福島のこの頃 2016参院選とあれこれ

2016年07月07日
今週末は参院選投票日です。
東北6県は1人区、東北といえば、我が福島も昔から保守が強い地域、自民党以外が勝つことはまれです。
与党自民党議員が勝ち、比例区で次点の民主党議員(現民進党)が当選…今回もそんな感じであろうかと思っていましたが、今回は野党一本化で、現職の二人が激しく競っているらしい。
そして気がつくと、原発事故の福島と基地問題の沖縄が、2016参院選でとても重要なポイントとなっているらしい。

では、我が福島の人々がその重要性を認識し、関心を持っているかと言うと、一般的な意味でそうとは言いにくいと思う…少なくとも私の日常生活では感じません。
この調子で行けば、投票率も前回と変わらないくらい50%前後ではないだろうか?都心に比べたら高いかもしれませんが、自慢出来る数字とは言えないですよね。
それから選挙権は18歳からになるので、今回ばかりは少し上がるか?

震災以降、告示になると一斉に党の大物がやってくる福島です。福島を持ち上げ、福島の復興を最優先にとかナントカ、選挙の時だけ上手いこと言われてもなあ。そう感じているいる人は多いです。
…ここ数年そんな印象。
福島の復興、廃炉、風評被害対策、中間貯蔵施設と最終処分場の問題、…みんな言うことは大体同じです。
誰から見てもわかりやすい福島の問題、あれから5年、それが解決に向かっているかというと、実感は持てません。
震災や事故の記憶が薄れつつある事実はあります。

それと、今回の選挙で福島で求められている広い意味での「復興」では、原発の是非(だけ)が争点にはなっていないよと思います。
少子高齢化、過疎、産業と雇用、景気、女性の働く環境、貧困、教育…福島の問題は、日本全国の地方が抱える問題と変わりません。もちろん、その問題を加速させた要因に原発事故はありますが。

日銀短観は毎回、景気は緩やかに回復…なんてことをハンを押したように繰り返しますが、大半の庶民は実感できていないと思います。
福島の場合、賠償金の格差などいろいろありますが、少なくとも原発事故が起きたからといって、私の収入や福島県人の給料が高くなったりはしてません。むしろ生活は厳しくなっていると思う。
まず、私たちのこれからの暮しがより良くなるために何が必要なのか?…そのためには誰を選べばいいのか、その観点で投票するつもりです。
って、これって当たり前のことですよね。



今ごろですが、イギリスのEU離脱…びっくりしましたねえ。
何がびっくりって、離脱そのことより、結果が出てから「そんなつもりじゃなかった」…みたいなことを一斉に言い出したことです(汗)
おいおい…
離脱によって日本が被る不利益や、EUの問題については詳しくないのでここでは触れませんが。

ざっくり言うと、イギリスの若者はEUに残ってほしかった、大半の人はEUに文句はあるけれど、離脱までは考えてなかった、お灸をすえるくらいの気持ちだったでいいのかな。
国民投票は民意をダイレクトに表すという点で、きっぱりわかりやすくていいのでは?と思っていましたが、必ずしもそうとは言えないんですね。

このすったもんだを受けて、アメリカの大統領選もトランプという博打は打たないかもなあ…という世論。
端から見ると、トランプありえね〜と思うのですが、ヒラリーも人気ないとか(汗)…だったらなんで候補まで来たんじゃ????と言いたいですが、まあそれも今日の記事とは関係ない。

例えば日本の原発も、国民投票でイエスかノーを決めたらいい…そんな声もありましたっけ(日本ではできないそうですが)
今回のイギリス国民投票を見ていると、そう簡単ではないなと考えさせられます。
原発即刻停止あれば、原発推進、段階的に減らす、様々な条件付きで運用、様々な考え方があります。白黒つけられれば簡単ですが、世の中はそう簡単では…勝ち負けの勝負ではないと思います。
しかるべき人物を選び、より良い道を模索する。そう考えると、選挙で議員を選ぶ意味もあるのかと。

それにしても、理想を掲げたさわやかな青年を選べば、ただのチャラ男だったり、がっかりするほどケチくさい人物だったり…それくらいだったら2世議員や有名人の方がまだマシなんだろうか?
選挙で人を選ぶのは難しい(汗)

知人は期日前投票に行ったそうです。どっちか言うとヒマがありそうな人ですが、聞けば投票日に行くと駐車場が混んでいるから…だそう(笑)
ローカルTV局社員の知り合いは、開票所張り付き要員に。「当確が出ればすぐ帰れるんだけど…今回はなかなか出ないかも〜早く帰りたい…」
…だそう。

皆さん選挙に行きましょうね。そして、よく考えて投票しましょうね。
ふざけて「離脱」なんて書いても、なんの役にも立たないですからね〜。
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