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映画『セザンヌと過ごした時間』

2018年05月07日
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映画『セザンヌと過ごした時間』オフィシャルサイト
近代絵画の父と称されるフランスの画家ポール・セザンヌと文豪エミール・ゾラの40年にわたる友情を描いたドラマ。少年時代に出会い、境遇こそ異なるがともに芸術を志す2人は、夢を語り合って成長する。やがて先にパリに進出したゾラは小説家として成功を収めるが、同じくパリに出て絵を描き始めたセザンヌはなかなか評価されず、落ちぶれていく。そんな時、ゾラがある画家をモデルにした小説を発表したことで、2人の友情に亀裂が入ってしまう。監督は「モンテーニュ通りのカフェ」のダニエル・トンプソン。セザンヌ役は「不機嫌なママにメルシィ!」のギョーム・ガリエンヌ、ゾラ役は「世界でいちばん不運で幸せな私」のギョーム・カネ。

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ゼザンヌの絵画は子どもの頃から見慣れていますが、考えてみたらどんな人だったかはほとんど知りませんでした。
裕福な家庭に生まれ、売るために絵を売らなくて(描かなくて)よかった、そんな人生だと思っていましたが、ちょっとちがってますね。
映画は、幼なじみの小説家ゾラとの40年にわたる友情…というか交流が淡々と描かれています。
社会的に成功を収めて行くゾラに対し、苦境に追い込まれていくセザンヌ。
貧しい家庭に生まれ世間をよく理解しているゾラは、セザンヌの身を案じますが、セザンヌの自由気ままな生き方は変わりません。そして放蕩のはての寂しい晩年。苦労人ゾラのいい人っぷり、性格も人生も正反対の2人、だからこそ補いあうものもあるのだろうなあ。
けれど、友人にするなら絶対ゾラ!…誰でもそう思うのは当然(笑)

セザンヌの奇人変人、傍若無人には困ったものですが、つき合いにくいエキセントリックな性格も…芸術家とはそういうものだろうなあと思います。
遠近感がおかしい静物画、繰り返し描かれるサント・ヴィクトワール山。この時代、理解されない作品を描き続けるには、それくらいありだと思います。

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マネやピサロなど印象派の画家達も登場しますが、1シーン、一瞬なのでよくわからない(汗)

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パリ、郊外のピクニック風景、プロバンス、映像が美しくて飽きません。
セザンヌのアトリエもゾラのお屋敷の雰囲気もいい。

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好きな場所で好きな時間にヌードモデルを描く、破綻してもいい…好きなことしかしない…そんな人生はなかなか送れないもの、そんな勇気はないです(苦笑)

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セザンヌなら静物画より風景画の方が好きです。
繰り返し描いたサント・ヴィクトワール山が登場します。

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