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2010ヨーロッパ選手権 ペア・アイスダンス

2010年02月06日
ようやく、楽しみにしていたユーロのペアとアイスダンスの放送です。
北米やアジアの雰囲気とずいぶん違いますよね。
放送をすべてじっくりは見てないのですが、印象に残った選手を。

公式サイト

○ペア
SPの上位4組が素晴らしい!
FSはミスが少なかったほうから、という結果でした。

ジェイムズ&ボヌール組
年々いい感じになってきたと思う。
若さの勢いだけでじゃない、ユーロらしいしっとり感、陰影が加わってきなと。
バネッサのちょっとした仕草が可憐ですねえ。笑顔がまたチャーミングで!

ムホルトワ&トランコフ(3位)
ペア大国ロシアの王道、美しい~。
ロシア2番手…だと思ったら、1番手の川口家を脅かすくらい成長してきましたね。
ただ、調子に乗ってしまった川口家の前には、プログラム含めてインパクトが薄くなりがちかも。
といって奇抜なのは似合わないから!(ここで言ってどうするって・笑)
FP「あるの愛の詩」が途中で「ニュー・シネマ・パラダイス」になるのが納得できない。
好きなペアなんですが、もっと別のチャンピオンプログラム、別の衣装があるような気がしています。

ボロソイジャー&モロゾフ組
シュトイヤーコーチの元にいってから、どんどんうまく、洗練されてきましたが、タチアナさんが、どんどんアリオナさんに雰囲気が似てきたような(汗)
SPは素晴らしかったですね、モロゾフさんが故障あるようには見えません。
しかし、FSまではもたなかったかな、ミスが響いてしまいました。

川口&スミルノフ組(1位)
SPは鳥肌が立つようなすばらしい出来でしたね!
パーフェクト、そして素晴らしいスピード感。
川口さんのこの世の人じゃない感じ、巫女っぽい感じ(←誉め言葉)に、白鳥がよく似合う。

FSはミスが幾つかありましたが、良かったです。
あの、高難度の技をたたみかけるように繰り出してくるところはすごいのなんの。
途中、肩か腕を気にするような所があって、あれがなければ(…やはり故障かな?)プログラムの完成度が増すと思いました。
しかし、勢い、迫力ありました~優勝おめでとうございます。
実況の杉田さんが、川口さんはいいパートナーと巡り会ったと、ほんとそうですね。

サフチェンコ&ゾルコビー組(2位)
トップ選手の中で、現在最も好きなペアが彼らです。
SPのクラウン、メイクはシュトイヤーコーチがしていると、何かに書いてありました。今日は時間がなかったからでしょうか、ロビンのメイクがやや薄め(笑)
SPは相変わらず素晴らしい、美しくてもの悲しい世界に引き込まれます。
エレメンツがどこかが突出して良かったのではなくて、一つの芸術作品としてのクオリティが高いという印象なんです。
心の奥深くまでしみこんでくるような感じ、動きの一つ一つに意味があり、無駄がない。
実況の杉田さんがベタホメ。

FSは「アフリカの日々」、冒頭のジャンプシークエンスが素晴らしい!
しかし大きなミスが2つ、他小さいミスもあり、ユーロ連覇はなりませんでした。
シーズン半ばでプログラム変更、SPほどの威力はないかもしれませんが、こちらも好きなプログラムです。
自分が、彼らのどこに魅力を感じるのか考えてみると、まず作品としての完成度。
あと、エレメンツはもちろんきちんとできなければ話にならないけれど、TRといえばいいのか、間の取り方がすごく好きなんだと思います。
振付も担当するシュトイヤーコーチによるところが大きいでしょうか。
音楽と調和した振付とエレメンツの配置、助走や構えを感じさせないので、プログラムの印象が途切れない。

間の取り方がうまいなあと思うのは、シェン&ツァオもそうですね。とてもドラマチックな「タメ」ができるペア。
バンクーバーの表彰台を考えると、やはりこの二組のどちらかが金?現在優勢なのはシェン&ツァオでしょうかね。
世界のペアは、ヤオグループ(中国)VSシュトイヤーグループVSロシアに集約されつつありますね。
北米もがんばれ。

