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啓示空間

2010年06月10日
久しぶりに長編のSFを読みました。
実は買ったまま放置していたのですが…これが長いのなんのって…1冊1000ページです(汗)

啓示空間 (ハヤカワ文庫SF)啓示空間 (ハヤカワ文庫SF)
(2005/10)
アレステア レナルズ

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Amazonより抜粋
その内部には「啓示空間」があり、驚異の科学技術が隠されているといわれる謎の空間シュラウドからただ一人生還したダン・シルベステは、リサーガム星で異星種族の遺跡を発掘中、その滅亡の原因を解く鍵として、中性子星ハデスを差し示す手がかりを得るが…99万年前の異星種族絶滅の謎、巨大ラム・シップ内の暗闘、中性子星に隠された秘密などを背景に、人類の存亡をかけた戦いをグランドスケールで描く迫真の宇宙SF。


レナルズは初めて読みました。
買った動機は書評を読んだから…だったと思うのですが、なにしろ記憶がない(汗)
「今年度ベスト1のSF(2005年)」の帯をみて、たぶん一定以上の面白さだろうと思ったからだと。
科学技術者出身の作者が、科学的根拠をベースに(もちろんフィクションだけど)書いたハードSF。
読み始めると沈鬱な雰囲気で、話も盛り上がらない。
ストーリーの背景、科学的根拠について書かれている箇所も理解しづらい、頭に入ってこないので、読みすすめているうちに忘れてしまう。
冒頭にアニメ風のイラストで登場人物が載っているのですが、内容とイメージがつながらない、意味がわからない。
2~3割きたところで、これではまずいと、ストーリー以外はわからなくても読み進めることに。
すると半分くらい来たところから、急に展開が早くなって、娯楽っぽい色合いに…あれあれ?
…といって、どんでん返しがあるわけでも、大々的に盛り上がる…というわけでもなく。
感情移入できる好きなキャラクターがいなかったこともありますが、よくわからないうちに終わってしまいました。

不思議な小説、結局わかりづらい所を読み流して正解でした。
宇宙の秘密という大風呂敷、くどい世界観の描写、機械化が進んだ肉体、まあ、ぶっちゃけSF好きでないと手にとらない本です。
なんとなく負けたような気がして(苦笑)、本を読み終えるまで見なかったAmazonのレビューには、私と似たような感想もありますが、こんな感想も…

「ライトSFとして読めば、ふつーに面白いと思う。」
「結構すいすい読めます。」
「ストーリーは一直線で分かりやすかったが、あまり新しさはなかったかな。」


…ええ~っ? ライトですか?読みやすいですか?…という感じです。
ま、人それぞれですね(汗)
それにしても長過ぎです。話をコンパクトにして半分でも十分だと思います。

ところで私は、通勤の電車を読書時間にしているのですが、最近はケータイで情報チェックしたり、メールなどに費やすことも多くて、なかなか読書がすすみません。
「啓示空間」の盛り上がらない話につい眠くなることも、というわけで本はずっと私のかばんの中に…
あまりに長期にわたり、かばんの中にあった本はこんな有り様…

100609

ブックオフでも引き取ってはくれないでしょうね(涙)
結局、それが言いたかっただけなんです。

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Comment
お疲れ様でした(笑)
大長編読了お疲れ様でした。何日掛かりました?

私もこの本のことは知っていました。書店に平積みされていたとき、表紙か帯に引かれて手に取り、あまりのぶ厚さにビックリ。
「世の中にこんなにぶ厚い本を読む(暇な)人が居るのだろうか?」と思っていましたが、居るんですね(爆)

シリーズものでなければ、私が本を購入しようとするきっかけは、書評・あらすじ・表紙・あとがき・帯のいずれかです。本を楽しく読む為には出来るだけあらすじやあとがきは読まないに越したことは無いのですけど。
逆に面白そうでも購入をやめようとする根拠のトップはやはり厚さです。
同じ本を1週間や10日読んでいるといい加減いやになってきますが、最近遅読ペースになった私としては400ページくらいが限界かな。
それ以上厚くなるとイヤ!
上下各400ページであれば別なんですけど(笑)

昔は途中でつまらなくなっても、「最後はどうなるだろうか?」と言う興味だけでガシガシ読み進めていました。結局は最後もつまらなかったというおちですが。そんなわけで、今はある程度のところで身を引くようにしています。
私の分も今後も頑張ってください(笑)
>クッツさん
こんな記事に反応してくれる方はいないだろうと思っていましたが、いましたね(笑)

>何日掛かりました?

何日なんてもんではありません。本の傷み具合を見たでしょう?
…○ヵ月!
…というのも、途中別の本を読んでたりしたからですが…(苦笑)
長編が面白い時は、たっぷり楽しめる…とも言えるわけで、嫌いではありません。
私も、書評は読んでも、あらすじは読まない方です。しかし前半は退屈で、ちびちび読んでたら、本当に進まなくていやになりました。

この手の新しいSFは、最新の研究、宇宙開発などをベースにしてるのがポイントだと思いますが、理論で突き進むハードSFのはずが、途中から結構いい加減な…
映画に例えると、「2001年宇宙の旅」を見てたつもりが、途中から「スタートレック」になってたような(ワタクシ比)。
ま、フィクションだから構いやしないんです(汗)
それもこれも長すぎるからだと思います。

ちなみに上下巻にしなかったのは、製本技術が進んだから、経済的、インパクト…らしいです。

SF読者数は弱小だからか、最近はすぐ絶版になります。
思い立った時は買わねば。
クッツさん、「啓示空間」は今ならまだAmazonに在庫がありますよ!
急がないと!(爆)


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