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諸橋近代美術館 15周年記念 Episodo15~コレクションの軌跡~展

2014年10月19日
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諸橋近代美術館 
15周年記念 Episodo15~コレクションの軌跡~展
2014年7月5日(土)~2014年11月30日(日)
■偶然の出会いからはじまったダリ・コレクション
諸橋近代美術館は、サルバドール・ダリ(1904~1989)の作品339点を中心とした西洋近代の作品403点を所蔵しています。このコレクションは創立者である諸橋廷蔵がダリの作品と出会い、感動し、個人的に収集をはじめたことからスタートしました。その後、「多くの方により身近に西洋近代美術を楽しみ、感動していただきたい」という理念のもと国立公園内での美術館設立の構想を立ち上げ、コレクションのより一層の充実に力を入れていきます。
本展では当館の開館15周年を記念して、作品収集の発端となった諸橋廷蔵のダリ作品との出会いから作品購入時のエピソード、美術館設立に向けての情熱を紹介し、当館コレクションの軌跡を辿ります。


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諸橋近代美術館が開館して15年、ダリの彫刻がまとめて見られる美術館が、裏磐梯の国立公園にできたと開館当時話題になりました。
…あれから15年、早いよう長いような。
ダリのコレクションもすばらしいですが、毎年春は新収蔵作品を楽しみにしていました。今回の15年を振り返る展示は、コレクションが増えていく歴史でもありますね。
ああ、これがお披露目になった時は、5月の新緑の季節だったとか、この時は母ときたっけ、シャガールの赤は新鮮だったな、このピカソはこれでいのか?(汗)…などなど、結構いろいろおぼえているのものだなと感じました。

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ポール・セザンヌ「林間の空地」(1867)

セザンヌは静物画より風景画が好きです。この作品は有名な山のモチーフではないし、緑濃い森の一角を描いた地味な作品ですが、展示してあると必ず立ち止まってしまいます。
この美術館の周辺は豊かな自然に囲まれた、それこそ本物緑の森にあふえれているわけですが、その中にあっても、このセザンヌの森には強くひかれます。

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アルフレッド・シスレー「積み藁」(1895)

この作品を初めて見たのは、初公開の年の5月の連休、新緑の美しい季節だったと思う。作品を前にした時、その日ドライブしてきたまぶしい日差しが、そのまま描かれているようで、不思議な感じがしました。

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ヴィンセント・ファン・ゴッホ「座る農婦」(1884-1885)

ゴッホの作品の中でも地味な作品だと思います。
ただ、敬虔なクリスチャンで貧しい人とともにいたゴッホにとって、農婦はマリアだと思う。そう思うと農婦を描いたいずれの作品も、ないがしろにできない心のこもった作品に見えてきます。

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この日は雨、台風が近づいてきていました。
現在、彫刻作品の展示室は撮影可、これはうれしい。彫刻は角度によっていろいろ見え方が変わるので、ちょっと写真に撮っておけると記憶に残るんですよね。


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