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ブリューゲル展 レクチャーコンサート

2019年03月05日
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現在、郡山市立美術館で開催中の「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」(2019年1月11日~3月31日)に合わせたイベント「ブリューゲル展 レクチャーコンサート」に行ってまいりました。
ブリューゲル一族が活躍していた16、17世紀のバロックを音楽を、チェンバロとヴァイオリンで楽しむというイベント。
限られた時間ですが、中身の濃いコンサートで楽しかったです。

ヴァイオリンは福島県の音楽イベントでおなじみノエ君。
チェンバロ演奏とレクチャーは圓谷俊貴さん。なんとこのかた福島県古殿町のご出身。ものすごく失礼なんですが、え?あの阿武隈山系の山奥からこんな演奏家が?…と思ってしまいました。ごめんなさい。
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ブリューゲル展 レクチャーコンサート
2019.3.1 郡山市中央公民館

チェンバロ・レクチャー/圓谷俊貴
ヴァイオリン/ノエ・乾

プログラム
・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調〈ラ・フォリア〉Op.5-12
(アルカンジェロ・コレッリ)
・ヴァイオリンと通奏低音のための描写的なソナタ イ長調C.146
(ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー)
・ヴァイオリンとオブリガード・チェンバロのためのソナタ
(バッハ)
・ヴァイオリンと通奏低音のためのスケルツォ「かっこうの真似」
(ヨハン・ヴァルター)
・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
(ヘンデル)
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第一部は圓谷さんによるレクチャー。
ここまで運んできたチェンバロ、見よこの美麗な楽器。形も装飾も絵も、楽器であると同時に、調度品としての華やかさが求められていたという。当時の宮廷文化がすこし垣間見えたような気がします。
ピアノとチェンバロの弾き比べでは、鍵盤はあっても弦楽器なのだなと改めて感じます。ハープやギターに近いんですね。
そしてチェンバロの楽譜、即興を求められる楽器という話で会場が一瞬どよめく(笑)

コンサートで使用したチェンバロはこちら
久保田チェンバロ工房
国産のチェンバロがあることは初めて知りました。

二部は圓谷さんとノエ君で演奏。
ヘンデルやバッハがあっても、初めて聴く曲がほとんど…たぶん(汗)
ノエ君の演奏が、いつもの(これまでの)演奏とスタイルがだいぶ違っていて、ちょっと戸惑う。するとバロック音楽のスタイルを意識し、感情を込めすぎないようにしていると話していました。

「かっこうの真似」は動物の鳴き声がたくさん登場してきて楽しい。
最後のヘンデルが最高でした。明るく華やかで春がきたよう。チェンバロとヴァイオリンの繊細なきらびやかさが、とてもすてきでした。

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ヤン・ブリューゲル2世《聴覚の寓意》1645-1650年頃

フランドル音楽に親しむ 郡山・ブリューゲル展でコンサート 2019年03月02日 福島民友
郡山市立美術館で開催中の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」にちなんだ音楽イベント「レクチャーコンサート」が1日、同市中央公民館で開かれた。来場者がチェンバロとバイオリンの共演を通して、ブリューゲル一族が生きた17世紀のフランドル(現在のベルギーを中心とした地域)音楽に親しんだ。
 古殿町出身のチェンバロ奏者円谷俊貴さんと、ベルギー生まれで父親が棚倉町出身、母親がギリシャ人のバイオリニスト、ノエ・乾(いぬい)さんが出演。
 前半では、円谷さんが16~18世紀にヨーロッパで広く使われた鍵盤弦楽器チェンバロと、ピアノを弾き比べながら楽器の特徴や歴史について解説した。
 後半では本県ゆかりの2人が共演し、「バイオリンと通奏低音のためのソナタ『ニ長調HVW371』」など17世紀のヨーロッパを代表する5曲を披露した。


以前の記事 ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜 2019年01月29日

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