ジャパンオープン2014

2014年10月08日
今年も行ってきましたジャパンオープン。
内容がいいにこしたことないですが、まずはお披露目という観戦のスタンスは変わらず。

フィギュアスケート ジャパンオープン2014(Japan Open 2014)
リザルト 
Men FS 

ジェフ
スクリャービンの「ピアノ協奏曲嬰ヘ短調作品20」、この曲は聴いたことが…テッサたちのFDですね。
美しい音楽表現はさすがでしたが、ジェフ比で珍しくミスを連発、クワドや3Aなしで、3+3も決まらないとなると、テクニカルはこうなってしまうか…。
ジェフ比でスケートがいつものスピードや流れがなかったような、それがジャンプミスにつながったように感じます。

無良君
彼はもうコンペが始まってますからね。4Tの1本目はきれいに決まりましたが、2本目は残念、3Aはすごい高さ!
冒頭の振りから物語の世界ができていて、ぐっと引き込まれます。ジャンプありきで雰囲気作りは大味だった頃とは別人、今季のプログラムの評判はそういう表現に由来していると思う。
背中で演技もできるようになったんだなと〜。上半身、腕の使い方も丁寧、タメもうまくなりました。気になっていたリンクの使い方もきれいになったような気がします。
スケーティングに定評のある選手ばかりの中、大健闘。ステップはここ数シーズンすごく良くなってます。あとはスピンですかね。
衣装も素敵、ボーカルの分量もこれくらいがいいですね。
欲を言えば、ラストのコレオに激しさ、強さがもう少しあれば、より無良君らしい、無良君にしかできないパワーのファントムになるのでは。

トマシュ
競技プロを滑っていることに胸アツ…
冒頭の4Tがなんとか決まった!と思ったのですが回転不足だったんですね。
あちこち危なかったし、見た目は悪くないのですが、ルール改正の影響もあるのかレベルがとれていないところも多かったのは残念でした。
後半の3Aはきれいに決まりました。
スケートは切れ味いい、トマシュらしいカッコよさがあふれていて、ああ、やっぱり素敵なスケーターだなと思います。

パトちゃん
まあその…別格の内容でした!(笑)
これを見られただけでも来て良かったと思うくらい。
ミスはありますが、休養シーズンにここまでできてしまうことがすごい。パーフェクトなら200点超えでしょうか。
スケートのうまさを見せるプログラムが、ショパンの「革命」などインパクトのある曲で、さらに印象に残るプログラムになったような感じ。スピードと緩急、ピアノのこぼれ落ちるような音の拾い方も憎いくらいうまい。
休養シーズンだからリラックスしてできた演技かもしれないですが、とにかくすごかったです。
文句はただ一つ…衣装が江戸の職人さんみたいで…(汗)

こづ
ミスも多いし、いつものスケートではなかった…と思う。まさかコレオで転倒とは…どこか痛めているのかと心配になりましたが、体調が良くなかったという。今回の演技はしょうがない、リセットしましょう!
衣装は適度に華やかで、シャツの開きもいいバランス、こづの品のよさにぴったり。だぶだぶがいやだったんですが、今回は細身!いいですいいです、85点位あげてもいい(私としてはかなり高評価)
ボッチェッリのボーカル入りのフリー、プログラムはこづ似合うと思いますが、ちょっとボーカルのウェイトが大きすぎるような、目立ちすぎるような…ボーカル半分くらいにして欲しい、あるいはもう少し音量下げてと思ってしまう。主役はこづですからね。
私は見ていませんが、TVで見るとまた違うかもしれません。
汗拭くばかりのキスクラが切ない…こんな日もあります、がんばろ!

ハビ
今回はウィルソンが帯同してます。
セビリアの理髪師…まずオマエがヒゲ剃れや〜(汗)
4T余裕〜、3S+3Tは4Sの予定でしょうか?いいとこもたくさんあるんですが、ミスも多かった〜。なんとスピン2つがノーカンという(汗)今季ルール改正でスピンのレベル取りが変わってしまったからではないかと友人。
今の時点で未完成なのは、まあ問題ないでしょう。
プログラムそのものは「勝てるプログラム」という印象。そして明るくて華やかでユーモアもある、ハビにぴったりです。(これをオリンピックに持ってくれば良かったのに…)衣装もいいですよね。


Ladies FS
女子は衣装が華やかだなあ!
6分間練習前、ジャッジ紹介の間、6人の選手がリンクサイドに並んでいましたが、これから格闘技かっていうプロレスのリングサイドみたいで…(汗)、アップや集中を高めている様子がいろいろでおもしろかったです。
なかでもポゴリラヤはシコ踏んでるように見えて(笑)

ポゴリラヤ
いきなりポゴリラヤ…豪華や!
「火の鳥」は、色っぽいけれどぎりぎりで拒否されるようなクールな彼女の雰囲気が…、人じゃない感じが火の鳥にぴったり。
しなやかな腕は炎が燃えるよう。中盤のスローパートの曲調がちょっと違和感があるんですが、火の鳥らしい火の鳥だと感じました。
トップバッターからいい点でました!シコのおかげ!(笑)

