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ロイ・リキテンスタイン展

2010年06月16日
CCGAが、リキテンスタインのコレクションを持っていることを知り、いつか企画展をやってくれないかなと思っていました。

企画展HPより抜粋
ロイ・リキテンスタイン(1923―1997)は1960年代初頭、広告や漫画からイメージを直接引用した絵画作品によって大きな注目を浴び、ポップ・アートの旗手と見なされるようになりました。
印刷の網点やストライプのパターン、太く明快な輪郭線、そして平坦に塗られた原色といった造形要素もまた漫画から借用しましたが、それらによって生み出された独特の強固な絵画空間が、アートシーンに一石を投じることになったのです。
彼は一貫してこのスタイルで描き続け、ポップ・アートのみならずアメリカ現代美術を代表する作家になっていきました。

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キャンバスに筆触(1989)

リキテンスタインの作品は、誰もがポスターや雑誌など印刷メディアでも見る機会が多いのですが、実際現物を前にすると印象はずいぶんとちがいます。
大きさ、そして絵の具(インク)の原色の鮮やかさはインパクトあります。
一見アメコミの引用でシンプル、誰でもまねできるように見えて、このセンス、インパクトはそうそうできまい…と思う。いかにもイメージの中のアメリカなんだけれど、アメリカのからっと乾いた空気と青空が、この原色の世界によく似合います。
そしてヌードシリーズの女性の愛らしいことといったら、すごく魅力的な作品群です。

Lich
ヌードシリーズ

1960年代、発表当時は物議を醸したかもしれませんが、一定以上の評価を受けた作品として美術館で見ると、あまり違和感はありません。
前の記事(SWINGING LONDON)で書いたように、初めてロックを聴いたとき…みたいな衝撃があったのか?今で言うなら、村上隆のフィギュア作品が、海外で高値で売買されていることに驚いた私…に近いのかな?

今回は立体作品も、彼の立体作品は初めてみました。
筆触シリーズ…あはは、あはは…わけわかんないですね(笑)
アート界に問題提起…なんてことは忘れて、ユニークな造形を楽しめばいいと思います。

Brush1
筆触シリーズ

タイラーグラフィックスコレクションは、オリジナル用紙の制作(紙すき)からシルクスクリーンの技法はじめ、とても複雑で独創的な技術を駆使しています。
たとえば、平面作品(ヌードシリーズなど)には技法が明記されているのですが…

サマーセット紙、プラスチック・フィルムにリトグラフ、スクリーンプリント、木版、コラージュ、エンボス

この複雑な工程は…(汗)
どうこがどう?という感じですね。
そこがタイラーグラフィックスのおもしろさではあるのですが。
最初は、絵画というより商業デザインに近い?とタイラーグラフィックスをみていた私ですが、その奥深さはなかなかのものと最近は感じています。

ロイ・リキテンスタイン展
タイラーグラフィックス・アーカイブコレクションvol.22
CCGA現代グラフィックアートセンター
2010年6月12日(土)~9月12日(日)
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