氷艶 HYOEN 2017 破沙羅 見てきました!

2017年05月24日
氷艶 HYOEN 2017 破沙羅

おもしろかったですねえ!
日曜日の夜公演を見てまいりました。ダイスケファン的には南が良かったのですが、私は北側、ちょっと悔しいですが十分楽しめましたよ。
公演前は、これまでないコラボに期待とともに大丈夫かな?成功しますようにと祈ってましたが、始まってみればそんな気がかりはぶっ飛ばすショーでしたね(笑)

豪華なキャスト、音楽、和太鼓、映像演出、舞台装置、衣装…どれも豪華で、ど迫力。
一瞬も見逃したくないのですが、あっちに弾正、振り返って後ろの客席見上げれば岩長姫。義経がんばれと見てると、反対側から静御前、あれもこれもどこを見ていいのか。
リンクだけじゃない天井付近も見ないとならない、ああ〜目が足りない。

冒頭、荒川女神の登場がはまりすぎてゾクゾクしました。お付きの妖精か天使みたいなダンサーも美しい。衣装も光り輝いていました。ここに庄司理沙ちゃんがいたのですが、なかなか見つけられない…忙しくて(笑)
瓊瓊杵尊役の織田君はちょっとメイクしただけで凛々しい王子に、木花開耶姫の舞ちゃんも可憐で美しい。
ストーリーを引き締めていたのは猿田彦かな、嫁のカナコもはまり役、大活躍でした。こんなに踊って演じることができるんだと。

しかし岩長姫の笑也
さんの妖しい迫力にはもってかれますね。すーっと滑ってくるのが超怖い(笑)
超怖い岩長姫が悪の権化、仁木弾正を呼び出す。歌舞伎に詳しくないとはいえ、染五郎さんがこんなに悪が似合うとはねえ。
プロジェクションマッピングがこれでもかってくらい盛り上げる。

で、ここに義経ダイスケが登場しても、迫力負けしそうと思ったんですが、やはり我らのヒーローは華がある(喜)
スケート殺陣とでもいうのか、縦横無尽、刀さばきもかっこいいです。スケートのスピード感が義経にぴったりです。
でも、悪にやられそうになってもがき苦しむ場面がダイスケらしいかな(笑)
静御前が登場してのミラーのステップもすてきでした。ダイスケもあっこちゃんも、フレンズでぎこちないペアスケートしてた頃とは段違い。ダイスケはLOFの経験が生きているように思います。

二部の冒頭は炎の灯り、ほんとの炎、プロジェクションマッピングもあるのでなんとでも出来そうなんですが、こういうこだわりがいいですよね。
DRUM TAOの和太鼓もすばらしかったですね。公演の迫力を増す大きな役割を担ってました。あの広い会場でも音とともに音波が客席まで伝わってくる。こればかりは現地の醍醐味。
悪の四天王も楽しい。派手、濃い、押しが強い!(笑)

そして悪の宴で、謎の女(出雲阿国)が…踊りまくる、仁木弾正を誘惑する。スケート靴を履いてない、滑ってないダイスケがここまで魅せるとは感無量。引き込まれました。

やがて壮大な善と悪の戦いが始まる。妖怪と化した岩長姫もさらにパワーアップ。
でかい蛇が来た〜大蛇をあやつる蛇髪姫。荒川さんの威嚇がすごくて、なんかもう(笑)女神は問答無用に似合うけれど、悪を演じる荒川さんはすごく生き生きして楽しそうでした。

ダイスケの立ち回り、かっこよかったです。
あれ?静御前や木花開耶姫も戦っている、しかもかっこいい。さすがアスリートの身体能力はすばらしい。
コミカルな場面もあったり、切ない場面もあり。
そんな無茶な…ってストーリーもぐいぐい押してくる、目が離せないので、いいかなと思ってしまう(笑)

