花かつみ

2014年05月26日


みちのくのあさかのぬまの花かつみかつ見る人に恋やわたらん
古今和歌集 詠み人知らず

花かつみは古くから歌に詠まれてきましたが、どの花をさすのか複数の説があるそうです。福島県郡山市では、ヒメジャガ(姫射干、姫著莪)を「花かつみ」として市の花にしています。
「みちのく(東北)のあさかのぬま(安積沼)」とは、郡山市日和田町にあった古代湖(大きな沼)をさしているらしい。
関係ないですが、震災で地盤が堅いと想定されていた福島県で、郡山市の建物被害が突出して多かったのは、街がかつての古代湖の上にあり、地盤が不安定でだったからと言われています。(当時は沿岸の被害が大きくて、ニュースは埋もれていましたが)

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アヤメ科のヒメジャガは、花が5cmくらい、草丈も20〜30cmくらい、小さなアヤメという感じです。
環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)。昔は広く山地に自生していたそうですが、自生に限っていえば、これまで私は一度しか見ていません。

写真は、郡山市の安積山公園で保護されているヒメシャガ。
花の盛りは過ぎていると思いましたが、寄ってみてよかった。まだ咲いてました。
幻の花「花かつみ」の里安積山


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