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ひょう干し

2018年07月16日
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畑の野草「スベリヒユ」は、食べられる野草として知っていて、だいぶ前に食べたことがあります。肉厚の葉はつるっとした(ツルムラサキのような)独特の食感と酸味がありあます。その時の感想は、まずいとは言わないまでも、また食べたいと思うほどではありませんでした。
その後、スベリヒユを干したものを「ひょう干し」といい、山形の郷土料理であることを知り、一度食べてみたいと思っていました。
私の場合、ひょう干しを作ってから食べるという意味です(笑)というのも、スベリヒユはありふれた畑の雑草ですから、その気になればいくらでも見つかるのです。

やまがたの郷土料理:冬の頃の郷土料理「ひょう干し」

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摘んできたスベリヒユを茹でて、太陽の下に干す。2〜3日でカラカラに乾きました。簡単です。
できあがったひょう干しは、カサが減り、切り干し大根のような感じですかね。
さて、本来は冬の郷土料理ですが、好奇心から作ってみたひょう干し、すぐに食べることにします。

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茹でて一晩戻す…干したものをまたすぐ戻すなら、生で食べた方が…いやいやそれはひょう干しではない(笑)
戻すと、また瑞々しさが戻ってきました。

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ひとまず、油揚げと炒め煮にしました。
生の時のアクや酸味はほぼ消え、食べやすいです。私の記憶の中では、やはり保存食のワラビの塩漬けに近いかなと感じます。
なるほど、これがひょうなんですね。
ただしこれは冬の郷土料理で、夏の食べ物ではないかも…、7月の今ですと、新鮮な夏野菜がたくさんあり、ちょっと霞んでしまいます。
ひょうは半分残っているので、冬までとっておいて、食べることにします。



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野の食卓・スローライフ | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
夏の干し物
ひょう干しは、一段ひょうを干します。
雑草のひょうは、繁殖力盛んですが
出たばかりの一段目の柔らかいところを摘むそうです。
茹でて干すと葉が落ちてしまいほんとに少なくなります。
ひょっとして良いことがあるかもしれないお正月の縁起物ですので
お値段は高級品です。
竹輪と糸コンとの炒め煮は好物です。
蒟蒻などと煮たものを白和えにするのも美味しいです。

夏の干し物といえば茄子干しです。
昔は、福島でも作っていたそうです。
沢山出来る茄子の保存食で
茄子を刻んで干すのですが
こちらもお盆前の固くない美味しい茄子で作られます。
暑い山形では、美味しい茄子のお料理がいっぱいあります。
私は、茄子のオランダ煮とダシが大好きです。

山形の始末の精神が生きている素敵なお料理だと感じています。
>月子さん
コメントありがとうございます。
ひょう干しは、以前月子さんからコメント頂いてから、ずっと気になっていたんです。

> ひょう干しは、一段ひょうを干します。
> ひょっとして良いことがあるかもしれないお正月の縁起物ですので

今年ようやくつくることができましたが、ちょっと育ちすぎたかも?と思ってはいたんです。やっぱり作り慣れないとわからないですね。
でも、またつくる機会はあると思うので、またどこかでやってみます。

> 夏の干し物といえば茄子干しです。

おお〜それは知りませんでした。福島と言っても広いので、会津の方かもしれませんね。
先日登山の帰りに、寒河江の近くの「道の駅西川」に寄ったのですが、わらびやほうれん草などたくさんの干物があって、隣県でも食文化の違いを実感したところでした。
昔はあって、今はもうあまり…というのも多そうですね。
ナスは私も大好きです。我が地方では「茄子炒り」というのがあって、なすを崩れるま炒めて、味噌で味をつけます。私にとってばあちゃんの味です。
生でも、煮ても、炒めても…なすってすごいですよね。

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