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秋の山道

2014年10月31日


秋山の黄葉(もみぢ)を茂み惑ひぬる妹を求めむ山道知らずも
柿本人麻呂 万葉集

秋の山のもみぢがあまりに繁っていて、妻をさがそうにも山道もわからない。
柿本人麻呂が亡くなった妻を思い詠んだ歌。

古代の日本では、亡くなった人の魂は高いところへ昇り、山の頂きなどから見守っていると信じられていたそうです。
現実の山中には死者の霊が集まる「他界」があるという。これを「山中他界観」といい、のちに仏教の影響を受け、山岳信仰につながっていったそうです。

写真に合いそうな和歌を選んでいただけなのですが、「山中他界観」なんて深いところにたどり着くとはね…。

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