映画「ローグワン / スターウォーズ・ストーリー」

2016年12月28日
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映画「ローグワン / スターウォーズ・ストーリー」公式サイト
銀河全体を脅かす帝国軍の究極兵器“デス・スター”の設計図を入手するため、反乱軍は極秘チーム<ロ―グ・ワン>を結成。情報将校キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)、盲目の僧侶チアルート・イムウェ(ドニー・イェン)、巨大銃ブラスターを駆使するベイズ・マルバス(チアン・ウェン)、貨物船の凄腕パイロット、ボーディー・ルック(リズ・アーメッド)たちとともに命を懸けた作戦に身を投じることになった孤独な女戦士ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)。様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かってゆくが、その運命のカギは天才科学者であり、何年も行方不明になっている彼女の父ゲイリン・アーソに隠されていた……。

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1977年、最も早く制作されたスターウォーズ・エピソード4、このストーリーの直前を描いたスピンオフ。エピソード3.9…なんて言い方もあるらしい。
事前情報も最小限、レビューも読まずに見てきました。
派手さを期待するとだいぶ違う。
本編の華やかさ、お気楽さはあえて封印、ヒーロー、ヒロインはいるけれど、サイドストーリーとして、市井の人々を渋く描いています。家族の物語であることは同じ。

帝国軍に支配される閉塞した世界。
辛い経験をもつヒロイン、後ろ暗そうな将校、使い回しのロボット(ドロイド)K-2SO(ナウシカの巨神兵っぽい)。
平和や正義を掲げるヒーローではなく、たまたまここに生まれてしまった、居合せてしまったので、ここで生きるためには戦わざるを得ない感じ。
…このあたり、ちょっとのんきな40年前ではなく、今の時代に制作するとしたら?という時代背景もあるのかも。

そうかエピソード4の前にはこんな事実があったのかと、素直に納得できる作品。
この作品だけだと地味かもしれませんが、ここまでつき合うファンなら問題ないでしょう。
エピソード4をこよなく愛すファンにとって、上々の仕上がりではないだろうか。

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暗黒に包まれたダースベーダーは、でかくて黒くてひたすら怖い。
でないとエピソード4につながらないわけだが。

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無茶な展開はスターウォーズらしい。
ドンパチが多くて、人がどんどん倒されていくのがちょっと切ない。
「フォースとともに」という言葉は、パワーアップする魔法ではなく、おまじないのようで存在感が薄い。
そしてラストが…さらに切ない(涙)

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多様な人種が登場すると話題にもなっていますが、もっともインパクトあるのは僧侶チアルートと戦士ベイズの異業種コンビ。かっこいいです。
チアルートは座頭市じゃないの?…と思うのは私だけじゃない(笑)
二人の関係は戦友というより、弁慶と牛若丸のようにも見える。絶対的な絆ってやつですね。過酷な運命がきても怖くない、二人でいるなら。

スターウォーズと言えば日本趣味、今回も着物っぽい合わせの衣装や、兜と甲冑ぽいやつとか(トルーパーはもともとそうだけど)、あちこちに見られます。
キャシアン・アンドーって「安藤」だよね?

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汚れて、くたびれた服の大人たちが、みなかっこいい。
家族の物語であり、ままならない人生をおくる群像ドラマでした。
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【訃報】「スター・ウォーズ」レイア姫役のキャリー・フィッシャーさん死去 2016年12月28日
「レイア姫」キャリー・フィッシャーさん、死去
12月23日、ロンドンからロサンジェルスに旅行中、空港着陸直前に心臓発作、一時容態が安定していたと聞いていたのですが…

ローグ・ワンからエピソード4のレイア姫につないだところなのに。
来年公開のエピソード8の撮影は終えていたらしい。エピソード9ではどのよう設定か明かされていません。
最近話題になった自叙伝では、スター・ウォーズの頃からのハリウッドの闇が赤裸々に書かれているとか、スターを生きるのは大変です(汗)
訃報を聞いた時、エピソード7の役作りで無理なダイエットしたから?などと一瞬思いましたが、どっちかいえば長年の薬物、アルコール依存の影響かもしれません。
それにしても早すぎる。ご冥福を祈ります。

The Force will be with you!

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Comment
切ない~
うわ~ん、切なすぎる。。。

座頭市です、あれは。そのまんまじゃないですか。あのおまじないが、ちょっと笑えますね。笑うとこじゃないのかもしれないけれど。

それとラストサムライを思い出しました。

レイア姫もHOPEなのに、なんだか寂しく。。。

ちょっとドンパチが多過ぎるかな。あのストーリーだったら、もうちょっと抑えてもらいたかったな。
本編より面白かったかも
全日本の合間に見てきました。
SW4前のストーリーという以外私も予備知識ほぼゼロ状態での鑑賞。


オープニングでは本編シリーズの背景を伝える文字スクリーンがなくちょっと物足りないけど、スピンオフ感を感じました。

途中やや中だるみ感はあるものの、後半のたたみかける展開はぐいぐいと引き込まれました。デススターに特化した作品だったので、話に筋が通っていて、おじさん捜しの本編シリーズより面白かったかも。

シリーズものでは重要キャラはある程度生き残るし、ある程度それを予想してながら安心感の中で見ているのが、さすがスピンオフ。バッサバッサと。
意外な展開が続くのもこの作品のシーズン他作品との違いかも。
そうそうサントラも本編のジョン・ウィリアムとは違う方で雰囲気が少し違っていましたね。



軽くネタバレにおなりますが



最後のシーンでは思わず本人?と思ってしまいました。
そのとき思ったのが
1.本人+CG加工
2.昔の本人の画像+CG加工
3.そっくりさん+CG加工
エンドロールをじっくりみてCASTに含まれているか見ていたら、
Thank you Carrie Fisher
的ななんとも意味深なコメントが。
結局は3が正解だったようですが。

キャリー・フィッシャーといえば突然の訃報に大変驚きました。まだ若いのに。ご冥福をお祈りいたします。
>クッツさん
> 途中やや中だるみ感はあるものの、後半のたたみかける展開はぐいぐいと引き込まれました。

渋い展開ですが、映画として筋が通って見応えありましたよね。

> シリーズものでは重要キャラはある程度生き残るし、ある程度それを予想してながら安心感の中で見ているのが、さすがスピンオフ。バッサバッサと。

そこなんですよね。もうちょい明るい終わりかたになると想像してたので、切なくて…。

> キャリー・フィッシャーといえば突然の訃報に大変驚きました。まだ若いのに。ご冥福をお祈りいたします。

びっくりしました。
エピソード4の公開当時、映画はヒットしたけれど、「あんぱん姫」とか、散々なこと言われていたことがなつかしい。あの元気で強い姫様があっけなく逝ってしまうとは。

>matie さん
> うわ~ん、切なすぎる。。。

ですね、想像以上に切ないですね。

> ちょっとドンパチが多過ぎるかな。あのストーリーだったら、もうちょっと抑えてもらいたかったな。

やっぱり?私もちょっと多すぎるかなと思いました。
ヒューマンドラマが主軸ですからね。

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