隈笹

2017年03月10日


我が夫子(せこ)が来べき夕よひなり小竹(ささ)が根の蜘蛛の行ひ今宵著しるしも
衣通郎姫( そとおりのいらつめ)

今宵は愛しい人がいらっしゃるに違いない。笹の根元に蜘蛛が巣を張っているのだから。
日本書紀(5世紀頃)によれば、衣通郎姫は天皇の寵妃で、絶世の美女だったらしい。
なるほど、美女にふさわしい色っぽい歌ですね。
この歌を受けて、天皇のさらに色っぽい歌が…適当に検索するとすぐわかります(笑)

蜘蛛が出てくると客が来る…と私は祖母から教えられたのですが、「蜘蛛が動き出せば、親客来る知らせ」という中国の俗信、言い伝えが元らしい。

熊笹ではなく隈笹(クマザザ)と書くらしい。クマザサは越冬する頃になると葉の縁が枯れ、特徴のあるクマザザの葉になります。
まだ緑も少ない今、これだけ繁っていると、存在感がありますね。

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