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ロシアの心 ミュージアムコンサート

2009年11月17日
美術館のミュージアムコンサートに行って来ました。
現在開催中の企画展「忘れえぬロシア 国立トレチャコフ美術館展」に合わせ、ロシア音楽をライフワークにしているバス歌手、岸本力さん(二期会会員)の歌です。
伴奏はギター1本のみ、シンプルに歌い上げるロシア民謡など、生歌はいいですね。
会場は、音の響きがいい美術館の階段ホールをつかって、限定200席。
人気で定員オーバー、抽選になったようです。

ステンカ・ラージン
トロイカ
一週間
ヴォルガの舟歌
モスクワ郊外の夕べ
悲しき天使
黒い瞳 他

(アンコール)
百万本のバラ
ともしび
カチューシャ

私の世代だと、音楽の授業でトロイカやカチューシャを歌いましたが、会場につめかけた観客のほとんどが、50代後半以上、つまり昭和30年代に、歌声喫茶ブームでロシア民謡に親しんだ年代の方たちのようでした。

一般的にロシア民謡と呼ばれる、日本で親しまれたロシアの音楽は、実は、帝政ロシア時代以前の古謡、ロシア革命時代、ロシアジプシー、戦後の歌謡曲(流行歌)などに分けられるようです。
「黒い瞳」のように、どんどんテンポが速く盛り上がって行く曲はジプシー、「百万本のバラ」は戦後の歌謡曲になるようです。
曲名で検索するといろいろわかると思います。

岸本力さんは、よくしゃべる大阪のオッサンで、楽しかったです。
ロシア音楽との出会いは、芸大時代の音楽教育がドイツとイタリアの音楽が中心で、どうしてもなじめず落ち込んでいたとき、偶然聴いたのがきっかけ、土の匂い、もの悲しい響き、それが自分がやりたかった音楽だとわかったそうです。
大学ではのロシア音楽を教える教師はなく、ロシア語を勉強することからはじめ、ほとんど独学だったと推察されます。
なかなかいいエピソードでした。
そんな風に、自分にぴったりフィットするものに出会えたのは幸せですね。

町中から少し離れた山あいの美術館は真っ暗、しーんとしています。
深く豊かに、「朗々と響く…」とはこんな感じでしょうか。

(おまけ)
帰宅して、録画をしていたフィギュアスケート、スケート・アメリカを見ていたら、アメリカのブラッドレイ選手が「黒い瞳」で演技、スケートファンにとってはおなじみの曲ですね。
「カリンカ」は、今季ロシアのボロデュリン選手が使用、ロシアの音楽はフィギュアスケートではよく登場しますね。


郡山市立美術館
忘れえぬロシア 国立トレチャコフ美術館展
2009-10.24~12.13
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/index.html

肝心の企画展をまだ見てない私(汗)
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