映画『最高の花婿』

2016年07月02日
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映画『最高の花婿』オフィシャルサイト
多様な人種や宗教が混在するフランス社会を背景に、敬虔なカトリック教徒の夫妻が、娘の結婚相手をめぐって繰り広げるドタバタを描いたコメディドラマ。フランスで1200万人を動員する大ヒットを記録した。ロワール地方の町シノンに暮らすヴェルヌイユ夫妻は信心深いカトリック教徒で、3人の娘がそれぞれユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚。これから結婚する末娘には、せめてカトリック教徒と結婚してほしいと願っていた。そんな末娘のボーイフレンドは、カトリック教徒だと聞いて安心していた夫妻だったが……。2015年のフランス映画祭では、「ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲」のタイトルで上映された。

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ヴェルヌイユ夫妻には、パリで暮らす4人の娘がいます。それぞれに仕事を持ち自立する…ちょっと個性的だけど魅力的な娘たち。狙ったわけではないのに、長女はユダヤ人、次女はアラブ人、3女は中国人と結婚。結婚に口出しするようなことはしないのがフランスか?(笑)

一堂が集まる食事会は、宗教、イスラエル、移民問題…御法度の話題もたくさん。娘たちも気を使います。
なんとかうまくやろうとする夫妻と婿たちですが、些細なことから国同士の争いになってしま。
そんなわけで、好きな相手と結婚する娘を祝福しながらも、せめて4人目の娘くらいは、地元のカトリックの教会で結婚式をあげてほしい、そんな婿をと願う夫妻。

そして4女が連れて来た相手は、カトリック…ではあるけれど、アフリカ系(コートジボアール人)〜。
先に結婚した3人の婿たちは、義理の両親の落胆を察知、自分のことはさておき、4女の結婚を阻止しようとします。普段は何かともめているのになぜか一致団結、4女の婿を尾行してあら探しを始める(笑)

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登場人物たちがみんな楽しい。
右往左往するヴェルヌイユ夫妻もいいけれど、4人の婿たちがそれぞれおもしろい。
商売下手なユダヤ人だったり、完璧でも卑屈でもない愛すべき男たち。
4女の婿、コートジボアール人一家もたのしい。

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イギリスのEU、残留か離脱か?…に合わせて見に行ったわけではないのですが、そんなタイミング(汗)
移民国家フランス、映画は移民問題や貧困や内戦といった深刻なところには触れていません。そもそもヴェルヌイユ夫妻は結構裕福で、娘たちの家庭も経済的に問題はなさそう。
だからこそのドタバタのコメディなんですが、こんなふうに笑って移民や宗教の問題をやりすごすことができたら、どんなに幸せだろう、平和になるだろう。
夢のような話かもしれませんが、そうなってほしいと願うばかりです。


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