘密に迫る1時間。


宮崎監督の告白…という側面もさることながら、半藤一利さんの鋭さに舌を巻く。
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NHKスペシャル 緒方貞子 戦争が終わらない この世界で
2013年8月17日(土) 午後9時00分~10時29分
緒方貞子さん、85歳。1991年から10年に渡って国連の難民救済機関UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のトップを務め、“戦争が生み出した弱者”である難民を救うため、世界を駆け回った。
難民一人一人の声に耳を傾け、一人でも多くの命を救うために、前例にとらわれない決断を次々と下していった。
人道支援の歴史を変えたとも言われる、大胆かつ勇気ある行動と決断
。 そこには、これまで明かされることのなかった、緒方さん自身の、幼少期からの戦争を巡る経験や、人生の節目節目での意外な人々との出会いも、大きく影響していた。
緒方さんが果たした難民高等弁務官としての業績と知られざる人生を、ドラマとドキュメンタリーを織り交ぜながら、壮大なスケールで描いていく。


報道で見るようになってからの緒方さんは、すでに高い地位にいたので気がつきませんでしたが、名家と認められる家に生まれ、高い教養を身につけていたとはいえ、日本人女性が1960年代に国連で活動し、国連難民高等弁務官として英断を下す、やはりすごいことですね。
困難な状況で、自分が何をすべきかを見失わずいる強さにただ感服しました。
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NHKスペシャル 僕はなぜ止められなかったのか?~いじめ自殺・元同級生の告白~
2013年8月25日(日) 午後9時00分~9時49分
再放送/2013年8月29日(木)午前0時40分~1時29分(28日深夜)
14歳のとき、“相棒”と呼び合った友だちから「今までありがとう。さようなら。」というメールを受け取った少年がいる。その友だち・篠原真矢(まさや)くんは、 自分や友だちがいじめられていることを苦にし、少年にメールを送った直後、自ら命を絶った。
少年は、「なぜ何もできなかったのか」と悔やむ気持ちを抱えながら、3年たった今も、月命日には必ず真矢くんの両親のもとを訪ね続けている。
いじめは、被害者だけでなく“傍観者”にも時として大きな心の傷を残す。番組では、少年が「何もできなかった訳」をドラマで掘り下げながら、その悔いをなんとか軽くしてやろうと言葉を探す父親との交流の夏をドキュメントで追う。


なす術もなく、親友を死なせてしまった悔いを、少年は乗り越えることができるのだろうか?
3年経った今も、月命日には亡くなった友人の家に泊まりに行く…両親との交流が切なく、そして限りなくあたたかい。誰にでもはあてはまらないけれど、こんな関係もあるのですね。

亡くなった人を思う時、ふと思い出す本がオースン・スコット・カード「死者の代弁者」。今年映画化が決まった「エンダーのゲーム」の続編です。
戦闘シーンなどいかにもSFらしい「エンダーのゲーム」とはまったく毛色の違う続編は、地味ではあるけれど「エンダーのゲーム」以上に好きな作品です。
宇宙を巡りながら、死者の物語を残された人々に語る「死者の代弁者」となったエンダー。傍観者であり、死者を「供養」するような仕事だろうか。
そうはいっても、それは生きている者の自己満足ににすぎないのかもしれませんが。

死者の代弁者〈上〉死者の代弁者〈上〉
(1990/09)
オースン・スコット・カード

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