コズミックフロント NEXT いざ火星へ! 完全植民計画 最前線

2017年03月13日
コズミックフロント NEXT
いざ火星へ!完全植民計画 最前線

NHK-BSプレミアム
3月9日(木)午後10時00分~
3月16日(木)午前0時00分~(再)
トランプ政権の誕生で、アメリカの宇宙戦略が変わろうとしている。火星への有人探査を本格化させ、宇宙開発で再び世界をリードするのが狙いだ。NASAは超大型ロケットSLSとオリオン宇宙船を使って、2028年までに人類を火星軌道に送り込む計画を立案。さらにロボット宇宙飛行士ヴァルキリーの開発も進めている。
果たして人類は火星を人工的に作り替え“第2の地球”に改造できるのか。火星完全植民計画の全貌に迫る。


トランブ新政権の目標は偉大なアメリカにすること、となると宇宙戦略においては、地球の周りをぐるぐるしてる地味なISSや衛星ではなく、一挙に火星有人探査に向くのでは?
だって派手でわかりやすいんですもの…って話です(笑)
ちなみにオバマ政権では軍縮傾向で宇宙へもわりと消極的でした。

火星有人探査はこれまでも研究開発が進められてきましたが、資金不足などでなかなか進んでない状況。
で資金を捻出するために、ISSは2024年で撤退し民間に委託。
そしてNASAが行ってきた、人工衛星による地球環境の観測もやめる…アメリカは地球温暖化は人間活動が原因ということに、もともと懐疑的だったわけで、NASAが地球環境を監視する必要はないということらしい。

しかし火星有人探査にはまだまだハードルが。
月までは38万5千km、片道4日。
火星はもっとも近い時で6000万km、現在の技術では片道8ヶ月、その間クルーは強い宇宙放射線にさらされることになる(ISSは底軌道なので地球の磁場で放射線から守られている)
また最短距離で火星に到達しても、次に最短距離で帰るには1年後。
となると長期滞在、帰還するための技術も未完成、火星に永住するくらいの覚悟でないと難しい(汗)

火星は重力が弱いので着陸も難しいらしい。人を安全に運ぶ有人探査はとにかく大荷物になるし、大変です。
実際に火星についたとして、資源は現地調達、トラブルがあっても自分たちでなんとかしなくてはなりません。有人探査の前に、荷物と一緒にAIロボットを送っておくというはわかるなあ。

磁場のない火星では大気も薄く放射線が強い、そして巨大砂嵐…
この辺りの話になると、番組でも引用されたSF「火星の人」(映画「オデッセイ」)がとてもリアルに感じます。荷物は先に火星に送っておく、将来食料を育てるためにクルーに植物学者がいる…なども、なるほどと思います。
映画にあった、種芋からのジャガイモ栽培は泣けてきますよね〜

ユタ州の荒野には、火星砂漠研究基地というのがあり、閉鎖空間で探査の模擬訓練をしてる。80日間ここで缶詰になり、演習を行っている。世界8カ国から、日本人の村上資さんは日本でもっとも火星に近い男と呼ばれているらしい。
だんだんと話がリアルになってきました。

火星には地下に大量の水(氷)があるらしい。鉱物資源も豊富にありそう。
ただ、いろいろ考えると、テラフォーミングが可能だとしても(理論では十分可能)、人が屋外で暮らすのはかなり難しそう。

ところで、トランプ政権が火星探査に意欲を見せたとして、この政権いつまで続く?(今の評判なら長くて4年?)火星有人探査は早くて2030年ごろ?

こういう番組を見ていると、フロンティア精神のワクワク感と同時に、地球は稀有な惑星なのだろうかとか、人間はつくづく地球(環境)に生かされているのだなと思います。

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サイエンス・ネイチャー | Comments(0) | Trackback(0)
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