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すすき、茅、尾花…

2018年10月17日


陸奥の真野の草原遠けども 面影にして 見ゆといふものを
笠女郎 万葉集

「陸奥(みちのく)の 真野の草原(かやはら) 」とは、現在の福島県南相馬市の真野川一帯(旧上真野村・真野村)だという。

笠女郎が大伴家持に贈った歌.
真野の茅原(かやはら)のように遠くにいても、あなたを思い浮かべることができるのに。(近くにいるのに、どうして逢えないのでしょう)
「真野の茅原」は、とても遠いと言うための引用。

ここは南相馬からはだいぶ離れた猪苗代町、時間があったので、あたりを散策しているとすすきの原っぱがありました。揃った穂がとてもきれいです。
近づいてみると大きな株です。荒れ地のすすきなら、ここまで大きな株にはならないような…
考えてみれば、すすきは「茅(かや)」、茅葺き屋根の茅として古くから利用されてきました。大きなすすきの株があるということは、ここは刈り入れするための「萱場(かやば)」なのかなと推測されます。今も利用されているかどうかはわかりません。
茅葺き屋根は減りましたし、そもそも職人(もしくは伝承された技術)が、今どれほどいるのでしょう。

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