福島のこのごろ 選挙と道路と廃炉処理 

2014年12月06日
自民党・安倍総裁と民主党・海江田代表が県内で第一声(2014年12月3日 福島民友ニュース)
衆院選が公示された2日、県内で第一声を上げた自民党総裁の安倍晋三首相と民主党の海江田万里代表。
海江田代表・30年代に原発ゼロ
 海江田代表は、双葉郡などから多くの避難住民を受け入れているいわき市のJRいわき駅前で第一声に臨み、原発再稼働を進める安倍政権を批判した。
 「今の安倍政権はまるで事故がなかったかのような振る舞いだ」と拳を振り上げた。民主が公約に掲げる2030年代までの原発稼働ゼロを訴えた。熱弁を振るった約12分間のうち、原子力政策に割いたのは約2分30秒。福島市のJR福島駅前でも街頭演説したが、具体的な復興政策には踏み込まなかった。


今回の衆院選のわかりにくさときたら…
自民党は、原発ありきが前提なのか原発政策への言及はなく。民主党ですら原発が争点でないことをわかっているのだろう。
では?福島県で第一声といっても何しにきたのかわからないではないか?と思うわけ(汗)
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海洋汚染、収束せず 福島第一 本紙調査でセシウム検出 東京新聞 2014年12月1日
東京電力福島第一原発至近の海で、本紙は放射能汚染の状況を調べ、専用港の出入り口などで海水に溶けた状態の放射性セシウムを検出した。事故発生当初よりは格段に低い濃度だが、外洋への汚染が続く状況がはっきりした。一方、東電は精度の低い海水測定をしていながら、「検出せず」を強調する。事故当事者としての責任を果たしているのかどうか疑問がある。

震災と原発事故についてさまざまな考え方があると思いますが、私は福島に住み、福島で穫れた産品を食べることに、心配はしていません。(今の検査体制であれば、農産物も海産物もです)
また、汚染されたがれきの処理をどこでどうするかは、協議が難航していますが、いずれは決めなくてはならないし、決着すると思う。

しかし廃炉処理と汚染水問題に関しては、見えないことばかりです。わからないことが多いとはいえ、行き当たりばったり、その場しのぎも対応も多いように見えます。
作業員の安全もはからなくてなりませんし、いったいどうなっていくのか?
記事は海洋汚染について。事故当時のような汚染はない、海水で希釈されて安全だと言われても、今も汚染が続いているのは事実。
また海にもホットスポットがあることが、だんだんとわかってきました。
安倍首相はいったい何をもって「汚染水がコントロールされている」などと言えるのだろう?
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宮城県知事 「指定廃棄物 福島県に集約を」12月4日NHK
宮城県の村井知事は、福島県の内堀知事と4日、初めて会談し、放射性物質を含む指定廃棄物を福島県に集約して処理するよう国に働きかけていることを明らかにし理解を求めました。

気持ちはわかるがそれは無理!…と言いたいですねえ。
もっと感情的になれば…福島はゴミ捨て場か!?となるかも。
福島県は福島県の廃棄物がありますし、廃炉処理で膨大な作業が待っています、受け入れは困難なのでは?また県外の廃棄物の汚染レベルなら、各地域で安全に処理できると思うのですが。
それと、こういう言い方は気に障るかもしれませんが、邪魔なものを遠ざけ見なかったことにするのではなく、これを機会に、放射能汚染や原発のあり方について学ぶ機会としてほしいです。

使い古されたネタですが、
「電気を使う快適な暮らしをしたいのなら原発はしょうがない」とか
「原発は賛成だが、自分ちの前に建設されるのはいやだ」とか
「原発が安全なら東京に作ればいい」とか
「放射脳」とか「再生可能エネルギー」とか
このあたりから、身近で、簡単なところからでも、今一度考えてほしいです。

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常磐道3月1日全線開通 首相明言「復興の起爆剤」 2014/12/03福島民報
常磐自動車道の常磐富岡-浪江インターチェンジ(IC)間(延長14・3キロ)は来年3月1日に供用開始となる。三郷(埼玉県)-亘理IC(宮城県)間の全線が開通する。
常磐富岡-相馬IC間は平成23年度内の開通を目指していたが、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のため工事が中断した。今回開通時期が示された常磐富岡-浪江IC間は環境省の除染後の25年3月、2年ぶりに工事を再開。現在は路面の舗装工事を進めている。

福島県浜通り、第一原発の北にある浪江や南相馬は、以前から仙台が商圏(お買い物に行くなら仙台って意味)なのですが、南北に伸びる常磐道の開通が長く望まれていました。遅れに遅れてようやくかという感じ。
(地元でないとわかりにくいことですが)何を言いたいかというと、それだけこの近辺に人が住み、日常的に人が往来しているということです。

15日から一般通行可能 6号国道全線 帰還困難区域3年半ぶり規制解除 2014/09/13福島民報
浜通りを縦断する6号国道は、15日午前零時に双葉郡内の東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域の交通規制が解除され、東日本大震災と原発事故発生から約3年半ぶりに全線で一般車両の通行が可能となる。
防犯のため6号国道から脇道への進入を禁止する。バリケードで入り口を封鎖するが、住民は出入りできる。被ばく防止に向け自動車のみ通行でき、オートバイや自転車、徒歩は認めない。規制解除区間での駐停車を原則禁止し、信号機は黄色点滅とする。
県と浜通りの各市町などは復興加速に向けて、帰還困難区域内の規制解除を求めてきた。地元の要望を踏まえ、環境省は4月から8月にかけて沿線の除染作業を進め、空間放射線量の低減を図った。同省によると、今回規制が解除される約14キロ区間の除染後の平均線量は毎時3・8マイクロシーベルト。最大値は大熊町の福島第一原発付近の毎時17・3マイクロシーベルトとなっている。県道小野・富岡線は平均毎時2・3マイクロシーベルト。

こちらの道路は、常磐道と平行に走る幹線道路、国道6号線。通行を必要としている人が大勢います。
規制が解除された区間の放射線量は、最大値と最低値の幅が広いです。まあ、低いとは言えませんが(汗)車で通ったからといって、どうにかなるほどではないと思います。

福島県の地域分類の紹介  2014年11月17日 ハフィントンポスト日本版
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