○アイスダンス
ホフノワ&ノビツキー組(3位)
昨シーズンのワールド以降、何かと苦戦のホフノビ、体調不良や、私はなんとなくプログラムに迷いが生じているのかなと感じるのですが。
彼らの魅力はアクロバティックなおもしろさとセクシーさ。それを全開にすると、ダンスとしてどーよ?
といって封印すると、魅力半減。で、ふたたび全開モードへ!
FD「火の鳥」まだ滑り込みは足りないみたいですが、ホフノビらしい派手さがあっていいですね!
っていうか、相変わらず衣装すごすぎ!ですね!タツノコプロのアニメみたいで(汗)
中野さんの火の鳥の上行きましたね。
火の鳥は本物を見たことないんで(笑)わかりませんが、ヤナさん、手塚治虫の「火の鳥」のようにもみえるし、尻尾もついてぱっと見、卒業証書か賞状の「フチ(鳳凰)」かと思いました(爆)

ドムニナ&シャバリン組(1位)
GPSを膝の手術のため欠場、久々にですドムシャバ。
CDのタンゴは別次元の素晴らしさ。
そして、お騒がせはODのアボリジニダンス。…う~ん、何と言っていいのか(汗)
何もかも個性的、インパクトもあるけれど、好きかと言われば…???
評価に迷いますね。社交ダンスの流れがアイスダンスにあるとしたら、ジャッジにも拒否反応あるのはわかるような気がします、EXならともかく。
決してある民族侮辱するようなプログラムとは思いませんが、そもそもアボリジニのダンスが、どのようなものかをわからないので、何とも。
私の大好きなナバーロ&ボメントレのODに、アフリカンダンスがありましたが、あれは生命力が溢れる楽しいプログラムで、評価もされました。ただ悔しいけれどナバボメは、ぶっちゃけオリンピックで表彰台を狙う選手ではないです。
それを考えると微妙、インパクトばかりが残ってしまうこのプログラムで、表彰台のてっぺん狙うドムシャバってどうなんでしょう。
FDは、実況の藤森さんのおっしゃる通りかな。リフトは大きく見応えがあるけれど、どこか物足りない。
(「二人のベロニカ」って、むちゃくちゃ暗い映画ですよね、たしか)昨シーズンワールドのような気迫も感じられませんでした。
故障を抱えていることが大きいのでしょうかね。優勝したものの、ちょっとさみしい内容。

ファイエラ&スカリ組(2位)
今年のユーロ・アイスダンスはファイエラ&スカリの大会でしたね。
CDのミスが悔やまれますが、OD、FD共に素晴らしい!
特にFD「ゴッドファーザー」は、チューハイで見た時からいいなと思っていたので、今回の結果はとてもうれしいです。
元々あるスケートの質の良さに、彼らのキャラクターに似合う素敵なプログラム。時代考証された衣装も素敵です。
哀愁ただよう美しいメロディ、指先のちょっとした振付まで、表情一つにも思いが込められていて、何度見てもじーんときます。
FDは堂々1位は納得です。

ドムシャバがCDのリードを守って優勝しましたが、オリンピックで勝つには、心もとない内容になってしまいました。
土壇場でプログラムを変更したホフノビ、結局どんなプログラムにするかが大事ですね。
ファイエラ&スカリの素晴らしさは、プログラムの良さがまずあります。彼らに似合う、今の彼らにしかできないプログラム、こういうことがすごく大切なんだなと、改めて感じます。
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フィギュアスケート | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
・今季はあまりカップル競技の放送を見てないんです私…。テレ朝チャンネルもJSPORTSも契約してますが、今季はNHK杯、シニア&ジュニアファイナル、全米&カナダ選手権だけ見ました。五輪と世界選手権のカップル競技は楽しみにしています。ただ、話題になっている「五輪アイスダンスODの日本での放送の如何」は実のところどちらでも構わないです、今季ODが全体に低調な感が否めないこともあって。

・ジェームス&ボニュールは大好きな組で、以前から男性がうまいなと思っていたけれど女性が急成長しているみたいで、五輪でもほんとうに楽しみです。フランスも期待するところが大きいようで、自国選手権直後に彼女のフランス国籍取得が認められ代表になれましたし。

中堅選手好き(なのは各方面で開陳しているとおり)の自分としては、ジェームス組やデラモニカ&ココン、北米の各ペアの健闘を楽しみにしています。

・ホフロワの火の鳥の衣装を初めて見たとき、北京五輪のマスコット「フーワー」のひとりみたいだと思いました。

http://beijing2008_j.people.com.cn/94333/94338/6450294.html (真ん中の人に注目)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0102&f=national_0102_003.shtml

