葛の花

2016年08月19日


葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり
『海やまのあひだ』 釈迢空(折口信夫)

葛の花は、葉陰に咲く事が多いように思います。
うだるような夏の日、うっそうと絡み合った葛のそばを通ると、かすかな花の香りがして、周囲を探すと葛の花が咲いていた…そんな感じ。
「踏みしだかれて、色あたらし」…人に踏みつけられて色が鮮やかになるという句には、人が通るために踏み分けられることで、葉陰にひっそり咲いていた花が表に現れた、そんな意味にも感じ取れます。

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