FC2ブログ

「2000days」これまでとこれから

2015年01月16日

【メイキングDVD付】 2000days――過ごした日々が僕を進ませる【メイキングDVD付】 2000days――過ごした日々が僕を進ませる
(2015/01/09)
高橋大輔

商品詳細を見る

どこまでも正直な人だなと思う。
もう少しカッコつけてくれてもいいんですが(苦笑)
…悩み抜いた日々のこと、引退までの心の動きが書かれています。マスメディアではなかなかわかりにくいところ、煮え切らないところとか(笑)
ダイスケが自己啓発本出すとは思ってないですが(爆)これは前回の本と同じく、ファン向けの本ですよね。

心身ともに、本当に疲れてます。
酷使した肉体、ケガ…だけでなく、日本代表として、男子フィギュアスケートを牽引しなくてはという責任。そしてスタッフ、環境を整え支援してくれた人々へ、結果をだして恩返したい気持ち、ファンへ思い。
私たちファンの期待もまた、彼を疲弊させたのでしょう。もちろんたくさんのファンがいたからこそ、人気があるからこそで、ここまで来たと私は確信しているので、間違ったことではないと思っていますが。

具体的な事実としてケガを負った肉体という現実が大きかったと想像しますが、もう限界、無理…モチベーションを高く保てなくなりそうな不安というところが切ない。
全てはソチのためにがんばってきたはずであるのに。
世代交代の波…自分がいなくとも?
「負けることが悔しくなくなってきた」のが引退のきっかけと話したのはスピードスケートの清水さんだったろうか?
恵まれた環境があるのに、どんどん自信を失っていく。最後となったソチのシーズン、肉体も心も限界だったのだなと改めて感じます。
そしてそんな現実を冷静に見てるところが彼らしいところですかね。

ソチ後の抜け殻っぷりもなかなか…こんなん詳しく書かなくてもいいんですが(苦笑)
現役復帰の可能性は、現時点ではないだろうけれど、2年後くらいなら気持ちは変わるかもしれません。
現役を続けたら、失うものの方が多いだろう。そうなったとしても、どのような目的、モチベーションで臨むかはわからないもの、海外拠点、以前ようなチーム(以前のコーチ、スタッフと組むこともない?)体制はないだろうとのこと。
…って、結構具体的やん(笑)

いいことも、そうでないこともたくさんありましたが、振り返れば、人にも環境にもファンにも…とても恵まれた現役生活でした。
だからこそ(自分は運が良かっただけで)自分と自分の力が信じきれないのかな?(苦笑)
今までの自分はお膳立てされたところを歩いて来ただけかも?
人生のほとんどをスケートから学んで来たけれど、スケートしか知らない自分に自信もない。
だからこそ、全てをリセットしてゼロからスタートしたいのか?
今は何をしていいのかわからない、スケートすらも自分に本当に必要なのか確信が持てない、自分が何者かもわからない?
そんな風にも読み取れます。

ゼロになった時、ダイスケに何ができるのか?何が残るのか?
ファンとしては、どんな形であれ、それがスケートへの情熱だといいなと思っていますが。

応援してくれるファンへ、感謝してもしきれないけれど、そこからも離れたいという気持ちもありそうです。
アメリカへの留学は、もう具体的な話になっているんでしょうか。
アイスショーへの出演は、今後もありそうではあるけれど(収入のためにも)、控えめになるかもしれません。

アスリートとしては変わり種、人としてはいいやつだけど、欠点もたくさんある。その人間臭いところも魅力でした。
今は迷いながら、ジタバタしながら人生を学ぶことが必要なんでしょう。そっとしておいてあげることが応援なのでしょう。
かまって欲しい時は…たぶん、あっちから来ると思います(笑)

なつかしい写真もたくさん…チャラいのも(笑)
私はいいも悪いも過去のことに(全くとはいわないまでも)それほどこだわりが持てない。例えば、あの時がピークだったとか、オリンピックシーズンだったらとか、ああすれば良かったということもあまりないです(理屈としては理解しているつもりですが)
人生に正解はないし、過去は変えられないし、その時々精一杯のことをしてきたと思っているからでもあります。
ただ、彼と同時代のフィギュアスケートファンとして、現役シーズンをリアルタイムで応援できたことは良かったなと思っています。彼を応援することはいつも喜びでした。

今の私は、現役復帰があってもなくとも、ダイスケのスケートをもっと見たいという気持ちが勝り、その意味で今後が気になります。
叶うことなら、5年後10年後の大人のスケートも見てみたい。
そのためにも、引退してもスケートが衰えないでほしい(クワド跳べとは言わないけど)、キラキラしたオーラをもったスケートであってほしい…そっちが切実な願いです。

けれどそれは、一ファンとしての願い、全ては彼の人生なのだから、自分の思うように生きたらいい。
そんな風にも思っています。

関連記事
フィギュアスケート | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示