未来ちゃん
見た目の印象より、回転不足とかいろいろ引かれちゃうだろうな…というのがわかりました。未来ちゃんによくあるパターン(汗)
3+3<、スピンでも落としてしまったのがもったいなかった。やはりスピンのレベル対応に時間がかかるのか。
のびのび滑っていたのは良かった。

宮原さん
「ミス・サイゴン」当たりプロだと思います。
小柄な体が、リンクではどんどん大きく見えるようになって来ましたよね。
ジャンプがおもしろいように決まって行く。ジャンプの後にこらえるようなこともなく振付けにつながっていく。つなぎも上半身を大きく使えてます。
まだ控えめだとは思うけれど目線の使い方、表情、首の傾け方なんかも…パフォーマンス的にもすごく良くなってます。
すべて加点がつく内容、気がつけばPB更新…納得。

ラジオノワ
すばらしかった!勢い、輝いているというのはこういうことですね〜。
3Lz+3Tほか、エレメンツはは全て加点がつく内容。ジャンプは、降りた時にちょっと腰が落ちてこらえる…という少しだけ欠点があるのですが、しっかり回転し、前後に複雑なステップやターンが入る。エレガントな腕の使い方もいい。畳み掛けるように、つなぎの動作が入って、流れが途切れない。
まだジュニアっぽさはあるし、シニアの表現力に比べたらそこまで及ばないかもとは思いますが…このへんの密度が加点に大きく貢献しているのでは。
宮原さんもそうですが、スピン、ステップ全てレベル4、ここも大事。高得点は、一つ一つ細かいことの積み重ねの結果だと思う。
身長伸びたっつうか、足長くなりました。よかった横に大きくならなくて…と、ファンは皆思ったはず(汗)

アシュリー
冒頭の3Fは迫力ありましたが、あとはミスが続きました。回転足りない、2フットかなというのが見ていてわかりました。スピンン取りこぼしなど、スコアはマイナスだらけ、残念ですが、これではテクニカルは伸びない(汗)
会場で見ていて、音量のせいかもしれないですが、曲がうるさく感じました。曲調の変化もボーカルの位置もざっくりした感じで、盛り込み過ぎかもしれない。
アシュリーらしい華やかさ迫力はありましたが、曲のスピード感について行くためか漕いでいるところも多かったように感じました。
PCSで伸びなかったのは、そのあたりもあるのでは?一つ一つクリアするしかないですね。

カナコ
衣装は、ダイスケオペラ座の女の子バージョンという感じ。
クリスティーヌではなくファントムを演じるプログラム。ファントムの妖しいボーカルから、華やかな舞踏会、ファントムの怒り、慟哭、大団円という流れ。
エレメンツはいいところもればミスもあり、テクニカルはこの通りかな。精度を高めていくということでいいのですが、ルッツ外しているんですね。あとはエッジジャンプの足の振り上げがまた大きくなったようで気がかり、緊張のせいか?
プログラムについてはどうかな…カナコもアシュリーと同じように盛り込み過ぎのよう感じました。
無良君が冒頭の振りから物語の世界を作ることに成功していますが、カナコの場合、ジャンプへの緊張感があり、ファントムのボーカルを表現するまで余裕がないのでは?
妖しさと華やかさ、怒り、これらをメリハリつけて表現できてくれば印象も変わりそう。

シーズンはじめのイベントですから、内容が良くなくても気にしなくていいと思います。
結果は平均的によかった欧州が、久々に優勝。
ポゴリラヤが賞金もらえて良かった、ロシアは仕分けが入っていると思うので(汗)
インタビューのラジオノワが、興奮そのままにしゃべりまくる(笑)感情のままに自分のことをこうした場面で、遠慮なく話せる、スターだからか、国民性か?
表彰式で宮原さんがハグに戸惑いこまっている、終始シャイな宮原さん、同世代のラジオノワとはずいぶん違う。

コーチ陣を眺めるのも楽しみの一つ。
ラファエル、ザカライセク、ウィルソン…北米のコーチは皆ラフなスタイルですが…
マチコ先生は毛皮!10月初めから毛皮!

そういえばニコライはどうしているのだろう?振付の仕事はしてるらしいですが、休養(?)っぽい…らしい?と友人。
「休養」か…ニコライの休養なんて信用できない、休養とは水面下「営業」のことではないだろうか?
今日も実は来ていて、バックヤードで営業してたりして…と、出入り口付近に目をこらしましたが、見えませんでした(来てない来てない…)
今年のジャパンオープンは空席が…という記事がありました。
それなりに人は多く、アリーナや前の方の席は埋まってましたが、後方の席はだいぶ空いていました。
まあでも大きな会場ですし、スカスカではないですし…昨年は特別、オリンピックシーズンで完売に近かったと思いますが、例年間際までチケットがあるイベントなので、こんな感じだと思いますよ。

会場でHIROTAのシュークリーム売ればいいのに…とみんな口々に言う。売ってたら絶対買います!(笑)
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Comment
まったり観戦
ご心配頂いてしまいましたが地上波すぐ見ました。
Sportsnaviも後で見たらJO(フィギュアの方ね)実況やっていたみたいな痕跡があるのだけど、私がサイト覗いた時は気配もなかったので錦織くんの実況見てハラハラドキドキしてました(笑)。

