NHK交響楽団 郡山公演

2016年08月31日
NHK交響楽団 郡山公演
2016年8月22日(月)6:30pm
郡山市民文化センター 大ホール
指揮:ジョン・アクセルロッド
ソプラノ*:森 麻季

グノー/歌劇「ファウスト」― ワルツ
グノー/歌劇「ロメオとジュリエット」― ジュリエットのワルツ「私は夢に生きたい」*
マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」― 間奏曲
ベッリーニ/歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」―「おお、いくたびか」*
プッチーニ/菊の花
プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」―「私のお父さん」*
プッチーニ/歌劇「ボエーム」―「私が町を歩くと」(ムゼッタのワルツ)*
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

アンコール シチリアーナ


今回の公演は、有名曲も多くてとても聴きやすかったです。
グノー「ファウスト」からワルツは、軽やかなリズムと違う緊迫感があって、オープニングとしておもしろかったです。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、さんざん聴いてるわけですが、N響の弦楽器のハーモニーが厚みを増していく感じがすばらしくて、ライブならではだと思いました。
先日TVで歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」を見たばかりなのですが、あのどろどろした人間模様の歌劇で、間奏曲が美しすぎるんですよね(笑)なんとなく地上では泥沼人間関係、右往左往でも、空は澄み渡り清らかな風が吹いている、そんなイメージか。

弦が特によかったと感じたのは、プッチーニの「菊の花」。少し抑制的な始まりが東洋的で、そこから繊細な花弁が静かに折り重なるようにバイオリンの音色が重なっていく。そして曲が盛り上がり、弦楽器の丸みを帯びたボリュームがすばらしい。ふわーっと大輪の菊が咲くイメージ、やがてはらはらと散ってく、そんなイメージが鮮明に浮かびます。

一部のソプラノは森麻季さん。
お美しい〜美貌とスタイル、そして声に宿る華。主役を歌う方なんだなと納得。
ロメオとジュリエット、「カプレーティ家とモンテッキ家」、切々と歌い上げるヒロイン、森さんは女優的で運命に翻弄されるヒロインにぴったり。
そういう意味で「ムゼッタのワルツ」は、聴いていて楽しいけれど脇役の歌なので、森さんには少し違うかも…比較すればの話ですが。

二部はチャイコフスキー「交響曲 第4番 ヘ短調 作品36」
王道の交響曲、少し暗め、内省的であーでもない、こーでもない曲調はわりと好きです。
ここでも弦楽器のすばらしさが、個人的には金管楽器が少しだけ物足りないような。
たっぷりと音楽に浸れる、とても聞き応えのある交響曲でした。

アンコール「シチリアーナ」
これもまたいい、これを聴いて帰れるっていいですよ(笑)
とにかくN響の弦楽器がすばらしかったです。


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