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日曜美術館「みちのくの仏像 木に託した人々の祈り」

2015年01月20日
NHK日曜美術館「みちのくの仏像 木に託した人々の祈り」
2015年1月18日放送 再放送:1月25日よる
司会の井浦新、クリエーティブ・ディレクターの箭内道彦らが、冬の東北に仏像を訪ねる。そこには、厳しい風土の中から生まれ、守り伝えられてきた"みちのくならではの仏像"があった。
"木そのものへの信仰"を物語るボロボロに朽ち果てた仏像群。岩手の山あいで、仏と「カミ」が溶けあった仏像との対面。
青森には、仏像作りのプロではない人々が生み出したと思われる"素朴さ"と"大らかさ"に満ちた個性豊かな仏像群が。北へ行くほど、自由な造形を見せる仏像たち。そこには、東北に生きる人々の、深い祈りが込められていた。東北の地で生まれた仏像の魅力を、現代のクリエーターたちが探る。


東北は知られざる仏像の宝庫らしい。
洗練されてはいないけれど、素朴でどっしりと構えた仏像は、いかにも東北らしい。
歴史の中で寺が荒れたり、厳しい自然環境によって傷み、顔すらも判別できない仏像も多数。それでも信仰を集める神々しさが…私は熱心な仏教徒ではありませんがわかりますね。
井浦さんが訪ねた岩手には、毘沙門天が「地天女」という地域信仰?のおっかさん的天女に肩にかつがれている!…という不思議。
我が地方も、一カ所に山の神様から天照大神から慰霊碑までなんでもありなんですが(汗)
歴史的に見れば、宗教は融合しながら共存できる。ありがたいなら何でも受け入れましょう…ということなんだと思う。
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ところで番組中、見覚えのある風景が…箭内道彦さんが千手観音に会いに訪れた福島の寺は、昨年の春に桜を見に出かけた大蔵寺でした。
千手観音があることは知っていましたが、見たことはありません。カヤの木の一本作り、なるほど堂々とした風格です。

以前の記事 大蔵寺の桜 2014.4
小倉寺観音(大蔵寺)福島市
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特別展「みちのくの仏像」
2015年1月14日(水)~4月5日(日)/東京国立博物館 (東京・上野公園)
東北の三大薬師と称される、黒石寺(岩手県)、勝常寺(福島県)、双林寺(宮城県)の薬師如来像をはじめ、東北6県を代表する仏像が出品されます。会期中には東日本大震災から4年を迎えますが、仏像をとおして東北の魅力にふれていただくことで復興の一助になればと祈っています。
※本展の収益の一部は、被災した文化財の修復に役立てられます。

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東日本大震災で被害をうけた仏像などの文化財は多数あります。
地震と津波だけでなく、窃盗も多いことが残念です。
どうしても後回しにはなってきましたが、保護や修復は少しずつ進んでいます。

福島県の文化財レスキュー 伊藤匡(福島県立美術館)2014年03月01日号 artscape
東日本大震災からの復旧・復興における文化財保護 - 文化庁 平成24年6月号
東北学院大被災文化財レスキュー作業大詰め 2015年01月09日

きょう開幕、仏像や漆器51点 南相馬市博物館収蔵資料展 2015/01/17福島民報
南相馬市博物館の収蔵資料展は17日、開幕する。平成18年の合併以来、原町区ばかりでなく小高区、鹿島区からも収集し約3万7000点に達した資料の中から、地域の歴史を示す貴重な資料を展示する。3月22日まで。
 展示するのは仏像、書状、漆器、茶わんなど51点。東日本大震災による一部破損から修復された相双地方最古の仏像「杉の木造阿弥陀(あみだ)如来坐像」(市指定有形文化財)、豊臣秀吉朱印直筆の生駒家文書、井口家に伝わる漆器類などが並ぶ。復興事業に伴う発掘調査で東町遺跡(原町区)などから見つかった出土品も公開する。


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