トマシュはフリーのリベンジに来てくれたんですね。
欲を言えばきりがないけど破綻しない演技で締めくくってくれてよかったです。
XOIにも来てくれないかしら。大歓迎なんだけど…。

ジェフは当時良演技に衝撃を受けたので何となく記憶にあるのですが、2年前かな?新プロ作ってきたときの曲ですよね。
試合用の体力づくりまではしないだろうから、そろそろコンペプロはきつくなってきたのかもしれないと思いながら見ました。
パトチャンは本当に素晴らしかったんだけど、テレビだとよく見えるから衣装が気になって完全にうっとりするには至らず何だか悔しい(私が・笑)。

あと複数クワド時代突入と言っていいと思う今逆行しているように思われるかもしれないけど、スケーティング巧者はクワド1本でつなぎ満載のプログラムの方が私は好きかもってパトチャンの演技で改めて思ってしまいました。
もちろん上位を狙うには複数クワドなんだろうけど、女子もそうだけどジャンプ構成が凄いからってそのPCSはないんじゃない?って一部選手にちょっと思っちゃうんだよねー。

無良くんは手袋忘れたのでしょうか。ファントムはとても合ってると思うし、あの手袋は仮面を連想させたりいろいろ演出効果抜群だと思ったので復活希望します。
こづはさすがにここまで乱れると歌も邪魔に感じちゃうし、FOIで見たときはよさそうな気がしたけど仕上がって来ないと何とも言えないです。

女子は個人的には知子ちゃんが一番良かった。最近は現地観戦した時感情が伝わってくる演技を観て応援するようになるパターンがほとんどなんだけど、久々にテレビ観戦でその感情を味わいました。
JOって男子はここで良演技するとかえって後半失速することが多いけど、女子は今季を占う指標になる気がしているので、知子ちゃん期待できるんじゃないかなと思っています。
というか「頑張れ!新エース佳菜子!!」

佳菜子ちゃんはなんでファントムなのかと思っていたら、SPがクリスティーヌでセットになっているんですってね。
一人オペラ座の怪人の完成を楽しみに待つことにします。
アメリカ女子は残念だったけど、上記したようにPCSは彼女たちの方が明らかに高くていいのに、とプロトコルを見て思いました。

観客数はチケ売りには苦労したようだけど、8千人も入ったなら結果的には十分なのではないでしょうか。
実際代々木以外の他会場なら満員どころかチケット買えない人が出るくらいの人数だし、広いんだからもっと値段設定を細かくして手ごろな値段の席とか作れば気軽に足を運べるかもしれないです。

あとは正式ジャッジがいるとはいえどちらかというとショーに近い感じの試合だし、出場者が決まっていない段階でのチケット発売はやらない方がいいと思う。
とにかくこれから本格シーズンに向けて、JOで良かった選手はこのまま突っ走ってほしいし、残念だった選手は調子上げていってほしいです。
>春紅葉さん
そちらでは放送はすぐなので、いいですよね。
トマシュは、いい時の輝きというか、会心の演技ではないけれど、良くなかった時のことを思い出させないとでもいいましょうか、楽しく観戦できました。
ダイスケとショーで共演してほしいですね。
ジェフは、そうですね、現役離れてここまでできるのはすごいんですが、やはり難度の高い技となると難しくなってきたのかもしれません。
なんて言ってると、来年ものすごく攻めて来たりして(笑)

パトちゃん、素晴らしかったです、衣装以外は(笑)
なんであーなんでしょうか?
クワド複数投入時代になって来て、その上高難度のジャンプを後半…となってくると、どうしてもジャンプのためのプログラムになりがちで、それはつまらないですね。まあその上ですごいつなぎができる選手も出てくるのでしょうが。
程度の問題でもありますが、ジャンプの難度がPCSにあまりに直接影響してしまうのはね〜。採点競技の難しいとこでもありますね。

無良君のファントムは、動画でみてましたが、生でみてますます気に入りました。
こづはここまでだめだとPCSまで影響避けられないですね。ただ体調が悪かったという原因がわかっているのであれば、あまり心配ないんじゃないかと思います。

宮原さんは、これまで見た中で一番でした。
カナコのファントムは、正直ピンとこなかったです。目指すところはこれからなのかもしれません。それと日本女子一番手を引き受けなければならない立場ですが、ちょっと及び腰な感じが心配なんですよね。無欲な子ですから。
アシュリーは見た目には破綻していないけれど、かなりミスがありましたからしょうがないですね。あとプログラムですが、私には微妙で、PCSはミス多さも加わり、結果低かったと納得しています。まだ雑然としているんでしょうね。

NHK杯はチケット取れず、全日本も大変そうで、たまアリでやれば?と思ってしまいますね(笑)
ジャパンオープンは、私には行きやすいところなんで、なんだかんだいいつつ毎年来てますが、今年はチケットが実質値上がり、他のショーもですが、高過ぎですよね。

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