FC2ブログ

アケビ、花と新芽

2019年05月09日
2019042712.jpg

さのかたは実にならずとも花のみに 咲きて見えこそ恋のなぐさに 
詠み人知らず 万葉集

(返歌)
さのかたは実になりにしを今さらに 春雨降りて花咲かめやも
詠み人知らず 万葉集

実らなくても、せめて花だけでも見せて欲しい、この苦しい恋心の慰めに。
(返歌)さのかたはもう実になっています、いまさら春雨が降って花が咲くでしょうか。

叶わぬ恋の苦しさを訴える男性に対し、人妻が誘惑にはのりませんよと受け流す。
狭野方(さのかた)は、諸説あるものの、アケビのことらしい。花は濃い紫や黒に近い色で個性的ですよね。



20190433001.jpg

叶わぬ恋なら食べてしまおう…というわけではありませんが、アケビは実だけなく、春先にぐんぐん伸びてくるツルの新芽も食べられます。
ほろ苦いんだなあ、これが。

2019050306.jpg
繁殖力旺盛、つるはどんどん伸びてきます。これくらいが食べごろ、さっと炒めてどうぞ。

関連記事
野の食卓・スローライフ | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
炒め物?
福島から山形に嫁いだ私ですが、
何から何まで違う生活に目を丸くする事ばかりでした。

震災の前年3月末に戻ってきたこちらも大きく様変わりしていて浦島太郎状態でした。

山形と福島ではアケビの食べ方が大きく違ってました。山形では、昔、春先にアケビの新芽を売り歩く風習があったそうです。新芽をさっと湯がいて食べるのかしらと思っていましたが、炒めていたのかしら?
ご近所の方が、プランターにアケビの種をプップッとして伸びてきた新芽を食べると話していたのが思い出されました。

いつも食べ物に反応してしまう自分が何だか恥ずかしいです。
>月子さん
コメントありがとうございます。
食に対する好奇心、あるいは方向が月子さんと似てるかもです。

「山形では、昔、春先にアケビの新芽を売り歩く風習」
え〜それは初めて聞きます。
私は、よくそこら辺の野草を食べていますが(苦笑)昔からの習慣と、大人になってから得た野草、山菜の知識が混じり合っています。アケビの新芽は、大人になってから知り、食べてみようと思ったわけです。その気になると、一摑みくらいの新芽はすぐ摘めます。
炒めたのは手軽だからで、湯がいてもいいのかな?あと、ほろ苦い山菜は、油との相性がいいこともあります。

山形の食文化は、福島と似ているようで、やっぱり違いますね。
ただ福島も昔は伝統食や保存食がたくさんあったはずで、母に聞くと、昔は…なんて話になります。
福島は良くも悪くも流通が良くなり、首都圏とも近く、食の影響も大きいので、食文化も変わっていってしまったのかなと想像しています。

ところで、この番組ご覧になりましたか?
京都の奥座敷、美山荘の「摘草料理」。
あなたの家と同じだと、友人に言われましたが、クオリティが段違いと、美人女将がいない(笑)

NHKドキュメンタリー - 京都・山里の宿「花背の春の物語」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92369/2369102/
大原千鶴姐さん
じっくりと見たかったのに結局、家事をしながらチラチラと見ることになってしまいました。
弟の中東さんは大原千鶴さんよりメディアへの露出は少ないですが何度かNHKで取り上げているので見知った内容だったような?

千鶴姐さんがご実家のお嫁さんを美人でしょうと何度か紹介されていますよね。

2016年のNHKプレミアムドラマ鴨川食堂(面白い番組でした)に大女将もご本人役で出演なさっていたのが印象に残っています。
>月子さん
> 弟の中東さんは大原千鶴さんよりメディアへの露出は少ないですが何度かNHKで取り上げているので見知った内容だったような?

そう言われるとどこかで見たかも?
京の老舗は、自分には縁遠い気がして忘れているのかもしれません。
大原さんも美人ですが、お嫁さんもすごい美人ですよねえ。

> 2016年のNHKプレミアムドラマ鴨川食堂(面白い番組でした)に大女将もご本人役で出演なさっていたのが印象に残っています。

これは見てないんですよ。再放送があったら見てみようと思います。


管理者のみに表示