全体の構成は、バレエやオペラのような感じだろうか。ストーリーの合間に「○○の踊り」が入るような。スケート的に欲を言えば、ここにペアやアイスダンスのリフトやステップが加わると、さらに見応えだろうな思いました。
歌舞伎のみなさんのアクロバティックな身体能力、あと、ちゃんとスケートしててびっくりでした。

アイスショーの中だけでは生まれない、新しいエンターテイメントでした。というかアイスショーとは全く違いましたね。出演スケーターは、スケーティングあってこそですが、現役時代のイメージと無関係に、表現者としてのみここにいる。
再演して欲しいという声もありますが、なんかこう今回は、歌舞伎とスケートだけではなくて、別のものが下りて来たような感じで、同じことがまた出来るのかどうかもわからないです。

派手、濃い、怒濤のようにくりひろげられた氷艶なのでした。
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滑る、見得切る、宙を舞う!仕掛け続々「氷艶」で歌舞伎とスケートがコラボ 2017年5月20日
何もかもが世界初のショー、「氷艶 hyoen 2017 - 破沙羅」の舞台裏を公開! (Mayumi Nakamura) VOGUE JAPAN
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氷艶hyoen2017ー破沙羅ー〜beyond2020プログラム
本公演は、日本の代表的な文化芸術である歌舞伎と、芸術性に富んだスポーツであるフィギュアスケートを融合した、オールキャスト日本人によるストーリー仕立てのアイスショー。2020年に向けて、スポーツと文化を通して日本の魅力を世界に発信する新しいショーです。
また、今後、本公演映像の英語版を制作・放送し、海外の方へも分かりやすく展開していく予定です。

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この物語は、清けき光に包まれて現れた女神が、少年に見せる夢物語である。少年が見る夢の世界は、神話の時代の日本を舞台に歌舞伎の善と悪のキャラクターが戦うという物語である。
遥か遠く昔。神代の時代。天からこの地に天下った瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)は木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)と恋に落ちる。木花開耶姫の姉、岩長姫(イワナガヒメ)は二人を妬んで、歌舞伎の世界の大敵役の仁木弾正(ニッキダンジョウ)を呼び出し、瓊瓊杵尊と木花開耶姫を闇の国に閉じ込める。瓊瓊杵尊の家来の猿田彦(サルタヒコ)は、悪を倒して二人を助ける為に、歌舞伎の世界の、そして日本史の英雄である源義経(ミナモトノヨシツネ)を呼び出だす。源義経は想い人の静御前(シズカゴゼン)を歌舞伎の物語の世界に残して現れる。そして、神代の世界を舞台に、義経と仁木という歌舞伎の善と悪のキャラクターが対決する。
歌舞伎の世界で同じ舞台に立つことのない善と悪のキャラクターが、時代すらもひらりと飛び越えて戦うという、全く新しい歌舞伎作品で歌舞伎とフィギュアスケートが一つになることによってはじめて生み出されるまったく新しいエンターテインメントである。


仁木弾正直則 市川染五郎

源九郎判官義経 髙橋大輔

女神稲生 荒川静香

岩長姫 市川笑也

奴江戸兵衛 澤村宗之助

鬼佐渡坊 大谷廣太郎

猿田彦後に武蔵坊弁慶 中村亀鶴

静御前 鈴木明子

瓊瓊杵尊 織田信成

木花開耶姫 浅田舞

天鈿女命 村上佳菜子

荒獅子男之助 大島淳

奴一平 鈴木誠一

渋谷金王丸 蝦名秀太

鳶頭彰吉 佐々木彰生

地獄太夫 中村蝶紫

蘇我入鹿 澤村國矢

石川五右衛門 片岡松十郎

酒呑童子 中村かなめ 他

演奏:DRUM TAO
映像演出:teamLab
アーティスティックコンサルタント:VOGUE JAPAN

脚本:戸部和久
演出:市川染五郎
振付・監修:尾上菊之丞
振付:宮本賢二
振付:東京ゲゲゲイ
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