福島のこの頃 DASH村」の再生は可能か?

2017年01月12日
「DASH村」再生!復興の柱に 祈念館や体験農園を構想
2017年01月12日 福島民友

「DASH村」を再生し、帰還困難区域復興の柱の一つに―。高木陽介経済産業副大臣は11日、人気グループ「TOKIO」のメンバーが震災前、テレビ番組の企画で浪江町津島地区の里山を開墾した「DASH村」の復興計画に着手する意向を示した。5年後をめどに、復興祈念館や体験農園のような形での再生を目指す。

日テレ「鉄腕DASH」の人気コーナー「DASH村」は好きでよく見ていました。
残念なことに、DASH村のある福島県浪江町津島は、震災による原発事故で「帰還困難区域」となってしまいました。
放射能汚染は当時の天候により北西方向の山に流れ、原発から比較的距離があったと考えられていた浪江町の山間部(DASH村)を汚染しました。
事故直後はなんとか再生できないものかと、山口君が現地に入ったりしましたが、たとえ住居や畑を除染できても、山や森に囲まれた地域を除染することはとても難しい…広大な山を大規模に除染をしない限り(放射性物質は土にとどまるので)
その後は、ずっと放置されていたと思います。

今回このような構想が出た背景は、県内の避難区域が次々と解除(=戻って生活していい)されつつあることがあります。除染が進んだとも言えますが、経年による放射線量の半減の方が大きいように思います。
原発至近の放射性物質は別にして、県内に広範囲に広がったセシウムは、ぶっちゃけ何もしなくとも下がる(下がった)ってことです。

私は「DASH村」に思い入れがあるので、ここが再生できたら…という夢はあります。
一方で、福島の復興の柱といいつつ、政治的に利用されているようにも感じます。時間も費用も膨大になりそうな「DASH村」の再生、そこに税金をつぎ込むのだろうか?
反原発の方々はきっと「事故を意図的に小さく見せようとしている」とか、そこに人が入れば「殺す気か?」と言うでしょう。

福島県は一部の人が騒ぎ立てるほど、危険ではありませんし、だいたいの人は普通にくらしています。
それをわかって頂けていないことを「風評被害」というのでしょう。
見えるようで見えない「風評被害」にじわじわと苦しめられている人は、今も大勢います。
そのマイナスイメージを払拭することが第一と思いますが、それが「DASH村の再生」なのかどうかは…他にもっとすべきことがありそうにも感じます。
どうなのでしょう?

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