全日本ジュニア2015 現地観戦 男子

2015年12月07日
記事を書くのがすっかり遅くなりましたが、全日本ジュニア、男女SP、フリー、ダンスFDを現地観戦してまいりました。
上位選手、気になる選手を中心に。

第84回全日本ジュニア選手権大会
2015年11月21日~23日
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ジュニアはちいちゃい子から大人びた選手まで様々ですが、みんなすらっと手足が長くて、小顔、モデルでも通用しそうな選手多数。
男子は、3A搭載かどうかがひとつのボーダーライン、SPで3Aを決めたのは、草太君、友野君、優君の上位3人だけ。2Aまでだと、ぶっちゃけ女子の方が得点高かったりします、それは昨年も同じか(汗)

時代を反映して、ゆづっぽい、あるいはダイスケ風な子もいっぱい。丸わかりなプロなので(笑)
壷井達也選手のSPは「マンボメドレー」おいおい、中1がスポーツ刈りでマンボかよ(笑)で、フリーは「タンゴ・アモーレ」今度はプルさんかよ?…というより、記憶に新しいボーヤンを連想(笑)
それよりびっくりしたのは、古家龍磨選手のSP、ダイスケのブルースと同じ音源。小柄、見るからに子どもが「ビヨ〜ン」ていうあの曲で…ごめん…ププってしてしまいました。
鎌田詩温選手のSPは「ルパン三世」、マダム岡部の前からスタート(勇気あるな・笑)得点はアレですが(汗)…ウケました。おもしろすぎて(笑)…というか文化祭のノリって感じ。
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山本草太
勝つのは当たり前、問題は内容。
SPは3Aはきれいに決まったもののコンボはいらず。それでもスケートは格上であることがよくわかる。ポエタはずいぶん自分のものにしてきていると思うけれど、このプロで全日本、ジュニアワールドの表彰台を争うことはどうなのかなと思う。
フリーは王子の品格あふれるクラシックで。3Aはなんとか、4T+3Tクリーン、2つ目の4T転倒、2つ目の3Aで転倒。これが草太君のマックスの構成ということですね。
4T+3Tは決まったけれど、内容的にはあまりいいとは言えません。転倒の影響か後半は疲れてきた感じ。それでもやらなくてはならない、全日本で本気で表彰台を狙い、来季はシニアに上がり、平昌目指すならば。
スケーティングの質、品格は男子の中では別格です。

友野一希
SPで3A決まった!歌舞伎だし盛り上がる、盛り上がる!
そして驚愕は最終滑走のフリー!
4S!3A+3T<!3A!ノーミスとはならなかったけれど会場大興奮!
課題は基礎的なスケーティングですが、とにかく盛り上がった!おもしろかったよ友野君!

島田高志郎
足が長いっちゅうねん(苦笑)
SPはいたいけな少年の「トスカ」、最前列のとてもいい席で見ていたのですが、見た目のかわいらしさに目がくらむ(笑)いや、うまいんだけどね。
そしてフリーは「チャップリン」あの反則的な笑顔だよ〜(笑)冒頭の3Lz+3Tがきれいに決まり、波に乗りました。ジャンプを決めることも大事ですが、作品として完成してる、見応えあるものに仕上げられる力量がすごい。

三宅星南
ミスは多かったのですが、高志郎君と同じで、作品としての完成度が高い。才能と努力かな。

中村優
優しげだけど頼りない感じもしていた優君、体幹がしっかりしてきた印象。
SPは久しぶりに男気のある演技、何が何でも3A跳んでやるという覚悟が見えました…決まった!…そのあとはミスが続いてしまうのですが、3Aが決まったことは大きい。SP2位。
フリーも…何でも3A跳んでやる!6分間練習ではきれいに決めていたのですが、残念ながら2本とも転倒。内容は良くないですが、最後まで攻めの姿勢はかっこ良かった。
今回、タイトルを狙う選手としての気概、ガッツを感じました。

本田太一
故障で苦労した時期を経て復活の太一君、体ががっしりしてきて、背中に大人の男の色気を感じるなあ。
SPに3Aは入れていませんが、ほぼノーミスのとてもいい演技でした。
フリーも2A、コンボは3+2まで、今はまだここまでなのかな?でも、気持ちのこもった素敵な演技にジンときました。

山隈太一朗
また少し大人っぽくなったなあ、SPのMJ、かっこ良かったです。
フリーの「ミッション」もミスはけっこうあるのですが、やっぱり素敵なスケーターだと思う。

宮田大地
スケーティングがいいですねえ!ミスがあっても致命傷にはならない。スケーティングやスピンできっちり押さえるところはさすがです。
気がつくと結構いい位置にいる(笑)

須本光希
スケーティングがいい、ステップもいい。とても美しいスケーターですね。大西コーチのところか。

鎌田英嗣
もうシニアでいいのかなと思う。
とても濃厚な世界観を作り出すスケーター。個性的でジュニアの中では目立つ。得意分野だと想像しますが、最初から最後まで、くねくね、ねっとりがちょっとやり過ぎのような気がする。 引くところと押すところ、緩急のバランスがないと濃いだけになってしまう。

唐川常人
順調に信夫コーチのカラーになっていくのが、喜ばしくもあり、(色気という意味では)寂しくもあり。
SPはこじゃれた感じのプロ、ジャンプは不安定でしたが、スケートのうまさがいかされた感じ。
フリーも引き続きジャンプが不安定、加えて後半スピードが落ちてきたのが…スケートは確実にうまくなっているだけに残念。
関係ないですが選手名簿の特技・趣味欄「うぐいす」って、うぐいすのマネってことですか?エドヤネコハチ…
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草太君が完全優勝…しかし課題も残りました。
優君、山隈君、太一君の成長、男の色気というか、人としての深みがスケートに現れているようで胸が熱くなりました。

以前のジュニアなら、ジャンプで勝負するか、スケーティングや表現力で勝負するか、今は(ジュニアだから)これくらいだよね…みたいな…わりと分かれていたように思いますが、今はトータルに努力した選手しか勝ち残れないですね(女子も同じ)もちろん得意不得意のばらつきはあるんですが、ジャンプ、ステップ、スピン、音楽表現…みんな努力しています。それは、選手にあったプログラムの選曲や衣装というところまで、よく考えているなあと感じました。

ジュニアワールド代表は、草太君確定として、あとは全日本次第かな?
個人的には、高志郎君を押したい。
当たり前ですが、現在の採点、ジャッジが求める方向に合致している選手が、国際大会で通用する選手。草太君以外は選抜が難しいですね。

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