・アボリジニのダンスは、2007-08シーズンにオーストラリアのオブライエン&メリマン組がODとして行なっていました。豪州の組ですし、実際のアボリジニのダンスがどのようなものか私も見てはいないのですが、雰囲気の出し方は悪くなかったのでは、と思っていました(四大陸選手権で披露していたので、お手許に映像があればご覧になってみてください)。

ドムニナ組は、どうしてこれを五輪シーズンに選んだのか私も不思議に感じます。自国のダンスが推奨されるというのは「必ずしも必須ではない」にせよ。

・>リード妹の相方がハンサムだった。

グルジアスケート連盟(ってどのぐらいの規模と力のある団体か知りませんが)の会長の息子です。ということもあってかアリソンのグルジア選手への道は(もちろん他国選手としての出場経験が無いこともあり)とんとん拍子に進んだ模様。今大会ODは予想外の健闘でしたし、今後の彼女たちの競技生活が順調であることを祈るばかりです。

>シャロン嬢の新相方がもっとハンサムだった。

ペルネル・キャロンのことだとしたら、その青年は彼女のボーイフレンドです。という理由だけで前パートナーと別れ、スケーターとしては未熟な現パートナーと組むことになった模様。彼女は「フランスのシェイリン・ボーン」だと当方は以前から思っていて、そのぐらい優秀な人なので現パートナーでは役不足で残念なのですが。
>長野のK嬢さん
美輪さんのブログにコメントした内容にまで返信ありがとうございます。

私の場合、今年のダンスは、目当ての選手が欠場する場合も多くて、オリンピック前哨戦!勝負の行方は!…というおもしろさは少ないかなと感じます。
選手によりますが、実績のあるカップルならば、(特にGPSは)無理して出場して今ひとつの評価を下されるより、大きな舞台&新鮮なインパクトで勝負した方が有利かもしれないですね。

ODのフォークダンスはちょっとネタ切れでしょうか(苦笑)
いっそ、ナショナリズムが色濃く出る、オリンピックシーズンのみのテーマにしたらいいんじゃないですかね。
自国の民族音楽となると、旧ソ連・ロシア系は楽曲の多さはすごいですが、私のような者にとっては、どれも似た印象になってしまうし、タンゴやフラメンコでは新鮮さは薄いかもしれない。あげく他選手のFDとかぶることもありますし。
そういう意味でトップ選手の中で成功したのは、デイビス&ホワイトのインド舞踊、カー姉弟あたりでしょうか。
新鮮さとインパクトを追求してアボリジニダンスを選んだドムシャバもわからなくはないですが…決して悪いとは言わないけれど…なんとも(汗)。
そしてFDも難解系、好きなカップルなだけに、なんとなく歯がゆく感じます。

>ホフロワの火の鳥の衣装を初めて見たとき、北京五輪のマスコット「フーワー」のひとりみたいだと思いました。

なるほど~(笑)やっぱりアニメっぽいんですよね。
美輪さんの所に書いたタツノコプロは、「ヤッターマン」や「ハクション大魔王」などクドいキャラのアニメプロダクションで、ヤナさんの「火の鳥」は、ずばりガッチャマンの「科学忍法火の鳥」だなあと(笑)
あの衣装、バレエの舞台でなら違和感ないかもしれませんが、スポーツでもあるし、リンク上だとぎょっとしますね。ヤナさんらしいですが(笑)

はまりプロって、フィギュアスケートだけではないでしょうが、選手とプログラムとの出会いに運命的なものを感じることがあります。
そんな時は演じる方も、見る方も幸せなんですよね。

ゲバニシビリ選手の好調には、グルジアのスケートに対するサポートがあると思っていましたが、アリソン・リードとグルジアスケート連盟…そうですか。
政治力がいいかどうかまでは判断つきませんが、グルジアにとっても選手にとっても、いい方向になっていくことを願います。

ペアもダンスも上位選手以外は、どこか流し見気味で、ハンサムだった…くらいしか感想書けない私ですが。
フランスのシャロン&キャロン組…まあ、何と言っていいのか(汗)
カップル競技は相方探しも大変ですよね。
選手層の厚い競技ではないつらさもあるのかも。そう考えるとトップで活躍できる選手の組み合わせは、運命かも!というくらいの出会いですね。

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