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山葡萄のつる

2019年11月21日
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名にし負はば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな  
三条右大臣 後撰和歌集

逢坂山が「逢(あ)う」という名を持っているなら、逢坂山のさねかづらの蔓をたぐり寄せるように、誰にも知られることなく、あなたを連れ出したい。

人目を忍ぶ恋の歌。
逢坂山(おうさかやま)は滋賀県西部の山。「逢う」とかけ、さねかづら(小寝葛)はモクレン科のつる植物で、「小寝(さね)」=寝床を共にすること…にかけています。
また「くるよしもがな」では、繰る(たぐり寄せる)に「来る」をかけていて、とにかくしつこいまでに…逢いたい!ってことでしょうか。

写真はさねかずらではなく山葡萄。ややこしいまでに絡み合う蔓に、人生や人間関係をかけてみた私です(笑)

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