村山斉の宇宙をめぐる大冒険

2017年01月09日
村山斉の宇宙をめぐる大冒険
NHK総合 2017年1月6日(金) 午後10時00分
「宇宙はどう始まったのか?」
「なぜ我々は存在するのか?」
「宇宙はこれからどうなるのか?」
この究極の謎に迫るのが、世界の第一線で活躍する素粒子物理学者・村山斉さん。36歳でカリフォルニア大学バークレー校の教授となり、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の機構長を兼任する村山さんが、多忙なスケジュールの合間を縫ってNHKの撮影に協力することになった。ブラジルのレンソイス・マラニェンセス国立公園や、タイのランタン祭りなど、宇宙をひもとくヒントが隠された世界各地の絶景地を訪ね、情熱的でスケール感のある例え話で、子どもでも分かる“最新宇宙論”を展開する。さらに、ピザ屋への弟子入りや、室内スカイダイビング施設などで教授みずから体を張った数々の実験を敢行。また、2人のノーベル賞受賞者・ビッグバンの証拠を見つけたウィルソン博士と、宇宙の加速膨張を発見したパールムッター博士との対談も行う。CGを駆使した壮大なスケールの映像も交え、宇宙最大の謎に迫っていく。
【出演】東京大学 数物連携宇宙研究機構機構長…村山斉


日本が誇る物理学者、我らが村山先生が、宇宙の謎に体当たりで挑む!…って?
世界各地の絶景ポイントへ出向き、遊び、名物料理を食べ、イリュージョン体験し、(室内)スカイダイビングすることなのか?(笑)
番組の作り方は、若き研究者が絶景ポイントを巡りながら…目を楽しませ&頭使わせながら…研究を解説する。海外ドキュメンタリーによくあるパターンですが、なんといっても、血気盛んな(といっても1964年生まれ)日本人研究者が、がつがつ動くのは楽しい。

いやでももっと大事なのは、宇宙の基本を予習復習しながら、最新の宇宙の捉え方を、ダークマターとダークエネルギーをセットにして、1時間で理解できる、とってもタメになる番組。
内容はすべて、ニュースや宇宙関連番組で既出ですが、全体をとらえるという意味で貴重。これを見てから宇宙関連ニュースを見れば、理解度が格段に違うと思う。

ハワイ、マウナケア山の天文台から。
宇宙誕生から138億年。星空を見ることは過去を知ること。
例えば「すばる」は440光年離れているので、私たちが見ているのは440年前の光、つまり今、すばるに宇宙人がいて、地球方向を見ていたとしたら、織田信長が生きていた頃の440年前の地球を見ていることになる。
…といっても、これはまだ我々の銀河系(天の川銀河)の中の話。銀河系の外にも銀河はわんさかある、現在最も遠くで確認できている銀河は131億年…もう人の理解の距離を超えてますよね。
スター・ウォーズだって、帝国が支配してるのは銀河系内で、他の銀河までは行ってないはず。

ビッグバンで誕生した宇宙が膨らむことを、タイの名物料理とランタン祭りとイタリアのピザで解説する村山先生。
ランタン祭りがきれい〜。ピザうまそ〜。
ビッグバンの証明の歴史をざっくり。
結局、膨大なデータをどう解析するか、理解するかってことでもありますね。

ブラジルの美しい砂丘で砂遊びしながら、宇宙の物質について解説する村山先生。
ビッグバンによって誕生した宇宙には水素やヘリウムという単純な元素がほとんど、そこから星が生まれるには、なんらかの物質が関与し、まだら状に固まっていくことによって引力がうまれ、星や生命が誕生した。
それが未だに確認できていないダークマターで、ダークマター(の物質量)がなければ現在の宇宙の成り立ちが説明できない。
つまり、すかすかの過疎地じゃ出会いが少ないが、繁華街だといろいろなことが起きるってことでもありますね〜(笑)

最新の研究では、宇宙は加速膨張している。
カギを握るのがダークエネルギー。引力や重力と反する力ではないかという。
宇宙の膨張に伴ってなぜか増え続けるのがダークエネルギー。このまま増え続けると、星を形成する引力とのバランスが崩れ、すべてバラバラになって、素粒子レベルに粉々になってしまうかもしれない。
ここからマルチバースの流れは、理解がなかなか難しい。
無数に誕生する様々な宇宙があり、その中で重力とダークエネルギーが、絶妙のバランスにあるのが、我々の宇宙でないかという(仮説)

全ては観測と理論の積み重ね。
だいぶ学習したとはいえ、自分の理解はまだまだ(汗)
村山先生の続きは、コズミックフロントでやるらしい。

コズミックフロント☆NEXT
BSプレミアム・毎週木曜日よる10時

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