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黄葉

2019年11月11日


秋山に落つる黄葉しましくはな散り乱ひそ妹があたり見む
柿本人麻呂 万葉集

秋山の黄葉(もみじば)よ、しばらく散らないでおくれ、妻のいる方を見ていたいから。
妻と別れて旅立つ時、黄葉が散り乱れると妻がいるあたりが見えなくなってしまう。しばらく散らないでほしいと詠んでいます。

黄葉が散ってしまうと別れも寂しくなるからかと詠んでしまいそうですが、葉が散り乱れると妻や住まいの方が見えなくなるじゃないか、もう少し見せておいておくれ…と詠む。
その光景が目に浮かぶようで、切なさにぐっときます。

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